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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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姫始めNO.2
暫く、部屋には静寂が訪れる。
 意志疎通の苦手な二人は、どう言葉を繋げば、相手の心を掴む事が出来るのかなど、知る訳がないのだ。
 少し前まで、主と執事、人間と悪魔、子供と大人、獲物と捕食者なのだから・・・
 解りあえる筈のない関係・・・しかし、今では、恋人なのだ。
 自分が悪魔になった瞬間から、冷たくなったセバスチャンに苛立つシエルは、元のセバスチャンを取り戻す為には、身の毛もよだつ様な残酷な凌辱も、何でもやって、散々、セバスチャンを犯した。
 触手も使った、女体にもして、散々、自分の精を女の部分に注ぎ込んで、セバスチャンを孕ませ様ともした。
 しかし、セバスチャンは、孕む事等、なかった・・・
 13歳で成長の止まってしまったシエルには、子種はないのだろう・・・セバスチャンの精一杯の慰めだった。
 元々、下級悪魔には、生殖機能は、稀にしか備わっていない。
 尤も、魔界で一番権力のある魔王4人を従える帝王サタンにすら、伝説では、子供は一人だけとも、否、二人はいたとも、曖昧な伝承しかないのだ。
 「坊ちゃん・・・坊ちゃん・・・」泣いているのだろうか?セバスチャンは、シエルの胸元から、顔を上げず、切ない声音で、囁くだけ。
 「セバスチャン、僕は、お前を責める事しかしてこなかったな・・・僕は、貴族だ。人間の頃は、お前を下僕として扱った。そうしなければ、生きていけなかったから・・・でも、今は、違う・・・お前は、僕の先輩なのだからな・・・変わらなければならないのだろう。しかし、僕は、人でなくなっても、変わる事などないのだ。僕は、僕!お前は、気付かなかったがな・・・」シエルは、両手で、セバスチャンの頬に手をずらし、顔を上げさせる。
 シエルが思っていた通り、セバスチャンの頬を銀色の滴が、微かに光っていた。
 「綺麗だ・・・お前の涙・・・悪魔でも泣くんだな。人であった時は、見れなかった・・・悪魔になって良かった。珍しいお前が見れたから・・・僕の魂が喰えぬなら、僕の身体ごと愛せばいい・・・セバスチャン、僕も素直になろう。人であった時も、今でも、お前を愛している。お前に冷たくされて辛かったから、お前を女に変えて、僕の子供を産ませ、僕の傍から、二度と離れない様にしようとしたんだ。僕の望みは、全て、叶う事などなかったがな・・・」シエルも泣きそうだった。
 「シエル・・・シエル・・・もう二度と、貴方に飽きられても、私は、貴方を離しませんよ。覚悟して下さいね。悪魔に愛される本当の意味をその身体で、味わって下さい・・・」セバスチャンは、欲望のまま、シエルを抱く。
 愛撫もそこそこに、滾る自身を解してもいないのに、シエルの蕾にねじ込む。
 「ああ・・」シエルは、急な刺激に身体を仰け反らせ、叫んでいた。
 しかし、昨夜も散々、セバスチャンを受け入れていたソコは、喜々として怒張に絡みつく。
 「ああっ・・・悦いですよ・・・熱く、絡みついて・・・ああっ・・・そんなに締めたら・・・」セバスチャンは、シエルの締め付けに耐えかね、熱い吐息を洩らす。
 「悦いか?セバスチャン・・・僕ももう・・・」「いいですよ、一度イキなさい・・・私は、我慢・・・します・・・貴方が望むなら、何度でもイかせて差し上げますよ。何度でも、私を差し上げましよう・・・」セバスチャンは、眉間に皺を寄せ、耐える姿に涙の滲んだシエルは、手を伸ばす。
 「お前も何度でも、イケばいい・・・僕の中に何度でも、お前を注いでくれ、僕はもう、壊れる事などないのだから。お前に守られてばかりの僕は、もういない。人であった時よりも、正直なお前を見れて嬉しいんだ。僕を欲しがるお前が嬉しいんだ。」素直なシエルに胸がキュンキュンとなり、セバスチャンは自身が、シエルの内部で、大きくなるのが、解ってしまう。
 「ああ・・・シエル、素直な貴方は、なんて可愛いんでしょう・・・知りませんよ、そんなに私を煽ったりして、何度でもだいて上げましょう。」セバスチャンは、律動を激しくした。
 「ああっんんっ・・・やぁ、ちょっと・・・落ち着け・・・イク・・・」シエルは、セバスチャンに何度もいかされた。
 グチャ、ヌチュ聞くに堪えない淫らな、水音が聴覚を支配し、二人は、互いしか見る事がない。
 誰にも、邪魔される事のない二人だけの世界・・・
 神に見捨てられた二人だけの世界・・・
 二つの身体が、明るい光の中、蛇の様に絡みつき、一つに溶け合い、快楽に翻弄される。
 「セバスチャン・・・セバスチャン・・・」「シエル・・・シエル・・・」お互いの名を呼び合う二人・・・
 神の象徴たる明るい光の中、お互いを求め合い、一つになりたいと望む悪魔二人・・・
 神は、シエルの望みを叶えなかった。
 セバスチャンの中で一つになる事を・・・
 絶望の中で契約した悪魔の中で、生き続けるのではなく、いつか、吸収され、消え去り、セバスチャン自身となる望みを・・・
 シエルは、シエルとして生き続ける事を義務付けられた未来・・・
 この先も、シエルは永遠にセバスチャン自身になる事はない・・・
 シエルが望めば、セバスチャンの分身を生み出す事は可能なのだが。
 二人の悪魔は、神が与えた未来に未だ気付かない・・・ 
 いつかは、気付くのだろうが・・・
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