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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「永遠に離さない」R-18セバシエ
 アニメバージョンセバシエ
 Ⅱ期ラスト後の姫始め
 最近、短編ですみません・・・
 




  「永遠に離さない」
 「んっ・・・シエル・・・」
 「はっあっ・・・セバスチャン・・・」
 深く繋がり、互いを求め、どこまでも堕ちていく・・・
 永遠に子供のままのシエル。
 欲しかったのは、魂か心か?
 「そんなに・・・大きく・・・」
 「無理ですよ・・・んんっ・・・そんなに・・・くぅ・・・」
 シエルの締めつけに、セバスチャンは欲を放っていた。
 ハァハァ・・・と肩で息をするセバスチャン。
 そんなセバスチャンを愉快そうに見上げるシエル。
 「くくっ・・・お前の余裕のない顔見ていて面白い」
 「本当に・・・貴方は小悪魔だ・・・昔も今も・・・」
 セバスチャンを見上げるシエルの瞳は爛々と輝く・・・
 悪魔の紅い瞳・・・
 「そんなお前も愛おしい・・・」
 滅多に言わぬ愛の言葉・・・
 「お珍しい・・・今宵はご機嫌なのですね・・・」
 セバスチャンの言葉を遮る様に、シエルは唇を塞いでいた。
 これ以上、不毛な会話はしたくない。
 セバスチャンが契約を破り続けたから、シエルは悪魔になったのだから・・・
 『愛を知った悪魔は破滅する』
 ハンナとクロードの様に・・・
 しかし、セバスチャンとシエルの未来は続いた永遠に二人だけで・・・
 人間界にい続ける事も、魔界に行く事もなく・・・
 シエルを欺き続けた代償は、永遠に悪魔の執事として生きる事・・・
 『永遠の呪縛』
 それでも、セバスチャンは構わなかった。
 シエルの魂を喰らいたかった・・・
 それも事実・・・
 永遠を共に生きたかった・・・
 それも事実・・・
 真実など、一つではないのだ。
 複雑に絡み合う心。
 二人の結末は永遠に訪れはしない。
 「あっ・・・んんっ・・・」
 唇を重ねたまま、セバスチャンは律動を再開した。
 「シエル・・・もう二度と離さない・・・離したくない・・・」
 セバスチャンの素直な心・・・
 「僕もお前を二度と離さない・・・永遠に離さない・・・」
 セバスチャンの激しい突き上げに、根を上げそうでも、シエルは素直になれない。
 「貴方を私から奪う者は何者であっても許さない・・・例え、神でも・・・」
 永遠の誓い。
 二人だけの魂の繋がりは、何者であっても引き離せない。
 何度も何度も繋がって愛を確かめ合う二人。
 二人の刻は永遠に動きを止めたのだから・・・
                        FIN

H25.1.2 PM11:41

「2012 姫始め2」続編
 「2012 姫始め2」
 シエルの瞳は涙に濡れていたからだ。
 出会った頃、既にシエルは人間によって穢されていた。
 もし、シエルが少女であれば、セバスチャンならば、契約などしない。
 悪魔が人間と契約する第一条件が、穢れ無き処女であったから・・・
 少年であろうが、同じ事。
 それだけセバスチャンは悪魔としても、規格外な存在だと言える。
 「坊ちゃん、怖かったのですか?申し訳ございません・・・」
 抱き締め、シエルの背中を撫で摩りながら、耳元で甘い甘い毒を注ぎ込む。
 シエルとの生活は、もう50年以上二人っきりだと言うのに、未だに、二人だけと言う感覚が湧かない。
 まだシエルの身体の焼印はそのままだから・・・
 何度「その刻印がある限り、貴方が私だけのモノと言う感覚は実感出来ないのです。御願致します。どうか、その刻印を貴方の美しい肌を穢しているその焼印を私に消させて頂けませんか?」
 どんなに哀願しても
 「却下だ!お前は一手を誤ったから、今の僕がいる。悪魔に変えたのは、お前の裏切りの代償だ。だから言った筈だ、迷うなと!」
 意味不明なシエルの言葉・・・
 人間の複雑怪奇な思考など、悪魔であるセバスチャンには理解出来ない。
 「坊ちゃん・・・坊ちゃん・・・」
 セバスチャンには、只、シエルを求める事しか出来ない。
 「フフ・・・お前は僕のモノなんだ。無様に僕だけを求めて・・・永遠に喰う事の出来ない僕の魂を求めて、僕だけを欲すればいいんだ。そうすれば、与えてやろう僕自身を・・・」
 セバスチャンの腕の中、涙に滲む瞳で、シエルはセバスチャンを見つめる。
 「ああ・・・シエル・・・貴方が欲しい・・・」
 セバスチャンは、再びシエルをベッドに組み敷いた。
 魂を喰えぬならば、シエルの身体を喰らえばいいのだ。
 自分自身の凶器で、シエルだけを求める滾った性器で、貫けばいい・・・
 シエルが求める只の男になり下がればいいのだ。
 「セバスチャン・・・セバスチャン・・・」
 シエルも只の少年に戻るのだ。
 セバスチャンの腕の中だけは・・・
 ファントムハイヴの伯爵であった自分は、もういない・・・
 只のシエルとしてセバスチャンを求めればいい・・・
 「セバスチャン、お前は永遠に僕のモノ・・・僕だけの悪魔セバスチャン・・・お前は執事だけではない僕に取っての大切な恋人・・・」
 「シエル・・・私は貴方だけを愛しましょう・・・永遠にこの命続く限り・・・」
 二人の契約は形を変え、永遠に続く事になったが、それでも、お互いを手に入れたのだから、不幸とは言えないだろう・・・
 孤独な二つの魂は、今、永遠に結ばれた。
 二度と、繋いだ手を離さない様に・・・
                                FIN
           H24.1.4 P2:02
  あとがき
 去年に引き続き、姫始め書いてみました。
 今年のは、微妙なHで・・・
 くろ様に拍手コメントで続きが読みたいと言って下さり、書いてみました(*^_^*)
 少しでも喜んで下されば良いのですが(゜-゜)
くろ様に限りお持ち帰りして頂けますので、昨日の小説と共に、宜しければ、お持ち帰り下さい(*^_^*)
シエルが優位にたった感じですが、如何でしょうか?
 この次からは、当分、更新はお預けですので・・・
 次回は、「過去からの呼び声 第三章 現在」の小説に入りますので、中々、ブログに更新は出来ませんかも?
 ネタばれGF 1月号感想もまだですので、どうなるか、わかりませんが。
 基本、甘いのが好きですので、苦手なお嬢様は御注意を・・・
 では、メール返信とかに行ってきます。

「2012姫始め」拍手コメントへのお礼SS
  PCブログへ拍手並びに、コメント下さったお嬢様ありがとうございました。
  皆さまの暖かい励ましにより、更新しようと言う意欲が掻き立てられますので、今後とも宜しくお願いします。突発SSですので、中途半端ですが、少しでもお嬢様が楽しんで頂けたら、幸いです(*^_^*)
       「2012   姫始め
「坊ちゃん、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします」「うん、セバスチャン今年も宜しく」「おや、お珍しい?貴方が素直に挨拶下さるなんて、雪でも降らなければ良いのですが・・・」「ムカつく!」「途端に貴方は不機嫌になられる。全くツンデレなんですから」「ちょっと、何するんだセバスチャン」焦りまくるシエル。
シエルはベッドに再び押し倒された。それもその筈、今まで同じベッドで休んでいたのだから。「もう、お前は万年発情悪魔!いくら僕が悪魔だからって、そうそう、お前の性欲に着きあわされて堪るか!いい加減にしろ!」「ですが、貴方は私のモノ、今更手放す事は出来ません、お覚悟の程を・・・」セバスチャンは情事の後、綺麗に処理をし、着替えさせたシエルのナイティに手を滑り込ませた。
「あっ・・・」シエルが僅かに嬌声を上げる。どれ程抗っても、セバスチャンから逃れる事は出来ない。それでもと思う、セバスチャンに身を任せ溺れてしまえばいいのに、人間だった名残で、主人としてあろうとする気高い心・・・セバスチャンの愛した高貴な魂。「性急過ぎましたねシエル」セバスチャンはシエルを起こし抱き締め、背中をポンポンと軽く叩き、落ち着かせる様に、優しく撫でていた。無理矢理に抱きたいわけではないのだ。

「今年も貴方と」SS
  ちょっと暗めのストーリー
  大丈夫なお嬢様だけご覧下さいね(ー_ー)!!


        「今年も貴方と」
 セバスチャンはシエルを胸に抱き、満足しきっているが、シエルの心中は複雑だった。
 悪魔になった瞬間、無意識のセバスチャンに、腹を貫かれた絶望と恐怖心が、未だにシエルの心を苛む。
 流石にイライラと、不穏な空気を漂わせているシエルの異変に気付かぬ程、セバスチャンは鈍感ではないが、敢えて見て見ぬ振りをする。
 どうせシエルには叶わないのだから。
 悪魔であった自分が愛し、クロードに魂を奪われた後ですら、自分達に取っては、神聖な場所である筈の「死の島」悪魔の「サンクチュアリ」を怒りの余り、破壊していた自分の心に、嘘は吐けないのだから・・・
 どんな事をしても、シエルのがらんどうになった器に、魂を再び宿らせたかったのも、事実・・・その結末は想定外だったが・・・
 「坊ちゃん、眠れないのですか?」
 とうとうセバスチャンは我慢出来ず、シエルに声を掛けてしまった。
 (しまった・・・)
 いくらシエルが悪魔になっても、格の違いから、セバスチャンの心の声を知る事はないから、油断したセバスチャンだった。
 「ああ・・・無論だろう?何でお前は、そうやって僕を抱き締める?お前に魂を喰わせてやる事は、二度と叶わぬと言うのに・・・」
 シエルは本心を告げれなかった。
 一言言えば済む事なのに・・・
 「僕を殺したかったなら、今ここで殺せ!」その一言を命令すれば良いだけなのに・・・
 「私がそれだけで、貴方にお仕えしていたとでも?確かに貴方は私の獲物・・・その魂を喰らわねば意味のない存在かも知れません・・・でも、私が本当に欲しかったのは、貴方自身。貴方の身体だけでなく、心も手に入れたいと願い、今こうして貴方と共にいる。それだけで、私は満たされるのです。貴方は違うのですか?」
 セバスチャンの目はシエルの愛したピジョンブラッド・・・ルビーの最高級の色・・・悪魔の瞳。
 「僕だって・・・お前・・・しか要らない・・・でも、お前は違う。僕を裏切ったくせに・・・嘘吐き!」
 シエルの蒼い瞳からは涙が零れる。
 「嗚呼・・・美しい・・・悪魔になられても泣けるのですね。貴方は・・・ええ・・・私は貴方を再び手に入れたかった。どんな手を使っても・・・その結果、貴方を悪魔にしてしまったのですが・・・私が憎ければどうなさいます?元々、私は貴方との契約の代償に貴方の大切な方の魂を渡り賃として頂きましたから、憎まれて当然ですが・・・」
 セバスチャンの痛々しい顔・・・
 シエルは切なくなる。
 「もう・・・もういい!どうせお前は僕が人間だったから愛しただけなんだから・・・」
 ヒックヒックと泣きじゃくり言葉を続けれないシエル。
 「もうそんなに泣いたら、貴方の瞳が溶けて落ちそうですよ」
 セバスチャンはシエルの背中を優しく撫でる。
 二人は、昨夜散々抱き合い、全裸のまま眠った為、シエルの涙は、セバスチャンの胸を濡らすしかなかった。
 「馬鹿・・・馬鹿・・・」
 力なくシエルはセバスチャンに言うしかなかった。
 「ええ・・・私は自分の本心にさえ、気付けず、貴方を永遠に失ってしまった馬鹿で愚かな悪魔ですよ。ハンナさんに悪魔にされる前に、人間のままの貴方を手に入れれば良かったのです。愛しているとちゃんと告げていれば良かった。貴方を裏切った私を受け入れ、今日まで共に生きて下さった貴方の心を思い遣る事すらなく、欲望のまま貴方を抱いたのに・・・」
 「そんな顔するな!だからお前は犬だと言うんだ。僕まで切なくなってくる・・・」
 シエルはセバスチャンに只、抱き付くしか出来なかった。
 クロードに塗り替えられた記憶の中、セバスチャンが両親を殺した真の敵だと言う嘘で、セバスチャンに「二度と僕の前に姿を見せるな!」その命令でよろめくセバスチャンを見た記憶が蘇るから。
 「申し訳ございませんマイ・ロード。私は二度と、貴方を裏切りません。貴方を二度と離しません。許して頂こうとは思いません、只、お傍に置いて頂けますか?」
 「フン、今更、許しを乞おう等と甘いぞ。お前は永遠に僕の執事として、下僕として仕えればいいんだ・・・まぁ、偶には・・・その・・・こ・・・恋・・・人・・・・として触れてもよいが・・・」
 シエルは真っ赤だ。
 「それは寛大なご処置をありがとうございます。では、恋人として誠心誠意、ご満足頂けます様に、私をご堪能下さいませ」
 セバスチャンは宣言するとシエルを組み敷いた。
 「ちょっ・・・ちょっ・・・と待て・・・立ち直るの早いぞ!もう・・・駄目・・・あっ・・・」
 「だって私は悪魔ですから・・・」
 にっこりと笑うセバスチャンの目はランランと紅く燃えていた。
 昨夜の様に、シエルはこの後、散々啼かされるのだ。
 「たくっ・・・坊ちゃん、悪魔になられたのですから、少しは私を楽しませて下さらないと・・・」
 「煩い!」
 シエルは悪魔になろうが、人間であろうが、少しも変わらない。
 「坊ちゃん愛してますよ」
 「んっ・・・僕も・・・」
 悪魔の主従は、今日もベッドの中、悪魔らしい堕落しきった寝正月を送るのだった・・・
 (こんな毎日でいいのか?)
シエルは疑問を抱きつつも、悪魔になった為「まぁいいか・・・」
 そんな結論を出してしまう。
 セバスチャンは些細なシエルの変化を人知れず喜ぶだけだった。         FIN
 
 
姫始めNO.3
今は只、お互いを貪り、縛り付ける関係だけで良い・・・
 「ああっ、セバスチャン」「シエル・・・」お互いの名を呼び、欲望を放つ二人・・・
 セバスチャンは、己をシエルの内部に収めたまま、シエルに覆いかぶさる。
 フフ・・・クスクス・・・二人は、笑い合う。
 素直でなかった二人は、このセバスチャンの城に来てからは、素直になった。
 他人に邪魔されないのだ。
 自分の心に嘘を吐く必要などないのだ。
 「セバスチャン、僕は、お前と共に逝く・・・僕の命が終わる時は、お前も連れて行く。これは、新たな契約だ。逆らう事は、許さない。今度こそ、僕を欺くな、嘘を吐くな、真実を捧げろ、命令だ!」シエルは凛として言う。
 「ええ、マイ・ロード。今度こそ、契約を叶えて差し上げましょう・・・私の命は貴方と共にあり、この命尽きる時は、貴方も共に・・・永遠に私は貴方の執事であるけれど、同時に恋人として生きましょう。この命尽きるまで、真実を捧げると誓います。愛しています、シエル。」セバスチャンは、シエルの手を恭しくとり、忠誠の口付けを送る。
 「それでいい・・・お前は、僕の執事だが、恋人なんだから、自覚しろよ。お前の目が二度と、僕を写す事がなくなったら、この目を抉り出し、レーバァテインを探し出してでも、お前を殺してやる!他の誰かにお前が心を移す事など、許さない!覚悟しておけよ。」シエルは、悪魔の紅い目で睨みつけた。
 「ええ、シエルそんな事は、二度とありませんよ。貴方こそ、覚悟して下さいね。折角、解放してあげたくて、抱かなかったのに、私を煽ったんですから責任取って頂きますよ♥」セバスチャンは、シエルの内部で自身がムクムクと大きくなるのを感じていた。
 シエルは、苦笑していた。
 セバスチャンを女体に変え、自身で犯した時、同じ様に扱っていたからだ。
 何度、セバスチャンの中で、精を放っても、満足しなかったのだ。
 セバスチャンが愛しいのに、冷たくされて、自暴自棄になってメチャクチャ抱いたのだ。
 セバスチャンは、初めての痛みに耐えかね、喚いても、凌辱じみたセックスは、セバスチャンが、気を失うまで続けられた。
 気付けば、涙とシエルの精液で、ドロドロになり、ぐったりしたセバスチャンがいた。
 それでも、シエルは、セバスチャンを許さなかった。
 そんな狂喜に満ちた日々は、二か月続いた。
 セバスチャンが、孕む事はないとシエルが気付いた時、狂喜の日々は、終わりを告げた。
 「もう、何処へでも行け!二度とお前の姿など見たくない。僕を裏切ったお前など要らない。僕を見ないお前など要らない・・・」シエルは、散々、セバスチャンを凌辱した後、あっさりと、男の身体に戻し、背を向けて、呟いた・・・セバスチャンを自由にしたくて、言った冷たい言葉・・・
 背を向けたのは、自分の顔を見られたくなかったから・・・
 泣いてる自分を・・・
 セバスチャンを手放せず、女体にし、凌辱し、自分の子を孕めば、二度と、離れる事はないだろうと、賭けにも似た行為は、虚しいだけの結果に終わったのだ。
 契約は、そのままに、二度と、シエルは、セバスチャンを呼ぶ事のないだろう未来を想像して、悲しくて、泣いた事を思い出していた。
 「マイ・ロード、私は、貴方に許されない無礼を致しました。それでも、私は、貴方を取り戻したかった・・・どんな手を使ってでも、記憶を失っていた貴方は、私のシエルではない。元々の気高き貴方が欲しかった・・・でも、貴方は今でもあの時の貴方だ・・・こっちを向いて、私を許せないなら、どんな扱いでも、甘んじて受けましょう・・・愛していますシエル」「セバスチャン、セバスチャン・・・」シエルは、セバスチャンに抱きついていた。
 シエルも、セバスチャンもお互いを手放せないのは、自覚していたのだ。
 そのまま、口付けてベッドの中、もつれ合う・・・
 今度は、シエルをセバスチャンが押し倒していた。
 そんな過去の日々を思って、すれ違っていた日々を思い出す。
 「ああ・・・貴方の中が、熱く絡みついて・・・くっ・・・」セバスチャンは、シエルの締め付けに、我慢し、シエルの幼いモノを扱き、高みへと誘う。
 「やぁっ・・・そんなもう、イク・・・」シエルは、呆気なく、精液を放っていた。
 シエルの締め付けに、再奥で、セバスチャンの欲望も放たれ、熱い迸りにシエルは、ゾクゾクした。
 ズルっと自身をシエルの内部から、抜いたセバスチャンは、珍しく、ハァハァと荒く息をした。
 「フフ・・・貴方は人であった時も、悪魔になった今も、私の心を掴んで離さない・・・もう、二度と離れませんよ、愛しいシエル。貴方は、私のモノ・・・」セバスチャンは、ニコヤカに微笑み、シエルにすり寄る。
 「フン、お前が僕のモノなんだ。ちゃんと自覚して僕を愛せよ。二度と、他の悪魔に奪われるなよ。」シエルも愛を囁く、愛しい悪魔に抱きついていた。
 お互いの精液で、身体は、ドロドロのヌルヌルではあるが、満たされた心のままに抱き合う。
 新年になろうとも、これ以上、二人の間を裂く存在などいない二人だけの世界・・・
 どんなに抱き合って、身体が蕩ける程の快楽を味わっても、一つになれぬから、抱き合うのだ・・・
 永遠に、二人だけで・・・                 FIN

あとがき
  セバスチャンを女体に変えて、シエルがどんな扱いをしたのか、書きたかったので、途中に載せてみました(・_・;)新年の初Hストーリー ラブラブ予定が、何でこうなった?自分でコントロールできなかった小説です(-_-;)
 シエルもセバスチャンもお互いを求める気持ちには、嘘がないけど、素直でない似た者同士の二人・・・
「愛してる」の大安売りみたいですが、愛がない肉体関係書けない九条なんで(・_・;)
 旦那以外の男知らないんで、セバシエも二人以外とは、やらせないんです(-_-;)
 少しの絡みは、書きますが・・・
 昨日、書けなかったのですが
      「新年、明けまして、おめでとうございます」 
姫始めNO.2
暫く、部屋には静寂が訪れる。
 意志疎通の苦手な二人は、どう言葉を繋げば、相手の心を掴む事が出来るのかなど、知る訳がないのだ。
 少し前まで、主と執事、人間と悪魔、子供と大人、獲物と捕食者なのだから・・・
 解りあえる筈のない関係・・・しかし、今では、恋人なのだ。
 自分が悪魔になった瞬間から、冷たくなったセバスチャンに苛立つシエルは、元のセバスチャンを取り戻す為には、身の毛もよだつ様な残酷な凌辱も、何でもやって、散々、セバスチャンを犯した。
 触手も使った、女体にもして、散々、自分の精を女の部分に注ぎ込んで、セバスチャンを孕ませ様ともした。
 しかし、セバスチャンは、孕む事等、なかった・・・
 13歳で成長の止まってしまったシエルには、子種はないのだろう・・・セバスチャンの精一杯の慰めだった。
 元々、下級悪魔には、生殖機能は、稀にしか備わっていない。
 尤も、魔界で一番権力のある魔王4人を従える帝王サタンにすら、伝説では、子供は一人だけとも、否、二人はいたとも、曖昧な伝承しかないのだ。
 「坊ちゃん・・・坊ちゃん・・・」泣いているのだろうか?セバスチャンは、シエルの胸元から、顔を上げず、切ない声音で、囁くだけ。
 「セバスチャン、僕は、お前を責める事しかしてこなかったな・・・僕は、貴族だ。人間の頃は、お前を下僕として扱った。そうしなければ、生きていけなかったから・・・でも、今は、違う・・・お前は、僕の先輩なのだからな・・・変わらなければならないのだろう。しかし、僕は、人でなくなっても、変わる事などないのだ。僕は、僕!お前は、気付かなかったがな・・・」シエルは、両手で、セバスチャンの頬に手をずらし、顔を上げさせる。
 シエルが思っていた通り、セバスチャンの頬を銀色の滴が、微かに光っていた。
 「綺麗だ・・・お前の涙・・・悪魔でも泣くんだな。人であった時は、見れなかった・・・悪魔になって良かった。珍しいお前が見れたから・・・僕の魂が喰えぬなら、僕の身体ごと愛せばいい・・・セバスチャン、僕も素直になろう。人であった時も、今でも、お前を愛している。お前に冷たくされて辛かったから、お前を女に変えて、僕の子供を産ませ、僕の傍から、二度と離れない様にしようとしたんだ。僕の望みは、全て、叶う事などなかったがな・・・」シエルも泣きそうだった。
 「シエル・・・シエル・・・もう二度と、貴方に飽きられても、私は、貴方を離しませんよ。覚悟して下さいね。悪魔に愛される本当の意味をその身体で、味わって下さい・・・」セバスチャンは、欲望のまま、シエルを抱く。
 愛撫もそこそこに、滾る自身を解してもいないのに、シエルの蕾にねじ込む。
 「ああ・・」シエルは、急な刺激に身体を仰け反らせ、叫んでいた。
 しかし、昨夜も散々、セバスチャンを受け入れていたソコは、喜々として怒張に絡みつく。
 「ああっ・・・悦いですよ・・・熱く、絡みついて・・・ああっ・・・そんなに締めたら・・・」セバスチャンは、シエルの締め付けに耐えかね、熱い吐息を洩らす。
 「悦いか?セバスチャン・・・僕ももう・・・」「いいですよ、一度イキなさい・・・私は、我慢・・・します・・・貴方が望むなら、何度でもイかせて差し上げますよ。何度でも、私を差し上げましよう・・・」セバスチャンは、眉間に皺を寄せ、耐える姿に涙の滲んだシエルは、手を伸ばす。
 「お前も何度でも、イケばいい・・・僕の中に何度でも、お前を注いでくれ、僕はもう、壊れる事などないのだから。お前に守られてばかりの僕は、もういない。人であった時よりも、正直なお前を見れて嬉しいんだ。僕を欲しがるお前が嬉しいんだ。」素直なシエルに胸がキュンキュンとなり、セバスチャンは自身が、シエルの内部で、大きくなるのが、解ってしまう。
 「ああ・・・シエル、素直な貴方は、なんて可愛いんでしょう・・・知りませんよ、そんなに私を煽ったりして、何度でもだいて上げましょう。」セバスチャンは、律動を激しくした。
 「ああっんんっ・・・やぁ、ちょっと・・・落ち着け・・・イク・・・」シエルは、セバスチャンに何度もいかされた。
 グチャ、ヌチュ聞くに堪えない淫らな、水音が聴覚を支配し、二人は、互いしか見る事がない。
 誰にも、邪魔される事のない二人だけの世界・・・
 神に見捨てられた二人だけの世界・・・
 二つの身体が、明るい光の中、蛇の様に絡みつき、一つに溶け合い、快楽に翻弄される。
 「セバスチャン・・・セバスチャン・・・」「シエル・・・シエル・・・」お互いの名を呼び合う二人・・・
 神の象徴たる明るい光の中、お互いを求め合い、一つになりたいと望む悪魔二人・・・
 神は、シエルの望みを叶えなかった。
 セバスチャンの中で一つになる事を・・・
 絶望の中で契約した悪魔の中で、生き続けるのではなく、いつか、吸収され、消え去り、セバスチャン自身となる望みを・・・
 シエルは、シエルとして生き続ける事を義務付けられた未来・・・
 この先も、シエルは永遠にセバスチャン自身になる事はない・・・
 シエルが望めば、セバスチャンの分身を生み出す事は可能なのだが。
 二人の悪魔は、神が与えた未来に未だ気付かない・・・ 
 いつかは、気付くのだろうが・・・
姫始めNO.1
 「坊ちゃん、朝ですよ」いつもの様にセバスチャンは、シエルを起こしにきていた。
 ただ、違うのは、紅茶は空・・・そう、今では、シエルも悪魔なのだから・・・
 「んっ・・・」シエルの微かな声・・・
 「まったく・・・悪魔になっても、お休みになられるなんて・・・」セバスチャンは、呆れて溜息をつく。
 「仕方ないだろうが!昨夜だって、お前・・・」言いながら、顔を仄かに紅くするシエル・・・
 「昨夜が何ですか?はっきりおっしゃって、下さらないと解らないじゃないですか?」言いながら、二ヤ二ヤするセバスチャン。
 シエルは無言だった・・・
 昨夜、セバスチャンに抱かれ、散々、泣かされても、悪魔になった今では、ケロッとして、快楽に溺れた感覚すら、消え去ってしまうからだ。
 そのくせ、抱かれる時に、何故か、前日の快楽に溺れた感覚とかが、無意識に蘇ったり、自分の感情が、コントロール出来ず、悪魔の力が暴走して、セバスチャンに止めて貰ったり、自分でも悪魔の力を持て余す、日々なのだ。
 「ねぇ、坊ちゃん、今日から新年なんですよ。去年は、色々ありましたけど、今年は良い年にしたいですねぇ」およそ、悪魔らしからぬセバスチャンの言葉・・・
 ハァ・・・今度はシエルが溜息をつく。
 「お前・・・何て呑気なんだ・・・あいつ等に感化されて、平和ボケしてるんじゃないか?僕の状況が解ってて、そんな事が言えるのか?」シエルの言うあいつ等は、使用人Sの事・・・
 「勿論ですよ♥貴方の力が暴走しょうとも、私には、何て事ないですからね。」シエルは主で悪魔になったからと言っても、力の差は、歴然だ。
 シエルがハンナの力を受け継いでいようとも、抑える事は、セバスチャンには、何ともないのだ。
 生きている時間が違い過ぎる・・・それは、シエルの悩みの種だった・・・
 セバスチャンには、過去がある・・・
 どんな女と契約し、身体の関係があったのか・・・それが、気になって仕方ないのだ。
 人間であった時も、悪魔になった今でも、知りたいけど、知りたくない・・・自分は、人間のまま、魂をセバスチャンに捧げ、この世から消え失せる・・・最大の望みが、消え去った今、共に生きたい。いつまでも傍にいたい。独占したいとの欲望が、深くなるばかりなのだ。
 今いるのは、人間界と魔界の中間地点・・・人にも、悪魔にも平等な場所なのだ。
 それ故、中途半端な為、どちらからの干渉も受ける事もないのだ。
 「坊ちゃん・・・」シエルにセバスチャンが口付ける。
 主と執事であっても、恋人と言う新たな関係の二人なのだ。
 誰にも、干渉されぬのであれば、どれ程抱き合っていても、誰にも咎められる心配はない。
 「んっうっ・・・」思考の波に飲まれかけていたシエルは、セバスチャンに口付けられて、現実を認めるしかなかった。
 復讐の為に、契約で結ばれた悪魔と、本当の意味で結ばれてしまった自分・・・
 今後、自分が悪魔らしく変容を遂げた暁には、セバスチャンの望みを叶えなければならないだろう事は、自覚しているシエルだった。
 プハァ、シエルは、セバスチャンの唇が離れ、ホッと息をつく。
 セバスチャンのシエルへの過ぎた想いに、シエルは、胸を軋ませる。
 自分と契約しなければ、セバスチャンは、とっくに、セバスチャンでなくなり、新たな契約者の傍にいただろうと・・・自由にさせてやれなかった・・・
 「坊ちゃん、今日は、一年の初めですから、宜しいでしょう・・・」セバスチャンは、一人思い悩むシエルの思考を無視し、ベッドに押し倒した。
 「なっなっ・・・」シエルは、益々、頬を赤く染め、白い透ける様な、きめ細かな肌が、真っ赤な薔薇の様に、赤く染まっていく。
 「ですから、姫始めですよ・・・」言いながら、ボタンを外し、シエルを全裸にするセバスチャン。
 「昨日も、散々、ヤッタだろうが!いい加減にしろ、この底なし!」シエルは、悪態をつく。
 何度抱かれても、壊れる事はなく、例え、壊れたとしても、再生する便利な身体・・・
 「いいじゃないですか?もう、貴方の魂を喰らう事など、出来はしないのだから・・・でしたら、せめてその身体を堪能させて下さいね♥」やたらと、♥マークをつける執事に呆れる。
 「もう、仕方ない奴だ。そんなに飢えているのか?だったら、好きにすればいい。僕は、お前のモノだから。」シエルとて、セバスチャンが契約の為だけに、自分を抱いていたであろう自覚は、あったから・・・
 「貴方は、悪魔になっても、私を信じられないのでしょうね?それでも、私は、貴方を愛しています。貴方の魂を喰らうのを躊躇した私を嘲笑いますか?私は、もう、二度と、貴方を失いたくない・・・」セバスチャンは、苦痛の表情を浮かべ、悟られない様にシエルの胸元に顔を埋める。
 シエルは、何故だか、そんなセバスチャンの髪を撫でていた。
 只、セバスチャンが愛しくて・・・