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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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少し死にネタ「永遠をお前と」捧げもの
「永遠をお前と」
 「セバスチャン!セバスチャン!」シエルの目の前には、血だらけのセバスチャンが横たわる。
 「何故、戻ってきたのです?この害獣は、貴方の命だけは守りたかったでしょうに・・・」神経質そうな死神は、眉間に皺を寄せて、かつて人であったシエルに同情の溜息を漏らした。
 「お前だけは、僕を一人にしないと誓ったのに・・・折角同族になれたのに・・・」シエルは、セバスチャンに抱きつき、心臓の音が弱まっている事に気付く。
 「フフ・・・死神には、魂があるんだろうなぁ・・・僕達とは違って・・・
お前の魂を喰わせたら、セバスチャンは生きられるかも知れないなぁ・・・」
 シエルはユラリと立ち上がると、何やら呪文を唱え始めた。
 ウィリアムには、理解できない悪魔だけの言葉・・・
 黒雲が空を覆い、雷が鳴り出した。
 「来たれ、レーバァテイン!」
 シエルの言葉に呼応するかの如く、何処からか、魔剣が飛んでくる。
 パシッとシエルの右手に握られたソレをウィリアム目がけて、振り下ろすシエル。剣術は苦手でも、幼いころとは、違う。
 セバスチャンに手ほどきされ、少しは使えれる程には、なっていた。
 しかも、今のシエルは悪魔だ。
 死神になど、遅れを取る事はない。
 「待ちなさい、シエル・ファントムハイヴ貴方には、保護許可が下されたのですよ。神が貴方を天界にお連れするようにと・・・」
 攻撃の手が緩む事はない。
 「神だと!僕の運命を弄んだばかりか、セバスチャンを殺す命令を下しておいて、今更何様のつもりだ!保護だと、反吐が出る!」
 シエルは取り合わない。
 尚も、攻撃してくる。
 カーンカーン、硬質な音だけが響いた。
 「もういい加減にしたら、坊ちゃん・・・どんなに運命に逆らっても無駄な事。もう、セバスチャンは貴方の手には、戻らない・・・もうすぐ死ぬのよ。」いつの間にかグレルがいて、セバスチャンの元にいる。
 「セバスチャンに触れるな!この死神風情が!」悪魔のオーラを振り撒き、今度はグレルに突進するシエル。
 (セバスチャンが死ぬ?ならば僕に出来る事は・・・)
魂を喰らえないなら、血でも良いとセバスチャンに与えてきたシエルだ。
 出来る事は唯一つ・・・
 ドスッ・・・鈍い音が辺りに響く。
 「ちょっと何勝手な事しているのよ、この子・・・」
 グレルの声にウィリアムは驚く。
シエルはグレルを退けた後、セバスチャンの上で自分の胸を貫いたのだ。
悪魔の命を奪うレーバァテインで・・・
流れ出る血は、セバスチャンに注がれる。
ウィリアムにデスサイズで切り裂かれ、貫かれた傷は、見る間に塞がっていく。
スウッと目を開けたセバスチャンは叫ぶ。
「坊ちゃん何故!」
血の気を失いセバスチャンの胸に倒れ込むシエル。
「もう・・・僕は・・・これでやっと・・・僕は・・・終われる・・・今こそ僕の魂を・・・喰らえ・・・これで・・・ぼ・・・僕は・・・お前と一つに・・・」ゴボッと血を吐き、ぐったりするシエル。
「あああ・・・」
 セバスチャンは絶叫と共に、悪魔の本性を現した。
「こんな事で貴方を失いはしない・・・貴方は魔界でなら、助かりましょう・・・何匹でも良い、悪魔を狩って貴方の命を救ってみせる!」バサッと言う音だけが、二人の死神の耳に残っただけ・・・
セバスチャンは、今までシエルにすらしっかりと見せた事のない悪魔の漆黒の翼で、魔界に瞬間移動した。
手当たり次第目にした悪魔を殺し、シエルに血を注ぐ。
しかし、悪魔の命を奪うレーバァテインに貫かれたシエルは、一向に回復しなかった。
腕の中でぐったりするシエルに為す術のないセバスチャン。
ハァ、ハァと荒い息遣いのシエル。
「坊ちゃん・・・坊ちゃん・・・」
セバスチャンは、消え逝くシエルを腕に項垂れるだけ・・・
「あーあ、派手にやっちゃったねぇ、まぁ、悪魔だから、悪魔を殺しても、何の感情もないのは、当たり前だろうけどね。面白い物を見せて貰ったから、伯爵は助けてあげようか?」ヒッヒッヒッ・・・いつもの彼の笑い。
「葬儀屋さん何故貴方がここに・・・」
「ああ・・・ちょっと呼ばれちゃってね。君を助けてあげられるのは、小生くらいだろうし・・・」そう、面白い物とは、セバスチャンの涙。
悪魔はめったなことでは泣かないが、一度泣いたら、涙を止める事が出来ないのだ。
「美しいねぇ・・・伯爵を想っての涙だろう。本当に君達は、相手を置いて一人で逝くのが好きだねぇ・・・まぁいい、今回は、執事君の涙に免じて出血大サービスだよ。」
葬儀屋の手には、ピンクのシオリ、デスブックマークが・・・
「元人間、悪魔のシエルは、死神に殺されかけ、瀕死の悪魔セバスチャンの為に、レーバァテインで胸を貫くが、悪魔の血とセバスチャン・ミカエリスの愛の力で蘇る。ヒッヒッヒッ・・・これでどうかな?」
「坊ちゃん・・・」セバスチャンの声に、ピクッと反応したシエルの瞼が少しずつ、開かれる。
「セバスチャン・・・何で・・・」
シエルは死なない自分に驚く。
「伯爵、執事君に感謝するんだね。小生の気まぐれがなければ、君は死んでいたからねぇ。永遠に続く命とは言え、大事におしよ。もう、死神に狩られないようにしておくれ。退屈になったら、また、人間界に遊びにおいで、二人なら歓迎するよ、ヒッヒッヒッ・・・」
葬儀屋は話ながら、手をヒラヒラさせて去って行く。
「坊ちゃん、坊ちゃん!」
ガバッとセバスチャンがシエルに抱きつく。
「お前・・・泣いて・・・」
シエルの頬は、セバスチャンの涙で濡れる。
「もう、お前は馬鹿だ!僕の魂を喰らう最後のチャンスをフイにして・・・これで、また、お前は僕の永遠に執事じゃないか・・・」
ハァ・・・と溜息を吐かれる。
「仕方ないじゃないですか・・・私には貴方を死なせられないのですから・・・」
「よく言う!悪魔になった瞬間、僕を殺す為に腹を貫いたんじゃないか?結構、あれはショックだったんだぞ!お前に憎まれる程、嫌われたんじゃないかって・・・」
シエルの目も潤みだす。
「その説は、申し訳ございませんでした・・・あの時は、貴方を人として、終わらせたかった・・・貴方のご命令を守るのが、私の美学でしたから・・・でも、殺すには、胸を貫かねば死ねませんよ・・・」
セバスチャンは泣く顔を見られたくなくて、シエルの胸に顔を埋める。
結果として、シエルの胸で、涙を拭いてしまう事になる。
「いい加減にしろ!甘えるな・・・何百年と生きてるくせに・・・本当に困った下僕だ・・・僕が主人としてお前の傍にいなきゃダメじゃないか・・・」
「では、坊ちゃん私の傍にいて下さると・・・」
相変わらず、セバスチャンの目からは涙が・・・
「美しいな・・・お前の涙は・・・いいか、今度こそ誓え!もう、一人で逝ったりしないと!お前の事だ、どうせ、僕への償いのつもりで、あのメガネと取引でもしたんだろう・・・」
「申し訳ありません・・・貴方が天界に行くには、私が邪魔だといわれましたので・・・貴方の人生を狂わせてしまったのは、私ですから・・・」
セバスチャンは項垂れる。
「もういい、僕は悪魔になっても、変わってはいない。人であった時は、色々な柵に縛られ、不自由だったからな・・・しかし、僕は気付いてしまった・・・お前が本当の敵だとクロードに言われた時、お前を愛している事を・・・人であった時は、認めたくなくて、告げられなかったが、悪魔は、心がないんだろう?自分の心に素直になれるのはいい気分だ。」
シエルは晴れやかに微笑む。
「貴方の命が助かって良かった。私は貴方を愛しています。永遠を貴方と生きても宜しいのですか?」
「ああ、永遠をお前と・・・」
シエルの言葉は、セバスチャンのキスで遮られた。
チュッチュッと音がして、何度も繰り返される甘い甘いキス。
暫くして唇が離れると、顔を赤らめたシエルに妖艶に微笑むセバスチャン。
「もう、現金な奴だ・・・」
セバスチャンの目から、もう、涙は出ていない。
「さぁ、こんな物騒な所でいつまでもいては、悪い悪魔に坊ちゃんを奪われかねませんね。」
「よく言う、僕の為とは言え、何匹も殺したくせに・・・」
嫌味には、嫌味・・・
二人のパターンは、関係は、告白し合っても変わらない・・・
シエルの前では、いつもの執事姿に戻っているセバスチャン。
「お前の本性は、僕には見せないくせに・・・本当に愚かな悪魔だ・・・僕がついててやらなきゃな。」
チュッとキスするシエル。
「本当に貴方は猫の様・・・出来ればその様な事は、ベッドの中で・・・」
「馬鹿!」
ハハハと言いながら、セバスチャンはシエルを抱き上げ、高く空に舞い上がる。
二人の城に戻る為に・・・
離れていた時間を埋めるべく、ベッドで愛し合う為に・・・
もう二人には、神ですら入り込めない絆が出来てしまっていた。
覚悟すれば簡単な事なのに、素直でない二人は、立ち止まり、前に進めないでいた。
しかし、心が通じ合えば、共に前を見て進む。
シエルの傍には、セバスチャンが・・・
セバスチャンの傍には、シエルが・・・
もう誰も二人を引き裂く事は出来ない・・・
運命さえも・・・

                 FIN



      あとがき
突然、血だらけのセバスチャンから始まるストーリー
何か、セバスチャンが情けない事に・・・
うちのセバスチャンは、いつもこんな感じです(・_・;)
カッコイイ、セバスチャンがお好きなお嬢様すみません・・・
坊ちゃんが好きすぎて、セバスチャンが損な役回りに(・_・;)
結局ラブラブな二人が書きたかったと言う訳で・・・
いきなり魔界に行って、悪魔を殺しまくる所は、過去のセバスチャンと言う事で・・・
泣くのは、捏造ですので悪しからず・・・
ウィリアムが個人的に好きなので、出してみました。
グレルは余り、目立ってませんが、セバシエの絡みに、かかせない子なので、登場させました。
ウチのセバシエはラブラブなので、唯の、引き立て役に・・・
葬儀屋は、個人誌の漫画でも、出張っています(・_・;)
もし、神がシエルを天界に迎え入れるとしたらと妄想してみました。
フッと思いついたら、書く・・こんな感じで小説書いてます。
       九条静音
      H23.7.9 PM22:04
 リンクの「Happy Wedding」企画様にお礼として、捧げました小説、方法が解りましたので、載せてみました♥
 これからも、頂き物とか、色々と載せていこうと思います(-_-;)
 リクエスト企画まだまだ募集致しておりますので、お気軽にどうぞ♥
 キリ番とか関係ありませんよ(-_-;)
 CPは、セバシエか、シエセバのみで、申し訳ございませんが・・・
 ツイッターでのリクエストも御受けしておりますので、アクセス頂いた全てのお嬢様に有効です♥
 現在、連載中「レゾンデートル3」執務室編は、まだキス止まりですが、
「寝室編」とかになったら、我慢している分、エロエロですので、苦手なお嬢様は、ご注意くださいね(-_-;)
 現在、A6:22旦那の仕事の関係で、A4:30起き(-_-;)
 今日から、盆休み明けで仕事・・・土曜は、旦那仕事でルンルン
 これからも、お嬢様達が、少しでも御喜び頂ける様に精進致します♥
 いつも、アクセス頂きありがとうございます(-_-;)  
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