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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「甘いひとときを貴方と」NO.2
「レゾンデートル3」夕食編は今、暫くお待ち下さいませ(-_-;)
 「甘いひとときを貴方と」NO.2
どんなに愛を囁いても信じてくれない冷たい恋人・・・シエル。
 セバスチャンは、悪魔だからと言って、シエルの魂だけに惚れた訳ではないと言うのに・・・
 「嘘を吐くな!」
 自分に無理矢理、約束させたのは、何処のどいつだ!と思わず、言いたくもなるセバスチャン。
 「では、今宵は、早めに貴方の寝室にお伺い致しますので、使用人達を早く休ませて頂けますか?貴方の瞳の契約書が結界となり、その中にいる限り、貴方は安全ですので」
 満面の笑みのセバスチャンに対し、渋い顔のシエル。
 「お前もだろう・・・解ったそうする」
 シエルは、何があろうと、いつもとは変わらず、セバスチャンに喰われるであろうと、諦めている。
 拒否したとしても「契約」をチラつかせて、難癖を付けられ、その身体を蹂躙される毎日なのだ。
 (まだ13歳なのに、快楽に溺れてどうするんだ!)
そんな思考でさえ、セバスチャンには、知られているだろうとも思うシエル。
 (可愛らしいですね・・・スイーツを食べてらっしゃるお顔も宜しいのですが、不貞腐れてらっしゃる顔も・・・そそります)
所詮は悪魔・・・
 魂だけに興味があるのが、普通なのだ。
 セバスチャンは変わった悪魔だろう・・・契約者を毎日抱く、物好きなのだから・・・
 「御理解頂けた様で、よろしゅうございました。流石は、聡明な坊ちゃん。要らぬ手間を掛けずに済みました。それでは、後で食器を下げに参ります。私は通常、業務に戻ります。失礼します。」
 言うだけ言うと部屋を後にする。
 (今宵は楽しい事になりそうだ・・・)
 何故かワクワクするセバスチャン。
 一人、執務室に残されたシエルは、不機嫌なままで、未だ黙々と、スイーツを食べていた。
 何時もと変わらないであろう関係に、何故ワザワザセバスチャンがオネダリするのか?
 それがシエルの悩みであり、頭痛の種だった・・・
 時折、悪魔で執事のセバスチャンの言動には、常軌を逸した事が多々あるから。
 そこが悪魔である所以だろうが・・・
 自分を馬鹿みたいに気遣う事もあれば、裏の仕事では、物を運ぶみたいに小脇に抱え、そのまま戦闘し、相手をノックアウトしたり・・・
 一々あげて見たらキリがない・・・
 (全ては今夜・・・まぁ、アイツは力を失ったとしても、僕を抱くんだろうなぁ・・・何で、こんな子供がいいのか?別に外で僕が気付かぬ程度に遊んでも・・・まだ、魂は渡せないんだし・・・いや、駄目だ!僕以外とそんなコト・・・何でこんなに奴の事が気に掛かる・・・)
 シエルは、思考回路がショートしそうだった。
 セバスチャンの事など嫌いだった筈なのに・・・
 悪魔だから・・・
 それでも、愛している・・・
 自分でも理解していた筈だった。
 愛と憎しみは紙一重だと・・・
 自分を誘拐し、凌辱した男達には、聞いた声があった。
 両親が生前、屋敷に招待して、会った事がある人物だったから・・・
 あんなに可愛がって、抱きあげてくれたのに・・・
 子供としてではなく、違う可愛がり方をされた・・・
 玩具として、悪魔を呼び出す為の生贄として、散々に抱かれ、恐怖しかない行為・・・SEX・・・
 それなのに、セバスチャンに快楽を教えられ、抱かれ慣れた身体は、何時しか、浅ましくセバスチャンの雄を求めてしまう。
 儀式の時の恐怖は忘れない・・・
 何時、自分の番が回ってくるかと、夜も眠れぬ恐怖の日々・・・
 自分には、余りクスリを使用されなかったので、自我を保つ事は出来たが、それは恐怖の記憶を植え付け、絶望の中で死ぬ事が、奴らの目的だったんだろうと今更ながら思う。
 それでも悪魔の差し出した手を取ったのは自分だ。
 復讐を遂げた暁には、この魂はセバスチャンのモノ・・・
 愛した悪魔の手に掛かる事が自分の悦びでもある・・・
 (僕も末期だな・・・セバスチャンばかり笑えない・・・)
悪魔を愛した人間も、人間を愛した悪魔も逝きつく先は、一緒だ。
 未来は闇に閉ざされる。
 それまでのひとときを共に過ごすのもまた、一興。
 シエルも酔狂な人間だった。
 フゥ・・・と溜息を付き、スイーツを食べ終わり、紅茶で喉を潤す。
 甘いスイーツにストレートのダージリンの組み合わせが、絶妙だった。
 (初めは、とんでもない味付けだったから、顔に皿を投げつけてやったっけ・・・)
フフ・・・と笑うシエルの顔は、年相応の無邪気な顔。
 ここにセバスチャンがいたら、思わず欲情して、押し倒され、陽光の下、愛されていただろうなぁ・・・
 シエルは悪魔のセバスチャンを手玉に取る程の子悪魔だ・・・
 悪魔に愛される本当の意味には、気付かないくせに・・・
 悪魔のセバスチャンを虜にし、翻弄する。
 もう既に、籠絡しているのかも、知れない。
 二度と、離す事の出来ない程、執着され、愛されている事に気付かぬフリをして・・・
 
  
  
 
 
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