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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「BLUE JEWELS 9」セバス企画アニメバージョンR-18
少し更新できました。
中々進みませんが、少しでも楽しんで頂けたら、幸いです。




       「BLUE JEWELS 9」 
 悪魔のデザートは色とりどりの果物で・・・
 「お口に合いませんか?」
 「いや・・・色の凄さに驚いただけで・・・」
 どぎついピンクだったり、真っ赤だったり、紫のフルーツもあった。
 悪魔とは、繊細な神経を持っていないのでは?
 そんな感じに、大皿に盛り付けられたフルーツに、ヨーグルトだったり、蜂蜜だったり・・・
 人であった時に、シエルが知っていたすっぱい味と甘みの感覚・・・
 見た目はグロテスクだが、美味しいのだ。
 最早、自分の夫になったセバスチャンが、自分の為に用意したものではないのは、明白で・・・
 美味しいと感じるのは、自分が悪魔だからか?
 複雑な心境のシエルに
「フフ・・・とても不思議な顔をしてらっしゃいますよ。シエル」
 チュッと口付けて・・・
「もう・・・スイーツが食べれないだろう・・・」
 照れ隠しに、怒鳴って・・・
「私には、貴方自身がスイーツですよ。甘い甘い唇・・・」
チュッ・・・チュッ・・・
優しく口付けられて、流されそうで・・・
「待て!!!だ・・・もうお預け・・・夜会の準備があるのだろう?」
「え~?本当に貴方は冷たいのですから・・・貴方を手に入れたと思っても、この手からすり抜ける・・・いつになったら、私は本当に貴方を手に入れれるのでしょう?」
「贅沢言うな!僕の全てはもうお前のものだろう?今はこれで我慢しろ」
シエルからの軽いキス。
「まだまだ足りませんよ・・・」
ガッシリと大きな手で掴まれて逃げられなくて・・・
それでも嫌ではなくて・・・
どこまでも堕ちて・・・
ソファーに押し倒される。
「はっ・・・あっ・・・」
「シエル今夜は覚悟して下さいね・・・こんな茶番早く終わらせて、いつまでも寝室に引き篭っていたい・・・」
「馬鹿・・・」
言葉とは裏腹に甘さを含んで・・・
バスローブがハラリと床に落ちた。
 「ほぉ・・・あの王子が虜になるとは・・・アスタロトが惨めだな・・・」
 呟いたのはベールゼブブで・・・
 表向きはセバスチャンの婚約者であったアスタロトは既に、彼の恋人で・・・
 「まぁ・・・あの瞳の色なら仕方ないだろうがな・・・」
 シエルの青い瞳は、悪魔が焦がれて止まぬ色・・・
 天界の青で・・・
 「兎に角、今夜の夜会には、引っ張ってでも参加させねばなるまい・・・」
 頭の痛い事だと愚痴る。
 翼を広げ、アスタロトの城へ向かう。
 
 「んんっ・・・セバスチャンイクっ・・・」
 シエルの切羽詰まった声で・・・
 「どうぞイって・・・」
 びゅるびゅく・・・
 ゴクッコクッ・・・
 シエルの蜜は、全てセバスチャンに飲み込まれて・・・
 「んっ・・・甘いですね・・・美味しいですよ、シエル」
 「そんなモノ飲むな・・・そんな事言うな・・・」
 「いつまでも恥らって初々しいですよ・・・」
 シエルの幼茎を咥えていたセバスチャンは顔を起こした。
 「お前は・・・まだ一度も・・・」
 「ああ・・・お気遣いなく・・・その分、夜会が終わった後で・・・」
 『啼かせて差し上げますよ』
 言葉にしなくても、セバスチャンが言いたい事くらいは、解ってしまうシエルだった。
 悪魔に変えられてからの月日は、あっと言う間で・・・
 どんなに望んでも終焉は二度とこない。
 自分で選んだ道に後悔をしないシエルと、悪魔だからか、暗く沈んでいたセバスチャン。
 その二人が、今日と言う日を迎えれるなんて・・・
 「さぁ・・・綺麗にしたら、御着替え致しましょうか?」
 「さっきのサタナキア呼ばないのか?執事なんだろう?」
 「例えそうであっても、もう二度と貴方の肌を見せたくありませんので・・」
 シエルがクロードの洗脳により、自分を遠ざけ、その身を晒したから・・・
 慢心がシエルを失った。
 魔界の王子が幸せだとは限らない。
 シエルには、二度と辛い思いをさせたくなかった。
 セバスチャンはシエルを清めると、黒いローブを着せ付けていく。
 首がしっかり隠れてて、腰はリボンで結ばれて、袖はゆったりしてても、手首はきゅっと締まってて、極力シエルの白い肌を隠す様な衣装で・・・
 悪魔は狡猾な存在・・・
 どれ程、用心しても、し足りないくらいなのだ。
 自分は出会った頃のぴっちりと肌に吸い付く様な衣装で。
 式の時、シエルは碌に悪魔達を見れなかったから気が付かなかったが、ハンナの様に銀色の髪を持つ悪魔もいた。
 衣装も実に様々で、シエルの衣装が古典的だとすれば、セバスチャンの衣装は、現代的かも知れない。
 「ご用意は整いました。食事をサタナキアに下げさせたら、ゆったりと時がくるまで、待ちましょうか?」
 「そうだな・・・落ち着いて望みたいし」
 「ではその様に・・・」
 嵐が来るまで、後わずか・・・
                10に続く・・・
              H25.8.11 P10:07