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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「闇に堕ちても」シエル悪魔SS 
御久しぶりの更新です。
暑いですね・・・蕩けそう・・・
セバシエやっと書けました。
Hなしですが、悩みスちゃんお届けします♥
短編ですみません。
私事で悩み中で、小説も悩み中・・


   「闇に堕ちても」 
 青い髪・・・私の血と混ざり合い紫に変色した青い瞳・・・
 どれを取っても、私を惹き付け虜にする坊っちゃん・・・
 私のシエル・・・
 愛しい妻・・・
 身体の関係など、どうでも良かった。
 魂を喰うまでの退屈しのぎだった筈だった。
 今までは・・・
 こんなにのめり込んだ事などなかった。
 魂を奪われたのは、私の方だったかも知れない。
 たかが、契約者・・・仮初の主だった筈。
 人間など愛した事などなかった。
 美しい女など、一皮剥けば醜い心しか持っていなかった。
 魂を奪う為、身体を繋げるなど造作もない事・・・
 悪魔は過去を忘れる事は出来ない。かと言ってその事で、後悔したりなどと、愚かで複雑な感情などない。
 悪魔は本来、自由奔放・・・
 何者にも捕らわれぬ。
 腕の中で安らかに眠るシエルを愛おしいと想う心など、ありはしなかった筈なのに・・・
 この気持ちを何と言って良いものか・・・
 癒されると言うのだろうか?
 冷たい筈の心が温かくなる。
 これこそが
『愛』なのだろうか?
 セバスチャンは悶々として考えていた。
 眠ってた筈のシエルはセバスチャンの腕の中で、とっくに目覚めてる事すら気付かぬ程に・・・
 (悪魔になった価値はあったと言う訳か・・・)
 シエルが、悪魔になったと知ったセバスチャンは迷わず、シエルの腹を貫いた。
 本能だったのか、シエルとの契約を終わらせる約束の遵守の為かは、今も解らない。
 しかし、セバスチャンには解っていた筈。
 手刀で腹を貫いたとて、悪魔であるシエルは殺せない事を・・・
 (まぁ、今となってはどうでもいい事・・・)
 そう本当の真実は解らないから・・・
 シエルの両親を殺させた黒幕が女王であっても、全ての復讐が終わったとは限らない。
 誘拐犯は別にいて、生きていたかも知れないからだ。
 女王の死と共に、全ては闇の中・・・
 全ては過去・・・
 なくしたモノは返らない。
 永遠に・・・
 だったら、新しく家族を作ればいい・・・
 セバスチャンと僕で・・・
 さぁ・・・そろそろ狸寝入りは止めようか?
 可愛い駄犬で夫が何やら悩み中だ・・・
 可愛がってるつもりだろうが、契約は続行中・・・
 主は僕なのだから・・・
 「んっ・・・セバスチャン・・・」
 「ああ・・・シエル・・・起こしてしまいましたか?」
 「夢を見ていたお前と出会った時の事を・・・」
 「懐かしい過去ですね・・・私達の出会いは、憎しみと怒りと血に塗れて・・・」
 「だからこそ、今がある・・・お前は後悔してるのか?出会った事を・・・」
 「いいえ・・・出会えなければ、それこそ後悔しますよ、マイ・ロード・・・貴方を捕えたつもりが、囚われた感じですけどね・・・」
 セバスチャンは苦笑した。
 「自覚があるならいい。僕はもうお前だけがいればいい・・・永遠に・・・」
 「貴方らしい愛の告白と受け取っておきましょう・・・ですが、目覚めたならば・・・御解りですね。王族になられたのですから、務めは果たしていただきますよ、夫として」
 「物は言い様だな?勿論依存はない。それしか、お前の頭にない様だし・・・」
 『子作り』
 次期サタンの後継者を確保しなければならない二人だから。
 「ではシエル・・・」
 シエルはセバスチャンの腕の中で何度も闇に堕ちるのだった。
                                    FIN
H25.8.5 (水)       P3:36