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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「真昼の欲情2」レゾンデートル夫婦セバシエ
 中々お返事できず、すみません。
 皆様の暖かいお言葉を励みに頑張りま~す!!!
 
 シエル女体シリーズです。
 更新は殆ど一ヶ月ぶりですみません。
 今回はエロ少なめで・・・
 また暫く潜ります・・・ブクブク・・・
 一向に回復しない腕・・・
 まともな体に戻れるのでしょうか?
 少しでも楽しんで頂けたら、幸いです。



  「真昼の欲情2」 
再び、書類と向き合う二人・・・
 アフタヌーンティーも終え、仕事に集中するしかない。
 例え、明るい陽光の中、全てを曝け出し、愛し合ったとしても、今の当主はセバスチャンで、会社の社長は、シエルなのだから・・・
 嫌がらせで、両方とも、セバスチャンに押し付けてやりたかったシエルだが
「人の感覚は理解出来ないのですよ」
寂しそうに笑う夫の為に、社長業を継続する事になったシエル。
 ここまで大きくした会社を潰す事に躊躇がある訳ではなく、自分達の勝手な判断で、仕事を失い、路頭に迷う社員を作りたくないだけ・・・
 全てを失ったシエルは、その事だけは恐れていた。
 いつか人の世を捨てる時はタナカが社長となり、タナカが亡くなった後は、唯一の親族になるエリザベスが継ぐのだろうが・・・
 「不思議だな、セバスチャン・・・まさか契約はそのままに、お前と夫婦になるなんて・・・」
「ええ・・・まさか私も嫉妬から貴女を女性にし、襲うなんて・・・出会った頃は思ってもみませんでした・・・」
 セバスチャンはシエルをクソガキだと内心思っていたから・・・
 シエルは悪魔など憎むべき存在だとしか思ってないだろうし・・・
 契約の渡り賃は、シエルの片割れだったから・・・
 「僕は後悔しない。復讐は終える。お前と共に生きるのが、契約違反だと言うなら、この魂を食らえばいい・・・その頃には、お前の子供が出来ているかも知れないし・・・」
 「どなたかに何か言われたのですか?私は貴方と共にいられれば良いのですよ。ご無理はなさらないで・・・」
 「無理はしていない・・・只、お前が欲しいなら子供を・・・」
 グイッ・・・
 あっという間にセバスチャンの腕の中のシエル。
 「もうしないぞ!!!」
 「貴女が可愛らしい事をおっしゃられるから・・・私はそんなに節操なしではありませんよ。私はもう貴女の身体にしか、感じませんし。」
 尻の辺りに当たるセバスチャンの怒張・・・
 『貴女が欲しい・・・』
 暗に言われてる様で・・・
 「夜までお預けだ!!!もう待てくらいしろ!!!」
 言葉と裏腹に、濡れる身体・・・
 「私はそれでも構いませんよ。貴女が我慢出来るのでしたらね。では続きを致しましょう。社長」
 シエルの身体の変化を知りながら、抱き上げた身体をシエルの椅子に優しく下ろしてやるセバスチャン。
 本当は欲情のままに、再びシエルを貪りたかったが、命令がある以上、手を出せない。
 シエルはセバスチャンが本能のままに、襲うのではないかと期待していたのに・・・
 どこまでも理性的なセバスチャン。
 ベッドの中で、全裸で愛されなければ、今までの契約者に対しての感情しか持ち合わせていないだろうとシエルは勘違いしていただろう。
 セバスチャンが悪魔である以上、いつシエルに飽きるかも知れないのだから・・・
 離された事実に、ツキンと胸が痛んだが、自分から拒絶したのだ。
 自業自得と言うもの・・・
 身体の変化を誤魔化す為にシエルは、書類に集中した。
 セバスチャンは長い刻を一人で孤独で生きてきた。
 悪魔だったから・・・
 天上の青と言われる青い瞳のシエル。
 焦がれて止まない青・・・
 自分の心に気付いたら、セバスチャンの行動は早かった。
 シエルの全てを手に入れる為にシエルの未来を奪った。
 後悔はしない。
 悪魔は欲しいモノを手に入れるのに、手段を選ばない。
 サラサラとペンが紙の上を滑り、文字を綴る。
 「終わった~」
 「お疲れ様でした・・・ではシエル」
 「えっ?」
再びセバスチャンに抱き上げられた。
 「もう我慢など出来ませんよ。私は貴女程、理性的に出来てはおりませんから・・・悪魔で夫ですから・・・」
 「馬鹿!!!・・・」
 シエルはセバスチャンの首に腕を回し口付ける。
 まだまだ新婚の二人には時間など関係なかった。
 夕食の時間の連絡に来たタナカは、セバスチャンの達筆な字の書置きに呆れるのだった。
 「暫くシエルと休みます。夕食は皆さんだけで召し上がって下さいね。シエルには私が夜食を作りますから。お食事が済みましたら、片付けしたら休んで下さって結構ですよ。明日の朝から、業務をお願いします」
 「ほっほっほっ・・・どちらがミイラ取りなのか・・・ミイラなのか・・・魅入られたら、お終いですな・・・」
 若い二人の仲睦まじさは、先代達を思い起こさせる。
 生きていられて良かったとタナカは思う。
 先代達は守り切れなかったが、当主となったセバスチャンがいれば、シエルを失う事は二度とないだろう・・・
 「旦那様、奥様をお守り下さいね。永遠に・・・」
 この先、どんな苦難が待ち受けようとも、二人は離れない。
 タナカは未来を見る事が出来る訳ではないが、子供のシエルとの結婚を決めたセバスチャンならと・・・
 シエルを苦しめる存在に成り果てるなら、自分の命に代えても、どんな手段を使っても、セバスチャンを駆逐する。
 自分に不可能であったとしても・・・
 それが唯一の生き残りの使用人の覚悟・・・
 そんなタナカの心など、露知らず、二人は寝室に篭り、愛し合う。
 出会う筈のなかった悪魔と子供の主・・・
 二人の関係は変わっても、繋がりは消えない。
 未来永劫・・・
            FIN H25.7.28 P9:15