アクセサリーと本人後ろ姿 |
趣味のビーズアクセサリーと本人後ろ姿
|
ご連絡はこちらから |
ご意見、ご感想、問い合わせ等にご利用下さい。
|
カレンダー |
03月
| 2024年04月 |
05月
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
- |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
- |
- |
- |
- |
|
|
|
|
「片羽の蒼い蝶7」久しぶりに更新((+_+)) |
ツイッターで構って頂いたり、コメント頂いたりメール頂いたり、して下さるお嬢様のみお持ち帰り下さいませ。突発ですし、久しぶりなので、前回と話が繋がらないかも? カテゴリー「捧げもの」クリックして、NO.1からお楽しみ下さいませ(^-^)
「片羽の蒼い蝶7」 「僕の愛した悪魔・・・」 シエルは想う。 自分も半身の名前を名乗り、偽りの契約で悪魔に仮の名前 「セバスチャン・ミカエリス」を与えた身・・・ アロイスとどこが違うのだろう。 只「殺さずに守り抜け!」その命令があったから自分は死なずに済んだのだろうか? 否、もしアロイスがクロードに命令したとしても、殺されていただろう・・・ 「ずいぶん余裕が御有りですね・・・私が誠心誠意、尽くしてる最中ですのに・・・」 シエルをベッドに押し倒し、セバスチャンはあれやこれやと愛撫を与えている最中なのだ。心ここにあらずのシエルに憤慨したとしても、責められはしない。 「す・・・すまんちょっと・・・」 シエルはしどろもどろだ。 「どうせアロイス様の事でしょう・・・もう過ぎ去った過去の事・・・悪魔に なられても貴方はお優しい・・・」 「優しくはないだろう?一度はアイツをこの手に掛けた。致命傷に至らぬにしても、僕の剣がアイツの命を縮めた原因の一つだろう?」 「結果的には、そうでしょう?しかし、クロードは貴方の血の味を知ってしまった。私より先に・・・貴方の甘美な血に飢えたクロードは、アロイス様との契約を一方的に破棄し、貴方を洗脳して私を遠ざけ、貴方を弄んだ。今でも腸が煮え返ります。この手で、レーバァテインで殺しても、まだ気が晴れません・・・どうしましょう?」 二ヤリと悪魔の笑みを浮かべるセバスチャン。 シエルは背筋に冷たい汗が流れる気がした。 「殺したんなら満足しろ・・・」 シエルはセバスチャンから距離を取る為に、後ずさりしていた。 悪魔になった今、本能的に、危険を察知したのだ。 「あっ・・・」 足首を少々、乱暴に掴まれ、セバスチャンの腕の中に引き戻される。 「坊ちゃん・・・貴方は自分を大事になさらないから、この様な無様な結果になるのですよ。動かないでと申し上げたでしょう?」 シエルはセバスチャンの言葉にカチンときた。 「貴様!僕のせいだって言うのか?名前を呼べば来ると言ったのに・・・何度も呼んだのに・・・ハンナと戯れていたお前が悪いんだろう!」 つい手が出てしまう。 バシッ・・・ セバスチャンの口端からツツッ・・・と血が伝う。 セバスチャンの血を垂らす姿が余りにも妖艶で、シエルは吸い寄せられるかの様に、セバスチャンに口付けた。 ピチャペチャ・・・血に飢えた獣が獲物に喰らいついたかの様な淫らな水音・・・ 「甘い・・・」 シエルはトロンとした表情で呟く。 「シエル・・・シエル・・・」 今度は、セバスチャンが根を上げる。 自分の血がシエルの口元を伝い、流れる前に幼い舌に絡め取られる様の妖艶さ・・・ シエルは人間であった時も、悪魔になってからも、セバスチャンを虜にして離さない。 セバスチャンは、シエルの首筋に舌を這わせ、愛撫していく。 「あっぁっっっっ・・・セバスチャン・・・」 シエルも次第に熱くなる身体に翻弄される。 何度、抱き合っただろう・・・ 昼も夜も関係などなく・・・欲望に正直に、お互いを求め合い、のめり込む。 やっと二人きりになれたのだから・・・ 契約の果て、残ったものは、お互いを求める純粋な心・・・ 刻を超え、種族の違いは同族になる事で、障害も越えた。 セバスチャンは、熱くなる身体の熱に翻弄され、何時しかシエル同様、全裸になり、シエルの前で全てを晒す。 嘘偽りのないセバスチャン自身を・・・ 何時か悪魔としてのセバスチャンの本性を知るだろうシエル。 それでも構わないとシエルは想う。 自分が人間であった時から、愛したセバスチャンなのだから・・・ 悪魔であろうが人であろうが、方法は違えど、愛する心は変わらない。 人間だとて、残酷な方法でしか愛せなく、拷問の果てに、命を奪ってしまう事もある。 それでも愛は平等なのだ。 お互いを求める心は純粋なのだから・・・ 「セバスチャン、もうこの手を二度と離すな!」 「ええ、シエル。私は貴方だけを愛し、二度と裏切りません。貴方を失いたくありませんから・・・」 シエルにセバスチャンは何度も誓う。 セバスチャンの落ち度が、今回の原因なのだから。 甘い甘いキスをシエルに送るセバスチャン。 二人の身体は重なり、闇に溶けて行く。 求めるモノはお互いだけ・・・ NO.8に続く・・・
|
「千のキスを貴方に」 |
死渡幻夢様に捧げます。 ツイッターで、素敵な「セバシエ」の小説書いて頂きましたお礼です。 幻夢様のみお持ち帰り下さいませ♥ 「千のキスを貴方に」 「坊ちゃん、お目覚めのお時間です」 いつもの朝の様に、セバスチャンはシエルを起こしにきた。 しかし、シエルは一向に、起きようとはしない。 「坊ちゃん、いい加減に起きて頂かないと、折角の紅茶が冷めてしまいますよ」 セバスチャンは些か、シエルの毎朝の無駄な足掻きに呆れ気味だった。 この主人といると退屈はしないが、まだまだ子供・・・例え悪魔と言えど、その珍妙な行動に目を丸くする事もしばしば・・・ シエルは二ュッと腕を布団から出すと、セバスチャンを手招きしているのだから。 ヤレヤレとは想いながらも、執事である以上呼ばれれば、シエルの傍に行かなければならない。 「坊ちゃん何でしょうか?」 シエルの近くまで行くとグイとタイを引っ張られ、バランスを崩したセバスチャンは必然的に、シエルに覆いかぶさる結果になってしまう。 チュッ・・・シエルの唇がセバスチャンの唇を塞ぐ。 一瞬で離れたが、間違いなく、シエルからのキスで・・・ 「坊ちゃん・・・貴方って方は・・・本当に素直ではないのですから・・・」 セバスチャンは、本格的にシエルに覆いかぶさって、あちこちにキスしだす。 「ちょっ・・・もう、お前は朝から・・・僕からキスしたら、どんな顔するか見たかっただけなのに・・・昨日 散々しただろうが・・・」 「私に悪戯しよう何て、貴方が悪いのですから、責任をお取り頂けますか?」 「もう、一々そんなに恥ずかしい事聞くな・・・好きにすればいいだろう?」 シエルの瞳には 「僕の勝ち!」 そんな表情が見て取れる。 (こんな子供に・・・まぁ、骨抜きにされた私が悪いんでしょうけど・・・) 「千のキスを貴方に」 セバスチャンはそう言うと、手を取り、忠誠の証に、手の甲に口付ける。 まるでお姫様に忠誠を誓う騎士が、恭しく大事そうに、口付ける様に・・・ セバスチャンのキスは、シエルの全身を優しく包み込み、心を蕩かしていく。 「女王の番犬」 そんな肩書を持つシエルだが、セバスチャンの腕の中では、違う表情を見せる。 悪魔であるセバスチャンでさえ、虜にして離さない「愛しい」と想わせる程の艶めかしく、妖艶な表情に変わるシエル・・・ 「私は貴方のファントム-影-です。悪魔である私の力を存分に利用し、貴方は貴方の道を進めばいい・・・その為の私・・・その為の悪魔で執事ですから・・・」 セバスチャンは再びシエルに誓う。 どの様な運命がこようとも乗り越えてみせると・・・一度、シエルを裏切り、シエルの本来の望みを絶ってしまったから。自分の償いは只、傍にあるだけ。未来永劫、もう二度と離れぬと・・・ 「それでいい、セバスチャン。もう僕はお前を離しはしない。未来永劫、永遠に・・・僕が欲しいのはお前だけ・・・他には何も要らない」 「イエス・マイロード。私も貴方以外何も要りません。この城で永遠に二人だけで、命の続く限り共にありましょう・・・それだけが、私の真実の心です」 セバスチャンはシエルと共に生きるのを誓う。 シエルは満足し、目を悪魔の紅に変えて、セバスチャンの首に腕を回す。 「お前は僕だけのモノ・・・」 永遠に生きる二人が欲するのは、お互いだけ・・・ 退屈な日々も二人でいれば楽しい日々に変わる。 永遠に二人で生きて・・・ FIN あとがき 珍しくキスだけと言うほのぼの? 明日からは、当分、幻夢様に捧げる「リクエスト企画」の小説に入りますので、短編を一つ。 少しでも、アクセス頂いたお嬢様の心に残れば、良いのですが・・・ H.23.11.21 P10:29
|
「片羽の蒼い蝶」6 |
アクセス頂きありがとうございます。 拍手コメント頂いたお嬢様、メール頂いたお嬢様、トラックバック、ツイッターその他、色々と構って頂いたお嬢様のみ、お持ち帰りOKです(^-^) コピーしてお持ち帰り下さいませ。
「片羽の蒼い蝶6」 「んっ・・・うっ・・・」 セバスチャンが驚きの余り、目を見開いていた。 シエルが自分と共に生きると決心した事が、セバスチャンには信じられなかった。 「愛しています。貴方だけを・・・貴方の最後が訪れても、未来永劫、貴方だけを・・・」 シエルが人であった時、その腕に抱き、何度も告げた言葉・・・ どんなにシエルを溺れさせても、自分を愛してはくれなかった・・・ 心の底では、悪魔だからと軽蔑していたのだろう。 闇の中で、蠢く汚らわしい存在に過ぎぬ悪魔だから・・・ シエルに口付けられ、絡められ、深くなる口付けに、セバスチャンは翻弄された。 悪魔になったシエルには、今まで、セバスチャンに教え込まれた性技を真似る事など、朝飯前だ。 飲み切れない二人の唾液が、セバスチャンの口からタラタラと流れ落ちる様は、卑猥で煽情的だった。 シエルが唇を離すと、心なしか、セバスチャンの青白い顏が、うっすらと赤く染まっていた。 「坊ちゃん・・・貴方は・・・」 上気し、ハァハァと肩で息をするセバスチャンは、シエルの心を鷲掴む。 「フフ・・・何て顏してるんだ?お前が無理矢理、僕に仕込んだ事だろう?悪魔のお前がこれくらいの事でうろたえるのか?悪魔になるとは、実に気分の良いものだ。お前を含め、僕は悪魔三人に弄ばれたのだ。これくらい囁かな報復だろう?なぁ、セバスチャン・・・」 シエルの目は、セバスチャンが愛した蒼い瞳から、悪魔の赤い瞳に変わっていく。 「流石は、坊ちゃんですね・・・悪魔の私より、悪魔らしい・・・私達への報復ですか?貴方は悪魔になっても、人であった時と、何も変わらない。遣られたら、遣り返す・・・復讐の為だけに生きていた貴方・・・私を縛り付けただけでは、満足出来ぬと?」 「ああ・・・お前は悪魔だった・・・嘘を吐くなとの命令に逆らっては、いないだろう・・・只、欺いていただけだ・・・僕を奪われ、魂を喰らえなくしたのは、お前だ!お前の驕りと欺瞞のせいだ!いい加減自覚しろ。僕の魂は、悪魔となったこの器に、永久に封じられた。失った物は、二度と取り戻せないとお前が僕に教えたんじゃないか?」 そうセバスチャンは、いつもシエルの魂の輝きが、失われない様に、あらゆる手段で、シエルを試してきた。 残酷とも呼べる手段を用いて・・・ それでも、シエルは屈しなかった。 セバスチャンに飽きられ、捨てられる事がない様に、常に魂は、輝き続けた。 「そうですね、貴方は決して変わらない。私をいつまでも虜にして、離さない。人であった貴方を失ったのは、私の落ち度です。そんな愚かな私を、尚もお傍に置かれる貴方は、どこまでも酔狂であられる。貴方のお傍にいられる事が私の悦びです。貴方の為にどんな事でも致しましょう。今度こそ、貴方の忠実な下僕てありましょう」 「フン、何だか白々しい・・・まぁ、お前が僕をクロードに奪われて、うろたえる姿は、見モノだったぞ!僕もお前ばかりは、責められんが・・・アロイスに意識を奪われ、身体を自由にされた。しかし、お前といい、ハンナといい、最近の悪魔は、規格外に出来ているのか?己の美学を貫く為だけに、偽りの愛を囁くだけではないんだな」 シエルの言わんとしている所をセバスチャンは、正確に理解していた。 悪魔でも 「人を愛する」事が可能だと言う事だ。 シエルは、悪魔になり、いつ果てるとも知れぬ生を得た時、柵から解放され、清々しい気分になれた。 人であった時は、複雑な感情があったから、死にたかったのだ。 家族を失い10歳の子供が一人で生きていくのは、辛すぎたから・・・ セバスチャンが執事として、自分の我儘を叶えてくれたから、今の自分があるのだ。 三年悪魔であるセバスチャンと暮らしたのだ。 使用人達は、一年しか、一緒に暮らしていない。 闇の中で生きてきたシエルを光ある世界に戻したのが、悪魔なんて、何と皮肉な運命か? 「お前が僕に飽きたとしても、もう二度と、離してやらん。お前は未来永劫、僕のモノだ。それだけは、忘れるな!」 「イエス・マイロード。この契約書がある限り、私は悪魔で悪魔の執事。貴方の為に、生き続けましょう。貴方も私に誓って下さいますか?私だけだと、私だけしか、要らないと言って下さった言葉は、本心だと。嘘偽りのない言葉だと・・・私は貴方のその言葉を聞かなければ、前に進めない。私の生死を共にして下さるのですね?」 何度も何度も、二人の間で交わされる 「契約」セバスチャンが左手を天使に切られ、歪み、亀裂の入った「契約」は、いつしか、二人の運命すら、狂わせてしまった。 アロイスに身体を乗っ取られ、思考すら、停止させてしまったシエル。 ハンナの本心を知り、シエルの中のアロイスは、シエルの魂ごと、ハンナと 「契約」を交わした。 本来、二重契約など、不履行なのに・・・ それでもとシエルは想う。 セバスチャンがいたから、僕は生きてこられたのだと・・・憎しみを忘れず、復讐だけに過ぎ去った日々・・・今の自分には、何の意味も成さない行為だった。 全てを思い出した今、何の感慨もなく、只、人である事の虚しさを想い知っただけだった。 人であった感情が全て忘れ去られた訳じゃない・・・ 偽りとは言え、仮にも、自分の婚約者であったエリザベスとの最後のダンス・・・悪魔の瞳を隠す事は出来なかったが、優しくしてはやれただろう・・・ (エリザベス、さようなら、もう僕は、人であった時のシエルではなくなる。二度と、会う事もないだろう・・・それでも、僕は君の幸せを祈っている。僕の半身の代わりに。) 「さぁ、セバスチャン。命令だ。お前が僕の忠実な執事として、永遠を共に生きると言うのなら、僕だけに、お前の愛を捧げろ!僕だけを見て、僕の為だけに存在しろ!二度と、よそ見は許さん!さぁ、お前の心を僕に示せ!」 「ええ・・・坊ちゃん。私は貴方だけを愛しております。永遠に貴方だけを愛し続けましょう・・・貴方に悪魔としての果てのない私の愛を捧げます。どれ程嫌がっても、拒絶されようとも、命令であろうとも、もう二度と、貴方を離しません。誰にも奪われません。覚悟なさって下さいね。私、根に持つタイプなんですから・・・」 微笑むセバスチャンの黒いオーラ たじろぐシエルを尻眼にセバスチャンが、シエルをベッドに押し倒した。 そのまま口付け、シエルは諦めた様に、瞳を閉じた。 NO.7へ続く・・・
|
「片羽の蒼い蝶」5 |
拍手&コメント、ツイッター、メールとか頂きまして、ありがとうございました 本日アクセス数8000達成、致しました お礼をかねまして 「片羽の蒼い蝶」5更新、致します。 「愚かだな・・・セバスチャン」 シエルは、溜息を吐く。 手に入れた悪魔は、自分の望みは、叶えたが、永遠にシエルの本当の望みは叶えられなくなってしまった。 復讐のみを糧に生きて来たシエルにとって、望みが叶えば 「死」あるのみ・・・ 潔い最後を望んだのに、生き永らえてしまった。 「悪魔」として・・・ 「でも、僕自身は何も変わっていない。お前が、真実を見ようとしなかっただけ・・・」 ここで、初めてシエル自身もセバスチャン自身と、向き合う決心をした。 只、主と執事として生きていても、死人も同然・・・ それが「アロイスとハンナ」の契約であり、復讐だったとしても・・・ 「死」を持ってしか、愛する者と結ばれる方法を知らなかった悪魔二人は、 「絶望」の中、「幸福」を掴んだか?に見えた。 しかし、死んで何になる? 存在がなくなれば、悪魔と言う概念も、人と言う異種族との愛と言う定義は只のマヤカシ・・・ 「セバスチャン、僕は、お前と共に生きる。それがクロードとハンナへの僕の復讐だ!悪魔の分際で、人と契約せねば、生きて行けぬ存在でありながら、僕を弄んだ罪は重い!お前が嫌だと言っても、僕はお前を離さない。お前を永遠に許してやらない。お前が逝く時は、僕も共に逝く。僕が先に死ぬ時は、お前も道連れだ。返事は?」 「イエス・マイロード」 セバスチャンの返事を聞いたシエルは 「それでいい・・・」満足そうに微笑み、 傅く、セバスチャンのネクタイをひっぱり、口付けた・・・
|
「片羽の蒼い蝶」4 |
拍手コメント・ツイッターで構って頂いてる方に捧げます(*^_^*) くろ様・りつ様・キッド様・たままはなま様・真理様・くろくろ様中々、お返事出きませず、申し訳ありません。 「片羽の蒼い蝶」4捧げます。 宜しければ、御受取下さいませ(^-^)強制お返しで(>_<)
「片羽の蒼い蝶」4 「シエル愛しています」 私は、人間であった頃の主に愛を囁いた。 しかし、あの頃、嘘でははない私の言葉など、少しも信じなかった主・・・ 今は信じて下さるだろうか? もう、主も同族なのだから・・・ 本心を隠し、記憶を無くした主を抱く事を躊躇い、かつての関係を取り戻せなかったのは、私の失態。 愛していたのに・・・貴方を見失った・・・ 人であろうが、悪魔になろうが、貴方は変わらないのに・・・ 気付くのが、遅かったのだろうか? 貴方は、こんな私を嫌いになっただろうか? いいえ、貴方は悪魔の私を愛したりはしない。 汚らわしい存在だから・・・私は・・・ 無様で醜悪な本性を持つ悪魔の私だから・・・ それでも貴方は、そんな私ですら、必要として下さった。 人間の命など、一瞬で奪えたのに、何故、貴方を殺せなかったのだろう・・・ 貴方の魂を喰らえば、貴方も私も救われたのに・・・ 永遠の鎖から、解き放たれたのに・・・ 「契約」 と言う名の首輪が、私達を縛り付ける。 「永遠の呪縛」 は、貴方をも、縛り付ける。 「セバスチャン」 嗚呼・・・私を呼ぶ貴方の声・・・ 今すぐお傍に・・・ 私は貴方の下僕ですから・・・ 「永遠の執事」ですから・・・ 二度と、お傍を離れません。 「悪魔で悪魔の執事ですから・・・」 「愛しています、坊ちゃん」 今日こそは、自分の心に、正直になろう。 私は、貴方の魂だけでは、もう物足りない・・・ 貪欲に貴方を求めるのは、永遠に手に入れる事のなくなった魂に、固執する余りの行動だろうか? 「愛しています、坊ちゃん」
|
「片羽の蒼い蝶」3 |
ツイッターで構って頂いてる方、拍手、コメント頂いてるお嬢様に捧げます。 「片羽の蒼い蝶」3 愚かな悪魔・・・セバスチャン・・・ 僕が名付けた悪魔・・・ もう一人の僕を喰らい、僕の魂までも欲しがった。 でも、僕はもう人間ではない。 永遠にセバスチャンを執事として仕えさせる事になってしまった・・・ 不本意な結果だが、満足している自分がいる。 セバスチャンをやり込められたから・・・ やっとセバスチャンに勝てた気がしたから。 僕の魂を永遠に喰らえない、哀れな悪魔・・・ でもこれでやっとお前は僕のモノ・・・もう、誰にも邪魔されない、させやしない! 悪魔として、人間の魂を喰らう事なく、生き続ける為には、伴侶として定めた相手とのみ、交わるしかない事。 僕が人間であった時、散々、僕を抱いたくせに、この頃は、必要以上触れてこないお前・・・ 僕に「愛」を囁いたのは、嘘だったのか? でも、今はそんな事はどうでもいい・・・ 僕も悪魔だから・・・ 煩わしい感情は、理解出来ない。 只、欲しいモノは欲しい・・・ だからいつか命令なしで、お前の意思で抱いてくれ・・・ 愛しい悪魔「セバスチャン」
りつ様・くろ様・たままはなま様・キッド様・じん子様 ツイッターで構って頂き、ありがとうございました。 偶にしか呟きませんが、また、お相手宜しくお願い致します。
|
片羽の蒼い蝶2 |
お礼小説として、アクセス頂いている全てのお嬢様に捧げます。 「片羽の蒼い蝶」の続編セバスバージョンです(-_-;) 「片羽の蒼い蝶」2 坊ちゃん・・・私は、永遠に貴方の執事。永遠の呪縛を手に入れた・・・ 悲しかった、貴方との契約を終わらせて、差し上げたかった。 しかし、契約終了時に、迷ったのは私・・・ 貴方は私を置いて「死」を選んだのに・・・ どんなに愛しても、どんなに身体を重ねても、人であった貴方は悪魔である私を愛さない。 悪魔を憎んでいたから・・・ もう一人の貴方は、既に私の腹の中・・・ 貴方が私に喰われるまで、私の中で眠り続ける。 貴方が来るのを待ちわびながら・・・ 魂を代償に、貴方が捧げた魂は、私の中で貴方を待ち続ける。 私の手より、彼の手を待ち続ける貴方・・・ 本当は、嬉しかった・・・ 貴方の傍にまた、お仕え出来るのだから。 貴方の失った記憶をそのままに、貴方に触れられないまま、お傍にいるのは辛くて。 本当は、悪魔の本能のままに、貴方を抱いてしまいたかった。 複数の浅ましい人間の欲望で、身体を凌辱された貴方・・・ 記憶を塗り替える為に、抱いた日々は、今は遠く・・・ 貴方の運命を狂わせた悪魔ハンナが教えた、飢えを満たす方法・・・ SEX・・・これからは、悪魔としての食事として思う様、抱いて差し上げましょう・・・ 私が貴方から離れられない様に、貴方も私から離れられない。 ねぇ、坊ちゃん・・・貴方は人間の魂を喰らえますか? 嫌なら、私を求めて下さいね・・・ もう、私は貴方しか要らない。 二度と、裏切りませんから・・・ 愚かな悪魔の私に、貴方の愛を・・・
|
お礼の一部を載せます。 |
「片羽の蒼い蝶」 今の僕は、永遠に生きる生を得たが、本当に欲しいモノは、永遠に失ってしまった。もう一人の僕に会える事・・・本当の僕に戻れる事。引き換えに得た者は、悪魔セバスチャン。僕は、お前を失いはしない。例え、どんなに嫌われ様とも。「坊ちゃん」お前が呼ぶ。抱き締める力強い腕。冷たいけれど、僕の身体を熱くさせる唇。そっと触れて、次第に貪欲に僕を貪る。お前だって、もう、僕から離れられないのだろう?なぁ、セバスチャン、僕は、もう、お前しか要らない。永遠を共に・・・ セバ毛企画の皆さま・拍手頂いた方に捧げます。 「永遠に失われしもの」くろ様 / 「夢幻の館」良野りつ様 「丘を越えて、彼方へ」キッド様 / 「真夜中の月」清華様 ツイッターで構って頂いてる 「Chat Noir」たままはなま様 / 「妄想風呂敷」でこぽん様 セバスチャン・ミカエリス様 / テト様 くろくろ様 通販・メール・企画とかでお世話になって頂いてる 「syrup」ひな様 / 「幸福な言葉」沙霧様 「Silent Secret」月猫様 / 「Star Candy」真理様 「空と君と花と」ぴのろ様 / 「銀の時計屋」華月連様 「Kingdolce」黒猫様 / 「BLACK BOX」藤原まりあ様 「イミテ―ション」リュウ様 /「蜂蜜カルサイト」パトリシア湊様 「モノトーンの夢」夢華様 / 「CoLoBoCs」藤宮緑様 当ブログをアクセスして頂いた全てのお嬢様に、短編ですが、強制的(-_-;)に捧げます。 宜しければ、御受取下さいね(-_-;) 重複して構って頂いてる方は、何処かに載せていますので、省略ですみません(-_-;)
|
Happy Wedding企画様参加させて頂きました♥ |
リンクの「Silent Secret」サイト様の月猫様にお世話になりました♥ 九条静音でイラスト「Happy Wedding」と小説「永遠の契約を」捧げさせて頂きました(・_・;)
ブログ内「新たに契約を」6/4から6/14の別バージョンになります(-_-;) 今日、同好会用の小説完成しましたので、見直して、メールで送信完了しましたら、「僕の願い」更新開始しますので、もう暫くお待ち下さい。
|
|
|
|