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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「甘いひととき」TLにてリクエストR-18 セバシエ
 姫坊様お待たせしました(*^_^*)
 甘くないセバシエになっちゃいましたが・・・ 
 少しでも楽しんで頂けたら幸いです。


            「甘いひととき」
 「セバスチャン寒い・・・」
 「私は冷たいですよ・・・」
 悪魔なのだから、体温は低い。
 解らない筈はないのに、今日に限って抱きついてくる主・・・
 「だから・・・解らないのか?」
 フゥッ・・・溜息までつかれる始末。
 「失礼しました・・・では・・・」
 
 「違う!そうじゃない・・・」
 ザブッとシエルを抱いたまま、バスタブにつかるセバスチャンは、シエルに怒鳴られた。
 「ああ・・・また怒らせてしまいましたか・・・」
 心なしかしょんぼりしてる執事にシエルは愉快そうな表情を見せた。
 「馬鹿悪魔・・・」
 チュッ・・・
 珍しい主からの口づけ・・・
 「坊ちゃん・・・」
 暴走した悪魔は止まらない。
 「あっ・・・ちょっ・・・」
 バスタブで全裸で口づけられて・・・
 頭がボ~とするシエル。
 執事の舌が指が主の体を這いまわる。
 「ま・・・待て!命令だ!!!セバスチャン、寝室へ移動しろ!」
 「イエス・マイロード」
  
 「はっ・・・しつこい!いい加減・・・に・・・あっ・・・」
 「ご命令に従ったのですから、これからは私の自由にさせて頂きますよ」
 『命令は寝室以外だけが有効だ。寝室では適度にお前が自由に振る舞え!』
 ある日の命令は、セバスチャンに誘導されたものだったとシエルは改めて思い知らされた。
 自由がないだのあくまで悪魔ですから・・・などと理不尽なお願いを受理せられた様な・・・
 悪魔は人を誘惑する生き物。
 魅惑的な誘惑を拒否出来る人など存在しない。
 契約だけで結ばれているなら尚更。
 たまには甘い汁を吸わせてやらないと、殺されて契約破棄などされては堪らない。
 復讐に生きるシエルには、自分の体を悪魔に与えるなど、さして意味がない。
 既に同族の人に凌辱され、穢されきっているのだから・・・
 諦めたシエルは、快楽を与えるセバスチャンにその身を預け、感じるままに振る舞う様になっていた。
 痛みと恐怖と嫌悪しかなかった行為・・・
 SEXはシエルに取って拷問でしかなかった。
 それでは悪魔は楽しくない。
 優しく優しく、真綿に包む様に、体を解し心に沁み込んで、自身を覚えさせる所から慎重に抱いた。
 快楽の波に溺れさせる様に・・・
 自分の美貌に虜にならなかった人など存在しなかった。
 今でこそ甘えを覚えたシエルだが、契約の代償はシエルの名を得る為ものだとしても、悪魔を許せるものではない。
 自分で差し出した訳でなく、悪魔自身が渡り賃としたのだから・・・
 無くしたものは戻らない。
 先を進む為に必要だった憎しみの果てに叶うものは・・・
 「坊ちゃん・・・心ここにあらずですね・・・」
 寂しげなセバスチャンの言葉。
 何度抱いても、シエルの心まで奪えない。
 体は自分のモノとしても、心までは奪えない。
 「お前が誠心誠意尽くせばいつか叶うかも知れんぞ・・・」
 悪魔は万能ではない。
 人の心が読める訳ではないのだ。
 可能性に賭けているだけ・・・
 「いつか貴方の心まで私のモノにして見せましょう・・・あくまで執事ですから・・・」
 執事は主の絶対的信頼を手に入れられなければ成り立たない仕事だから・・・
 「精々頑張るんだな・・・」
 つかの間の快楽に身を任せる為に、シエルはセバスチャンの首に腕を回した。
                H26.5.19 P15:50