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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「BLUE JEWELS 13」アニメバージョンセバシエ
  相変わらず続く悪魔の宴・・・
  取り急ぎ更新でR-18抜きで。
  事態は意外な方向へ・・・



        「BLUE JEWELS 13」  
 「では、方々後半をそろそろ始めさせて頂きたいのですが?ご用意は宜しいでしょうか・・・では始めさせて頂きます」
 サタナキアの声と共に、広間は明るくなっていく。
 次第に全貌が明らかになっていく。
 悪魔達は王子夫妻の変貌に目を見張るが、何も言えない。
 二人の上部にいるリリスの目の変化は、全ての悪魔の恐怖の対象だったから・・・
 例えサタンでもリリスには勝てないのだ。
 悪魔を食らう唯一の悪魔エキドナの目の形。
 リリスは蛇が本性なのだ。
 神を裏切り、サタンの妻リリスになり下がった元天使への罰は、悪魔でありながら、悪魔を食らう能力を齎された事。
 サタンを誘惑する女悪魔を食う事が主だったが、サタンの座を奪おうとした政敵すら既に腹の中・・・リリスの力となり果てた。
 そんな彼女に睨まれたら、声も出ない悪魔達。
 シ~ンと静まり返る広間の中
 「第37柱フェニックス様。20軍団の侯爵様」
 不死鳥として知られる鳥の悪魔。
 キリストの復活に関与していると言う悪魔。
 人間にも命じればなるが、殆ど鳥の姿のままで・・・
 王子夫妻の姿に気付いても、何を囀るでもなくお辞儀をしたら去っていく。
 二人の変化・・・
 セバスチャンにしな垂れて、口元は扇で隠しながら、目はトロンと潤み、煽情的な王子妃シエル。
 王子同様、見慣れぬものが・・・
 頭にあった。
 黒い耳・・・まるで犬の様な・・・
 そうセバスチャンとサタナキアが試したある方法とは?
 目覚めぬシエルにある悪魔を同化させて、取り敢えずのピンチを回避する方法を取ったのだ。
 ある悪魔とは・・・
 セバスチャンの馴染みの悪魔。
 ケルベロス・・・
 元セバスチャンのペットだったのだ。
 セバスチャンに絶対服従な彼なら、シエルを脅かす事はない。
 軽い気持ちで試した二人だが、副作用に耳が出てしまう事だった。
 仕方なしに、自身にも耳を生やしコトなきを得たつもりだった。
 「ハルファス・マルファス・ラウム」
 鴉の異形の姿が続いた。
 そのまますんなり行けば、夜には、シエルに激しい怒りをぶつけられるセバスチャンだが、その腕に抱けば、今は快楽に従順な悪魔と化したシエルのコト・・・
 快感に身悶え、何も解らなくなる。
 丸め込めると信じたセバスチャンだった。
 シエルの人としての魂は失った・・・
 それでも、青く凛として輝く魂は、シエルの中にある。
 二度と、口にする事は叶わぬが、身体を重ね、全てのシエルの体液には、青き魂の名残りはあるのだ。
 セバスチャンを虜にして離さないシエルの魂・・・
 悪魔の紹介は続いていた。
 妖艶なシエルは、悪魔達の心をざわつかせていた。
 前半で紹介された悪魔達は、軍の宿舎にいるか自分の城に戻っていた。
 その時と違うシエルを目にしたら、同じ反応だろう・・・
 睨みを効かせる帝王妃リリスの手前、表情に現わす事はないが、内心は高なり、ドキドキする者が殆どだ。
 誤算だと二人が気付いても、手遅れだった。
 このまま行けば、シエルを奪い取ろうなどと言う愚かな悪魔も現れただろう・・・
 その不穏な空気を打ち破る者がいた。
 「キャ・・・ァァハハハ・・・何か変・・・フフ・・・」
 声は微妙に重なりながら、声音が違っていた。
 声の主達は、双子だったから・・・
 サキュバスのリリムとリリンだった。
 「これ何です?はしたない声を出して・・・」
 進行役のサタナキアは、叱咤した。
 「だって面白いでしょ?こんなへんなの・・・」
 「そんな突っ込みは不要です。大事な行事の邪魔しないで下さい。次は・・・」
 「もう良い!こんな茶番見たくないわ!!!」
 そんな不快感を露わな怒鳴り声・・・
 ベールだった。
 ソロモン第1柱、4大魔王の一人。
 「これが茶番だと?そんな茶番をやらせたのは、どこのどいつだ!!!」
 リリスの怒りの声。
 ベールが発案した王子夫妻への悪魔達の紹介。
 それ自体が茶番なのだ。
 ベールは答えない。
 「もう良い・・・わしは下がる・・・行くぞイザべラ」
 ベールに呼ばれた女の悪魔は、お辞儀をするとベールについて行った。
 「皆の者、これでこの行事は終了だ。後日、4大魔王の紹介はする事になるだろう。心しておれ!!!」
 「ハハ~ァ、我らが帝王サタンに栄光あれ!!!」
 サタンの一言で、幕は下ろされた。
 人間の奴隷達が魂入りの酒を運んでくる。
 残って酒を飲む者、帰り支度をする者など様々だった。
 セバスチャンはと言うと、シエルを抱き上げ、新居に戻って行く。
 一時的な方法とは言え、セバスチャンとサタナキアの試した方法など、殆どの悪魔にバレている。
 「シエル戻りましょうね・・・」
 冷酷無比な悪魔セバスチャンの変わり様・・・
 サタナキアは、シエルの本当の姿が見たくなった。
 広間を後にし、セバスチャンの後ろについて行く。
 セバスチャンは翼を出すと、大空に羽ばたく。
 サタナキアも続く。
 王子夫妻に続く、サタンの宰相殿の姿は、今宵一番のニュースとして、魔界を駆け巡り、騒がせた。
 「やれやれ・・・奴も酔狂よの?」
 リリスはため息を吐きながら、サタンに呟いた。
 「これがきっかけで、女遊びが止まれば儲けもの」サタンは楽天家だった。