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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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闇の中のピジョンブラッドNO.2
 そのままシエルを抱き上げ、湯の温度を確認してから、シエルのみバスに入れた。
 縋る様な目のシエル・・・
 「坊ちゃん、私は、シャワーで、汚れを落として来ますので、少々、お待ち頂けますか?後で、御一緒しますので」セバスチャンは、一人にされて不安を感じるだろうシエルを気遣い優しく微笑んだ。
 「んっ・・・解った・・・なるべく早く・・・」シエルは、寂しさから、涙が出そうで、俯いてしまう。
 ドキン・・・セバスチャンの心臓は高鳴る・・・
 チュッとシエルの額にキスすると、慌ててシャワーを浴びるセバスチャン・・・
 (可愛い・・・)セバスチャンは、シエルに背を向け、顔は赤らめているのを隠し、手早く髪を洗い、汚れをさっと落としていく。
 (どうして、コイツはこんなに綺麗なんだ・・・)シエルは、そんなセバスチャンの引き締まった身体をじっとみつめていた。
 舞踏会、夜会に参加しないのは、ダンスが下手だからでは、ないのだ。
 実は、共にいるセバスチャンに向けられる女達の視線が気にくわないのが最大の理由だった。
 (コイツは、僕のモノだ!)何度、言いそうになった事か・・・
 仮にも、自分は、伯爵だ。
 勝手に決められたとは言え、エリザベスと言う婚約者さえいる。
 そんな自分が、執事と夜な夜な、怪しい関係だとは言えなかった。
 尤も、貴族と言う存在自体、排他的で、自分の目的の為には、いくらでも金を出す者もいた。
 そればかりか、性に関してのモラルは低い。
 執事を愛人として、公の場で、公言している者さえいた。
 貴族には、タブーなどないのだ。
 でも、セバスチャンには、煩わしい人間の感情など、理解出来ない。
 シエル自身、セバスチャンを晒し物にしたくないから、隠すしかないのだ。
 「坊ちゃん・・・お待たせしました・・・」セバスチャンがシエルの前に戻ってきた。
 「ああ、お寂しかったのですか?泣いていらっしゃる」セバスチャンは、シエルの涙を指で、拭ってやった。
 今夜のセバスチャンは、シエルに優しかった。
 「泣いてなどいない・・・部屋に戻ったらセバスチャン・・・」シエルは、小さな声で、セバスチャンに命令する。セバスチャンにしか聞こえない小さな声で・・・
 「御意」セバスチャンは、目を見開いて、シエルの命令に従う意思を示す。
 石鹸を泡立て、バスの中で、素手で、シエルの身体を洗っていく。
 「ああっ・・・」セバスチャンの手は、シエルの官能を煽るかの様な動きを繰り出していく。
 ベッドの中で、シエルが素直に自分を求める為の下準備・・・
 乳首を摘まんだりしながら、セバスチャンの手は、シエルの下腹を目指して、愛撫していく。
 「もう、やぁ・・・」シエルは、蜜を放ってしまい、セバスチャンの肩に、頭を乗せ、ハァ、ハァと荒い息で、ぐったりしていた。
 (まだまだ、お子様ですね・・・)セバスチャンは、未熟な身体のシエルに、快楽を教え込んだ。
 魂を喰らうまでに、身体を繋げ、空腹を紛らわす為に、精気を頂くつもりだったから・・・
 一度、抱いてシエルの肉体の良さに、溺れたのは、セバスチャンの方だ。
 同族に弄ばれ、悪魔である自分に魅入られたシエル・・・
 人間に凌辱されるのと、悪魔である自分に穢され、堕ちていくのと、どちらが不幸なのだろうか・・・
 どんな時でも、シエルは自分の足で立ってきた。
 高位の悪魔の自分すら、虜にするシエル・・・
 「さぁ・・坊ちゃん、もう、上がりましょうか・・・湯あたりしてしまいますから」浴室で、シエルを煽ったのは、セバスチャンなのに・・・
 ザパッと上がり、バスタオルでサッと水気を拭き取り、シエルを包むと、自分は、濡れたまま寝室に戻る。
 髪を乾かす間も惜しいので、シエルが風邪をひかない様に、気付かれない様に魔力を行使した。
 ベッドに上がり、シエルの命令を実行に移す。
 四つん這いになり、身体を獣性化させるセバスチャン。
 シエルの望みは「セバスチャン、ベッドの上で、黒豹になれ!」だったのだ。
 セバスチャンは、黒豹になっていた。
 「これでよろしいのですか?坊ちゃん・・・」シエルの意図が解らぬ、セバスチャン。
 「ああ・・・僕が背中に乗りやすい様に、屈んでくれるか?」「ええ・・・どうぞ、マイ・ロード」セバスチャンは、シエルに従う。
 シエルは、バスタオルだけしか、身に纏っておらず、セバスチャンの背中に乗ったら、バスタオルが落ち、全裸が露わになる。
 下着すら、履いていないシエルの身体に黒豹になったセバスチャンの体毛が、再び、官能を呼び起こす。
 シエルの秘部にサワサワと愛撫をする、指の様に優しく、黒豹の体毛が当たっていたのだ。
 「んんっ・・・」途端にシエルの声が、漏れだした。
 「おや?これしきで、イッチャッたんですか?こう言うプレイが、お好みでしたか?」セバスチャンは、シエルの顔が見えない事に些か、不満なのだ。
 「そんなつもりじゃ・・・只、お前だったら、そのままの身長を生かして、黒豹くらいに変化して貰いたかっただけ・・・背中に乗ったら、どんな感覚か、試したかっただけ・・・」シエルに嘘はない。
 まだ、無邪気で幸せだった頃、犬のセバスチャンの背中に乗った事が、嬉しかったから・・・
 誕生日が近付くと、過去に引きずられてしまうから。
 二度と、取り戻せないと言うのに・・・
 「それでは、ご存分に堪能下さいませ。幸い、坊ちゃんのベッドは、広いですから、動き回って差し上げましょう」セバスチャンはニタリと嗤っていた。
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