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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「片羽の蒼い蝶7」久しぶりに更新((+_+))
 ツイッターで構って頂いたり、コメント頂いたりメール頂いたり、して下さるお嬢様のみお持ち帰り下さいませ。突発ですし、久しぶりなので、前回と話が繋がらないかも?
 カテゴリー「捧げもの」クリックして、NO.1からお楽しみ下さいませ(^-^)


 「片羽の蒼い蝶7」
「僕の愛した悪魔・・・」
 シエルは想う。
 自分も半身の名前を名乗り、偽りの契約で悪魔に仮の名前
「セバスチャン・ミカエリス」を与えた身・・・
 アロイスとどこが違うのだろう。
 只「殺さずに守り抜け!」その命令があったから自分は死なずに済んだのだろうか?
 否、もしアロイスがクロードに命令したとしても、殺されていただろう・・・
 「ずいぶん余裕が御有りですね・・・私が誠心誠意、尽くしてる最中ですのに・・・」
 シエルをベッドに押し倒し、セバスチャンはあれやこれやと愛撫を与えている最中なのだ。心ここにあらずのシエルに憤慨したとしても、責められはしない。
 「す・・・すまんちょっと・・・」
 シエルはしどろもどろだ。
 「どうせアロイス様の事でしょう・・・もう過ぎ去った過去の事・・・悪魔に
なられても貴方はお優しい・・・」
 「優しくはないだろう?一度はアイツをこの手に掛けた。致命傷に至らぬにしても、僕の剣がアイツの命を縮めた原因の一つだろう?」
 「結果的には、そうでしょう?しかし、クロードは貴方の血の味を知ってしまった。私より先に・・・貴方の甘美な血に飢えたクロードは、アロイス様との契約を一方的に破棄し、貴方を洗脳して私を遠ざけ、貴方を弄んだ。今でも腸が煮え返ります。この手で、レーバァテインで殺しても、まだ気が晴れません・・・どうしましょう?」
 二ヤリと悪魔の笑みを浮かべるセバスチャン。
 シエルは背筋に冷たい汗が流れる気がした。
 「殺したんなら満足しろ・・・」
 シエルはセバスチャンから距離を取る為に、後ずさりしていた。
 悪魔になった今、本能的に、危険を察知したのだ。
 「あっ・・・」
 足首を少々、乱暴に掴まれ、セバスチャンの腕の中に引き戻される。
 「坊ちゃん・・・貴方は自分を大事になさらないから、この様な無様な結果になるのですよ。動かないでと申し上げたでしょう?」
 シエルはセバスチャンの言葉にカチンときた。
 「貴様!僕のせいだって言うのか?名前を呼べば来ると言ったのに・・・何度も呼んだのに・・・ハンナと戯れていたお前が悪いんだろう!」
 つい手が出てしまう。
 バシッ・・・
 セバスチャンの口端からツツッ・・・と血が伝う。
 セバスチャンの血を垂らす姿が余りにも妖艶で、シエルは吸い寄せられるかの様に、セバスチャンに口付けた。
 ピチャペチャ・・・血に飢えた獣が獲物に喰らいついたかの様な淫らな水音・・・
 「甘い・・・」
 シエルはトロンとした表情で呟く。
 「シエル・・・シエル・・・」
 今度は、セバスチャンが根を上げる。
 自分の血がシエルの口元を伝い、流れる前に幼い舌に絡め取られる様の妖艶さ・・・
 シエルは人間であった時も、悪魔になってからも、セバスチャンを虜にして離さない。
 セバスチャンは、シエルの首筋に舌を這わせ、愛撫していく。
 「あっぁっっっっ・・・セバスチャン・・・」
 シエルも次第に熱くなる身体に翻弄される。
 何度、抱き合っただろう・・・
 昼も夜も関係などなく・・・欲望に正直に、お互いを求め合い、のめり込む。
 やっと二人きりになれたのだから・・・
 契約の果て、残ったものは、お互いを求める純粋な心・・・
 刻を超え、種族の違いは同族になる事で、障害も越えた。
 セバスチャンは、熱くなる身体の熱に翻弄され、何時しかシエル同様、全裸になり、シエルの前で全てを晒す。
 嘘偽りのないセバスチャン自身を・・・
 何時か悪魔としてのセバスチャンの本性を知るだろうシエル。
 それでも構わないとシエルは想う。
 自分が人間であった時から、愛したセバスチャンなのだから・・・
 悪魔であろうが人であろうが、方法は違えど、愛する心は変わらない。
 人間だとて、残酷な方法でしか愛せなく、拷問の果てに、命を奪ってしまう事もある。
 それでも愛は平等なのだ。
 お互いを求める心は純粋なのだから・・・
 「セバスチャン、もうこの手を二度と離すな!」
 「ええ、シエル。私は貴方だけを愛し、二度と裏切りません。貴方を失いたくありませんから・・・」
 シエルにセバスチャンは何度も誓う。
 セバスチャンの落ち度が、今回の原因なのだから。
 甘い甘いキスをシエルに送るセバスチャン。
 二人の身体は重なり、闇に溶けて行く。
 求めるモノはお互いだけ・・・
              NO.8に続く・・・
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