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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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ソラノアオNO.11
永遠の束縛・・・セバスチャンは何れ知る事となる。
　自分の執着より、シエルの執着の激しさを・・・
　例え、運命が自分達を引き裂こうとも、永遠に離れる事のない呪縛・・・
　それが悪魔であった自分が、獲物である人間を愛した「代償」なのだから・・・
　「魂の契約」を・・・
　「ハァァ・・・」ズプッズプッとシエルの体内を荒れ狂うセバスチャンの熱い楔。
　「くっ・・・シエルそんな締めたら・・・」シエルの強烈な締め付けに、流石のセバスチャンも余裕を無くす。　「構わん、何度でも僕の中でイケばいい・・・熱いお前で僕を満たせ!お前を感じさせろ!!命令が、契約が全てなら、僕に従え!」シエルはセバスチャンに命令する。
　「イエス・マイロード・・・」セバスチャンはそれに答える。
　「あああっっ・・・」シエルの絶叫と共に、セバスチャンもシエルの中で、絶頂を感じ、射精していた。
　ピュッピュッ、ドクン、ドクン・・・二人の精液の香りが寝室を満たす。
　悪魔の精液の甘い香りが・・・
　セバスチャンはシエルを抱いたまま、己を抜く事もなく、眠りに落ちた。
　ここ数日、どちらからともなく、お互いを求め合い、身体を求め合い、SEXし続けたせいだろうとタカをくくっていた。
　しかし、運命は確実に破滅を齎す・・・
　
　「うう・・・んんっ」先に目覚めたのは、シエルだった。
　自分の上で眠る悪魔は美しい・・・
　「クク・・・こいつのこんな間抜けな顔が見られるんだ・・・悪魔にしてくれたアロイス達の契約に感謝せねばならんか?」セバスチャンの頬を撫でる自分の手を見て、叫ぶシエル。
　「何だこれは!」シエルの絶叫に「んんっ」セバスチャンも目覚める。
　「うるさいですよ、私が珍しく眠っていたと言うのに・・・」セバスチャンは、ダルイ身体を持て余していたのだ。
　悪魔になったばかり、本来なら、多量の魂を喰わねばならんシエルとのSEXは、自分の精気を必要以上に吸い取られるのか、疲れが翌日まで残り、正直辛い。
　シエルが人間だったら、甲斐甲斐しく、入浴させたり、紅茶を淹れたりと世話をしなければならないが、悪魔となった今は、特に何かをする必要もない。
　「お前は余裕だな、これが驚かずにいられるか」シエルがセバスチャンの目の前に突き出した手を見て、セバスチャンも絶句した。
　「これは・・・何故・・・」セバスチャンの言葉は・・・
　　
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[2011/02/22 06:21] | 悪魔企画 | トラックバック(0) | コメント(0)
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