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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「BLUE JEWELS 6」セバス企画アニメバージョンR-18
  事故の後遺症に苦しみ、リハビリしながら仕事・・・
  昨日は左手フルに使って逆療法なのか、わりと楽ですが、首が・・・
  
  やっと書けましたが、まだまだイチャイチャのセバシエ・・・
  次回少しは展開が進む予定です。
  暫しの焦らしプレイで・・・
  次回からは悪魔いっぱい出したい!!!
  少しでもお楽しみいただけると幸いです。

        「BLUE JEWELS 6」 
 ハハハ・・・フフフ・・・
 愉快そうな明るい声・・・
 「早く!早く!」
 「待って!待って!」
 子供の声がする。
 「もう!お母様ったら、また寝てる・・・」
 女の子の声・・・
 「お母様はお疲れなんですよ。貴方達が困らせるから・・・」
 「セバスチャン・・・」
 シエルは、聞き慣れたセバスチャンの声に目を覚ます。
 「お母様!」
 不意に抱きつかれた。
 胸に収まる黒髪の男の子。
 「あ~ずるぃぃぃ!私も抱っこ!!!」
 先ほどの声の女の子まで抱きついてきた。
 自分が女装した時の駒鳥のドレスを着た自分に瓜二つの女の子が・・・
 「何てお顔を・・・そんな貴方も素敵ですがね・・・」
 セバスチャンはクスクス笑っている。
 魔界にいる筈なのに、貴族の衣装のセバスチャンに、シエルは口をポカンとしたままで・・・
 「くっくくく・・・お前こそ何て格好・・・」
 笑いが止まらない。
 「アッハハハ・・・」
 子供達を抱いたままで、大笑いのシエル。
 「いつになったら慣れるんですか?そんなに変ですか?もう燕尾服に戻しても良いですか?」
 セバスチャンは溜息を吐く。
 シエルが嫌味の為に、この衣装に替えさせたのに、ことある毎に笑われる。
 「いや・・・プックク・・・面白いからそのままで・・・」
 「もう・・・本当に意地悪な方・・・」
 愛した相手が笑うのさえ愛おしい・・・
 シエルは子供達の髪を撫でていた。
 これは未来の幸せな夢・・・
 そんな事解かっていても、手に出来なかった幸せを求めてしまう。
 「シエル愛しています・・・」
 抵抗出来ない事をいい事に、口付けるセバスチャン。
 何度も告げられる愛の言葉・・・
 本来の性なら、エリザベスに告げるべき自分。
 元々、自分の婚約者ではないが、決して嫌いではない従姉妹・・・
 どの道、自分と結ばれるべき相手ではなかったが、嫌いではない・・・
 僕を忘れ幸せに・・・
 ファントムハイヴ邸を出る時のラストダンス。
 いつかは暴走し、エリザベスの魂すら餌にしてしまうかも知れない自分。
 言葉にはしなかったが、セバスチャンと悪魔として生きていく道を選んだ。
 魔界で結婚するとは思わなかったが・・・
 幸せな夢から現実に戻ろうとするシエル。
 愛しているのは、優しいだけの夢の中のセバスチャンではない。
 自分を躾け様と、虎視眈々と狙っている悪魔で夫のセバスチャンだから・・・
 覚醒していくシエル。
 「う~ん・・・」
 目覚めたのは、自分を抱き締めるセバスチャンの腕の中・・・
 悪魔になるとは悲しいかな・・・
 後ろを見ずとも、セバスチャンの表情すら解かってしまう。
 スゥスゥと寝息を立て、眠っていた。
 起きてたら嫌味ばかり・・・そんな彼を愛した自分だが・・・
 何だか、抱き締められてるのが恥ずかしくて、腕から逃れようと・・・
 「あっ・・・」
 離れる事は無理だった・・・
 「なっ・・・何でこんな・・・」
 昨夜、行為の終わったままの状態・・・
 未だに、自分の内部には、セバスチャンが納まったままで・・・
 しかも、大きくて・・・
 行為が終わったら、さっさと離れていたのに・・・
 夫婦になるとは、悪魔に取って、特別な意味を持つのだろうか?
 自分で動いて、欲を出させれば、離れる事は可能だが・・・
 悪魔になっても、シエルは変わらず、脆弱で・・・
 コーティングの為の、マーキングされた時も何度も気を失っていたし・・・
 無駄とは解かっていても、離れたい時もある。
 繋がってるのが嫌な訳でなく、甘えを知らぬ自分には過ぎた望みなのだ。
 どんな女性も靡くであろう最高の男セバスチャン。
 主と執事の関係の時は良かったのだ。
 女達が溜息を吐く程の美貌のセバスチャンを侍らせて・・・
 夜になると悪魔に戻るセバスチャンに抱かれて・・・
 朝になれば全て忘れ、伯爵に戻る自分。
 弱った心を悪魔に補強されて、生きてきた。
 今は違う。
 弱れば、殺される。
 潰され、打ち捨てられる冷酷な世界。
 だからこそ、強くあらねばと思う。
 それが勘違いと気付けないシエル。
 ガッシリとセバスチャンの腕に抱えられ、自由を拘束されているのに、逃れようとする。
 セバスチャンがとっくに覚醒している事には気付く事なく・・・
 (ああ・・・可愛いですね・・・もう少しシエルの頑張りに期待しましょうか?)
 動けぬままに、セバスチャンを開放しようと腰を蠢かす。
 自分の方が感じて、シエルは動けなくなり、焦らされたセバスチャンは
「えっ?」シエルの言葉を無視し、突き上げた。
「はっ・・・お・・・前・・・」
「貴方が意地らしくてね・・・ですが、私の方が・・・んっ・・・我慢できなくて・・・」
ハァハァと背後で荒い息遣いのセバスチャンだった。
自分を求めるのは、魂の代替だと思っていたシエルだったが、そうではなくて・・・
「貴方・・・もしかして私は貴方の魂だけ欲しかったと勘違いなさってるでしょう?ですから、私の望みは何でも鵜呑みにしようとされて・・・馬鹿ですね・・・」
「ああ・・・僕は馬鹿だ・・・お前が欲しくて堪らないのに、偽る事ばかり・・・素直にはなれない」
「そんな貴方だから、私を虜にしたのです。馬鹿であろうとなかろうと貴方は貴方。それでいいじゃありませんか?私をもっと求めて・・・」
「馬鹿馬鹿言うな!!!何か馬鹿にされてる様でムカつく!!!」
「ああ・・・これじゃ貴方のお顔が見えない」
グリッ
「ひいっ・・・ああっ・・・」
セバスチャンは繋がったまま無理矢理方向を変え、シエルと向き合う。
ドサッ・・・
シエルをベッドに組み敷き
「私を煽って下さって・・・覚悟なさって下さいね・・・」
美貌に浮かぶ悪魔の微笑。
「好きにしろ!!!」
シエルはやけくそで怒鳴る。
寄せては引く波の様に、密着したら離れて・・・
 根元まで挿入したと思ったら、引き抜く程離れて・・・
 パンパン・・・グチュグチュ・・・
 「もう・・・早く・・・イカせ・・・」
 「まだまだ・・・」
 汗に塗れても、開放してくれない夫・・
 「貴方は言葉より、体で語る方が信じてくれそうですので・・・」
 「ひっ・・・」
 シエルの幼茎はセバスチャンに握られて開放出来なくて・・・
 「今宵は下級悪魔達が貴方に挨拶に来るのですよ・・・触れる事はありませんが、呪いをかけ様などとする輩がいるかも知れません。しっかりコーティングを・・・」
 「もういやだぁぁぁ・・・」
 シエルの絶叫が寝室に響いても、セバスチャンはシエルを抱くのを止めなかった。


 ピチャ・・・ピチョン・・・
 「大丈夫ですか?シエル・・・」
 浴室にいる二人の悪魔・・・
 巨大な浴室でシエルを抱き、セバスチャンは心配する。
 「だったら・・・もっと・・・早く・・・開放し・・・ろ・・・」
 「貴方の姿が、夜会で他の悪魔達に晒されると思うと・・・歯止めが効かず・・・申し訳ありませんでした・・・」
 「この駄犬・・・」
 散々セバスチャンに啼かされたシエルは、それだけ言うのがやっとで・・・
 「貴方と二人だけで暮らしたかった・・・」
 セバスチャンが隠してる何か・・・
 それに気付かぬ程、シエルは鈍くない。
 「魔界に戻らなければ、僕を守れないのだろう?だったらもう悩むな、考えるな!お前は僕だけを見てればいいんだ!!!」
 「本当に貴方って人は・・・悪魔になっても変わらない」
 「お前・・・本当に解かってない・・・僕は僕だ。シエル・ファントムハイヴそれ以外にはなれないんだ!どう足掻いても、失われたものは戻らない。過去は取り戻せないんだ。お前が僕に言ったんじゃないか・・・」
 冷酷な悪魔が告げた一言。
 それがシエルの心に突き刺さり、抜ける事のない悪魔の棘になった。
 『Never More』と・・・
 
 セバスチャンは生まれて初めて恋をした。
 「シエル・ファントムハイヴ」
を愛した。
 真の名前を隠した自分達。
 偽りの名前で結ばれた。
 自分が弱り、シエルを守り切れなかった。
 狡猾な悪魔二人に誑かされ、洗脳されたシエルは既に正当な契約者ではなくなっていた。
 シエルの記憶を取り戻す事態が悪魔には稀な事・・・
 「そんな価値人間にはない」
 クロードの言葉が深くセバスチャンの心に突き刺さる。
 呪縛に囚われる様に、悪魔になった主の腹を手刀で貫いた。
 開放されたかったのが本心かも知れない・・・
 歪んだ契約をリセットする為に再契約し、今に至る。
 それが不幸だとは思わない。
 「坊ちゃん・・・私は元の貴方が欲しかったのは事実です。でも貴方は私の元に戻ってきて下さった。それだけで私は嬉しいのです。記憶を失くしたまま魂を食らえば貴方の本当の望みは叶いました。でも私は・・・貴方が欲しかった。魂だけでなく、体も心も・・・今の状態は私の我侭が引き起こした事。貴方は悪くないのです。私の甘さが貴方を悪魔にした。それでも、結婚して下さって感謝してますよ。魂が消滅し、無に帰る貴方の望みは永遠に叶えて差し上げられませんが・・・」
 「だったら、永遠に共にいろ!僕の傍にいつまでも、それが今の僕の望みだ。今度こそは叶えろよ!約束だ・・・」
 「ええ・・・今度こそは必ず叶えて差し上げます。貴方に私の愛を・・・」
 再び口付けられる。
 二人の行為が終わり、今夜の夜会のスケジュールを告げようと、今か今かと伺う悪魔に気付かずに・・・
 二人の愛はエンドレス・・・
 何者も邪魔出来ない・・・ 
                       7に続く・・・
               H25.6.15 A11:43