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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「脆弱な貴方」2
　同好会の小説は後、コメントだけなので、少し続き。
　明日、旦那がゴルフで５時起きなので、少しだけ。
　ツイッターで、色々呟いてますが、あっちこっち皮膚病が治らず、精神不安定ですので、スル―して下さい。
　出会いの頃のセバシエ
　「脆弱な貴方」2
　 シエルが魔力の行使を許し、執務室から、シエルの寝室に着いていた。
　ドサッと行き成りベッドに押し倒されて、なし崩し・・・
　セバスチャンに余裕がないのが見てとれ、クスリと笑うシエル。
　「出会った頃のお前は只、ニコニコと微笑んでる能無し執事だったのになぁ・・・今じゃ英国一の有能な執事だなんて・・・」
　さも可笑しいと言う顔のシエルにセバスチャンはムッとする。
　「よくおっしゃいますねぇ?貴方なんて御小さくて、脆弱で私がいなければ、お風呂さえ入れなかったくせに」
　嫌味を忘れないセバスチャン。
　「お前こそよく言う?行き成り、お湯かけたの誰だっけ?そんなドジはどこのどいつだ?」
　言いながら、二人額をコツンと突き合わせ、クスクスと笑う。
　似た者同士の二人が、お互いの肌を求めるのに、時間は掛からなかった。
　抱き合う瞬間、本当の自分に帰れる気がした。
　シエルは本当の自分に、セバスチャンは悪魔その者に・・・
　嘘偽りのない本当の自分・・・
　二人だけが知る姿・・・
　相手の身体に触れ、自分の存在を確かめる方法・・・SEX
　熱くなる熱に、重なる身体に生きている意味を知る。
　セバスチャンはシエルに教えた。
　復讐に生きるだけではなく、自分の幸せを考えて欲しいと・・・
　生き残ったから、幸せになっては、いけないのではなく、亡くした人の分まで、幸せになって欲しいと・・・
　魂を喰らう契約をした以上、自分から、
　「生きて下さい、私の為に・・・」
　などと、滑稽な言葉は言えないから・・・
　せめて、自分の想いのたけを込めて、シエルを抱く事しか出来ない。
　悪魔だから・・・
　SEXで、人間を誑かす存在なのだから、それだけが、自分の取り得・・・
　(坊ちゃん、私は貴方と共にありたい・・・愛していますシエル)
　同性で人間の子供を愛した悪魔には、心の中で呟くしかなかった。　3に続く・・・
[2011/10/29 23:25] | 悪魔企画 | トラックバック(0) | コメント(0)

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