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淫獄の罠・・・あとがき |
シエルのセバスチャンお仕置き小説、やっと終わりました。 実は、もう一本、触手なしの別バージョン書く予定です。 勿論、セバスチャン受けで(・_・;) こんなのセバスチャンじゃない方、九条のブログは、こんな感じですので、申し訳ありませんでした(・_・;) 触手ネタ、一度はやってみたかったので、満足しています。 二週間は、仕事休んで、安静にしてなきゃならない九条ですので、ブログの更新頑張りたいと思っています♥ お気に召したお嬢様は、今後とも宜しくお願いしますね♥ 今、休むとボーナスに響くのですが、元々、10万もないので、まぁいいか・・・ しかし、3年前より、1XX倍の儲けになっているので、期待したかったのに・・・ ボーナスが給料より、安い会社は、ヘルパーやってた以来でびっくり(・_・;) 九条の班の瓶、市場にて、売れまくっているので、休みたくなかったのに・・・仕事に嫌気さしてからなぁ・・・サンOリーのライバル会社の瓶、17日に応援で行ってましたし(・_・;)
シエルが悪魔になるラストは、枢先生の7/3ブログ内のイラストのシエルの右目が赤いので、悪魔になるんだと喜んでた九条です♥ 個人誌漫画では、既に描いてたので(・_・;) コミック・ボックス ジュニアvol.178 P279「White Room1」前篇掲載とブログ内7P漫画と、セバシエのHシーン満載の漫画の個人誌です(-_-;) 最近、セバスチャン受け書きたくてヤバイ・・・ 基本は、セバシエなのですが、原作で、シエルの為なら、死体になるセバスチャン可愛くて・・・キャッ アニメでも、シエルが主でセバスチャン下僕でしょ? セバスチャン受けっぽいじゃない?って感じ・・・ 東京に住んでいたら、ナンジャとか、行けたのに残念・・・ どの道、現在、歩行困難なので、のんびりローペースの歩き方で、極力、お金使わず、二週間過ごしたいと思っています。 退屈を持て余す、悪魔セバスチャンの気持ちが解る・・・動きが制限されてて、苦しい・・・ 左足首だけでなく、右膝のケガ、右の弁慶の泣き所の打ち身で、踵付けて今、PCやってたら、腰痛がぶり返しそうなので、この辺で・・・ 旦那がいる間は、PCやれないかも知れないので、次は月曜かも(・_・;) 次回はGファンタジーの感想、隠さずに行くかも・・・ ネタバレ嫌なお嬢様は、ご遠慮下さいね♥
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淫獄の罠NO.6 |
「やぁぁぁ・・・」過ぎた快楽にセバスチャンの理性は、弾け飛んだ。 「もう、そんな・・・早く・・・」待ちきれないと、セバスチャンの内は、シエルの舌でさえ締め付ける。 「犬のくせに待てが出来ないのか・・・仕方ないな・・・」言葉と裏腹にシエルは、嬉しそうだった。 本当に欲しかったのは、こんなセバスチャンではなかったが、しかし、そんな風にしたのは、自分なのだ・・・ 10歳でセバスチャンに出会い、契約し、何度も抱かれてきた。 悪魔なので、低い体温のセバスチャンに抱かれ、それでも快楽に支配され、満ち足りた日々を送っていたシエルだった。 例え、望みが叶うひと時までの関係であっても構わなかった・・・ しかし、夢は破れ、自分に対してのセバスチャンの気持ちを見失った今、シエルは、変わり果てたセバスチャンであろうとも、欲しかった・・・今のシエルは悪魔だから・・・ 自分の感情を第一にし、欲しいモノを手に入れる為なら、どんな手も使う存在になったシエルには、これしか、方法がなかったのだ。 「ああ・・・シエル・・・」ペッドの中でしか、自分の名を呼ばない悪魔セバスチャンを手に入れてシエルは、満足だった。 「はぁぁぁ」セバスチャンの内は、熱く蠢き、シエルをもっと奥へと誘う。 「うっ・・・もう、そんなに締めるな・・・イク・・・」シエルは限界を感じていた。 「どうぞ、坊ちゃん・・・私も・・・もう・・・」シエルは、セバスチャンの甘い啼き声を味わいながら、律動を激しくし、抜くほどの激しさでセバスチャンを翻弄する。 「ああっ・・・」セバスチャンが果てる瞬間、再奥に己のモノを穿ち、セバスチャンの再奥にシエルは熱い精液をまき散らした。 まるで、お前は僕のモノだと知らしめる様に・・・ 「はぁっあああ・・・」セバスチャンは、叫び声の様な嬌声を発し、白い喉を逸らし、クッタリとペッドに倒れ込んだ。 「ああ・・・セバスチャン・・・」シエルは、気を失ったセバスチャンの唇に軽いキスを送った・・・ 程良い疲労感に苛まされたシエルは、セバスチャンの胸に頭を乗せたまま、自身を抜くのも忘れ、寝入ってしまった・・・
どれほどの時間がたっただろう・・・ シエルは、温かい感覚に覚醒しだした・・・ 「う・・・ん」「お目覚めですか?坊ちゃん、待ち焦がれましたよ・・・」後ろから声がする。 「セバスチャン・・・」シエルは、背後から自分を抱きしめてるのが、セバスチャンだとは気付いたが、何処にいるのかは、理解していなかった。 「もう、私の内に入られてたままで、眠ってらっしゃるのだから、抜くのに苦労致しましたよ。」溜息混じりにからかわれた。 「セバスチャン・・・やっと戻ってきたのか?」シエルには、解ったのだ。 今のセバスチャンは以前のセバスチャンなのだと・・・ 「はい、ご心配おかけしました。貴方は、貴方・・・悪魔になられ様と私が魂だけではなく、心も身体も、欲した貴方だとやっと気付けました。間抜けで、愚かな私を許して下さいますか?」セバスチャンは、今まで散々、シエルに嬲られていた本人とは、思えなかった。 「セバスチャン、セバスチャン・・・」シエルは、後ろを振り向き、ガバッとセバスチャンに抱き付いた。 荒々しく唇を奪う。 その時、バシャッと音がして、今いるのは、バスタブの中だと気付いた。 「フフ・・・やっと戻って来た・・・僕の悪魔・・・僕だけのモノ・・・愛しい悪魔セバスチャン・・・」シエルの目から涙が流れていた。 「坊ちゃん・・・私も貴方を愛しております・・・この気持ちに早く気付いていたらと想うと、残念でなりません」シエルが悪魔になった瞬間、殺そうとした者の言葉とは、思えなかった。 「過ぎた事を言っても、埒もない。失った物は、二度と戻らない。お前がお前である様に、僕は僕だ。いいか、誓え、お前は僕を二度と裏切らないと、永遠に僕と共に生きると、どちらかが、消滅する時、共に滅びるのだから・・・」「ええ、誓います、マイ・ロード。貴方のお傍に永遠に共に滅びるまで・・・私は、貴方の永遠の執事であり、伴侶なのですから・・・」セバスチャンは、ピジョン・ブラッドの瞳を輝かして誓う。 シエルの愛してやまない美しいルビーの様な紅い瞳・・・ この瞳を見たいが為にシエルは、セバスチャンの理性を奪う為に、「触手」と言う存在を召喚したのだ。 しかし、セバスチャンの方は、堪らない。 主と言えと、13歳の元人間のガキに嬲られ、喘がされ、好き勝手されたのだから・・・ 「勿論、ここまでされて、私が黙っている訳ない事くらい御聡明な坊ちゃんなら、御解り戴けてらっしやいますね?」セバスチャンの笑顔が怖い・・・ 「あの・・・えっと、その・・・不可抗力だ(・_・;)」「難しい言葉並べられても駄目ですよ。私を躾た貴方ですが、私の躾も甘かったんですね・・・大人な私に行なった拷問と呼べる程、過ぎた行為には、さすがの私も心が折れました。貴方が教えて下さったのですから、私も貴方を見習いましょう・・・勿論、お仕置きは、触手で・・・」セバスチャンがパチンと指を鳴らすと、ザァッと聞きなれた音がした。 「いやだぁ・・・」シエルの声は、ニュルニュル、ウネウネと言う音と共に、小さくなっていく・・・ 「ううっ・・・」シエルは触手に身体を絡め取られ、口には、セバスチャンのモノを咥えさせられていた。 これから、セバスチャンにどんな仕打ちをされるのか、恐怖を感じながらも、期待しているシエルだった。 悪魔は、享楽に貪欲だから・・・ FIN
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淫獄の罠NO.5 |
「坊ちゃん、早く・・・」セバスチャンは、前と後ろを触手に嬲られ、淫らな顔でシエルを誘う。 シエルは、人間だった頃の思い出を捨て、セバスチャンだけと生きようとここに来たのだ。 天界の媚薬に翻弄され、いつになく、いやらしいセバスチャン。 性器からは、トロトロと白濁を零していた。 「凄い、セバスチャン・・・」シエルは妖艶なセバスチャンの表情に、自身が昂るのを感じていた。 セバスチャンの精液は、シエルには甘いのだ。 ペロペロと舐めると「ああっ」と快楽に濡れたセバスチャンの官能の声がした。 「まだ、僕のはやれんな・・・」シエルが、セバスチャンの隣に寝そべった途端、触手が動き出し、セバスチャンの角度を変えて行く。 シエルの魂をクロードに奪われた時、膝をついて項垂れた格好をとらされた。 例え、射精しても、シエルにかかる事のない様な、角度と位置に調節された。 尿道口を嬲っていた触手は、抜き差しを激しくしだし、セバスチャンを翻弄する。 「ああっ、だ・・・め・・・やぁ、何かくる・・・もう、ああ・・・抜いたら、違うのが・・・だめ・・・」言葉にならないセバスチャンの叫び。 切羽つまったセバスチャンは、魅力的だ。 シエルは下肢を煽られ、早くセバスチャンの処女を奪いたい気分にさせられた。 蕾の触手は、シエルを一番に迎え入れるソコだからか、蕾をサワサワと嬲るだけ・・・ 「ああ・・・イク・・・」セバスチャンからは、一際高い快楽の喘ぎ声が、紡がれた。 しょろろろろ・・・射精の時の精液とは、違う音・・・快楽に支配された身体は、コントロールが利かず、触手を抜かれた瞬間、セバスチャンは、放尿してしまっていたのだ。 「うっう・・・」セバスチャンの頬には、屈辱の涙が一筋流れていた。 悪魔になった主とは言え、たかが13歳の子供に、翻弄され、快楽のあまり、失禁させられたとは、屈辱以外の何者でもない。 「クク・・・お前が御漏らしするとはな・・・どうだ?触手の味は・・・感じただろう・・・」「酷い・・・です、悪いのは私です・・・だからと言ってこんな事・・・」セバスチャンは、涙が止まらなかった。 永く生きているから、大人だろう。 シエルに翻弄される自分等、見たくはなかった。 「ああ・・・ピショピショじゃないか・・・このままじゃ、続けれん・・・」シエルは、指をパチンと鳴らし、触手を消すと自分の腕にバランスを崩したセバスチャンを抱いて、風呂場へ向かった。 シエルがベッドを後にした時、シエルの魔力で、汚れたビニールは消滅し、真っさらな白いシーツが現れた。 ビニールのベッドは、セバスチャンの出したモノを受け止める為の物だったのだ。 「ああんっ」風呂場に木霊する悩ましい声・・・ セバスチャンが発する声・・・ シエルは背後から、セバスチャンを抱く形で、二人でバスタブに浸かっていたのだ。 散々、触手に嬲られた箇所に、シエルの指が入り込む。 いつもの指とは違い、長く細い指・・・ シエルは、自分の身体を成長させ、セバスチャンの身体に釣り合う年齢に近ずこうとしたのだ。 その為に、使用する魔力を極力、抑えていたのだ。 セバスチャンの中で、シエルの指は、縦横無尽に動き回り、蹂躙していく。 「もう、坊ちゃん・・・ああっ」再び、セバスチャンは、絶頂を迎えていた。 何度、果てたのか解らない・・・ はぁ、はぁと肩で息をするセバスチャンの首筋に吸いつくシエル。 「ああっ・・・止め・・・このままじゃ逆上せます・・・」セバスチャンの言葉に「仕方ないな・・・」苦虫を噛潰した様なシエルは、セバスチャンの身体を適当にササッと洗い、風呂場を後にする。 床が濡れ様が、ベッドが汚れ様が、構わない・・・これくらいなら、魔力で何とかなるから、良いのだ。 ベッドにセバスチャンを横たえ、組み敷いた。 キスをして、セバスチャンと抱きあう。 満ち足りた気分・・・「伴侶の契約」を交わしたせいだろうか? お互いドキドキしているのが、解ってしまう。 「坊ちゃん・・・もう私は、逃げません・・・嫌がるかも知れませんが・・・貴方のモノで私を穢して・・・」セバスチャンは一言言うと、組み敷いているシエルの胸に抱き付く。 「ほぉ、ちゃんとおねだり出来る様になったじゃないか?まずは、よく解さないとな・・・」シエルは、言いながら、セバスチャンの太ももに手を掛け、グイッと持ち上げ、蕾に舌を這わす。
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淫獄の罠NO.4 |
(ならば、僕は心を鬼にして、前のセバスチャンを取り戻してみせる。二度と、僕を裏切らない僕だけのセバスチャンを・・・)シエルは、触手に命じ、触手は、セバスチャンをベッドに横たえさせた。 ベッドは、何故か、ビニール製で、ガサガサと硬質な音がして、体温の低いセバスチャンでさえ、震える程の冷たさだった。 ?となるセバスチャンだが、尿道口と蕾をサワサワと嬲り、熱くなった身体に翻弄される。 「はぁ・・・んんっ・・・」理性を総動員して、取り乱さない様に、唇を噛み締める。 「どうだ?触手の味は・・・我慢しなくていいんだぞ?素直になって、感じたまま、啼いてみせろ。僕を散々、嬲ってきた貴様が、僕に嬲られるとは、滑稽だ・・・お前だけは違うと・・・信じてきたのに・・・やっぱり、お前も悪魔なんだ・・・」何度も、シエルから言われる言葉・・・ 嘘の復讐相手を宛がったのは、シエルの魂を喰らう為・・・しかし、セバスチャンは、シエルに肝心な事は伝えていなかった。 悪魔に魂を喰われ、肉体は失っても、悪魔の中で、魂だけの存在となり、生き続ける事・・・ 悪魔の執着が深ければ、深い程、獲物は、吸収されず、魂だけの存在となって、生き続ける・・・ ハンナの中で生きるルカでさえ、三年生きていた。 シエルは、セバスチャンの執着により、それ以上生き続けるだろう・・・ シエルの望まないままに・・・ セバスチャンは言わなかったのではない・・・言えなかったのだ・・・ シエルは、セバスチャンを自分に死を与え、シエルと言う人間として、消滅させてくれる存在だとしか、見ていなかった・・・ 記憶を失う前までは・・・ しかし、シエルは、クロードの元で、セバスチャンと引き離された時、気付いてしまった。 自分は、セバスチャンを愛してしまった事に・・・ 一方のセバスチャンは、過去のシエルを取り戻す事のみに執着していた。 シエルに嫌われたくなくて、記憶を失ったシエルを以前の様には、毎晩、抱けはしなかった。 アロイスを殺す為に、素手で剣を握り、傷ついた掌の傷を癒す為に、傷を舐め、血の匂いに煽られ、興奮し、無理強いしたりはしたが・・・ シエルの肌に触れるのを躊躇う様になっていたセバスチャン・・・シエルを騙し、嘘を吐いている事への罪悪感なのだ・・・ シエルは突然、有り得ない行動に出た・・・ 自分の右手の手首に悪魔の牙を立て、傷つけ、血を口に含むと、セバスチャンの口に流し込む・・・ 「んんっ・・うっ」突然、唇を塞がれ、血を流しこまれ、ビクッとするセバスチャン。 (坊ちゃん・・・まさか・・・)セバスチャンの心配は、やがて現実の物となる・・・ 次にシエルは、セバスチャンの紋章のある左手の手首に喰らい付く。 「いたっ」顔を顰めるセバスチャン・・・ 流れる血をゴクっと一口飲むと、自分の傷付いた右手の手首と、セバスチャンの左手の手首の傷を合わせ様とする。 「いけません!坊ちゃん、そんな事をしては・・・」セバスチャンの叫びは虚しく部屋に木霊した。 「あああ・・・」途端に、二人の叫びが重なる様に発せられた。 傷口から、二人の血は混じり合い、お互いの身体を巡り、熱くした。 全裸の二人の身体は、重なり合い、二人に果てしない快楽と、享楽を与えた。 「血の契約」 悪魔同士がお互いを縛り合い、二度と逃れられない様に、お互いの存在が枷となる契約。 どちらかが先に死んだ場合、相手の悪魔も、消滅し、二人共に死に至る魂の契約・・・ 「伴侶の契約」とも言う。 セバスチャンがシエルを止めたのは、シエルのしょうとしていた事が、解ってしまったから・・・ 既に、セバスチャンは、500年程、生きている・・・ 悪魔として蘇ったシエルの寿命は、セバスチャンを大きく上回る・・・ つまり、セバスチャンよりは、永く生きられるのだ。 500年は、軽くセバスチャン以上、生きられるのを放棄したと言う訳だ・・・ 「坊ちゃん・・・貴方は何故・・・」悪魔の心のセバスチャンには、理解出来なかった。 自分を執事として、隷属させ様としているシエルが、自分を伴侶に選んだ事が・・・ 「解らないのか?解らないだろうなぁ?解るまで、その身体に教えこむまでだ。」シエルの真意は、読めないセバスチャンだった。 マダム・レッドこそが、切り裂きジャックの正体だと知れ、グレルに大事な叔母を殺され、打ちひしがれたシエルなのに、セバスチャンの、悪魔の誘惑の手を振り払ったのだ。 契約の時、契約書を嵌め込む時、セバスチャンは、わざとシエルを抱いた。 獲物にマーキングする意味もあったが、第一は傷を治し、命を繋ぎ止める為に、一番てっとり早いからだった。 当時は、シエル自身に執着はしていなかった。 いつの頃からか、シエルに触れる者全てに嫉妬し、女であり、婚約者であるエリザベスにさえ、苛立ちを覚えていたセバスチャンだった。 悪魔としての美学は、シエルに執事として仕え、与えられた任務を遂行する事のみ・・・ シエルと肌を合わせるのは、魂を喰うまでの代替え品にしか、他ならない筈なのに、シエルの身体に溺れたのは、セバスチャンの方・・・ シエルは凌辱された記憶が勝り、どうしても、行為に没頭は出来なかったのだ。 感じる事は、出来ても、心は冷めきり、溺れる事はなかった・・・ 身体は、心と裏腹に貪欲にセバスチャンを求め、強請った事もあったが、今の様にセバスチャンの身体を感じたいとは、想わなかったシエルなのだ・・・ (僕は、セバスチャンを愛している・・・)自覚した時から、シエルは、セバスチャンでなくては、満たされない身体に、心に気付いてしまった・・・・ セバスチャン以外は要らないと・・・ エリザベスは、周りが決めた婚約者・・・愛情なんて一欠けらもなかった・・・ 人間であり、両親を失う事がなければ、伴侶としていた相手・・・ 運命が変わってしまった今、永遠に触れる事のない無邪気な従妹でしかない存在・・・ 女性としては、愛せないエリザベス。 済まないと思うが、セバスチャンと比べる事はない。
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淫獄の罠NO.3 |
「坊ちゃん・・・これは・・・」セバスチャンは言葉が続かない。 「フフ・・・セバスチャンお前の良く知ってる触手だ。これでお前にお仕置きだ。」二ヤリと口元を歪めて、嬉しそうに嗤う。 セバスチャンの腕に、身体に絡みつく、無数の触手。 ヌメヌメした感触が、セバスチャンの身体を這いまわる。 「坊ちゃん・・・何故・・・」「お前が無様だからだ。躾が足りん様だから、躾直してやる。」シエルの怒りは、収まらない。 セバスチャンの乳首に絡み、下肢を拘束する触手。 シエルは、セバスチャン自身を口腔内で愛撫している。 後孔には、細い触手がサワサワと蠢き、セバスチャンの性感を昂らせた。 「はぁ・・・坊ちゃん・・・さっき、何を飲ませたんですか?」「ああ、媚薬だ。身体が熱くなってきただろう?流石のお前も、天界特性の薬には、叶わないか・・・」シエルは、いつもと違い、余裕のないセバスチャンに二ヤ二ヤしてしまう。 「グレルさんですか・・・何故、あんな死神を頼るのですか?」息遣いの荒いセバスチャンにシエルは、興奮を隠せない・・・ 「お前、僕を取り戻す為に、散々、あいつ利用しただろう?ここに来てすぐ、泣き付いてきたから、ささやかな復讐の為に、頼んだまでだ。勿論、あいつにお前のこんな顔を見せてやるほど、甘くはないがな。」シエルは、セバスチャンの顎に手を掛け、口付ける。 くちゅ、ちゅっ唾液を絡ませて、セバスチャンの口腔を蹂躙する。 「はぁんっ・・・」セバスチャンの悩ましい声・・・ 細い触手は、有り得ない個所に潜り込んだ。 セバスチャンの性器の入り口・・・尿道口にズップリと・・・ 「い・・・痛い・・・坊ちゃん・・・」セバスチャンの顔が苦痛で歪む。 「我慢しろ。すぐ、痛みも快楽に変わる。」(子供が何言ってるんですか(・_・;))セバスチャンは、シエルの仕打ちが酷くなるから、言葉を飲み込んだ。 「いや・・・抜いて・・・下さい・・・ああっん・・・」シエルの指がツプッと蕾に挿入された。 触手の分泌液で潤った蕾は、容易く、シエルの侵入を許した。 指の抜き差しが激しくなると、セバスチャンは、身体を仰け反らせ、「もう、抜いて・・・ああ・・・シエル・・・ベッドの中でしか言わない主の名前・・・シエルの指は、蕾から離れて行った。 「ち・・・違います、そっちじゃなくて・・・前・・・」セバスャンは、シエルの指ではなくて、触手を抜いて欲しかったのだ。 「フフ・・・僕の指が欲しいなら、おねだりするんだな?どっちみち、僕がお前を抱くんだからな・・・」シエルの態度は、変わらない。 (どうせ、何を言った所で、状況は、変わらない。私を抱くまで、坊ちゃんが、満足される事はないのだから。) ならば、せめて、シエルだけを感じさせて欲しい。 しかし、激しく抜き差しを繰り返す尿道口の触手は、セバスチャンの理性を奪っていく。 「早く・・・坊ちゃん・・・貴方のを入れて・・・」羞恥心など、悪魔は、元々、持ち合わせていない。 セバスチャンは、三年、シエルに仕え、シエルの身体を貪ってきた。 それ故、シエルの感情も理解できるのだ。 愛して、愛されなければ、人は、心を無くし、死んでしまうあわれな生き物・・・ 今のセバスチャンは、悪魔だが、人間らしく成り過ぎ、シエルの魂をクロードに掠め取られた。 (それでも、私は、貴方の魂を食べれなかった。キスしようとしなければ、この事態は避けれたのでしょうか?)自問自答を心の中で繰り返す。 失われた物は、二度と還らない。 今のセバスチャンは、過去のシエルの悪魔ではない。 只、シエルに執事として仕え、シエルの為だけに生きていたかつての悪魔、セバスチャン・ミカエリスは、永遠に失われてしまったのだ。
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淫獄の罠NO.2 |
旦那が帰るまでですので、ぶっちぎれるかもです(・_・;) セバス受け苦手なお嬢様、戻って下さいね♥ 沢山、アクセス頂きまして、ありがとうございます♥ 2010.2.3PCブログ開設しまして、何も解らないまま、ここまで来ました・・・ レイアウト酷くて、申し訳ありません。 少しでも、楽しんで頂けます様に日々、努力いたしますので、これからも、宜しくお願い致します♥ では、とんでもないタイトル付けて、後悔しているセバス受け小説いきます・・・
「淫獄の罠」 NO.2 自分で呼んだ訳では、ないのだ。 有り得ない光景に目を見開き、セバスチャンは、悪魔なのに、恐怖を感じていた。 無数に蠢くソレ・・・ 「触手」なのだ。 セバスチャンの目の前で無数に蠢く者の正体は・・・ シエルが自らに使用する訳では無かろう・・・自分に向けられるであろう、シエルの怒りは、意外な形となって現れたのだろうか? 否、シエル自身の明確な意思の元、触手は召喚されたのだ・・・
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淫獄の罠NO.1 |
「坊ちゃん、お目覚め下さい。」いつものセバスチャンの声・・・ 只、違うのは、今のセバスチャンは、人間界に在った時と違い、シエルを見ていないと言う事・・・ 否、見てはいるのだが、シエル自身に向き合っていない、シエルに興味を失ったから、生気のなくなった目で、見ているだけなのだ。 それに比べ、「女王の番犬」の肩書から、只の「シエル」と言う名だけの悪魔になったシエルは、自由を満喫しているのだった。 セバスチャンを執事として従え、日がな一日、読書して、夜になると寝るだけの毎日・・・ 紅茶すら飲めないシエルの世話は、至極簡単で、朝起こして、着替えをさせ、只、傍にいるだけのセバスチャン。会話は、以前に比べ、減っていた。 嫌味を聞かないで済むシエルだが、寂しいとさえ、感じてしまう・・・ (変わり過ぎだ・・・私の坊ちゃんと言ったり、移動する度に、姫抱っこしたのは、何処のどいつだ!)ほぉっとため息をついても、以前と違い、セバスチャンは、無言なのだ。 (クロードなら、確実に魂喰らってくれたかも?変態だったが、こんな事なら、あいつと契約しとけば、良かったのか?)シエルの頭の中では、後悔で一杯だった。 シエルの思考など、その気になれば、このくらいなら、セバスチャンには、解ってしまう。 只、読めないのは、シエルが自分を愛していると自覚したシエルの覚悟。 続きを読む
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