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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「セバスチャンの誤算 6」FIN R-18 シエセバ
 明けましておめでとうございます。
 今年も宜しくお願いします。
 今日は初仕事でした。 
 一年ぶりの更新です。
 まだまだ事故の後遺症で肩がすぐれません。
 いつ治るか解らず、不安な毎日・・・
 更新を楽しみにして頂いてるお嬢様、焦らしプレイで申し訳ございません(>_<)
 不定期ですが、いつも見て頂いてありがとうございます♥



    「セバスチャンの誤算 6」 
 契約は絶対・・・
 の筈だった・・・
 しかし、今の自分とシエルを繋ぐ契約印が消え失せた今、自分に価値があるのだろうか?
 「おい・・・」
 シエルはセバスチャンの異変にうろたえる。
 それもその筈、セバスチャンの瞳からは・・・
 ポロポロ・・・
 大粒の真珠の様な・・・否、正に真珠が毀れ落ちる。
 「泣くな!!!」
 ぶっきら棒な子供の主には、優しさなど無縁だった。
 それでも、自分を掻き抱く体は熱く、逞しいとは言えないが、心が熱くなる。
 「坊ちゃん!!!」
 あろう事か、自分から主を押し倒すセバスチャン。
 そのまま口付けて・・・
 涙はいつしか止まり、寝室の床にも、ベッドの上にもコロコロと転がっていた。
 純白だったり、ピンクがかってたり・・・青みを帯びた真珠もあり、色とりどりで美しい・・・悪魔の流した涙が美しい真珠を生み出すとは・・・
 コロリ・・・
 多少主に合わせて、体を縮めたせいか、シエルに形勢逆転されたセバスチャン。
 「お前の涙が見れるとは・・・フフ・・・」
 目尻をシエルの舌が優しく舐める。
 セバスチャンは生まれて初めて泣いた・・・
 悪魔は一度泣くと中々、涙が止まらないと言う。
 もし、泣いた時、涙が真珠に変わったのなら、相手を愛している証拠だと言う言い伝えが、魔界にあった。
 それならば、他の宝石に涙が変わるのならば、違う意味があるのだろうか?
 何百年生きたか解らない。
 いつの間にか、人と契約し、魂を喰らった自分・・・
 シエルの温かい舌は、セバスチャンが気付かぬ内に、少しずつセバスチャンの体を愛撫していく。
 「はっ・・・あっ・・・シエル・・・」
 更なる愛撫を求め、シエルの髪に指を絡めていた。
 (浅ましい・・・悪魔の私・・・)
 どれ程否定しても、セバスチャンは悪魔である以上、快楽と享楽に従順なのだ。
 自分の性癖はどうにか出来る存在ではないのだ。
 穢れ切っている悪魔・・・
 本来なら、体は穢されていたシエルの傍にいられる訳もない。
 魂は純白で、穢れを知らぬ清らかなシエルだったから・・・
 憎しみがシエルを変えて、自分と契約を出来たのだ。
 愛撫に身を任せながらも、セバスチャンは頭では理性的だった。
 だからこそ、自身の変化には疎い。
 何故、契約印が消えたのか?
 そもそも契約印が消滅するなど、あり得ないのに・・・
 悪魔との契約は絶対・・・
 獲物は逃れる術などないのだから・・・
 「おい!セバスチャン・・・あったぞ、契約印・・・」
 「えっ?」
 シエルの声に、愛撫にウットリと身を任せた熱が覚める。
 それもその筈・・・
 契約印は消えたのではなく、単純に移動しただけ・・・その事実はセバスチャンを混乱
させてうろたえさせた。
 「ど・・・どうするんですか?あんなに好き放題なさるから・・・周りにどうやって・・・エ・・・エリザベス様は・・・」
 「仕方ないだろう・・・事実は事実・・・まぁ・・・お前の魔力に多少は頼らないといけないな・・・」
 シエルはニヤニヤしながらも、行為を続行しようとする。
 「もう十分、私を弄んだでしょう?いい加減にして下さい!!!」
 「お前・・・僕が嫌がっても続けたじゃないか・・・これは仕返しだ。もう後戻りは出来ないんだから、腹を決めろ!!!」
 「うっ・・・」
 セバスチャンは言葉に詰まる。
 自分の身を与えたのは、自分で選び取った未来・・・
 セバスチャンは女として生きる事を選んだのだ。
 シエルの未来の妻となる為に・・・
 まだシエルは13歳。
 王族ならば、無理矢理結婚と言う手もあるが、貴族の中でもその歳で妻を迎えるのは稀れだった。
 自分達の契約からすれば、十分理屈は通るし、元々の歳の差カップルなのだから、人の世の道理も理屈も関係はない。
 
それでも、これから起こるであろう諍いでシエルを苦しめたくはなかったセバスチャンだった。
シエルとタナカに嵌められた感は拭えないが、それでも女に変化したのは自分なのだ。
どんな事になろうが、仕方のない事・・・
「こんな所に移動する何て・・・」
セバスチャンが自身の契約印を感じられなかったのは、まさか、自分が男に戻るつもりがなくなっている事に気付かなかったからだ。
シエルの妻となり、伯爵夫人になれば、メイドに体を見せなければならなくなる。
黒い爪には、別の色のマニキュアを塗るなり、どんな方法でもある。
しかし、左の手の甲にある契約印だけはどうする事もできない。
今夜限りの女体のつもりだったから、自分の意図せぬ所で、こんな事になろうとは・・・
シャリシャリ・・・
シエルの手がセバスチャンの契約印のある場所を弄ぶ。
陰毛の中だった・・・
いかに、女性同士と言えど、女主人の秘部の場所まで、メイドが洗う事は余程でない限り躊躇われた。
つまり、セバスチャンは既に自身の気付かぬ所で、生涯シエルの妻である事を選び、契約印を移動させ、誰にもシエルとの契約を悟られぬ様にしたのだ。
チュッ・・・ペチャッ・・・
「はっ・・・」
シエルの舌が女性の敏感な場所を舐めた。
いつもは隠れている場所を・・・
「もう・・・シエル・・・」
女になった弊害か?
セバスチャンは素直だった。
悪魔は自身の欲望に忠実なのだから・・・
既にシエルを受け入れる準備は出来ている。
もうシエルの魂を喰う事は出来ない。
自分の未来はシエルの手の中に・・・
セバスチャンに抗う術などないのだから・・・
               FIN
      H26.1.6 P7:36