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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「本能のままに」セバシエR-18シエル女体夫婦設定
御久しぶりの更新です。
最近、更新中のちび猫が今朝、無事にお嫁に行きました・・・
預かって、代理で育ててただけですが、母共々、気が抜けてます。
旦那が一番ショックでしょうが・・・
セバシエ短編ですが、お楽しみ頂けたら幸いです♥


    「本能のままに」
 どうしてこうなってしまったのでしょう・・・
 セバスチャンは一人、思案していた。
 人の子との契約如きに振り回されて・・・
 悪魔の美学は・・・
 
 「おい!セバスチャン!」
 シエルの声すら届かず・・・
 「いい加減にしろ!セバスチャン!!!こっちへ来い!いつまでもそんな所で唸られてたら、鬱陶しいだろうが!!!」
 ハッ・・・とするセバスチャン。
 そう、セバスチャンは、主寝室のベッドの脇に座ったままでウンウン唸っていたのだから・・・
 「ああ・・・申し訳ございません・・・今そちらへ・・・」
 「フン!お前が何処で寝ようが構わんが、そんな所で唸られてたら、本の内容すら頭に入らん!僕の読書の邪魔はするな!!!」
 シエルは素直じゃない。
 既にセバスチャンとは婚姻を結んだのだから・・・
 悪魔で夫になつた旦那が一人唸ってるのが、気になって仕方ないのだから。
 ゴソゴソとセバスチャンはシーツを捲り、シエルの横に収まる。
 もう一人では眠れないシエルなのだから・・・
 「折角、お誘い頂いたのに、貴女は私をほっておいて読書ですか?」
 サッとシエルの本を取るセバスチャン。
 「チッ・・・僕は誘ってない・・・あっ・・・やめ・・・」
 「奥さんがベッドに夫を誘うって・・・こう言う事でしょう?」
ネグリジェを肌蹴け、首筋に舌を這わす。
 「やっ・・・あ・・・んっ」
 毎夜抱かれ慣れた身体は正直だった。
 「もういい加減、素直になっても宜しいでしょう?貴女みたいに頑なな方は新鮮ですが・・・」
 「そんな僕が好きなんだろう?」
 「ええ・・・そうですね。好きですよ、愛してます。でなければ、性別を変えたりなどしませんよ、私は悪魔で夫ですから・・・」
 「だったら、もっと僕に集中しろ!よそ見など許さない!」
 「勿論!貴女以外の人間など、私には虫けらも同様ですから・・・」
 悪魔には、
『愛する』と言う感情など存在しないとシエルは思っていた。
 所が過去の記憶を塗り替える為だけの行為がいつしか、二人に別の感情を生み出してしまっていた。
 『愛している』と・・・
 シエルは人間だから、感情を理解出来たら、貪欲になれたが、セバスチャンは違う。
 SEXなど、魂を確実に頂く為の手段に過ぎなかった。
 シエルは過去に凌辱されていたから、セバスチャンは、手を出す時期を躊躇していた。
 社交界の貴婦人達は淫らで、その為ならどんな手段も使う。
 セバスチャンが身分が低かろうが、一夜の相手としては最高の容姿で、その手の誘いも多かっただろう?
 それに比べ、非力で華奢な自分に欲情すらしないだろうセバスチャンにいら立ちを感じ始めたのは、シエルの方。
 セバスチャンが自分を求めるなど、あり得ないだろうと・・・
 きっかけはなんだったのか・・・
 今となっては覚えていない・・・
 それでも、男に抱かれる嫌悪感は散々知っていた筈なのに、セバスチャンとの初めてはそんな感情すら芽生える事もなく、快楽を感じ、気を失った程だった。
 その日を境に、求める頻度は自分の方が多く、セバスチャンが戸惑う方だった。
 シエルの肢体は素晴らしく、青く幼い身体で快感を得る事が出来るなど、セバスチャンは思わなかった。
 シエルがその時は愛など微塵も感じてなくて、只の睡眠誘発材としてのSEXを求めていると知っていても・・・
 貴族社会は爛れていて、主がメイドに手をつける事など日常茶飯事。
 主と執事がそう言う関係にならない事もないと知っていたとしても・・・
 命令されれば、拒否出来ない。
 いつしか、二人の感情は大きく変わり、今の状態だった。
 「んんっ・・・あぁぁ・・・」
 セバスチャンに全裸に剥かれ、シエルは喘ぐ。
 今はセバスチャンも肌を晒し、二人ベッドの中で戯れる。
 本能のままに・・・
 互いだけ求めて・・・
 セバスチャンの魔力により、今は女性となったシエルはセバスチャンの子を孕むべく、準備を開始したのだか、まだ幼い為、受精には至らない。
 不満と言えば不満だか、二人だけで甘い時間を過ごすのも悪くない。
 朝が明ければ、戦争なのだから・・・
 使用人達の問題解決が山積みなのだから・・・
 暫し眠れ・・・       FIN  H27.5.17 P3:57