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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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奥まで満たしてNO.2
昨日の結果は、意外な物で・・・取り敢えず、更新します(-_-;)
 昨日、NO.1の誤字発見で、直すのと同時で、何行か追加してますので、見直して見て下さい。
 まだ、この時のシエルは、人間の設定です(-_-;)

         NO.2
「フフ・・・いつもそれくらい大人しくして下さると、私も楽なんですけどね・・・」寝室に続く廊下で、セバスチャンは、シエルに諭す。
 「フン、大人しい僕など、興味ないだろうが!」シエルは、セバスチャンの心を読んだみたいに、的確な指摘をするのだ。
 そんな主に満足するセバスチャンなのだ。
 「本当に貴方は、魅力的な方ですね・・・私の心を虜にして離さない・・・退屈など、させて貰えない・・・では、せめて誠心誠意、貴方に史上の快楽を与えて差し上げましょう。私でないと満足しないくらいに・・・私だけを求めて下さるように・・・」セバスチャンは、欲情に溢れた悪魔の紅い瞳で、シエルの耳元で不遜な言葉を囁く。
 「馬鹿・・・僕の全ては、もう、お前のモノ・・・今更、そんな事、無意味だ・・・普通でいいんだ、普通で・・」シエルは焦る。
 普通に抱かれても、気を失ってしまうのだ。
 一緒にシエルのベッドで眠っても、セバスチャンはいなくなってしまう。
 執事だから、「らしく」させているから・・・自分の命令に忠実なだけ、タチが悪いのだ。
 セバスチャンが人であったなら、シエルをアソコまで求めたら、疲れて自分と共にいてくれるだろう。
 しかし「契約」に縛られているだけのセバスチャンに、ソコまで、無理強いは出来ないのだ。
 フゥ・・・思いっきり深い溜息を吐いたセバスチャンを見上げるシエル。
 「貴方って言う人は・・・私がいくら悪魔でも、そこまで、自分の心を殺したりはしませんよ。契約ではあっても、貴方が望むなら、どんな事でも致しましょう・・・毎日の様に言ってるのに・・・私の真意に気付いては下さいませんか?」セバスチャンは、シエルのベッドに何時の間にか、シエルを押し倒していた。
 シエルは、セバスチャンの愛した蒼い瞳から、真珠の様な涙を溢れさせていた。
 「まさか、そんな・・・だってお前は悪魔で・・・僕とは、契約の為だけに・・・」「それだけで、身体を重ねていたとおっしゃる?そこまで、私は、物好きではありませんよ。抱くだけなら、貴方でなくとも、簡単ですから・・・」自分の気持ちに、気付いてくれないシエルに意地悪を言うセバスチャン。
 シエルは、次々と涙を溢れさせた。
 自分から、セバスチャンを試す様な事を言ったから、意地悪されても、仕方ないのだが・・・
 「泣かないで、嗚呼・・・シエル貴方の涙は美しい・・・ですが、貴方が悲しむのは、見たくない・・・悪魔のくせにと貴方は笑いますか?」セバスチャンはシエルの涙にオロオロしていた。
 「本当に愚かな悪魔だ・・・こんな子供の僕に溺れたのは、お前だろう?僕は、主として責任を取らなきゃいけないな・・・」シエルは、そう言うと、自分から、セバスチャンに口付けた。
 「坊ちゃん・・・」セバスチャンは、驚きを隠せない。
 悪魔である自分の心すらも、推理なのか、天才としての分析なのか、シエルは、見透かしてしまう。
 そのくせ、「シエルを愛している」セバスチャンの真実は、無視するのだ。
 否、契約後に「魂を引き取る」と言う目的が揺るぐのが、シエルには、許せないだけなのだ。
 両親を殺した人の中で、生き続けるのは、「もう、たくさん」なのだから・・・
 セバスチャンに・・・初めて「愛した存在」に命を奪われ、糧となるのは、シエルにとってセバスチャンへの「究極の愛」だとしても、悪魔であるセバスチャンには、理解出来ない。
 「貴方は死にたがっておられますね・・・隠そうとしても無駄ですよ・・・それでも私は・・・」セバスチャンまで泣きそうだった。
 「そんな顏をするな・・・僕は僕の為に、お前の手を取った・・・契約が完了したら、僕はお前のモノだ・・・お前は悪魔なんだろう?僕を騙せば、この魂はもう、お前の腹の中だったのに・・・」シエルの本音。
 誰よりもセバスチャンを愛してしまったから、生きる意味を失くしたら、死にたいのだ。
 「貴方は、何処までも残酷な方だ・・・悪魔に愛された本当の意味を解っていらっしゃるのですか?私はもう、貴方なしでは、生きていけないと言うのに・・・それでもなお、私を置いて逝こうとおっしゃる?」セバスチャンはシエルが、自分を置いて逝く事すら、許せなくなっていた。
 そこまで、溺れてしまった。
 生きたくて、存在し続けたくて、今まで生きていた訳じゃない。
 セバスチャンは望まずに、今を生きている。
 シエルと契約し、退屈から解放されたから。
 「僕を困らせるな。悪魔のくせに・・・毎晩、僕を啼かせて喜んでる奴とは思えんな・・・まるで、捨てられた犬だ・・・。置いて逝かれるのが嫌なら、共にあればいい・・・どんな結末にするのも、お前の心掛け次第だ。僕の未来は、お前に託したのだから。」シエルは、セバスチャンに抱き付く。
 「本当に貴方は、子悪魔だ。私の心を読めるくせに、私を困らせる。せめて、気マグレな猫と言って欲しかったですね。貴方の未来は私のモノ・・・それで宜しいと・・・私が貴方の未来を決めて良いと・・・フフ・・・どこまでツンデレなんですか・・・はっきり私と共に生きたいとおっしゃって下されば、悩む必要などないに・・・」言葉とは裏腹に、嬉しそうな悪魔。
 「フン、僕の未来をくれてやるんだ。あっさりお前の手に堕ちてやるのは、面白くないからな。精々悩め、僕に尽くせ。お前の未来も僕のモノ・・・こんな刺激的な未来もないだろう・・・僕とお前の未来なんだからな」シエルは、セバスチャンに、してやったりと言った風情で、ニコヤカに笑う。
 「もう、何処まで、私を煽れば宜しいのでしょうね・・・悪魔の私をここまで虜にするのですから、覚悟して下さいね。」セバスチャンも嬉しそうだ。
 二人の未来は明るい訳でも、暗い訳でもない。
 お互いしか見えていないからだ。
 「僕は、光輝く未来などいらない。お前と共に堕ち、お前さえいればいいのだから・・・僕を満たせ、いつも僕だけを見ろ、僕の為だけに生きろ、共にあれ・・・それだけが、僕の望みだ。」シエルは、セバスチャンにしがみ付く。
 「ええ、私は貴方と共に在りましょう・・・何処までも、永遠に・・・貴方に飽きられるまで。私が、貴方に飽きる事などありませんから。それよりも、もう、宜しいですか?ここまで、貴方にお預けくらうとは、想ってもみませんでした。貴方が、ここまでお話下さるとは・・・私はそれだけで、心は満たされましたが、身体はね・・・」言いながら、セバスチャンの長く美しい指が、シエルのリボンを解き始めた。
 「フフ・・・本当に気マグレな猫だな、お前は・・・僕にちゃんと触れて、僕を奥まで満たせ。」「イエス・マイロード」セバスチャンは、本格的な愛撫をシエルに施していく。
 少しずつシャツを肌蹴させ、感じやすい、首筋に舌を這わし、偶には、吸い上げて、赤く色づく、キスマークを刻み付ける。
 シエルの首筋には、赤いバラの様な、セバスチャンの所有印が、刻まれていく。