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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「どんな君でも」シエセバ夢で見た元ネタシンデレラR-18
朝見た夢の短編をお届けします。
 照れてるセバスチャンでしたが、びみょ~H付け加えました。
 壊れ気味シエルをお届けします。



  「どんな君でも」
 煌びやかな宮殿・・・
 慣れぬ舞踏会・・・
 (どうして私はこんな所まで・・・)
 セバスチャンは考える。
 魔法使いのお姉さんに誘われて、素敵なドレスに着替えて、かぼちゃの変化した馬車で、王子の舞踏会にやってきた。
 義姉と義母は、自分をこき使い、全ての家事を負わせ、既に舞踏会に来ていた。
 しかし、魔法使いに全身を整えられた自分には、気付く事はなかった。
 そんな自分を羨ましがる貴族の子女の様に、憧れの視線さえ向けてきた。
 「お嬢さん・・・僕の舞踏会にようこそ・・・僕と踊って頂けませんか?」
 王子シエル・ファントムハイヴが手を差し伸べてきた。
 セバスチャンも一応、貴族の娘ではあった。
 しかし、幼い頃、実母を亡くし、父の再婚により、三人の義姉と義母は冷たくて、召使い扱いをされたのだ。
 学問は父の方針で家庭教師に教えられたが、貴族のお嬢様として、どう振舞えば良いのか解からなかった。
 「申し訳ございません・・・王子様・・・私はダンスが苦手で・・・」
 「それは奇遇ですね。本当は僕もダンスは苦手で・・・母が煩いので・・・では、別室でお話しましょう」
 グイッと手を引かれ、ホールから、シエルの私室へ連れて行かれるセバスチャン。
 ドサッ・・・
 ドアに鍵を掛けたかと思うと、行き成りベッドに押し倒される。
 「王子様???」
 セバスチャンは困惑した。
 「違うダンスを教えて差し上げましょう・・・」
 シエルの青い瞳が、セバスチャンの目に焼きつく・・・
 チュッチュッ・・・
 唇を優しく啄ばまれる・・・
 生まれて初めてキスされて、セバスチャンはどうしていいか、解からなかった。
 陶酔・・・
 シエルの舌は温かく、セバスチャンの強張った心を蕩かしていく・・・
 涙が知らず、流れた・・・
 「お嬢さん・・・僕は貴方に心奪われた・・・僕の花嫁になって下さいませんか?」


 セバスチャンは嬉しさに溢れる涙を止める事は出来ず
 「でも・・・私は貴方に相応しくは・・・いつもの私は、こんなに素敵なドレスを着た事がないのです。今の私はまやかし・・・只、貴方の舞踏会に行って貴方にお会いしてみたいと願っただけで・・・」
 「それが何だと言うのです?今、目の前にいる貴方は貴方だ・・・僕の方こそ、出会ってすぐ、ベッドに押し倒すなど、酷い男と軽蔑なさったのでは?」
 「いいえ・・・いいえ・・・貴方に望まれてその様な事は・・・只、驚いただけで・・・」
 「では、僕の想いを受け入れて下さいますか?」
 言葉の代わりに頷くセバスチャン。
 シエルの唇が再び、セバスチャンの唇に重なった・・・
 シエルも女性を抱くのは、初めてなのだろう。
 ぎこちない動作で、セバスチャンの身体を弄っていた。
 ドレスを脱がすのに、悪戦苦闘する姿に、セバスチャンの涙は止まっていた。
 コルセットとパニエだけの姿を晒し、セバスチャンは初めて自分から、シエルを手伝い、初めて男性に全裸を露にした。
 「綺麗だ・・・」
 シエルは素直に感想を口にした。
 シエルはいつの間にか、全裸だと言うのに・・・
 「恥ずかしいです・・・その様にジロジロと見られては・・・」
 セバスチャンは照れていた。
 「あっやっ・・・その・・・すまん・・・」
 シエルは生まれて初めて、女性の全裸を目にして、うろたえるが、男としての本能には勝てなかった。
 二人はクスクスと笑い合う・・・
 初めての男女が無事に結ばれたのだろうか?
 
翌日、セバスチャンは、魔法使いの出したドレスより、豪奢なドレスで、王子を伴って帰宅した。
王子は両親に二人の結婚を報告すると、セバスチャンを腕に抱き、再び王宮に戻って行った。
後に残った家族は、そんな仲睦まじい二人を呆然と見送っていた。
セバスチャンは魔法使いに、全身を整えて貰った事を初夜の時に、告げていた。
『どんな君でも愛す』
シエルの言葉はセバスチャンの心を打ち、真紅の血を滴らせ、処女を捧げた。
二人だけの婚姻の儀は滞りなく行われ、二人は一緒のベッドで休んだ・・・
出会った日にお互いに心奪われて・・・
 一ヶ月後、盛大な結婚式が執り行われて、シエル・ファントムハイヴ王子の花嫁に、セバスチャンはなり、一年後に世継ぎの王子を産み落とした。
二人は仲睦まじく、民にも愛されて、幸せな生涯を送ったそうな・・・
めでたし、めでたし
                    FIN
H25.1.20 A11:03
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