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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「恋しくて」悪魔セバシエR-18夫婦設定
御久しぶりです。
一か月ぶりの更新です。
就活頑張ってます。
色々あって、改めて、ハローワークへ行ってきました。
今度の面接は、初めての合同説明会までに結果が出るかギリギリで慌てふためいてます。
詳しくは、有料ブログで更新できたらいいなぁ・・・
短いですが、悪魔夫婦セバシエお届けします。
「BLUE JEWELS」番外編なので、本編も完結したいです。
次は、パラレルセバシエのエロエロ書く予定ですぅぅぅ(+o+)



  「恋しくて」
 こんな気持ちになるなんて・・・
 誰でも良かったのに・・・
 自分の望みさえ、叶えてくれるなら・・・
 それだけが、契約にして、最大の望みだったのに・・・
 シエルは考える。
 どうしてこうなってしまったのかと・・・
 セバスチャンへのささやかな復讐のつもりが、選択を間違ってしまったのかと?
 それでも、本当の望みは叶ってしまった。
 自分の恋心・・・
 アロイスには、ああ言ったけど、本当は愛されたかった・・・
 自分の十歳の誕生日に全てを失ってしまった。
 愛する人全てを・・・
 契約を破るつもりはなく、セバスチャンに魂を喰われて終わるつもりだった。
 寧ろ、契約を反故にしたのは、セバスチャンだったのだ。
 嘘を吐いたから・・・
 僕を騙したから・・・
 例えそれが、契約の為でも、それにより、僕の魂は永遠に失われた。
 全てを失ったセバスチャンは、僕を手に掛けた。
 僕を殺すだけが、目的だろう?
 人でなくなった僕には、価値がないから・・・
 それでも僕は嬉しかった。
 永遠にセバスチャンは僕のモノだから・・・
 それがどんなに残酷であろうとも、僕の知った事か!!!
 僕を裏切ったセバスチャンへの復讐であり、本当の望みが叶った瞬間だった。
 例え、どんなに厭われようとも、もう二度とこの手を離さない。
 恋しくて・・・
 僕の心はセバスチャンに占領されてしまった。
 エリザベスは只の従姉妹。
 元々、僕と添い遂げる相手ではなかったから・・・
 嫌いではない、寧ろ好きだが、愛してはいない。
 僕をここまで堕としめたんだから、責任を取って貰おうか?
 なぁ、セバスチャン・・・
 永遠の誓いは既に交わした。
 既成事実も作った。
 もうお前は永遠に僕のモノ・・・
 シエルは自分を抱き締めたまま眠るセバスチャンに、心の中で話しかけた。
 執事であった時は、殆どなかった二人だけの時間は、永遠に続くかに思われた。
 しかし、今日も魔界での一日は明けていく。
 夜の時間が長いだけで、朝も来るのだ。
 「んっ・・・坊っちゃん・・・おはようございます。お早いですね?もう起きてらっしゃったんですか・・・」
 「もう僕は、坊っちゃんじゃないだろう?何だか慣れないから落ち着かない・・・魔界にも、朝は来るんだな・・・」
 セバスチャンに抱き締められ眠るのは、心地良いが、何だか恥ずかしいシエルだった。
 チュッ・・・チュッ・・・
 セバスチャンは軽くキスの雨を降らす。
 シエルの身体には、昨夜の名残の赤いバラの様な、キスマークが点々と付いていた。
 この後、入浴したらばれるだろうが、構わない。
 一度は殺そうとしたが、もう魂は喰らえない。
 それならば、身体ごと喰らってやろう。
 どんなに啼いて喚いても、もう手放す事など、出来はしない。
 愛してしまったから・・・
 人として振る舞っていたせいなのかは不明だが・・・
 「ではシエル・・・もう一度入浴の前に、貴方を頂けますか?」
 「んっ・・・好きにしろ!」
 「もっと可愛らしくおねだりを・・・」
 「無理だ!でもそんな僕がいいのだろう?」
 「よく御解りで・・・ではシエル・・・」
 セバスチャンの甘い甘いキスで蕩かされて・・・
 シエルはセバスチャンの腕の中で花開く・・・
 魔界で、生きていく為に・・・
                 FIN
H.28.3.25 P3:52