2ntブログ
rukifel
  • Author:rukifel
  • FC2ブログへようこそ!
  • RSS
九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
黒執事イラスト

黒執事のカラーイラスト色々


ミニ薔薇色々

ミニ薔薇の写真


リンク

このブログをリンクに追加する


フリーエリア

クレンジングマッサージクリーム


FC2カウンター


アクセスカウンター


楽天バナー

 色々、楽しみな商品


花と猫

DSC_0371
DSC_0371 posted by (C)rukifel


フリーエリア

コンタクト


アクセサリーと本人後ろ姿

趣味のビーズアクセサリーと本人後ろ姿


最新記事


カテゴリ


今日の天気は?


-天気予報コム- -FC2-


最新コメント


COOK PAD

ホットミックスでメイプルクッキー

Cpicon ホットケーキミックスでメイプルクッキー by HAKOにゃん


ご連絡はこちらから

ご意見、ご感想、問い合わせ等にご利用下さい。

名前:
メール:
件名:
本文:


QRコード

QR


月別アーカイブ


カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2011年08月 | 09月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -



最新トラックバック


ブログ・ランキング

ランキングの紹介


プロフィール

rukifel

Author:rukifel
FC2ブログへようこそ!


スムージー

飲んでみたい♥


フリーエリア


QRコード

QR


楽天

楽天の紹介です。


RSSリンクの表示


検索フォーム


おすすめ

かわいい子犬の販売紹介


FC2チャット


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


動画

FC2動画


『スーモ』オリジナルブログパーツ

不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)


「レゾンデートル3」夕食編NO.2
  それは、結婚前に劉も同席し、確認した事・・・
 しかし、マダム・レッドには、今更ではあるが、納得いかない点なのだ。
 「そんな事は解っているわ!でも、割り切れないのよ・・・」
 悲しみから立ち直りかけた時の肉親の死・・・シエルとは違う意味で味わった不幸の味・・・
 自分は、子供を亡くしたのに、子供の命を平気で奪う母親・・・憎悪するしかなかったマダム・レッド。
 シエルだけ、取り戻せたと思ったのに、傍らには、胡散臭い黒い執事が・・・
 シエルの為だけに存在し、シエルに触れる事の出来る唯一の人物。
 セバスチャン・・・
 何時しか彼は、シエルの全てを手に入れた。
 少女だったシエルを力で無理矢理、手に入れた。
 マダム・レッドは何故か、カンが良かった。
 「子供が出来たかも知れない・・・」
 それが、セバスチャンとの結婚に踏み切った一番の理由だった。
 勿論、それは不可能だった。
 セバスチャンは男の子のシエルが穢されたから、シエルを女体に変えた訳ではなかった。
 契約の為、他の者の魂を喰らわぬ為のエサ・・・シエルが男性であった時から、散々に代償として、魂の代替として抱いてきた。
 悪魔は清らかなモノを穢すのが、悦びだから、穢したかっただけ。
 穢して、自分の所まで、闇まで堕とし、自分に溺れた時点で、飽きて魂を貪り食らった。
 シエルには、それが出来なかった。
 只の美しい「ガキ」でしかなかったシエル・・・
 セバスチャンの誤算は、シエルに心奪われてしまった事・・・
 シエルは、セバスチャンに憧れる淑女達に、奪われるのではないかと言う不安に苛まされていた。
 セバスチャンもまた、悪魔であるが故に、いつかシエルに捨てられてしまうのではと、不安を感じていた。
 二人の不安がピークを迎えた時、セバスチャンが行動したのだ。
 契約に反し、勝手にシエルを女性に変え、薬を使用し、理性を無くしかけた所で、処女を奪った。
 しかし、自分の子供をその身に宿らせ様とは、しなかった。
 焦がれた身体を抱いて、孕ませてはならぬと敢えて、子宮は作らなかった。
 なのに、シエル自身の望みか?
 シエルの奥深く侵入したセバスチャンは、子宮が存在するのを、その身で確認してしまった。
 抜けば良かったのに、あまりの心地よさに、自分を制する事が出来なかった。
 「責任をお取り致します。貴女を愛しています。坊ちゃん・・・私の妻になって下さいますか?」
 些か、順序が逆の気がしないでもないが、シエルはプロポーズとも取れる悪魔の囁きに諾を下した。
 それは、一か月程前の出来事・・・
 結婚式後から毎日、訪れるマダム・レッドなのだから・・・
 「僕は、セバスチャンを愛している。子供だからと言っても、貴族社会では、よくある事だろう?王族ならば、10歳で嫁がせられる皇女もおられる程だ。別段、珍しい事でもない・・・セバスチャンの何が気に入らないんだ?執事だった時は、有能だと褒めちぎっていたくせに・・・」
 シエルは自分の夫となったセバスチャンに、冷たくなったマダムの心は解らない。
 只、シエルを一人占めされて悔しいとかの感情なのだが。
 「もう、本当に貴女は、鈍感なんだから・・・これでよく、女王の番犬が務まるわね?まぁ、いいわ・・・別に貴女達の仲を引き裂きに来た訳じゃないから。只、セバスチャンに溺れて、自分の目的を見失って欲しくないだけ・・・貴女には、もっとちゃんとした立派な貴族を婿に迎えて欲しかったわ・・・」
 マダムの言いたい事は、シエルに一向に伝わらない。
 それもその筈、シエルには、マダム・レッドがセバスチャンの正体に気付いてるとは、認識出来ないから。
 尤も、セバスチャンは、とっくの昔に、その事実に気付いてはいるが・・・
         NO.3に続く
 明日は、私達の班が社長の訓話を聞く当番なので、更新はここまで・・・
 ツイッターで構って下さる方、拍手&コメント頂く方に捧げます(-_-;)
 お返事中々、出来ませんで申し訳ございません(-_-;)
 明日は、ペンタブで、お絵描きに挑戦の予定です。
 次の更新は、未定ですが、ありましたらPCブログ上部のすぴばるか、ツイッターで呟きますので、お楽しみに。
          H23.8.31 P11:37