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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「ある嵐の夜に5」セバス人魚姫女体化
 ついにシエルと出会ったセバスティーヌ・・・
 今回は、二人がバンバン話しますよ(*^_^*)
 相変わらずの焦らしプレイですが(>_<)
 どこまで、伸びるんだこの話・・・
 二人が暴走を始めました・・・



      「ある嵐の夜に5」 
 「ひぁっ・・・」
 セバスティーヌは悲鳴の様な驚きの声を上げた。
 浴室に立たされ、シャボンで汚れを落とす為に、シエルに洗われてるだけなのに、身体は敏感に感じてしまう。
 身体は少年でも、心は少女なのだから・・・
 「ごめん・・・君には刺激が強すぎたかな・・・」
 シエルはクスクスと笑いたいのを我慢していた。
 目の前の少年は、どうも純真無垢らしい・・・
 それもその筈、セバスティーヌは未だに、誰にも肌を許していないのだから・・・
 頬は紅潮し、照れているのが明るい浴室では丸見えなのだから・・・
 シエルは余り彼の性器には、触れない様にして、全身を隈なく洗っていく。
 全身を洗い終え、泡を流し、浴槽に彼を入れ、温まらせた。
 「何故、私にそれ程、優しくして下さるのですか?」
 ついセバスティーヌは聞いてしまった。
 「君の瞳に引き込まれたからだよ。嵐の夜・・・僕を助けてくれた少女に似ているからね、君は・・・」
 セバスティーヌはドキンとした。
 シエルは自分の事を覚えている様だ。
 しかも、人魚だとは気付かれなかったらしい。
 人魚は正体を知られたら、相手を殺すか、自分達のテリトリーに連れ帰り、二度と人間の元へ戻す事はしない。
 人魚の血や肉を喰らった者は、不老不死になるからだ。
 しかし、誰も彼もそうなる訳ではない。
 効き過ぎる薬は、使い方を誤れば、劇薬になる様に、人魚の血は万能ではない。
 一時的に、怪我などを回復させるのは可能だが、副作用が出る事もあるのだ。
 半魚人と呼ばれる一部の海の住人は、全て生まれながらの存在ではない。
 知らずに口にしたり、ワザワザ人魚を捕まえて、不老不死を願い、叶わず化け物と化した元人間もいるのだから・・・
 過去には、人魚に願えば、血や肉を口にするのも可能なのに、ズタズタに引き裂かれ、修復不可能な化け物と化した人魚がいたとか、いないとか・・・
 まだまだ生まれて16年しか生きていないセバスティーヌには、何も解らない。
 セバスティーヌがグルグルと、思考を巡らせている間に、シエルはセバスティーヌの身体を抱き上げて、浴槽から出し、バスタオルで体を拭いている所だった。
 ハッとなるセバスティーヌ・・・
 「王子様、そんな事は自分で出来ます。貴方のお手をこれ以上煩わせては・・・」
 「何で僕の事を王子だと?」
 「だって・・・素敵な、お衣装ですから・・・」
 まずったとセバスティーヌは思った。
 今のシエルの衣装は、精々、裕福な貴族の子息と言った感じのラフなスーツだったからだ。最も、豪奢なマントは、自分の汚れた身体を包んで、使い物にならなくなったのだが・・・
 「君は平民なのか?ああ・・・すまない・・・記憶を失ったのに、こんな疑う様な、変な事を言って・・・」
 「いいえ、助けて頂いて、御風呂まで王子にお世話して頂いて、私は幸せです。御恩返しが致したいので、傷が癒えたら、召使いとしてでも、使っていただけますか?」
 「いや、君は僕の客人だよ。海で困っている人がいれば、助けるのは当然だしね。気にしなくて良いから、傍にいてもいいかい?」
 「そんな私なんかの傍に・・・そんな贅沢な事・・・」
 「僕がしたいからだよ。それとも迷惑・・・」
 「いいえ、嬉し過ぎて・・・」
 セバスティーヌは、感極まって、涙をポロポロと流す。
 そんなセバスティーヌの姿が愛しくて、シエルは思わず唇を重ねていた。
 途端にセバスティーヌの身体が震えた。
 しかし、シエルはセバスティーヌの唇を解放する事はなかった。
 始めは触れるだけの優しいキスだった。
 次第にキスは深くなっていく・・・
 まだシエルは18・・・
 女性の経験はない筈だ。
 それなのに、キスに慣れ切ってる感のシエルに、セバスティーヌは不安を覚えた。
 自分が少女であったとしても、初対面になる筈の相手が、目の前で泣いているからと、キスするだろうか?
 しかも、今の自分は少年・・・
 深くなるキスに翻弄され、思考も纏まらない。
 スッとシエルの唇が離れ、フイに抱き上げられた。
 運ばれた先は寝室・・・
 (えっ?えっ?)
 セバスティーヌは取り乱したい気分で一杯だった。
 シエルは男色なのか?
 美しい従姉妹で、婚約者がいると噂できいたが、未だに、結婚のフレすらないのは、そう言う事なのか?
 「君の名前は・・・う~ん、一番オーソドックスだけど、セバスチャンでどうかな?」
 セバスティーヌは驚く。
  少し違うものの、自分の本当の名前に近い名前だったから・・・
 「貴方が下さる名前なら、どの様な名でも構いません。傷が治った暁には、誠心誠意、お仕え致しましょう・・・」
 セバスティーヌの誓い。
 今のキスがどんな意味であろうとも構わない。
 今、自分がシエルにキスされたのは、事実だったから・・・
 セバスティーヌが、思うのはシエルの傍にいられる事だけ・・・
 しかし、セバスティーヌを巻き込む運命の糸は、意外な結末を送る事は、まだ知らない。
 シエルとセバスティーヌの運命の糸は、繋がり始めた・・・
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