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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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絶望の果てにNO.3
「触るな、離せ!」パシンと音が響く。
 シエルがセバスチャンの手を叩いたのだった。
 それでも、セバスチャンは一歩も下がらない。
 ガバッとシーツを被ってシエルは嗚咽を噛み殺す。
 「坊ちゃん・・・」セバスチャンはシーツの上から、シエルを抱き締める。
 本当は、セバスチャンはシエルに関心を無くしたのではないのだ。
 自分を抑えなければならないから、敢えて、無関心を装うのみだった。
 ここは、魔界ではない・・・しかも、シエルは何も知らないのだ。
 悪魔同士の行為が、どんな結果をもたらすのか・・・
 魔界に連れて行けば、元人間のシエルは、複数の悪魔に身体を弄ばれてしまう・・・
 悪魔同士で子供が出来るのは、ごく稀だ。
 下級悪魔程、生殖機能は、低くなる。
 悪魔が人間界に降りる理由の一つは、人間を孕ませ、同族を増やす事・・・
 悪魔は、自分が一番なので、気に入らない相手を殺す事等、容易い事・・・心がないのだから、シエルを取り返す為に、レーバァテインをクロードに深く突き刺し、殺す事など、当たり前。
 躊躇すべき事ではないのだ。
 
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絶望の果てにNO.2
「坊ちゃん・・・」セバスチャンの饒舌ぶりは、どこへいったやら・・・
 只、突っ立っているだけのセバスチャン・・・
 「はぁ、今までのお前は何だったんだ?いつでも、僕を引っ張っていたのに・・・色々、遊ばれた感もあったがな・・・変わり過ぎだ・・・」シエルは呆れていた。
 悪魔の愚かさに呆れた・・・
 クロードも単純だったし、只、気持ち悪いだけだった。
 足にキスされるなどと・・・
 間違っても、セバスチャンはそんな真似はしない。
 ベッドの中では、人目がないからか、色々されたけど・・・
 (僕に関心なくしたコイツは味気なく、素っ気無い・・・もう、僕を抱こうなどと、思わないのだろうな・・・しかし、僕は、気付いてしまった・・・悪魔になったからか、元々の正直な気持ちだろうか?)
シエルは、初めて自分に素直になる。
 「セバスチャン、僕は、クロードの元にいて、自分の気持ちに本心に気付いてしまった。お前が好きだ。お前が、過去の僕の体験を塗り替える為か、獲物だから抱いていたのかは知らん。お前が仕込んだこの身体は、お前以外には、反応しない。責任取って、僕を抱け!」シエルは、セバスチャンの反応を見る為に、敢えて言ってみた。
 命令しても無駄だと解っていても・・・
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小説「絶望の果てに」
 今日から、連載開始致します(・_・;)
 痛い系ですので、ご注意を・・・
 昨日、考えたラストと今日思い浮かんだラストと微妙に違いますので、どちらになるか、まだ、決めておりませんので、悪しからず・・・
 それでは、「絶望の果てに」いきます♥


 「絶望の果てに」                     NO.1
シエルはセバスチャンと降り立った城・・・アケローン川のほとりのセバスチャンの城にいた。
 簡素な造りの硬質な感じの城は、冷え冷えとした寒さを感じさせていた。
 内部は石作りで、ファントムハイヴの屋敷とは、感じが違い過ぎた。
 (ここで、一生・・・いや、永遠か・・・二人で暮らしていけるのか…?)シエルは一抹の不安を覚えた。
 「お気に召しませんか?」抑揚のない儀礼的なセバスチャンの問いかけだった。
 「いや、あまりにお前らしいと思っていただけだ・・・」内心を見透かされた気がしてシエルは、舌打ちする。
 「坊ちゃん、舌打ちなど下品ですよ。」言葉は、人間界にいたセバスチャンと何ら変わらない。
 しかし、目は虚ろで、自信満々だったセバスチャンの面影はどこにもなかった。
 「相変わらず、冷たい表情だ・・・そんなに不満か?僕が悪魔になった事が?」言いたくない事に触れてしまう。
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