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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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甘い誘惑NO.2
「ああっ・・・」「うっ・・・」シエルがイクと同時に、強烈な締め付けで、セバスチャンは、シエルの再奥で果てた。
 ハァ、ハァと息の荒いセバスチャン・・・
 「ああ・・・セバスチャン・・・」シエルは、セバスチャンと抱き合ったまま、荒い息のセバスチャンにチュッと口付ける。
 「坊ちゃん・・・」セバスチャンは、嬉しさのあまり、シエルの内部で、自身が大きくなるのが、よく解った。
 「あっ・・・馬鹿・・・」シエルの顔が、朱に染まる。
 「まだ、大丈夫でしょう・・・シエル」セバスチャンは、チュッと耳元にキスをする。
 途端に身体は、セバスチャンを求め、蠢き出す。
 「もう、早く・・・」動かぬセバスチャンに焦れ、自分で腰を振るシエル。
 セバスチャンは、珍しいシエルのおねだりに、頬を赤らめ(今日の貴方は何ですか・・・可愛い・・・)などと、想ってしまう。
 「ええ・・・貴方のお腹を一杯にして差し上げましょうね・・・」再び、律動を再開する。
 「ああん・・ああっ」シエルは、堪らずに、蜜を放ってしまった。
 抱き合ったセバスチャンの腹を汚す。
 「フフ・・快かったですか?シエル・・・」シエルの蜜を指で救って、シエルの目の前でしゃぶってみせた。
 「馬鹿・・・そんなモノ舐めるな・・・」「貴方の蜜は、甘くて、癖になります・・・私の飢えを癒してくれる・・・」「だったら、もっと僕に溺れろ・・・お前の目が、誰も写す事のない様に・・・」「シエル・・・」セバスチャンは、シエルが何を言いたいか、思い知ってしまう。
 捜査の為なら、どんな手も使う・・・シエルがいつも言う言葉・・・
 修道女を一度だけ、誑かした事があるセバスチャンだったから・・・
 シエルの命令とかでなく、自分の意志で・・・
 只、天使の匂いがしたから、自身を挿入はせず、指でイかせ、マーキングの為に、自身を扱いて、女にかけただけ・・・あの時は、グレルもいたから、真実は告げていない。
 「ええ・・・坊ちゃん・・・私は、貴方以外を見る事はない・・・私の坊ちゃん・・・あの時は、ああするしかなかった・・・でも、信じて・・・只、マーキングの為に女にかけただけ・・・私自身は、挿入してはおりません・・・」甘い雰囲気は、途端に冷めた、冷たい雰囲気に変わってしまっていた。
 「ああ・・・解っている、お前は、嘘を吐かない・・・でも、例え、真実がそうではあっても、辛いんだ・・・お前が別の誰かに触れたのは、事実・・・お前の過去がどんなだったかは、知りたいとは思わない・・・僕以外と身体の関係があったと思うだけで・・・僕は・・・」シエルは泣いていた。
 「シエル・・・泣かないで・・・貴方に泣かれると辛い・・・」セバスチャンは、どうしていいか、解らなくなってしまった。
 自分は、悪魔なのだ・・・欲しいモノは、欲しい・・・
 そうして今まで、何でも手に入れてきた。
 美しい女は、自分から、セバスチャンにすり寄ってきた。
 抱くのに飽きたら、魂を喰って、亡きがらは、捨ててきた。
 只の魂の器だった肉体など、用はない・・・欲しいのは、魂だけ・・・
 抱くのは、快楽を感じる手段でしかない・・・それ以外も、それ以上も・・・
 しかし、シエルの身体は、幼いくせに、最高の快楽をセバスチャンにもたらした。
 女と見まごう白い肌・・・スラリと伸びた華奢な肢体・・・どれをとっても、最上で、高貴な香りのするシエルの器・・・一度、抱いて虜になったのは、セバスチャンなのだから・・・
 シエルは、過去がある。
 今では、セバスチャンに抱かれ、快楽を覚えこまされたから、悪夢を見る事は少なくなったが、それでも、愛し合う行為そのものが、シエルには、嫌悪しかなかった。
 そんなシエルを丁寧に抱いて、宥め、快感の果てに訪れる幸福な時間は、シエルの心を癒し、温かくした。
 それでも・・・とシエルは、想う・・・
 セバスチャンとの出会いが、もっと違っていたら、今の出会いもなかったかも知れない・・・
 「坊ちゃん・・・過去は、取り戻せません・・・貴方も私も・・・貴方が、過去を悔やむ様に、私も・・・ですが、私は悪魔です。人間の様に複雑な感情は、持ち合わせておりません・・・いいえ、悩む事すら、馬鹿らしくなってしまうのです。終わりがいつ来るのか、知れない程、生きてきましたから・・・長い間、孤独で・・・退屈で・・・貴方に出会わなければ、私は、次々と人間と契約し、飢える事のない程、魂を喰っていたでしょうね・・・でも、今の私は、いつ貴方との契約が完了してしまうのか、恐れているのですよ。貴方の心の葛藤、ファントムハイヴとして生きる貴方の潔さ、全てが、私を虜にして離さない・・・いつ終わるとも知れぬ未来の事など、どうでもいい・・・私は、貴方の心も抱きたい・・・」セバスチャンが、今まで、シエルに告げる事のない本音・・・シエルの顔は、真っ赤だった。
 「もう、散々、抱いてるくせによく言う・・・お前はズルイ・・・いつだって、僕を夢中にさせるくせに、何処か冷たいお前・・・まぁ、そんなお前に抱かれて、よがる僕も大概だがな・・・」シエルは、セバスチャンに抱き付くしか出来ない。
 「シエル・・・」セバスチャンは、シエルをきつく抱き締め、律動を再開していた。
 「ちょっと・・・お前・・・まだ、話・・・ああっ・・・の最中・・・」シエルは、言葉を続けれなかった。
 「舌を噛みます・・・よっ・・・」セバスチャンは、余裕などない。
 使用人に邪魔されずに、存分にシエルの身体を味わえるのだ。
 そんなチャンスを逃すセバスチャンではない。
 「ああっ・・・」シエルは、もう何がなんだか、解らなくなっていた。
 目の前の男が繰り出す律動に翻弄され、身体が熱くて、堪らない。
 「早く・・・イケ・・・もう僕は・・・」「ええ・・・シエル・・・ああ・・・愛していますよ・・・」セバスチャンの告白・・・
 「ああ・・・僕も・・・お前を愛している・・はぁっ」シエルもセバスチャンに素直に告白して、射精したまま、気を失ってしまう・・・
 途端シエルの内部が締り、セバスチャンを締め付ける。
 「うっ・・・ああ・・・」セバスチャンも快楽に翻弄され、シエルの再奥に再び迸りを放つ。
 「ああ・・・シエル・・・」ズルっと内部から己を引き抜き、疲れた身体を引き摺り、濡れたタオルで、シエルを清め、自分もサッと欲望の証を拭き取ると、ソファーを魔力で元通りにし、二人の精液で、汚れた後など、もうどこにもなかった。
 「ああ・・・素敵でしたよ・・・シエル・・・何だか、私もこのまま眠れそうな気がします・・・」そう言うと、シエルの横にコロンと寝ると、シエルの身体を腕に抱く。
 途端に、シエルが背中に感じたセバスチャンの温かさを求め、無意識の内に振りかえり、胸に縋りつく。
 「シエル・・・」髪にキスをしたセバスチャンは、腕の中のシエルの温かさに眠気を感じ、意識が途切れてしまっていた。
 地下室の二人だけの秘密の場所図書室は、今や愛し合う二人だけの憩いの場所と化していた。
 人間と悪魔、主と執事の睦言の場所・・・
 今、二人は、種族を越えて愛し合う・・・その未来に待つものを知る由もなく・・・
 地下室に響くのは、スゥスゥと言う穏やかな寝息だけ・・・
 二人は、知らない・・・
 愛し合った時間の長さ、二人以外の人間達の時間は、随分と経ってしまった事を・・・
 屋敷では「セバスチャン、腹へった・・・」「坊ちゃん・・・戻ってきて・・・」「セバスチャン、私の事、忘れてしまっただか?」使用人達三人の二人への呼びかけ・・・
 その後ろで「ホッホッホッ・・・」と余裕の態度で、嗤うタナカ・・・
 今日も、ファントムハイヴの一日が終わる・・・
 地下室で眠る二人はいつまでも、起きなかった・・・
 外が暗闇で包まれるまで、地下室に充満する甘やかな空気に包まれ、幸せな夢を見ていたから・・・
 契約が終わっても、共に歩む二人だったから・・・
                                      FIN

 
 
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