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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「むせ返る薔薇の中で貴方と」SS更新
  R-18セバシエ、イチャイチャ短編更新しまた。
 エロさが足りない・・

 「むせ返る薔薇の中で貴方と」
 トントン・・・セバスチャンがシエルの処理した書類を揃えていた。
 「お疲れ様でした、坊ちゃん・・・今日は、よく頑張りましたね。今日のアフタヌーンティーは、御庭で召しあがりませんか?お天気も宜しい様ですし、部屋に引きこもってばかりでは、身体にもよくありませんし。如何致します?」
 上機嫌のセバスチャンに、シエルが反対する訳もなく
 「偶には外もいいな、お前に任せる」
 と、セバスチャンの意図も気付かないシエルは、簡単に許してしまう。
 「では、参りましょうか?」
 セバスチャンはシエルの腰に手を回し、さり気無く誘導しているが、下心見え見えでも、シエルは気付かない。
 ゲームの天才と言われても、悪魔の手管など、シエルが知り様もない。
 (貴方を私が美味しく頂きますが・・・)
セバスチャンの口が弧を描く。
 悪魔の狂宴が今、始まる。
 「凄い薔薇だな・・・」
 シエルは感嘆の声を上げた。
 むせ返るような薔薇・・・
 大輪薔薇のローズ・デ・キャトル・ヴァンは濃赤色でローズ香にフルーツが混ざった甘い香りがする。
 対照的に、うっすらパールピンクの花弁を持つボレロは、咲き進むと雪の様な白い花になる。こちらも、甘いフルーツの香りがする。
 ラテ・アートは、カフェ・ラテのカップに浮かぶ絵模様の様に、色合いやクルクル巻きいた花弁の遊びがアートで、優しい雰囲気を醸し出す。
 ベルナール・ビュフェは、花芯近くから花弁の縁に向かって、蜂蜜色を含んだピンク色が濃くなる。フローラル香が魅力であり、温度や季節により代わる花の表情がある薔薇だったり・・・
 四季咲きのフロリバンダ、ハイブリッド・ティー、オールドローズ、イングリッシュローズなどなど・・・
 数えきれない薔薇、色とりどりの薔薇を目の前にしたシエルは、唖然としていた。
 自分が10歳の時まで、暮らしていた頃とは、薔薇の種類が多すぎて、見分けがつかない程、セバスチャンは薔薇を育てていたからだ。
 (悪魔のくせに・・・何でここまで、拘るのか?)
 シエルを只、喜ばせる為だったら、白薔薇のみで良いのだ。
 ここまで、繁殖させる事もない。
 セバスチャンの何かしらの要求があるからだろうとは、推察出来たが・・・
 「さぁ、坊ちゃんどうぞこちらへ・・・」
 手を差し出し、シエルを案内するセバスチャン。
 連れられた庭には、テーブルと紅茶、スイーツが既に用意されていた。
 しかし、微妙な違和感に気付く。
 そう、只、庭でお茶をするには、不釣り合いなモノ・・・
 いつも使っているシエルのモノではなく、サイズは通常シエルの使用するモノだが、ドッシリとした感じのではなく、まるで、繊細な御姫様の世界に出てくる様な、華奢な感じで、細工ばかりが目立つモノ・・・
 キングサイズのベッドだった・・・
 勿論、重厚な青いベルベッドで覆われたモノではなく、レースとフリルたっぷりの飾りの付いたベッドで『どこの乙女だ!』と突っ込みたくなるベッド・・・
 おまけに蔓薔薇が這い、益々、甘い匂いでシエルは、軽い眩暈を覚えた。
 しかも、ベッドのシーツの上には、花だけを摘み、色とりどりの薔薇を散りばめてあるのだ。
 まるで、夢見る乙女が初夜に使いたがる感じの少女趣味丸出しに、シエルは頭を抱えた。
 「さぁ、靴を脱いで、ベッドへ・・・只今スイーツをご用意致します。」
 目前のセバスチャンはニコニコしていた。
 今日は、頗る機嫌の良いセバスチャン。
 (仕方ない奴だ・・・こんなにウキウキしている奴は初めてで・・・)
 銀のトレーに薔薇の柄の皿を乗せ、マカロンだったり、プチシューだったり、小さめにカットされているバームクーヘンだったり・・・軽く食べられるスイーツを運ぶセバスチャン。
 しかし、その一部を己の口に含むとシエルに口付ける。
 「んっむっ・・・」
 拒絶したくても、深く口付けられると、抗う事も不可能。
 ゴックン・・・とシエルから音がするまで、セバスチャンの舌は蠢き、スイーツを無理矢理飲み込ませた。
 「はぁ・・・」
 上気しきったシエルの顔にセバスチャンは煽られ、ベッドに押し倒していた。
 そのまま、シエルの唇を塞ぐ。
 最初、軽く唇を重ねるくらいだったのに、段々と深くなる口付け。
 「ふっうっ・・・」
 シエルは昂ぶり、意識が朦朧としていた。
 シュルッ・・・首のリボンは取られ、ボタンをさっさと外し、あっという間に、シエルは全裸にされる。
 「待てッ・・・使用人達が庭に来たら・・・」
 シエルの羞恥心は最もな事・・・
 「大丈夫ですよ、ここは何人たりとも、侵入する事は不可能ですから・・・」
 恐らく、結界か何かで、侵入出来ない様にしているのだろう。
 「もうお前は・・・待てが出来ないのか?仕方ないな・・・駄犬の躾も飼い主の役目だからな・・・僕が欲しいのか?なら存分に喰らえ!」
 「イエス・マイロード・・・貴方不足で狂いそうですよ・・・では、頂きます」
 セバスチャンは唇をずらし、首筋を食む。
 「ああっ・・・」
 快楽に呑まれるシエル。
 シエルのモノは幼いながらも、セバスチャンの愛撫に感じ、フルフルと震える。
 「貴方はお可愛らしい・・・もっと快楽を与えて差し上げましょう」
 言うが早いかパクッと口に含む。
 「ふうううんっ」
 先端をチロチロと舐められるだけでも感じるのに、皮を剥かれ、敏感な亀頭部分を責められては堪らない。
 「あっ・・あっっっ」
 シエルはセバスチャンの口の中で一度、白濁を放つ。
 「んっ・・・濃いですね・・・甘い・・・」
 セバスチャンに取ってのスイーツはシエルの身体であり、シエルの全ての体液だった。
 「し・・・かたない・・だろう・・・ここの所・・・」
 新年が始まり、バレンタインデーに向けての新作、会議の毎日で、セバスチャンとベッドを共にしていない事に今更気付く・・・
 「私はいつも貴方を欲しています。ですが、執事である以上、貴方の意に染まぬ行動は出来ません。貴方が、私を求めて下さらなければ・・・」
 悪魔のくせに臆病なセバスチャン。
 「フン、美学か・・・そんなモノ捨てろ!迷うな!今のお前は、僕の恋人だろう?なぁ、セバスチャン」
 シエルは、迷うセバスチャンの首に手を回し、引き寄せ口付ける。
 「シエル・・・」
セバスチャンの目が紅く輝く・・・
 「はっ・・あぁぁぁ」
 シエルの狭い蕾は、昂ぶったセバスチャンに押し広げられていた。
 ハァハァ・・・セバスチャンも息を荒げていた。
 誰にも、見られぬのなら、服を脱げと命令されたセバスチャンは、今、全裸でシエルを抱いている。
 密着する身体に熱さを感じ、甘く溶けてしまいそう・・・
 「くっ・・・シエル・・・貴方は良すぎる・・・」
 悪魔であっても、恋すれば、只の男になってしまう。
 只、快楽を感じ、抱き締める恋人の身体を思う様、貪ればいい・・・
 ギシギシと激しくベッドが揺れる。
 シエルの命令のまま、セバスチャンは激しく律動していた。
 「もう・・・イクっあっあっ・・・」
 シエルは腕の中で仰け反り、セバスチャンを締め付ける。
 「あっ・・・」
 珍しく、セバスチャンも声を漏らした。
 「くっ・・・シエル・・・」
 ドクッドクッとシエルの内で、精液を撒き散らすセバスチャン。
 「あっ凄・・・まだ・・・出て・・・あっあぁぁぁぁ」
 堰を切った様に、セバスチャンの熱い迸りは続いていた。
 合わせた肌と違い熱い熱を感じ、シエルは満足げな表情でそのまま、気を失ってしまった。
 セバスチャンも快楽の中、何故か幸せを感じ、微笑む。
 軽い眠気を感じ、シエルを腕の中に収めると、シーツを被り、眠りについてしまった。
 まだ一月・・・寒いとは言え、二人肌を寄せれば、それなりに暖かい。
 セバスチャンは眠っても、結界は有効・・・
 主と執事が消え、使用人達が屋敷で大騒ぎしている事など露知らず、性別とか人種とか些細な事を乗り越えた二人は、幸せな夢を共に見る。
 まだまだ、春にはならない寒い日に・・・
                        FIN
2012.1.12 A0:17
あとがき
 短編でラブラブHだらけのつもりが、どうしてこうなった!
薔薇の品種の説明に時間を食い、結局明日になってしまった・・・今日こそは、早く寝る予定だったのに・・・
 薔薇の中で抱き合う二人が書けて満足ですが(*^_^*)
 次はお待たせの
 「過去からの呼び声 第三章 現在」です。
 第四章は「別離」の予定です。
 多分、第五章くらいで終わらせます。
 では、お嬢様、次回作でお会い致しましょう(*^_^*)
                  0:27