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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「失われた契約2」リクエスト暗いセバシエ&葬儀屋
 あかさ様のみお持ち帰り下さい。
 続きになります。
 暗い暗いセバシエ。



 「失われた契約2」
 (まぁ、いいだろう・・・坊ちゃんは悪魔になったのだから、余程の事がない限り死ぬ事はない・・・)
 ネクタイを緩め、ソファーにドッカリと座り直し、寛ぐセバスチャン。
 魔界では高位である為、こんなふてぶてしい態度だっただろう・・・
 貴族なのだから・・・
 思った通り、下級悪魔二匹がゾロゾロと出てきた。
 どうせ、すぐに自分の名を呼ぶと思っていたセバスチャンは、後に後悔するのだ。
 それが、今の状況に繋がった・・・
 「アンダーテイカー・・・あのおじさん酷いんだよ!いきなり、口塞いで・・・何故だか知らないけど、口の中痛かったのに・・・アレ?もう痛くない」
 「伯爵・・・執事君は、君の舌の怪我を治してくれたんだよ。そんなに嫌っちゃいけないよ」
 何気ない葬儀屋の言葉が、セバスチャンの胸に突き刺さる。
 「嫌う」
 しかし、セバスチャンに非があるのだ。
 今の状況は、副作用なのだから・・・
 悪魔二匹に囲まれたシエルが何をしたか・・・
 今、思い出すだけで、自分を殺したくなるセバスチャン。
 悪魔になったばかりのシエルに、下級は言え、無事に逃げおおせる訳などないのだ。
 易々と捕らえられ、組み敷かれた。
 過去に人間共に凌辱された経験を持つシエル。
 自分を嫌って逃げたなら尚更、二匹に犯されて、自分の価値を思い出せとばかりに、放置したセバスチャン。
 過去に自分を拒否したモノなどいない・・・
 唯のプライドの問題なのに、意地を張ったばかりに・・・
 ビリッ・・・
 シエルの服を乱暴に破る悪魔達・・・
 途端にシエルは、動かなくなった。
 「フフン・・・悪魔になったばかりの人間が・・・力の差を思い知って、抵抗を止めたか・・」
 「おい、待て!こいつ既に・・・」
 「ウッあぁぁぁ・・・」
 二匹は業火に包まれた・・・
 「坊ちゃん!」
 シエルに駆け寄るセバスチャン。
 口の端から、血が滴り落ちた・・・
 「何故こんな・・・また、私を置いて・・・一人で・・・逝かれるのですか・・・」
 シエルを胸元に引き寄せ、搔き抱く。
 涙が溢れて、シエルの頬を伝い、泣いている様だった。
 「主が死ねと言えば、死にましょう」
 ずっと昔に、グレルに言った言葉・・・
 そう悪魔は死ねるのだ。
 自分で活動を停止出来ると言った方が、適切かも知れない・・・
 シエルは舌を噛み切っていたのだ。
 下級悪魔二匹に、言い様に嬲られるのは、シエルのプライドが許さなかった。
 自分を好きに出来るのは、セバスチャンだけ・・・
 冷たくなっていく筈の身体はまだ温かく、これが夢であって欲しいと願うセバスチャン。
 「坊ちゃん!坊ちゃん!」
 何度呼んでも、答えない主・・・
 しかし、止まっていた筈の心臓は、微かに、トクン、トクンと動き出した・・・
 「?!」
 シエルの顔を見ても、相変わらず、血の気はない・・・
 「まさか・・・」
 セバスチャンにある心当たり・・・
 「ヒッヒッヒッ・・・実に面白いよ・・・執事君・・・君は小生を楽しませてくれる」
 「アンダーテイカーさん・・・」
 ピンクのしおりをチラつかせ、微笑む葬儀屋。
 「どうするね?伯爵を助けたいかね?しかし、もう彼は一度、蘇っている・・・副作用がどんな事になるか知らないよ?」
 「構いません!坊ちゃんが助かるなら・・・私は何度坊ちゃんを失っても、気付けない」
 「ふぅ~ん?可哀想だね・・・悪魔って・・・では」
 セバスチャンの腕の中で、シエルの鼓動がしっかりしてきた。
 「ありがとうございます。葬儀屋様。では、屋敷へ戻りましょう。美味しい紅茶をお淹れしましょう」
 二人の甘い時を取り戻すのに、邪魔だと言ってる様なモノ・・・
 「ああ。小生も結果が知りたいからね・・・ククク・・・」
 そして、戻った屋敷で、目覚めたシエルの傷を治す為、口付けた後に、セバスチャンは、驚愕の事実を知る事になったのだった。
                   3に続く・・・
         H24.6.15     A6:16        
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