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青薔薇の誓い・あとがき |
珍しく、書く方向を見失った小説でした(・_・;) セバス受け嫌な、お嬢様ごめんなさいでした(・_・;) 頭の中のストーリーとまったく違う小説になりました。楽しんで頂けましたか? 実は、ラストは、二種類ありました。 セバスがシエルの子孕んで、ファントムハイヴ家に戻るが、色々あるラストと、子供は出来なくて、セバスチャンの性欲の激しさ、シエルを求める貪欲さに、飽きたと言うか、恐怖を感じたシエルが、セバスチャンから、必死の思いで、身を隠すストーリーが本当のラストだったんですが・・・ギャグが、シリアスラストで・・・ 九条自身が今度の金曜まで、仕事にいけないケガで、家で静養してる状態で、堕ち込み気味なのもありますけどね(・_・;)まぁ、原因作ったの私だから、仕方ないんですが・・・ 次回は、携帯ブログで放置していた「黒ミサ」編お送りします。 このブログ内のセバスチャンの正体の別バージョンで、個人誌の謎の女性の正体とかもハッキリさせたいと思います♥ 今度は、パリパリのシエル受けで、凛々しいセバスチャン書く予定・・・予定は未定(・_・;) 一日でアクセス数が26で、とても、嬉しいです、有難うございました♥ 明日、個人誌四冊目が、進んだら、Ⅰの漫画をブログ内にアップしたいです(-_-;) シエル女体漫画なので、嫌な、お嬢様は、ブログ見ないで下さいね(・_・;) 出だしは、携帯ブログとは、違うかも・・・多分、長編です(-_-;) 携帯ブログは、モブログで何もかも、「黒執事」のカテゴリーが、殆どで悪しからず・・・ 携帯プラン、変更不可能になったのが、今日ドコモに行って解ったので、見直ししなければ、携帯ブログでの長い文章は載せない事になりますので、ごめんさい。 HP立ちあげて、全部、統一するのが、野望です(-_-;) 休んでても、時間、足りないの(・_・;) では、次回作でお目にかかりましょう・・・
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青薔薇の誓いNO.6 |
セバスチャンは、貪欲に快楽を感じ、喘ぐ。 「ああ・・・坊ちゃん・・・」シエルは、セバスチャンの花弁を搔き分ける様に、舐め、しゃぶってやる。 「はぁっ・・・」身体と声は、すっかり女になったセバスチャン・・・そんな中途半端な状態の元彼を抱くのは、シエルにとっても複雑な気持ちだった。 指を挿入し、掻き回すだけで、セバスチャンは快楽に背を逸らせて喘いでいた。 「早・・・く・・・坊ちゃん・・・」シエルの熱いモノが欲しくて、強請るセバスチャン。 「さぁ・・・セバスチャン・・・これが、欲しいのか?」散々、セバスチャンの口の中で、舐められていたソレは、セバスチャンの唾液と、先走りの蜜とで、テラテラと艶めかしく濡れていた。 ゴクンとセバスチャンの生唾を飲む音がいやらしい・・・ 「ええ、早く・・・私に・・・」欲しいとは、口が裂けても、言い出せないセバスチャンだった。 大人であり、悪魔としてのプライドが邪魔をする。 主ではあるが、たかが13歳の少年に、組み伏せられ、喘がされ、言い様に嬲られたのだから・・・ 「はぁ、本当にお前は、腹の立つやつだ。今更だろう・・・僕を欲しいと言ってみろ?」僕には、散々、言わせといて自分は言いたくないのか?」ツツーとセバスチャンの頬を一筋の涙が濡らす。 「貴方は、意地悪です・・・私の心を解っていながら、これ以上どうしろとおっしゃるのですか?貴方に女に変えられ、プライドも何もかも捨てた私に、これ以上何を望むのですか?」セバスチャンは、いつになく感情的に声を荒げ、シエルに必死に訴えた。 いつの間にか、溢れる程の勢いで泣いていたセバスチャン・・・ 「もう、泣くな・・・お前に泣かれると辛くなる。お前を虐めたい訳じゃない・・・只、僕を弄んだ罰を与えたかっただけだ・・・僕は、好きで悪魔になった訳じゃない・・・それを忘れるな!お前は、僕を裏切った・・・騙し続けていたのも、事実だろう・・・契約など、とっくに破棄されていたんじゃないか?お前が、記憶をなくした僕では、満足しなかったんだろうが、あの時、クロードから、僕の魂を取り戻し、喰らっていれば良かったんだ。それなら、今の状態にならなかった。お前は、道を誤ったんだ。」シエルは、凛として言う。 「イエス・マイロード・・・私は、人間である貴方を永遠に失ってしまいました。でも、私を・・・悪魔を従わせる清らかで気高い魂を未だにお持ちだ。貴方を・・・愛・・・しています。貴方を裏切った私でも、宜しいのですか?妻になどと・・・こんな私でもお傍に置いて下さるのですか?」セバスチャンは、涙を流しながら、震えていた。まるで、か弱い女の様に・・・ 「傍にいろ・・・と人間の頃、散々、言ったんだがな・・・お前は、全く、人の話聞いてないだろう。この駄犬め・・・僕が首輪つけて、抑えていないと、何やらかすか解らんからな。永遠にお前は、僕の執事・・・そして、僕の妻だ・・・愛してる、セバスチャン」シエルは、震えるセバスチャンを抱き締めた。 「坊ちゃん、こんな私でも愛して下さるのですね、嬉しいです。」セバスチャンは、シエルに身体を預けた。 今のシエルは、13歳の子供のままだ。 セバスチャンにお仕置きをする為に、魔力で大人になっていた時とは違う。 そこはかとない背徳感が漂う風情なのだ。 しかも、子供の身体で、大人の女の色気のあるセバスチャンを抱いて、喜ぶとは、到底思えない。 迷うのだが、そこは、主としての威厳を示さなければならず、益々、複雑なシエルだった。 グイッとセバスチャンをベッドに押し倒す。 唇を奪い、二人の間に銀色の糸となって、唾液が艶めかしく落ちた。 シエルは、セバスチャンの太ももに手を掛け、下肢を露わにすると、猛る自身を宛がい、腰を進める。 先ほどの行為でセバスチャンの破瓜の証は、シエルの目に焼き付けられていた。 今の自分では、セバスチャンは、満足出来ないかも知れない、そんな絶望的な思考がシエルの脳裏に過ぎる。 それでも・・・とシエルは覚悟を決めた。 「ああっ・・・」何度目か覚えていない行為に、セバスチャンは、快楽を感じた。 モノの大きいか、小さいかなど、愛し合う行為に無意味。 シエルもセバスチャンの余りの締め付けに喘ぐ。 「くっ、セバスチャンきつい・・・もう・・・イク・・・」「ええ・・・私も、もう・・・」快楽を感じ、喘ぐセバスチャンは、淫陶な表情で、艶めかしい。 それでも、シエルは、夫としての務めを果たすかの様に、セバスチャンの腰をガシッと掴むと、疲れを知らぬかの様に、抜き差しを激しくして、セバスチャンを責めたてた。 「はぁ・・・んん・・・」セバスチャンは、一際艶やかで、艶めかしい喘ぎ声を張り上げた。 「イク・・・ああ・・・シエル・・・」ペッドの中でしか、呼ばない名前で、シエルはセバスチャンから呼ばれ、セバスチャンが、絶頂を迎える瞬間、再奥に己を打ちつけ、激しい迸りを叩き付けた。 「あああ・・・」セバスチャンは、絶頂を迎え、ぐったりとする。 「セバスチャン・・・」シエルは、自身を抜こうとしたら「抜かないで、シエルもう少し・・・」セバスチャンの足は、シエルの腰に絡み、逃げられない様にする。 「しかし、このままだと」シエルは、嬉しいのだが、自身が、欲望を感じ、大きくなるのが、解ったのだ。 「いいのですよ、何度でも、この身体で感じて下さるのなら・・・シエル貴方を愛し続けましょう・・・永遠に・・・」自分の中で大きくなったシエルのモノに熱く絡みつく、セバスチャンの牝。 最高の快楽に溺れて行く・・・ 悪魔となった二人は、永遠に二人だけの世界に閉じ込められたのだから・・・ 悦びも、悲しみも二人の間に共にある・・・ どちらかが死ねば、もう一人も生きていけないだろう・・・ 永遠の呪縛に囚われ、足掻く二人の悪魔・・・ 運命の悪戯は、二人に永遠の刻を与えた・・・ 長く続く生に飽きる事のないパートナーを伴侶として・・・二人は、永遠に生きて行く・・・ FIN
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青薔薇の誓いNO.5 |
永遠にセバスチャンとシエルの契約は完了しない・・・ シエルが悪魔になった以上、セバスチャンはシエルの魂を永遠に喰らう事は、出来ないのだ。 他の人間との契約さえも・・・ シエルはセバスチャンに・・・否、悪魔全員に勝ったのかも知れない・・・ 結局、シエルを弄び、滅びの道を辿ったのだから・・・ 「早く目覚めろセバスチャン・・・退屈だぞ・・・」シエルは、一人呟く・・・ 時間は、タップリある。 いつもセバスチャンは起きていて、自分が呼べば、直ぐ来たのに、未だ眠っている。 「無理させたか・・・早く、この腹に僕の子が宿らないかな?僕は、両親とは、生きられなかったけど、僕達は余程でない限り不死らしい・・・いつまでも、傍にいよう・・・」シエルは、自分が家族といられなかったから、自分の子には、寂しい思いをさせたくないのだ・・・ 「う・・・ん・・・坊ちゃん・・・」セバスチャンは覚醒しかけた・・・ 「セバスチャン大丈夫か?もう少し、ゆっくり、お前に接する事にする・・・済まなかったな・・・」シエルは照れくさそうに詫びた。 「クスッ、珍しい事もあるんですね、私は貴方の犬なのに、詫びるなんて・・・構いませんよ、手荒になさっても、只、少々、空腹の身で、あの様に、激しく貪られましては、疲れて眠っただけです。もう、回復しましたから、なさっても結構ですよ。でも、今度は貴方の精気も頂きますよ。貪られるばかりでは、消耗するばかりですから・・・」セバスチャンの言葉にシエルは、頷く。 「どうすればいいんだ?」「貴方は、ベッドに寝てらっしゃれば宜しいですよ。後は、私が勝手に致します。」セバスチャンは、シエルの下肢に顔を埋める。 「セバスチャン!」シエルは羞恥に顔が真っ赤だ。 「全く、散々、私を弄んだ方とは、思えませんね・・・悪魔になっても、羞恥心をお持ちだなんて・・・私に身を委ねて、楽になさって下さいね。」セバスチャンは、シエルの抵抗も構わず、立ち上がりはじめたシエルの幼い茎に舌を這わす。 先走りがトロトロと出始め、甘い芳香となってセバスチャンを酔わす・・・ 「舐めてやろうか?」シエルのいやらしい声にセバスチャンは、背筋がゾクゾクした。 羞恥心など自分は、持ち合わせない。 だが、何故か恥ずかしくて、聞こえぬフリをするセバスチャン・・・ 「こっちにこい。」シエルは、従わないセバスチャンの腰を掴み、秘部を自分の顔に跨らせる。 「やぁ・・・坊ちゃん・・・」ピチャと舐められ、恥ずかしさに拒否の言葉を吐く、セバスチャンだった。 ピチャピチャと卑猥な水音をさせながら、シエルに翻弄されるセバスチャン。 ツプッとシエルの指がセバスチャンの蕾に挿入された。 「ああん・・・」それだけで、セバスチャンは感じてしまう。 「ここか?ここがいいか・・・」シエルは、セバスチャンを喜ばせようにと必死だ。 人を否、悪魔だが、他人を愛おしいと思うのは、初めてだったから・・・ 人間など、悪魔にすれば只の食料に過ぎない。 人は、食べられる物は、奪いつくしてきた存在だ。 生態系の頂点に立ち、自由に生きてきた存在なのだから・・・
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青薔薇の誓いNO.4 |
シエルもセバスチャンの隣にゴロリと横になる。 クロードとハンナに、セバスチャンから引き離されてから、二人っきりになるのは、まだ、ニ、三日しかたっていない。 慌てて、セバスチャンを抱く必要などないのだ。 しかし、シエルは不安で堪らない。 悪魔になったのだ。 自分で自分の身くらい守れる。 人間界でも、女王の番犬として、生きていける。 身体は、永遠に13歳の今のまま、変化することも、成長する事もない。 魔力で、少しずつ成長させ、エリザベスを妻とする事も可能なのだ。 しかし、セバスチャン以外と、肌を合わせるのは、嫌なのだ。 過去の凌辱が、人間に騙され、弄ばれた過去が、"人"と言う存在に触れられる事を拒んだ。 悪魔のセバスチャンを執事として傍に置き、人間らしくさせたくせに、"人"を拒む自分・・・ 一番厄介だな・・・苦笑するシエルだった。 傍で眠るセバスチャンは、疲れ果てている様だった。 (悪魔のくせに、厄介なヤツ・・・コイツに惚れるとはな・・・女王の番犬もヤキが回ったな。)クックッと嗤うシエル。 身体だけ女に変え、散々、弄んだのに、自分を責めなかったセバスチャン。 (本当に犬だな・・・僕を騙して、弄んで、契約など、守らなかったくせに、最後の契約だけは、律義に守るんだから・・・)シエルは、まだ、濡れている乱れた髪を梳いてやっていた。 セバスチャンの手は長く綺麗だった。 手袋を外せば、黒い爪がある。 今の自分と同じ、悪魔の証拠の黒い爪・・・ 自分の頬に、その手を当て、甘える様にスリスリする。 僅か、10歳で、両親を殺され、攫われて、一か月の間、地獄を見てきた。 今、悪魔になり、それが可能なら、セバスチャンとの契約で、悪魔にして貰い、本能のまま、自分で、復讐相手を引き裂いても良かったな・・・そんな事も頭を過ぎる。 全て過去なのだ・・・二度と取り戻す事の出来ない真実・・・ 今、最愛の悪魔をその手にして、悦びを感じる。 (やっと手に入れた。僕だけの悪魔・・・セバスチャン。僕は、お前に飽きる事はない。お前が嫌だと言っても、二度と離してなど、やるものか。お前を妻にしてまで、傍に置くのだからな・・・)そう、永遠にセバスチャンを執事として傍に置き、身体を重ね、お互いの精気を貪る方法しか、二人が生きて行く事は出来ないから。
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青薔薇の誓いNO.3 |
「ああっ・・・もう・・・」バシャバシャっと水音がする。 若いシエルは、何度セバスチャンを抱いても満足しなかった。 セバスチャンに誘われ、最初は、二人で身体を洗い合っていただけなのに、欲情してしまい、今に至る。 「ああ・・・んっ・・・坊ちゃん・・・」セバスチャンの艶めかしい声に、シエルは己を益々、大きくして、セバスチャンの内部で質量を増す。 「やぁぁぁ・・・もう、それ以上大きくしないで・・・」セバスチャンは、内部をこじ開けられる感覚に翻弄されて、喘ぐ。 その嬌声にシエルは、益々、欲情する。 パンパンと激しく、律動を開始し、セバスチャンの身体を貪りつくす。 (何でこんな・・・私が元人間にここまで、感じさせられ、翻弄されるなんて・・・)セバスチャンは、認めたくないのかも知れぬ。 シエルを愛していると・・・ 感じ過ぎるのは、相手を愛していると自覚するからなのだと・・・ 悪魔だから・・・ 「もう、イク・・・そんなに締めるなセバスチャン」女になったばかりなのに、セバスチャンの身体は、シエルから与えられる快楽の翻弄されて、シエルの射精を促す様にギュウギュウと締め付けた。 「ああっ・・・」シエルは、セバスチャンの身体に促され、再奥でドクンと弾けた。 グラッとセバスチャンの身体が傾く。 体温の低いセバスチャンは、シエルに散々抱かれ、熱くなり、湯あたりを起こしたのだ。 「セバスチャン・・・」自分の腕の中で、ぐったりするセバスチャンの身体をさっと洗い、セバスチャンをバスタオルで包み、寝室に連れて行く。 ぐったりするセバスチャンの額に、冷たいタオルを当ててやる。 「大丈夫か、セバスチャン?」シエルは心配そうにセバスチャンを気遣う。 「お気になさらずに、マイ・ロード。只、逆上せているだけですので・・・」シエルに与えられた快楽を持て余し、女になった身体は、未だにシエルを求めているのだが、シエルに悟られない様に振る舞うセバスチャンだった。 「果て」のない女の身体に嫌気がさす程だ。 今まで、色んな女を抱いてきたのに、いざ、自分が女になってみると、勝手が違う。 過ぎた快楽に身を任せ、シエルに堕ちるのは、自分の矜持が許さない。 悪魔としての美学が、自分の本心に気付かせないのかも知れない。 「無理させたな、済まなかった。」シエルはすんなりと謝り、「いいえ、私も貴方に好き勝手しましたから、お互い様と言う事で・・・」セバスチャンは、口数が少なくなっていた。 どう言えば、シエルを傷付ける事なく、穏便に事を運べるかと考えていたから・・・ 「フフ・・・お前を女にして抱けるとは、想わなかったぞ。失った者は戻らない。今は、只、眠れ。僕は、二度とお前を離さない。」シエルは、セバスチャンの横に寝ころび、まだ、短いセバスチャンの髪を撫でる。 「ええ、もう、二度と、お傍を離れません・・・貴方が飽きたとおっしゃられても、地獄の底まで、お供致しましょう。」セバスチャンは、シエルの胸に身体を預け、スウスウと寝入ってしまった。 「セバスチャン・・・愛している。」シエルの告白は、セバスチャンの耳には、届かない。
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青薔薇の誓いNO.2 |
「坊ちゃん・・・もう、やめて・・・」セバスチャンは、泣いていた。 過ぎた快楽に翻弄されて・・・ もう何度、その身にシエルの欲情を注ぎ込まれた事か・・・ 本当に孕むかも知れないのだ・・・ 高位の自分が、主とは言え、元人間に孕まされるなど、あってはならない。 しかし、自分も主人であるシエルを嫉妬から、手酷く抱いた事もある。 過去を思い振り返り、ひたすら泣くセバスチャンだった。 シエルから、溜息が洩れる。 「何でお前は、そんなに可愛いんだ・・・髪は短いし、顔も今はまだ、男だったセバスチャンなのに・・・綺麗だ・・・」シエルはセバスチャンを愛しく想い、優しくキスをする。 下肢は、未だに、セバスチャンの中で、緩く律動を再開しているまま・・・ 「んんっ」シエルに唇を塞がれ、セバスチャンは、苦しげに喘ぐしかなかった。 熱い身体を持て余し、シエルの小さい身体に縋りつき、ハッと我に返るセバスチャン・・・ 「そんなに、小さい僕の相手は嫌か?」シエルに縋っていたセバスチャンは、羞恥から、抱き付いたのを止めてしまったのだ。 しかし、シエルの機嫌を損ねるには十分だった・・・ 「ああっ・・・やぁぁぁ・・・」怒ったシエルは、正面から、抱いていたセバスチャンをうつ伏せにし、背後から、挿入したのだった。 しかし、今のシエルは、子供ではない。 セバスチャン程ではないが、20歳くらいの自分に、身体を成長させたのだ。 まだ、13歳の外見のシエルなら、、すぐに、セバスチャンを孕ませるのはムリだろう。 今、セバスチャンを責め立てているシエルなら可能でも・・・ 「やぁぁぁ・・・孕んでしまいます・・・だめ・・・中出ししないで・・・」ドクン・・・シエルは、セバスチャンの再奥に己をねじ込み、射精していた。 「あっあ・・・・」セバスチャンは、目から大粒な涙を流す・・・ 「泣くな・・・セバスチャン・・・」シエルは、泣いているセバスチャンを見ると、胸が締め付けられる。 悪魔になって心など無くした筈なのに・・・ あんなに信頼していた使用人達は、変わってしまった自分に怯えていた。 あのまま、人間界にいたら、いつか、激昂のままに、殺してしまうかも知れなかった・・・ だからこそ、セバスチャンに命じ、ここに来た。 二人だけで、生きて行く為に・・・ それなのに、シエルは、セバスチャンを女に変え、怒りのまま、抱き、責めるしか出来なかった。 愛しているのに・・・悪魔になったからか、呪われた運命は、悪魔になっても、変わらなかったからか、シエルは自分の悲しみに支配されて、セバスチャンを思いやる事は、出来なかった。 「そんなに悔しいのか?悲しいのか?泣いても無駄だ・・・嫌がる僕を散々抱いてきたお前だ。お前達悪魔に弄ばれた僕の怒りを思い知れ・・・」シエルは泣いていた。 自分で気付かぬ内に・・・ 「それ程、私に怒ってらっしゃるなら、何故泣くのですか?」セバスチャンは、泣きながらも、シエルに聞き返した。 「たくっ、質問してるのは、僕なんだが・・・そうか、僕はまだ、泣けるんだ・・・」シエルは、自分の涙に触れていた。 「坊ちゃん!」セバスチャンが抱き付く。 「なっ・・・」うろたえるシエルに「坊ちゃん、坊ちゃん・・・」セバスチャンは、ギュウギュウと抱きついてくる。 シエルは胸がキュンとなり、自分の胸に縋っているセバスチャンの頭を撫でてやる。 「貴方を悪魔にしてしまったのは、私がまぬけですから・・・どの様な罰でも受けますので、泣かないで下さい。貴方が泣くと、私が辛いのです。」セバスチャンの本音だった。 それが、愛だとは、気付けないが・・・ 「ならば、大人しく抱かれろ、僕を拒むな・・・お前にまで、拒絶されたら・・・」「私を拒絶してらっしゃったのは、貴方ではありませんか?私だけが、貴方を守る存在なのに、他の者にばかり、頼られて・・・私が、どんな想いでいたのか、御解りいただけますか?」セバスチャンは、シエルに縋りつく手に力を込めた。 「僕は、エリザベスを女性とは、思えない。アバーラインを頼ったつもりはなかったんだがな・・・それが、お前には、気に障ったのか?」シエルは、セバスチャンの本音は知る事は出来ない。 悪魔になって日が浅いせいだろう・・・ 「ええ、私は、貴方に触れる者が誰であろうが、許せなかった。どんなに、我慢していたか、お解り頂けますか? 最初の契約が完了した時、貴方の魂を喰らえなかった・・・あの天使に左腕を切られなければ、こんなに貴方を苦しませなかったのに・・・申し訳ありません・・・」子供を孕まされたかも、知れないのに、セバスチャンは、女に変えられても、執事であろうとする。 「フフ・・・お前は、女になろうが変わらない。僕が悪魔になっても、本質は変わらない。お前なら、とっくに気付いていただろうが?敢えて、無視したのか、僕に後ろめたいから、心を殺し、僕に興味がない振りをしたのか?まぁ、どの道、お前は、僕の妻になったんだからな・・・」シエルは、悪魔の紅い目で高飛車に言う。 セバスチャンは、目を閉じ、シエルに抱き付いたまま「私が妻なんですか?坊ちゃんが女性になって、私の子供を孕んで下さる方が、しっくりくるんですがね・・・」セバスチャンは、少し、気分が落ち着いた気がしていた。 シエルの腕の中は、温かく、体温の低い自分の身体に熱を与えてくれる。 シエルは、悪魔になっても、体温を無くす事はなかったのだ。 「坊ちゃん、一緒にお風呂入りませんか?女のままでも、私が貴方の妻でも構いません。人間界で出来なかった事を色々としてみませんか?折角、二人っきりなのですから。」セバスチャンの提案にシエルもノル事にした。
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青薔薇の誓いNO.1 |
ついに連載開始です。 触手なしの別バージョン、セバスチャンお仕置き小説 勿論、セバス受けなので、苦手なお嬢様は、読まないでね、しかも、ブログ内で、26拍手頂いた、セバスチャンのイラストの内容になりますので、この後のセバスチャンの変化読んで、駄目なお嬢様も御戻り下さい(・_・;) それでは、「淫獄の罠」の別バージョン「青薔薇の誓い」お送り致します。
「青薔薇の誓い」 NO.1 悪魔になったシエルは、自分を見なくなったセバスチャンに憤りを感じていた。 セバスチャンに魂を喰われ、終わる筈だった自分の運命・・・ 三人の悪魔に弄ばれて、その結果、自分まで悪魔になり、永遠に続く命に退屈してしまうかも知れない。 しかし、クロードに騙され、セバスチャンこそ真の復讐の相手と刷り込まれた時、自分の本心に気付かされたのだ・・・セバスチャンを愛していると・・・ 悪魔になった時、自分の本心のままに、振る舞おうと思った。 セバスチャンを手に入れる為ならば、どんな事でも、どんな手を使ってでも、必ず、望みを叶えてみせると・・・自分に正直になる事こそ、悪魔の本性なのだから・・・ いつもの様に、セバスチャンが、就寝の支度にシエルの寝室に来た。 (チャンスだ!)シエルは自分を見ていないセバスチャンの隙をつき、準備を開始した。 セバスチャンを自分だけのモノにする為の手順を開始したのだ。 そんな事に気付く事のないセバスチャンは、光の消えた、虚ろな瞳で、シエルにナイティを着せるべく、跪く。 シエルはそんなセバスチャンをチョイチョイと、指で招く。 不審に思ったセバスチャンは「何ですか?坊ちゃん」と、何も気付かぬまま、シエルの傍まで行く。 不意に、シエルにグイッと、ネクタイを引っ張られ、セバスチャンは、シエルに口付けられた。 ゴクン・・・何かを含まされ、セバスチャンは、咄嗟に身を離し、口を押さえ、訝しむ。 しかし、言葉を発する間もないまま、意識を失う。 床に倒れる事はなく、シエルの腕に抱き止められたのも、気付かぬまま・・・ 「お前が悪いんだ・・・セバスチャン・・・」シエルは、自分の胸に愛しい悪魔を抱きしめたまま、呟いた。 セバスチャンを抱き上げ、ベッドに寝かせると、ネクタイを抜き取り、素早く、全裸にし、次の行動に移っていった。 どれくらいの時間が過ぎただろう・・・ 「う・・・ん・・・」セバスチャンは覚醒しだした。 ピチャピチャと言う、艶めかしい水音がする。 「ああっ」セバスチャンは、我身に起こった快楽に身を捩らせて、白い喉元が反り返る。 ジャラ・・・硬質な鎖の音がセバスチャンの腕からする。 「坊ちゃん、これは・・・」セバスチャンの声にシエルは、セバスチャンの下肢から、顔を上げた。 「やっと、お目覚めか?随分、眠っていたな・・・」シエルの口元は、セバスチャンの蜜で濡れていた。 セバスチャンは、自分の変化に気付く事はなく、鎖をじっと見つめていた。 セバスチャンの両腕には、鉄の枷が付いており、ベッドの下を通して、左右の腕は、別々の鎖で、繋がれているのだった。 鎖の長さは、長めで、手を上げ下げするのは、自由なのだ。 「ああ・・・抵抗されたら、困るからな。お前は、僕のモノなのだから・・・」シエルは紅い悪魔の瞳で、不敵に笑う。 フゥっとセバスチャンは、溜息を吐いた。 「私を抱きたいなら、お命じ下されば宜しいのに・・・私は貴方のモノ・・・どんな事にも、逆らう事はありません・・・」抑揚のないセバスチャンの声に、今度は、シエルが溜息を吐く。 「ハァ、お前は、変わらないな・・・僕が悪魔になったら、僕等、要らないくせに・・・でも、僕は、お前が欲しい・・・僕だけのモノにする為に・・・」シエルの言葉に「?」となるセバスチャン。 「フフ・・・お前の身体が、僕を受け入れて、変わる様が楽しみだ・・・」シエルは、セバスチャンの身体を撫でて、上機嫌だった。 眠っていたセバスチャンには、シエルの言葉は、理解出来なかった。 シエルの指がセバスチャンの秘部を触り、クチュッと中指を挿入した。 眠っていた時、散々舐めたセバスチャンの花芯は、難なく、シエルの指を受け入れていた。 「はぁ・・・んっ」セバスチャンの艶めかしい女の様な喘ぎ声・・・びっくりしたのは、セバスチャンだった。 何より、シエルに感じさせられた事より、下肢の状態が可笑しい。 ある感覚が欠落しているのだ。 「まだ気付かないのか?自分の身体が、どうなっているのかさえ・・・」シエルの言葉に、自分の下肢が見れる様に、身体を起こすセバスチャン。 「なっ・・・」余りの自分の変化に驚き、言葉が続かなかった。 そう、セバスチャンの下肢からは、シエルが人間だった頃、散々シエルの中で、大きくなり、シエルを翻弄していた男性器が消えていたのだ。 今あるソコには、女性器しかないのだ・・・ 「坊ちゃん何を・・・」セバスチャンの中のシエルの蠢く指に翻弄され、息も絶え絶えに、悶えるセバスチャン・・・ 「声も女らしくなってきたな・・・なら、ここは、ハンナ並の巨乳がいいか・・・ホルスタイン並にして、乳も出た方がいいか?」シエルの手が平らなセバスチャンの胸を揉みしだくと、ハンナ並の巨乳に変化するセバスチャンの胸・・・ 「やぁ、そんなトコ、触らないで・・・」女は、胸を触られると、特に感じてしまう事もあるのだ。 シエルは、巨乳になったセバスチャンの胸に舌を這わす。 「ああん・・・」自分の声に驚き、思わず口を塞ぐ、セバスチャン・・・ 「もっと聞かせろ、お前の嬌声を・・・」シエルは、セバスチャンの口から、手を退かすと、乳首に吸いついた。 「止めて、坊ちゃん・・・」今まで味わった事のない快楽に、セバスチャンは翻弄される。 悪魔になったシエルに、興味がなくなり、冷たい態度をとったセバスチャン・・・シエルの逆鱗に触れ、今に至るのだ。 シエルの指は、セバスチャンの内部に挿入されたまま、蠢かし、セバスチャンの理性を奪っていく。 高位な悪魔のセバスチャンにとって、子供であるシエルに翻弄され、喘がされるのは、屈辱以外の何者でもないのに、何故か、反抗出来ないのだ。 本当の理由には、気付けないでいるセバスチャンなのだが・・・ 「どうだ?天界の媚薬は・・・グレルは、お前にムカついているそうだ。仕返しして欲しいと言ったし、僕もお前には、ウンザリだ。しかし、お前を手放したくはないからな。僕は、ハンナの魔力を受け継いだらしい・・・ハンナの命と引き換えに・・・。ならば、お前の性別を変える事も造作ないって訳だ。僕の気が済むまで、啼いて貰おうか・・・」シエルは、上機嫌で、セバスチャンへのお仕置きを再開した。 「もう、止め・・・」セバスチャンは、ポロポロと涙を流す。 突然、女に変えられ、止めどない快楽に翻弄され、喘ぐだけのセバスチャン・・・ 男は、射精すれば、それなりに満足して、行為を止める事もあるが、女には、そんな機能がない為、一度イっても、果てがない。過ぎた快楽に潮を吹く女も偶に存在するが・・・ 何度も何度も、達する事が可能なのだ。 快楽の中、気絶するまででも・・・時には、イキ過ぎで死ぬ事がある程、快楽を感じ、また、快楽に弱い生き物なのだった。 男であったセバスチャンには、恐怖しか感じない行為になるのだ。 シエルの怒りの激しさは、理解出来たから・・・ 「ああっ、坊ちゃん、もう、許して・・・」すっかり、声まで、女になってしまったセバスチャンは、シエルに懇願した。 今のシエルに何を言っても無駄な事は、理解していたが・・・ 「僕の事を知りつくしたセバスチャン・・・そんな事、僕が叶えてやるとは、思ってもみないのだろう?ならば、大人しく僕に抱かれていればいい・・・この腹に僕の子を宿すまで、大人しくな・・・」シエルは、とんでもない事をサラっと口にした。 「いやぁぁぁぁ・・・」セバスチャンの虚しい絶叫が、シエルの寝室に木霊した。
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