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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「失われた契約6」リクエストのセバシエFIN
  あかさ様おまたせ致しました(*^_^*)
 焦らしプレイでしたが、少しでも楽しんで頂けると幸いです(>_<)
 リクエストに添えたか不安ですが・・・あかさ様のみ、お持ち帰りOKです。
 素敵なリクエストありがとうございました。
 これに懲りずに
「九条静音の黒執事妄想劇場」を宜しくお願いします。



 「失われた契約6」
 (止めなくちゃ、何故だかわからないけど、あの二人を止められるのは、自分だけ・・・) 
 本能がシエルを動かしていた。
 シエル本人は記憶を失くしていて、セバスチャンが自分の執事だと思い出してる訳ではなかった。
 例え、多少、葬儀屋のデスサイズで切られても、すぐには死なない。
 今のシエルも悪魔なのだから・・・
 そんな事は忘れている筈なのに、降りあげられたデスサイズを見て
「危ない!セバスチャン!!」
 身体は無意識に動き出す。
 死ぬ筈のない悪魔で執事を庇って・・・
 飛び散る赤い血・・・
 「坊ちゃん・・・」

 「良かった・・・ご無事・・・ゴフッ・・・」
 セバスチャンは腕の中のシエルを気遣いながらも、吐血していた・・・
 葬儀屋のデスサイズの前に出て、セバスチャンに手を伸ばしたシエル。
 そのままいけば、葬儀屋は確実にシエルの心臓をデスサイズで貫いていただろう・・・
 見捨てれば、悪魔としてシエルは死に、魂は身体から解き放たれる。
 人には戻れなくても、シエルの魂をセバスチャンは喰らえただろう・・・
 「あ~あ・・・小生はどちらでも良かったのに・・・」
 葬儀屋の言葉に、セバスチャンの目は赤く輝く。
 「貴方が欲しいのは、坊ちゃんの魂だったと言う訳ですか?渡しませんよ、死神如きに・・・私の大切な坊ちゃんは、私だけのモノ・・・」
 ズボッ・・・
 セバスチャンの右胸に深く刺さっていたデスサイズが抜き取られた。
 シエルを庇う時、微妙にデスサイズがズレ、セバスチャンは死ぬのを免れていた。
 それは偶然なのだろうか?
 この世に偶然など有り得ない・・・
 それは必然であり、運命なのだから・・・
 シエルはセバスチャンが庇った為、勢い余って、セバスチャンの背中に抱き付く事になってしまった。
 手にヌルッとした感触が・・・
 違和感を感じたシエルが、手を見た・・・
 血に塗れた手・・・
 過去の記憶が呼び覚まされる・・・
 「あ・・・あっ・・・あぁぁぁ」
 「坊ちゃん!」
 途端にセバスチャンの背中の傷口から溢れだすシネマティックレコード・・・
 悪魔になったシエルの眼前に繰り広げられるセバスチャンの走馬灯・・・
 シエルとの出会いから今までのレコード・・・
 どんなに悔いても、過去は変わらない、否、変えられないのだ。
 シエルの手についた血が、天使との戦いで傷ついたセバスチャンの記憶を呼び起こす。
 自分との契約の為に、彼は契約印の左腕を失った・・・
 セバスチャンに女として抱かれる事を望み、拒まれたアンジェラの嫉妬によって・・・
 その一瞬の隙が、クロードにシエルの魂を奪われ、一度記憶を失くしたシエル。
 再び記憶を失くした今のシエル・・・
 またシエルを失う恐怖から、セバスチャンは焦る。
 死神に勝てないとしても、命を掛けてでも、シエルを渡せない。
 それなのに、シエルはセバスチャンを庇う為に、命知らずにも、葬儀屋のデスサイズの前に飛び出した。
 自分の事を忘れてるのに・・・
 「坊ちゃん!坊ちゃん!」
 傷口から血は出ている。
 それに気を止める暇はない。
 急激なショックから、シエルの精神は壊れてしまうかも知れない。
 自分が些細なケンカを仕掛け、シエルは死ぬ事を選んだ。
 下級悪魔に穢される事を拒む手段として舌を噛み、自決したシエル。
 どんなに悔やんでも、元と同じシエルがそこに戻るとは限らない。
 それでも、セバスチャンは望む。
 最早、魂を喰らえなくてもいい・・・只、そこにあればいい・・・シエルとしての主が存在していればいい・・・
 悪魔であった自分が、「美学」を捨ててまで欲した魂は、シエルの中に確かに存在しているのだから。
 自分が愛したのは魂だけだったのか・・・
 否、生きて自分に命令する姿を愛したのだ・・・
 シエルは抱き締めるセバスチャンの背に手を回す。
 「セバスチャン・・・」
 以前の様に力強くはないが、確かに主の声で・・・
 「あ~あ・・・戻っちゃったんだね。は・く・しゃ・く・・・」
 如何にも残念そうな葬儀屋のモノ言い。
 「葬儀屋さん貴方は・・・」
 セバスチャンは、シエルの顔を見ながら、背後で溜息を吐いてる葬儀屋の動向を探る。
 今の自分は、シエルを守り切れないかも知れない。
 「この馬鹿!何でお前はいつも・・いつも・・・」
 腕の中の主の言い方は以前のままだったが、大きなサファイアの如き左目からは涙がポロポロと溢れだし、セバスチャンは目を丸くする。
 悪魔となったシエルが泣いているのだから・・・
 人間であったシエルは、抱く度に涙を滲ませていた。
 しかし、悪魔になった頃から、泣く事などなかった。
 それはまるで、セバスチャンに抱かれる事すら苦痛だったのかと、セバスチャンの心に猜疑心が巣食っていったのだ。
 真実は違っていた。
 セバスチャンがクロードに魂を奪われた経緯も、どうやってセバスチャンが腕を取り戻したのかも、シエルは知らない。
 記憶を失った以上、その事情を知ろうと思う筈などないのだ。
 悪魔で生まれたモノと悪魔になった元人間とは、考え方が異なるのだ。
 二人は気付かなかった。
 シエルが悪魔になった時点で、人間の心など失われてると疑わなかったから。
 「坊ちゃん!坊ちゃん!」
 只、セバスチャンはシエルを抱き締める事しか出来ない。
 自分の失態をどう償えば良いのかも知らず・・・
 「もう・・・本当にお前は・・・もういい!まずはお前の手当てだ、いい加減離せ!んっ?葬儀屋なんでお前がここに・・・」
 「ヒ~ヒッ・・・クックッ本当に面白いよ、君達は・・」
 ガランとデスサイズを放り出し、腹を抱えて、庭を転げ回る葬儀屋・・・
 「何なんだ?一体・・・」
 自分を抱き締める執事・・・元駒は庭で腹を抱えて笑いながら、転げ回れば大抵の者は怒るか、困惑するだろう。
 シエルはどうしたのか?
 「いい加減にしろ!」
 ボカ、バシッ、ドカッ・・・
 大の大人の男二人は、主に頭にトリプルアイスクリームを喰らい、頬には殴られた痕があり、服をズルズルと引きずられ、屋敷に連れ込まれた。
 バンとドアを開け、二人を玄関から投げ込み
「セバスチャンは風呂に行くぞ。それから傷の手当て!葬儀屋!お前は紅茶の用意をしろ!ああ・・・何だか疲れたから骨型クッキーでも作っておけ!」
 「「イエス・マイロード」」二人は声を揃え、常套句を口にする。
 叶わないのだ。
 この主には・・・
 悪魔も死神も関係なく惹かれるのだから・・・
 二人は殺し合ったのに、互いを見合い苦笑するしかなかった・・・
 主の命令通りに行動する為に、背中を向ける。
 セバスチャンはシエルに促され、風呂に入り、血を洗い流し、傷の手当ての為に、髪をタオルに包み、バスローブを羽織ると言うラフな格好をして、シエルに傷口を舐めさせていた。
 「こんなのが旨いのか?」
 寝室に戻り、背中から肌を晒すセバスチャンの傷口に舌を這わせシエルは問う。
 「フフ・・・貴方にはまだまだこの甘美な味は解らないのでしょうね・・・お子様ですから・・・」
 セバスチャンは詫びない。
 シエルが自分を置いて、一人で逝こうとしたから・・・
 許してやらない。
 この想いを、自分の苦しいまでの狂気を・・・
 葬儀屋が去った後、思い知らせてやろう!
 骨の髄まで・・・
 悪魔で執事は、シエルに傷口を治療させて、口元は歪んでいた・・・
 この後、行われるであろう行為に期待しながら・・・
                   FIN
H24.6.23 A10:17
あとがき
 あかさ様お待たせ致しました(*^_^*)
 ついに完結しました。
 まだまだ葬儀屋がお邪魔虫なので、Hシーンまでいきませんでした。
 葬儀屋を好きになる・・・抱き付く事までしか思いつかず、申し訳ございません((+_+))
 あかさ様だけお持ち帰りOKですので、変な所がありましたら、書き直させて頂きますね。
 焦らしプレイすみませんでした(*^_^*)
 少しでもお嬢様が喜んで下さると宜しいのですが・・・
 ご希望でしたら、またR-18として続編書きたいのですが、予定が詰まってまして、少々お待ち頂けますか?
 またリクエストお待ちしています。
 素敵なリクエスト頂き、書く機会を与えて下さり、ありがとうございました。
 拙い小説ですが、少しでも楽しんでいただけたら、幸いです(*^_^*)
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まとめtyaiました【「失われた契約6」リクエストのセバシエFIN】

  あかさ様おまたせ致しました(*^_^*) 焦らしプレイでしたが、少しでも楽しんで頂けると幸いです(
[2012/06/23 17:08] まとめwoネタ速neo