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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「BLUE JEWELS 11」Rー18アニメバージョンセバス企画更新
 今回は少し本気出してみました・・・
 悪魔の順位とか名前は微妙に違ってるかもです。
 参考本
「堕天使」がわかるです。
 疲れた・・・腕が痛いよセバスチャン・・・
 久しぶりに微妙にHありですので、苦手なお嬢様方はご注意を・・・
 悪魔はしょりすぎですが、終わったら
「ソロモン72柱全て書いてみても面白いな」
アニメ「魔界王子」参考にしたいですね(*^_^*)
今回長いですから、お茶を片手にどうぞ、いってらっしゃいませ~



     「BLUE JEWELS 11」 
 「第2柱アガレス様。31軍団の公爵様」
 眉目秀麗な老人が立ち上がり、セバスチャン夫妻の前に進み出る。
 流石に公爵だけあって、品の良さが伺える風体だった。
 言葉を交さないのは、呪文によってシエルを縛る事のない様にとの配慮からだった。
 如何に帝王夫妻が結界を施したとは言え、老獪な悪魔達を抑えるのが無理な事もある。
 今のセバスチャンではシエルを守り切れなかったから、仕方なしに魔界に戻ったのも理由の一つだったから・・・
 彼は只二人の前に一礼すると去って行く。
 残って悪さをすると言うよりも、自分の屋敷に戻ろうが、軍の宿舎に戻ろうが自由にしていいとのお達しだったからだ。
 「第3柱ヴァッサゴ様。26軍団の皇子」
 彼には、書物においての記述がなく、外見もはっきりしていない。
 皇子と言うが出生も定かではない。
 只二人が見ている彼は、過去堕天使だと言う証拠に、善良な貴族と言う外見だった。
 それもその筈、悪魔なのに、善の心を持つ彼だったから・・・
 彼は魔術師達に
『善良な精霊』として重宝されたらしい。
彼は優雅にお辞儀すると去って行く。
味も素っ気もない会見だった。
シエルは内心ではつまらなかったが、リリスから送られた扇の魔力で、何の感情も見せない外見だった。
 セバスチャンは苦笑しながらも、涼しい顔をしてシエルの手を握るのみ。
 会場は静まりかえっていて、次々と悪魔の名前が呼ばれていく。
 「ガミジン・マルバス・ヴァラファール・アモン」
 異形の悪魔達が続いて
 「第8柱バルバトス様。30軍団の大公爵様」
 爵位は中間で発表されたが、公爵であったともされ、不明な部分の多い悪魔だった。
 外見は久しぶりの人体形で、外見は狩人だった。
 隠された宝物を探したり、仲間内でのいさかいや、権力を持つ人々同士の争いの調停などと、悪魔らしからぬエピソードを持つ。
 (まるでバルドの様だ・・・)
 シエルは何ともなしにそんな感じを持っていた。
 それからも次々と人体形と異形の悪魔が紹介されていった。
 シエルはいい加減うんざりしていたが、悪魔とは余程の事がない限り、物事には動じない存在。
 王子であるセバスチャンの為にも、必死で堪えていた。
 (可愛いですね、シエル・・・)
 そんな健気な姿のシエルに高鳴る気持ちを抑え、セバスチャンは王子としての威厳で、眼前の悪魔達を威圧していた。
 今回の宴はシエルのお披露目と力量を計ろうとする悪魔を抑える為だけでなく、セバスチャンの次期王としての資質を計る為でもあったから。
 それが、今回の真の目的・・・
 「第24柱ケルベロス様。19の軍団の侯爵様。」 
 三つ首の犬の頭に漆黒の鴉の翼を持つ地獄の番犬ケルベロス。
 犬好きのシエルの瞳はパァッと輝くが、セバスチャンは手でシッシッと退出を促す。
 ケルベロスはしゅんとした感じに頭を垂れて退出する。
 本来ならば、彼らの傍にいられる筈の存在なのだが・・・
 シエルはジトッとセバスチャンに恨みがましい視線をチラッと送った。
 「犬・ドラゴン・猿」の異形の悪魔が続く。
 本来アスタロトは第29柱なのだが、公爵であり
『4大魔王』の一人なので省かれた。
 今日は列席していた。
 セバスチャンの元婚約者だそうだが、彼女は誰かと寄り添い自分達を眺めているのが、シエルから見えた。
 (何だちゃんと恋人がいるんじゃないか・・・)
 コトが終わってから聞かされた彼女の存在・・・
 セバスチャンに似合いだろうと4大魔王の中で唯一女性だったアスタロトは、帝王夫妻に認められないまま、婚約者とされていた。
 彼と思われる悪魔に身を預けるアスタロト。
 元々何事にも興味を持たないシエルだったが、今は悪魔だ。
 自分の欲望に忠実な存在。
 彼が誰なのか聞きたいのだが、セバスチャンの機嫌が悪くなりそうなので、じっと我慢の子。
 クスッ・・・
 そんな健気なシエルを見てリリスは微笑む。
 『あれはベールゼブブ奴も4大魔王の一人じゃ』
 シエルの頭の中にだけ届く声。
 『リリス様わざわざありがとうございます。セバスチャンに聞く訳にもいきませず、お手数お掛けしました』
 『ほぅ・・・たいした進歩じゃセバスチャンにも知られず、私だけに話しかけられる
様になったか?』
 『そうなのですか?良く解らないのですが・・・』
 『まぁそなたはそう言う存在だろうなぁ・・・我々悪魔と違って努力して今があるのだから・・・絶対セバスチャンの手を離すな。そなたにも奴にも二人だけしか要らないのだから・・・』
 『はい、勿論です。僕にはセバスチャンだけ・・・逃げれば地獄の果てまで追い掛けますよ』
 『セバスチャンは良い嫁を貰った。宜しく頼むぞ』
 『僕はセバスチャンに頼りきって生きてきました。ふつつかな嫁ですが、これからも宜しくお願いします』
 シエルとリリスの二人だけの秘密の会話が進む中、宴はどんどん進んでいた。
 「第35柱マルコキアス様。30軍団の大侯爵様」
 グリフォンの翼に牡狼の異形な姿。
 第56柱であり、紅一点の麗しき地獄の美姫ゴモリーの騎乗獣であり、天界との戦いに功績を残した為、サタンから大侯爵の位を授かったと言う。
 獣の為、言葉を発する事はあまりなかったが、召喚者の望みにより、人の姿に変われば、どんな質問にも誠実に答える辺りは、実直でセバスチャンとは正反対だった。
 酒を好み、よく宴で酔い潰れるタイプだが、今日はお預けだった・・・
 今までの悪魔と同様に軽く礼をして去って行く。
 「では次の方で半分程ですので、休憩を取る事とします。暫し御寛ぎ下さいませ。第36柱ストラス様。26軍団の王子様」
 別名―古の知恵を秘める太陽の鴉と言う。
 王子と言っても、セバスチャンの兄弟ではない。
 鴉の形態を取る限り、セバスチャンの眷属でもあるのだが、第3柱ヴァッサゴ同様誰の子供かなど、はっきり解らないのだから・・・
 天文学に詳しいのだから、中々に博学なのかも知れない。
 彼は本来巨大な存在なので、鴉の姿で現れているが、大きめの体格に留めている。
 黒く深い瞳は月よりも巨大なのだから・・・
 他の者達と同様に頭を下げ、下がる。
 これで前半が終わった。
 「では、これで宴の半分が終わりました。一時間程後に、後半を開宴します。対象者以外は参加自由ですので、ごゆっくり御寛ぎ下さいませ~」
 サタナキアの声と共に、会場はざわめきだす。
 「さぁ・・・シエルこちらへ・・・」
 セバスチャンに促され、奥へ行くシエル。
 顔を合わせる悪魔達との境はなくなり、闇に閉ざされた。
 ソファーとテーブルには、色とりどりのフルーツと食事が用意されていた。
 サタナキアが給仕をし、食事を始める二人。
 人であれば義理の両親となった帝王夫婦と同席するのだろうが、式の翌日の悪魔達との対面の為の式典で疲れただろうと、配慮されたのだ。
 「これは如何ですか?シエル?」
 「ん~食べる」
 甘い二人に、セバスチャンの過去を知ってるサタナキアは苦笑してしまう。
 「何です?サタナキア・・・執事たる身が主達を笑うなど・・・」
 「申し訳ございません。王子妃様は偉大だと・・・」
 「仕方ありません。私はこの方にぞっこんなのですから・・・」
 シエルを見つめる潤んだ瞳。
 セバスチャンの意図に気付かぬ筈のない下僕・・・
 「これは大変失礼を・・・ではお時間前に御呼び致しますので、ゆっくりお食事を・・・王子くれぐれも程々に・・・」
 「そんな事お前に言われなくても解ってますよ。」
 二人の会話など上の空で食事に熱中なシエル。
 慌てて退出する執事に怪訝な顔をしながら、もくもくとほうばるシエル。
 「妬けますね・・・そんなに美味しいですか?では私も食事を・・・」
 シエルを押し倒すセバスチャン。
 「時間がありませんから、こちらだけで・・・」
 ゴソッとシエルの服を割り込むセバスチャンの手・・・
 「あっ・・・夜まで・・・はっ・・・」
 シエルの幼茎を握り込むセバスチャン。
 「いただきます」
 パクッ・・・
 口に咥えて弄ぶ。
 散々抱かれても、悪魔になったらシエルも貪欲だった。
 セバスチャンの舌と口で扱かれて、あっという間にイカされる。
 ハァハァと言う間もなく、割り込んで・・・
 「やめ・・・あっ・・・」
 「くっ・・・やはり固い・・・もう少し緩めて・・・」
 優しく口付けられて、陥落してしまう。
 食事そっちのけに愛し合う二人。
 結界の中では、誰にも知られないのだが・・・
 「やはり我慢出来なかったか・・・」
 結界を張ってるリリス達には知られてしまう。
 
もっともサバトでは人間の魂を喰らう為に、全裸になって人間を抱くのだから、悪魔には羞恥心などは存在しない。
心を持たない筈のセバスチャンを変えたシエルと言う存在。
魔界に
「嵐が来る」瞬間だった・・・
                    12に続く・・・
         H25.9.7 A11:52