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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「悪魔の正装」セバシエSS
 悪魔の日セバシエ魔界に行く
 続編とか色々、拍手お礼ページに更新して行く予定です(*^_^*)
 では、少しでもお楽しみ頂ければ、幸いです(*^_^*)



       「悪魔の正装」 
 シャラシャラ・・・
 「やっ・・・くすぐったい、セバスチャン」「シエル我慢して下さい。魔王に呼ばれた以上、正装して頂かなくては・・・」セバスチャンはシエルの頭から生えたヤギの様な角に装飾品である宝石を飾り付ける。サファイア、ラピスラズリ、ブルーダイヤなど青いモノはセバスチャンの角を、シエルの角には、ルビー、ガーネットを初めとする赤い宝石が飾られていた。「メンドクサイ・・・しかし、初めて出会った時、お前こんなモノつけてなかったじゃないか?」シエルはむくれる。「あの時は普通ですからね。さぁ、出来ましたよ。お綺麗ですよ、シエル」セバスチャンは満面の笑みを向ける。鏡の中に映ったシエルは、黒いロープで全身を覆われ、極力、肌を晒さない様に、タップリのドレープに包まれていた。角の赤い宝石が妖しく輝く。セバスチャンの所有を示すかの如く・・・
  
 「さぁ、坊ちゃん参りましょう」
 いつもの如く抱き上げられ、魔界へと急ぐ二人。
 何の気紛れか?
 魔界の王夫妻から、サバトへの招待状が届いた。
 悪魔になったばかりのシエルのお披露目の理由と言うのであれば、逆らう事も出来ず、思案したセバスチャンだったが、自分の所有を示す装束ならば、招待に応じても良いとの返答に、快く受け入れるとの返事が・・・
 仕方なしに今の状態と言う訳だ。
 悪魔は本来、下級悪魔が肉を喰らうのが目的としてのサバトがよく開かれた。
 元人間が悪魔になったとしても、お披露目など有り得ない。
 裏があって当然だろう。
 人間の女を複数の悪魔が輪姦し、果ては下級悪魔が喰らうのだ。
 魂を食べれるのは、セバスチャンの様な、極少数の上級の悪魔なのだから。
 「坊ちゃん。私が必ずお守り致します。この命に替えましても・・・もう二度と貴方を手放したり致しません」
 セバスチャンは再び誓う。
 クロードとハンナに遅れをとったものの、再び取り戻した主を誰かに奪われたりしない。
 シエルは返事の代わりに、ギュッとセバスチャンにしがみ付くしか出来なかった。
 いくら、社交界が魑魅魍魎がいるとセバスチャンから教えられたとは言え、奴らは人間。
 これから行く魔界の住人よりはマシなのだから。
 そうこうしている間に、魔界に着いてしまう。
 シエルは足取りを重く感じていた。
 悪魔になったのは、セバスチャンの嘘のせい・・・
 解ってはいても、今はセバスチャンしか頼れないのだ。
 「ようこそ、シエル・ファントムハイヴ様。セバスチャン・ミカエリス様。王ご夫妻がお待ちです。」
 侍女が傅き、案内をする。
 正面のイスには、王サタンが、右側には、王妃のリリスがいた。
 セバスチャンに教えられた通り、二人の顔を見ない様にして、前へ進む。
 両サイドには、悪魔達が犇めいていた。
 どの悪魔も美しく、整った顔立ちだった。
 「サタン様、リリス様お久しぶりでございます。この度はご招待頂き、ありがとうございました。彼が、私の主シエル様でございます」
 「初めてお目にかかり、光栄にございます。私がシエルです。どうぞお見知りお気下さいませ。」
 セバスチャンに教えられずとも、これくらいの挨拶は出来るシエルだった。
 悪魔になった為、恐怖心はない。
 唯、慣れぬ世界に行くのは不安だっただけ。
 「よく参られたシエル・ファントムハイヴ。セバスチャンが夢中になる程の美少年じゃ。そちらに席を設けた。寛がれよ。セバスチャンよく戻ったな。暫し滞在してくれると良いのじゃが・・・」
 「いいえ、主は望まぬ形で悪魔になられました。今夜は滞在させて頂きますが、明日には、城に戻ります」
 「そうか?では、また後ほど・・・」
 魔王サタンに促され、セバスチャンはシエルの肩を抱き、サタンの足元に設えられたソファーの様な物に、シエルを抱えたまま乗り上がった。
 途端に回りの悪魔達が寄って来た。
 「ああ・・・貴方がファントムハイヴ伯爵か!」
「初めまして、わたくしイザベル・・・」
 女悪魔の差し出した飲みモノをヒョイとセバスチャンは持ち上げ、飲みだした。
 「イザベル!魂入ってるじゃないですか?坊ちゃんは魂を召し上がられませんよ!」
 「これは失礼いたしました・・・」
 慌ててイザベルは下がっていった。
 そんな輩が後を絶たず、セバスチャンが溜息を吐いていると、
 「これは手厳しい・・・貴殿のご機嫌をまず御取りせねば、主には、引き合わせて頂けませんな」
 クスクスと笑う長髪の男。
 「アスタロト様、貴方も坊ちゃん狙いで?」
 「いや、貴方達が一対の絵画の様で、見ていて楽しいだけですよ」
 アスタロト・・・四代魔王の一人
 アスタロト公爵
 彼は美しい長髪が自慢の悪魔だが、魔王の一人だけあって残忍な性格だった。
 しかし、魔界の上級悪魔の中では比較的、セバスチャンとは、仲良しの方かも知れない。
 他にも、四代魔王がいるが、彼らは、セバスチャンに声を掛ける事はないだろう。
 彼らなら、こっそりシエルを奪おうとするだろうから・・・
 セバスチャンは、シエルを奪われては堪らない。
 それからも、色々と言い寄る悪魔は、後を絶たない・・・
 次第にセバスチャンはイライラし、オーラが抑えられなくなる。
 「セバスチャン・・・」
 シエルは、そんなセバスチャンの手を握る。
 ハッ・・・セバスチャンは気付く・・・
 自分にはシエルがいるのだ。
 「シエル・・・そうですね、私には貴方がいる・・・」
 セバスチャンは、シエルの手を握り返していた。
 そんな二人を暖かい目で見つめる女性・・・
 王妃リリス・・・
 悪魔の女王であり、帝王サタンの妻その人だった・・・
                       
               H24.6.6 P11:25
あとがき 
 悪魔の日に思いついたSS
 何とか、今日中に更新出来そう(*^_^*)
 TLでHなしの宣言しちやったので、中途半端で・・・
 個人誌漫画に出したリリス様にぞっこんラブ(*^_^*)
 アスタロトも悪魔の中で大好きなので、出しちゃいました。
 たしか、美形で有名だけど、彼って凄い異臭がするとか・・・
 色々と勉強とか教えてくれるって、まるでセバス・・・
 イラストとか色々、描けたらいいな。
 SS楽しみにて下さったお嬢様、お待たせ致しました(*^_^*)
 イザベルだけしか出してないけど、リリス以外の女性悪魔まだいた様な・・・
 唯、サバトに呼ばれたセバシエで・・・
 お粗末様でした((+_+))