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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「二人だけの誕生日を2」坊ちゃん誕生日SS・R-18かな?
 坊ちゃん誕生日SSの続編をお届けします。
 ギャグにするつもりが何故か、またシリアスに
 少しでも楽しんで頂けたら幸いです



          「二人だけの誕生日を2」 
 もし、使用人達が二人の状況に気付いたらまずいので、セバスチャンの魔力で、バスタブは大きくされていた。
 最も、それ以上にシエルの声で、何が行われてるかバレバレなのだが・・・
 「あっ・・・セバス・・・」
 「んんっ・・・シエル・・・そんなに締めたら・・・」
 ドクンドクン・・・
 セバスチャンは、シエルの再奥で欲望を放っていた。
 殆ど、同時にシエルも欲を放つ。
 ハァハァ・・・シエルはセバスチャンに持たれかかり、荒く息を吐いていた。
 「シエル・・・」
 セバスチャンは、シエルの髪を優しく撫でる。
 いつまでも、バスタブの中にいては、シエルが逆上せてしまう。
 「シエル、お風呂に入って、寝室へ参りましょう・・・このままでは、貴方が逆上せてしまう・・・」
 「んっ・・・そうだな・・・」
 シエルは真っ赤だった。
 セバスチャンが何を言いたいのか、解かっていたからだ。
 『二人だけの誕生日のお祝い』
 セバスチャンの欲するモノ・・・
 シエルの身体・・・
 三年の月日は二人には、長過ぎた。
 シエルの過去の陵辱の記憶を塗り替える為だけに、身体を重ねていた筈なのに、セバスチャンは優しく抱いた。
 悪魔なのに・・・
 それが獲物に対する気遣いにしか過ぎない事と勘違いしていたシエル。
 シエルは聞いてしまった。
 うっかり漏らしたセバスチャンの本音を・・・
 「シエル・・・愛しています・・・いつかは貴方の魂を食らわねばならぬ日が来たとしても・・・貴方だけを未来永劫・・・愛し続けます・・・本当は、永遠を共に生きて頂きたいのですが・・・」
 シエルは完全には、目を覚ましてなかった為、セバスチャンに悟られる事は無かった。
 元々、シエルの心はセバスチャンには、読めないのだが・・・
 今までの契約者の心など、セバスチャンには、手に取る様に丸解かりなのに、シエルの心だけは読めなかった。
 気紛れで、小悪魔で、尊大で・・・
 シエルはどれ程、陵辱されていても、気高く美しい・・・
 悪魔の自分が抱いて、闇に貶め、穢して堕落させたつもりでも、朝になるといつものシエルに戻っていた。
 気高き主に・・・
 そんなシエルに惹かれるだけでなく、自分の想いに露程も気付かぬシエルに苛立ちを感じる事さえも・・・
 セバスチャンは知らない・・・
 シエルも同じ気持ちだと言う事を・・・
 互いに面と向かって告白出来ぬ関係・・・
 だからこその誕生日祝いなのだ。
 シエルは泣く事でセバスチャンに告白しているのだ。
 どんなに悲しくても、涙が枯れる程、泣いた為、最愛の叔母の葬儀にも、枯れ果てた涙の筈なのに・・・
 セバスチャンに抱かれた時だけ泣く事が出来るシエル。
 涙に想いを込めて・・・
 『愛していると・・・セバスチャンお前だけだと・・・』
 セバスチャンはお互いの身体を、シエルのお気に入りの白バラを加工したボディーソープで手早く洗い、シャワーで流し、シエルを立たせて自分は手早く拭くと、大きなバスタオルにシエルを包み、寝室に運んだ。
 自分の身体は魔力で乾かす事が出来るが、シエルの身体まで使用すると怒られそうなので、包んだバスタオルで丁寧に身体を拭いた。
 どうせこの後も汚れるのだから、もう一度入浴する事になるのだが・・・
 風邪をひかせない程度に、乾かし、圧し掛かるセバスチャン。
 セバスチャンにとっては、シエルの身体がスイーツと言う事なのだ。
 シエルを欲しいと欲するセバスチャンの舌が、口腔を犯す。
 飲みきれない唾液が、シエルの頬を濡らす。
 契約印の刻まれた左手は、シエルの身体を弄った。
 「はっあっ・・・」
 シエルの息が上がる。
 「シエル・・・」
 セバスチャンの身体が熱くなるのを感じるシエル。
 (嬉しい・・・)
 自分の心に湧いた感情に翻弄されるシエル。
 それでも、今この瞬間が、真実の出来事。
 同族に穢された自分の身体を愛する悪魔。
 滑稽かも知れぬが、そんな事はどうでも良かった。
 (僕も愛してるお前を僕だけの悪魔セバスチャン・ミカエリス)
 シエルは自分を抱いた時だけ、熱くなるセバスチャンの身体を受け入れた。
 まだ、シエルの誕生日は始まったばかり・・・
 シエルはセバスチャンに甘い顔をした事を後に後悔する事になる・・・
 それはまた、別の話・・・
                          FIN
H24.12.13 P10:24