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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「BLUE JEWELS 8」アニメバージョンセバス企画
  少ししか更新できませんでした。
  午前中に、主婦業を頑張り過ぎて腕が痛い・・・
  暫く焦らしプレイですみません



          「BLUE JEWELS 8」  
 「・・・昨日の祭司!!!」
 シエルが驚くのも無理はない。
 昨日の結婚式の進行を行った祭司が、まるで以前のセバスチャンの様に、燕尾服を来た執事の様な風体でワゴンを引いて入ってきたら、びっくりするのだから・・・
 「帝王の宰相殿が執事の真似事か?本当に悪魔って物好きなんだな・・・」
 シエルは呆れて己の夫を見る。
 「流石は王子の主で在られた方・・・私の事をご存知とは・・・聡明でいらっしゃる」
 「私の選んだ方ですから・・・何故食事を?」
 「リリス様のご命令です。その方が手っ取り早いと・・・今夜のご用意もありますし」
 「母上は用意周到だ・・・頂こう」
 「では、王子には人の魂入りの牛ステーキを・・・王子妃様には普通の牛ステーキをご用意しました。」
 リビングのテーブルに並べられた食事は、温かな湯気を立て、美味しそうな香りがした。
 「まさか・・・昨夜の女達の肉じゃ・・・」
 「ご心配なく・・・ちゃんと牛の肉でございますよ。人の魂をお食べになられないお妃様にその様な無体は致しませんよ」
 「シエル大丈夫ですよ。魂をお食べになられないのですから、せめてお食事なさって下さいね。スイーツは魔界の果物をふんだんに使ってる様ですし、味覚がなくなってる貴方でも、美味しく感じられるでしょう」
 「んっ・・・お前がそう言うなら・・・」
 シエルはセバスチャンに促され、恐る恐る食事を始めた。
 「お・・・美味しい・・・」
 「それはようございました。では、お食事しながらお聞き下さいませ。今夜は軍人クラスの悪魔がご挨拶致しますが、72柱いますので、半分に分けようかと・・・明日は皆様のご都合がつけば、魔王クラスの4悪魔のご紹介になります。淫魔の類は、男性にも女性にもなれますので、今回は大事をとってご紹介を省かせて頂きます」
 「面倒なんだな・・・まぁ、僕は魔界の事はまだ何も解からない。全てセバスチャンに任せる」
 「御意・・・ではそれからの事は王子とご相談致しましょう」
 「大体こんな茶番シエルには、気の毒と言うもの。誰が仕組んだか解かりますが、面倒な事ですね」
 セバスチャンは食事しながら呆れる。
 「王子、申し訳ございません・・・権力を維持する為には色々とございますので・・・お妃となられた以上、王子妃様にもご協力頂きませんと・・・」
 
「僕は構わない。セバスチャンと魔界に住むと決めた以上、しきたりなのか、掟なのか知らないが従おう」
 「流石はシエル。潔くてらっしゃる・・・」
 「ではこれを・・・お妃様は人間であられたから、長時間只いるだけでは大変でしょう・・・この扇で口元をお隠し下さいませ。眠気は解消致しますし、何より、貴方様にあらぬ感情を抱く悪魔を退けるでしょう。リリス様からの贈り物でございます」
 「昨夜はご両親にご挨拶も碌に出来なかったが良いのか?セバスチャン」
 「構いませんよ。元より悪魔にそんな感情も御座いませんし。今回の夜会も貴方をお披露目する為と、何らかの策略によるものですし。本当は貴方を宮殿の奥に隠しておきたいくらいなのですから」
 おそらくそれはセバスチャンの本音。
 「物分りもお宜しいし、素敵なお方をお妃になさいましたね、王子。お食事がお済みになられましたら、お着替え下さいませ。夜会はP5で早めに進めようとの事でございます。」
 「何事もなく終われば良いのですがね・・・一言も言葉も交さず、只、名前を呼ばれたものと会うだけなど無意味。挨拶と言えるのかどうか・・・」
 執事の頃と違い、魔界に来たセバスチャンは何処か物憂げだった。
 自分が悪魔になった頃のセバスチャンで・・・
 「ああ・・・貴方を不安にさせてしまいますね・・・申し訳ありません。私が不甲斐ないばかりに、貴方には苦労をお掛けして・・・」
 「僕は退屈しないから良いぞ?まるでゲームの様でワクワクする」
 「フフ・・・貴方は変わらない。何が起こるか解からないのに、ワクワクなどと・・・私が全力でお守り致します。食事で力を取り戻せてますからね」
 シエルに微笑みかけるセバスチャンは以前のセバスチャンで・・・
 「では、ごゆっくりとお食事なさいませ。何か御用がございましたら、名を呼んで下されば参上致します。夜会のご衣裳も今後の衣装もクローゼットにご用意致しました。では失礼致します」
 サタナキアは深くお辞儀をすると、退出して行った。
 リリスの命令を遂行して満足で。
 「シエル。魔界の食事はお口に合いましたか?デザートをお食べになられますか?」
 「んっ・・・食べる・・・」
 夫婦になったからか、シエルは年相応の顔を覗かせ、セバスチャンはウットリしてしまう。
 全ては今夜の夜会次第・・・
 確実に進行している策略が牙を隠して・・・
 甘い甘い時間を過ごす二人は、どんな策略でも、立ち向かう覚悟は忘れずに・・・