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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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二人だけの誕生日NO.2
魂の終焉を望む本当の理由・・・セバスチャンと一つになって、二度と、離れられなくなる事・・・
 人でありながら、悪魔を操り、女王の命を果たすシエル。
 人を殺す人を悪魔に殺させる事は、女王の命とは言え、裁かれて当然の行為だ。
 幸せになっていいとは思わない・・・
 「坊ちゃん、考え事も、結構ですが、二人っきりの時は、もう少し、私を見て下さいませんか?」セバスチャンは、ハァと溜息をつく。
 「ああ済まん・・・別に、お前を見ていない訳では・・・」シエルは、照れて真っ赤な顔をしてうろたえた。
 「解っておりますよ、貴方の考えなど、魔力を使わずとも、丸わかりですからね・・・幸せになっては、いけないなどと、誰が言いました?」「心を読むな!お前には、只の契約者など、取るに足らん存在だろう?でも、僕は違う。お前の腕に抱かれ、お前に愛されても、疑ってしまう。お前は、契約の為だけに、魂を喰えぬ代償として、僕を抱くのだと、想ってしまう・・・」シエルは、自分を抱いているセバスチャンの腕を掴む。
 「だから、お子様だと言うのですよ、貴方は・・・子供扱いされると怒るくせに、私の気持ちなど、少しも理解しようとしない。私が、自分から望んで抱きたいと想ったのは、シエル貴方だけ・・・契約だからではありませんよ。そもそも、「傍にいろ」なんて言う主など、貴方が初めてなんですからね。今までの主は、私の力を手にしたくせに、私を離していた者が殆どなんですからね。自分の都合の良い時だけ、その主の付けた名前で呼ばれたら、命令を実行するだけ・・・悪魔を望んで傍に置きたがる酔狂な主は、貴方だけ・・・だから、三年もお傍にいるんですよ、愛しているから・・・シエル・・・」過去を自分から話すセバスチャン。
 今までの主の中には、女もいた。
 今のセバスチャンとは、違う顔を望まれたら、変えるしかないセバスチャンだった。
 しかし、今は、オリジナル、自分自身の顔。悪魔としての本性は、長い髪だが、執事らしい、短い髪にしているだけ。
 シエルの心を読み、望む顔に、姿になろうと思っていたが、シエルは「どんな顔でも構わん、悪魔としての顔だっていいぞ。但し、僕以外の人の前では、らしくしていろ。」それだけの命令だった。
 セバスチャンは、仕方なく、元々のオリジナルの今の顔になったのだった。
 シエルと契約の時、身体を重ね、余りの快さに、自分の方が虜になってしまいそうだった。
 そんなシエルを凌辱し続けた人は、どんなに喜んだ事だろう・・・
 途端に怒りで、黒ミサにいた人、全てを切り刻み、血の海に沈めても、怒りは収まらなかったのだが、その感情が嫉妬であるとは、当時のセバスチャンは、気付かなかった。
 (フフ・・・今となっては、懐かしい思い出ですね。)セバスチャンは、苦笑する。
 シエルがグイッとセバスチャンの髪を引っ張り、口付ける。
 「もう、お前の方こそ、上の空じゃないか?僕ばかり、責めれないだろうが・・・」シエルは、唇を話し、セバスチャンを睨んでいた。
 「申し訳ありません・・・今は、貴方とこうして身体を重ね、愛し合う事が大事ですのに・・・さぁ、シエル」グイッとシエルの足を持ち上げ、再び、律動を再開した。
 「ああん・・・」シエルは、セバスチャンにしがみ付き、快楽に身を委ね、一つに溶けて行く。
 悪魔と人間である以上、永遠を共には出来ない・・・
 それでもこの一時は、シエルが幸せを感じる瞬間なのだ。
 「ああっ・・・もう・・・そんなに・・・締めて・・・くっ・・・」セバスチャンが珍しく息が荒い。
 「はぁっ・・・セバスチャン・・・いいぞ・・・」シエルは、喘ぐ。
 セバスチャンに翻弄されて、快楽の中で、幸せを感じてしまう。
 「ああっ・・・イク・・・」「ええ・・・私も・・・」シエルが自身から、快楽の果てに射精し、身の内を締め付け、セバスチャンは、シエルの再奥に熱いモノを迸らせた。
 セバスチャンは、ハァハァと荒く息を吐き、シエルの上で、ぐったりとしていた。
 悪魔とて、愛する相手とのSEXに溺れ、疲労を感じる事もある。
 只、人でない以上、異常な回復力を見せるのだ。
 シエルの中で、セバスチャン自身が、ムクムクと大きく、なろうとした時「セバスチャン、まだ、ケーキ食べていないぞ?誕生日には、ケーキだろう?ああ、どうせ汚れるから、バスはあとでいいし、裸で取ってこい。」シエルの命令の意図が解らぬセバスチャンだったが、命令は絶対。
 逆らう事は許されない。
 「イエス・マイロード」セバスチャンは、ケーキを全裸のまま取りに下がる。
 シエルは、まだセバスチャンから誕生日プレゼントを貰っていない。
 セバスチャンの感覚では、二人っきりの別荘で過ごした事、抱いて自分の身体を与えた事、一日傍で過ごしたなど、シエルへのプレゼントは、差し上げたと思っているのだが・・・
 シエルの望みは、セバスチャン自身、何も気付かぬ無邪気な悪魔は、ニコヤカに戻ってきた。
 その笑顔が崩れるのも、後少し・・・二人だけの誕生日は、まだまだ、これからなのだ・・・    FIN
 
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