2ntブログ
rukifel
  • Author:rukifel
  • FC2ブログへようこそ!
  • RSS
九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
黒執事イラスト

黒執事のカラーイラスト色々


ミニ薔薇色々

ミニ薔薇の写真


リンク

このブログをリンクに追加する


フリーエリア

クレンジングマッサージクリーム


FC2カウンター


アクセスカウンター


楽天バナー

 色々、楽しみな商品


花と猫

DSC_0371
DSC_0371 posted by (C)rukifel


フリーエリア

コンタクト


アクセサリーと本人後ろ姿

趣味のビーズアクセサリーと本人後ろ姿


最新記事


カテゴリ


今日の天気は?


-天気予報コム- -FC2-


最新コメント


COOK PAD

ホットミックスでメイプルクッキー

Cpicon ホットケーキミックスでメイプルクッキー by HAKOにゃん


ご連絡はこちらから

ご意見、ご感想、問い合わせ等にご利用下さい。

名前:
メール:
件名:
本文:


QRコード

QR


月別アーカイブ


カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

04月 | 2024年05月 | 06月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



最新トラックバック


ブログ・ランキング

ランキングの紹介


プロフィール

rukifel

Author:rukifel
FC2ブログへようこそ!


スムージー

飲んでみたい♥


フリーエリア


QRコード

QR


楽天

楽天の紹介です。


RSSリンクの表示


検索フォーム


おすすめ

かわいい子犬の販売紹介


FC2チャット


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


動画

FC2動画


『スーモ』オリジナルブログパーツ

不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)


「過去からの呼び声 第四章 別離」~後編 Ⅴ~二か月たちました・・・
 羽衣泡珠様リクエスト
 二か月放置で申し訳ございません(>_<)
 少し進みましたが、ラストに向けて次回頑張ります。
 設定が二転三転してしまってますが、破滅に向かって突き進む過去のセバシエ
 意外な人物とは?
 原作と重なる事態になる恐れがありますので、嫌なお嬢様は、ご覧になりません様に・・・



 「 過去からの呼び声 第四章 別離 」 ~後編 Ⅴ~
長い銀の髪をリボンで一つに束ねた人物・・・
過去のシエルの仕事に常に、付き従ったシエルの執事シルバーだった。
「何故?彼がここに・・・」
ウィリアムの不思議そうな声・・・
「ああ・・・ここは家人が泥棒などに襲撃された時、無事に隠れる事の出来る隠し部屋なのですよ。大抵の貴族の屋敷には作られていて、定期的に食料品の取り替えをするのですよ。それも執事のお仕事・・・」
ここは隠し部屋・・・
ベッドがズラリと並べられ、簡単な厨房なども用意されていて、当分の間、籠城出来る様になっていた。
シルバーの瞳は、綺麗な金色・・・
ライカンである証拠・・・
しかし、何故だか、三人は違和感を覚えた。
知らない筈の人物の筈なのに・・・
そんな三人の疑問に、天の声が・・・
「あれは、アンダーテイカーだ・・・ハンナは狼男と戦った事があったらしい・・・あの血の味はライカンだと、教えてくれた。過去のシルバーは、アンダーテイカーなんだと・・・」
 「坊ちゃん・・・血の味って・・・いったいいつ、葬儀屋の血の味を知ったのですか?」
 何だか、泣きそうな感じのセバスチャンがシエルに詰め寄る。
 シエルはウッと詰まってしまった。
 悪魔になってすぐの時ならいざ知らず、想いが通じ合った今、媚薬を口移しで、飲まされた時に噛みついたとも言えない・・・
 セバスチャンの目に涙が浮かんでる様にも見える。
 「も~う!鬱陶しいわね!!!セバスちゃんってそんなキャラだったかしら?そんなの媚薬を口移しで飲まされた時に決まってるでしょう?」
 「そんなにハッキリ言わなくても、いいじゃないですか・・・」
 セバスチャンはシエルを抱き締めたまま、本当に泣きそうだった。
 「そんな事より、何故、彼が過去のシルバーなんでしょうか?ライカンから死神に転生したのか、この時代では死んで、死神として転生したのか?」
 ウィリアムには、シエルが誰と何をしょうと関係ないのだ。
 「セバスチャン・・・いつの時代でもいい・・・ファントムハイヴの肖像画が揃っている時代に戻れば、その謎も解けるかも知れない・・・確証はないが、このまま、この時代に残っても無意味だろう・・・」
 自分にセバスチャンの子供を産ませ様としたアンダーテイカーの真意は・・・
 全ては過去のファントムハイヴ家にありそうだ。
 「イエス・マイロード・・・と言う訳で、グレルさんお願いします」
 シエルの命令でセバスチャンはキリッと立ち直るドヤ顔で・・・
 「立ち直り早!!!何で私が・・・」
 「もう一人の御方は、私どもの為になど、動いて下さらないでしょうからね・・・ねぇ・・・グ・レ・ルさん・・・お願いしますよ」
 悪魔の誘惑・・・
 満更でもないグレルはすぐ、セバスチャンに騙される。
 只、利用されるだけと解っていても・・・
 「はいはい・・・解ったわよ・・・」
 グレルは仕方なしに、時空を開く。
 過去のファントムハイヴへと・・・
 グレルに続き、シエルを抱き締めたセバスチャンが、空間に吸い込まれた。
 「やれやれ・・・仕方ないですね・・・あの二人の過去を見てきますか・・・」
 渋々、付いていくウィリアムだが、シエルの事は哀れだと思っていた。
 脆弱な人間の子供が悪魔に転生され、過酷な運命に巻き込まれ、今また、過去の自分達の干渉により、女体に変えられ、セバスチャンに散々、抱かれたのだから・・・
 気高き人間の子供は、かくも無残に踏みにじられた・・・
 闇に蠢く異形の存在・・・
 穢れし、悪魔に転生した。
 「それでも、彼の気高さは変わらない・・・」
 出会った頃の人間の心のままに・・・
 四人は過去のファントムハイヴ邸に辿り着く。
 セバスチャンに案内され、過去の当主夫妻の肖像画を探す。
 初代の肖像画を見れば、全ての謎は解けるのだが、三代目の肖像画を見たのがまずかった。
 そこには、先ほど出会った過去のシエルの執事シルバーと、彼女の娘が妻として描かれていた。
 『いらっしゃい・・・お父様、お母様・・・』
 娘が手を出し、二人を引き込んだ・・・
 「しまった!」
 そこにはグレルとウィリアムしか留まれなかった。
 絵に引き込まれ、消えた二人・・・
 
 過去の自分達の娘に引き込まれたセバスチャンとシエル。
 眩しい光に目が眩み、気付いた時には・・・
 冷たい部屋にいた。
 眩んだ目が少しずつ回復した先には・・・
 氷に囲まれた空間にいる事に気付いていた。
 「寒い・・・」
 「シエル、大丈夫ですか?」
 腕の中で震えるシエルをきつく抱き締めるセバスチャン。
 悪魔になった筈なのに、感覚だけは人間並みで・・・
 「大丈夫だが、寒過ぎる・・・」
 「私の魔力で温めましょうか?」
 「いや、大丈夫だが、この部屋は?」
 見渡す限り白銀の世界・・・
 氷に囲まれた絶対零度の世界・・・
 そんな中、まるで生きているかの様な女性が・・・
 シルバーの妻として肖像画に描かれていた女性・・・
 シエルに瓜二つのブルネットの長い髪を持つ過去の二人の娘が、氷で出来た柩に安置されていたのだ。
 「彼女は過去の私達の娘と言う訳ですね・・・しかし、遺体がここまで、完璧に保存されているとは・・・」
 セバスチャンの驚きも、もっともな事・・・
 こんな事が出来るのは、神の領域・・・
 死神の中でも
『伝説の死神』と言われる彼しかいないだろう・・・
 悪魔たる自分であれば可能かも知れない。
 しかし、悪魔と言う存在は、そこまで一人の人間を愛せないだろう・・・
 自分以外は・・・
 「アンダーテイカーは彼女を蘇らせたいのか?だから僕達の子供が欲しかったのか?」
 「あの方の真意は計りかねます。私達の子供は悪魔として生まれます。魂が欲しいなら無意味ですから・・・」
 氷の柩の中で眠る女性は、今のシエルの女体バージョン・・・
 複雑な表情のセバスチャン。
 「貴方そのものですね、彼女は・・・ですが、過去の貴方が欲しいのであれば、あっさり引き下がられるとも思えませんが・・・どの道、厄介な方ですね、葬儀屋は・・・」
 フゥ・・・と溜め息をつくセバスチャン。
 「フフ・・・お前の困った顔も面白い・・・」
 シエルは言いながら、セバスチャンの首に腕を伸ばす。
 キスを強請る時のシエルの仕草・・・
 唇を何度も重ねていくと、声がした。
 クスクスと笑う女性の声・・・
 二人が声のする方に、振り返った。
 そこにいたのは、意外な人物・・・
                    Ⅵに続く・・・
              H24.9.13        P10:08
関連記事

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://culos.blog.2nt.com/tb.php/751-483338af
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)