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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「甘く蕩けて」出遅れたポッキーネタR-15セバシエ
一日遅くなりましたが、ポッキーネタのセバシエをお送りします(*^_^*)
キスだけになりますが、宜しければどうぞ(*^_^*)



      「甘く蕩けて」 
 シエルは傍らで眠るセバスチャンの腕の中で目を覚ました。
 珍しく、セバスチャンは眠っていた。
 今は既に11/12
約束の『ポッキーの日』は過ぎていた。
 執事の仕事はアクシデントが多すぎた。
 11/11の内に、シエルとイチャイチャする予定が、シエルの寝室に戻れたのが、既に12日になっていた頃だった。
 待ち疲れて眠る主を無理に起こす事も出来ず、起こさぬ様に、そっとシーツに潜り込んだセバスチャン。
 お子様体温が、温かく、偶には寝てみようかと・・・
 今度は眠るセバスチャンを尻眼に、シエルの目が覚めたと言う訳だ。
 スヤスヤ眠るセバスチャンが憎らしい。
 就寝の用意をした時は、耳元で囁いたくせに・・・
 「今夜お伺い致します。ポッキーゲームを致しましょう・・・」
 どうせ両端をお互いに咥えて、食べ始め、キスをする程近づき、なし崩しに抱くのだろうが・・・
 待ってたつもりはなかったが、何時セバスチャンが来るのか、悶々としていたら、いつの間にか、寝てしまっていたと言う訳だった。
 それなのに、待ち人が寝てしまってるなんて!!!
 憤慨するシエルだが、月明かりの中、映し出されるセバスチャンの美貌に見とれていた。
 整った顔、閉じられた長い睫毛、艶やかな黒髪、引きしまった唇。
 どれをとっても、彫像の様に美しい。
 まるで一枚の絵画の様だった。
 燕尾服とベストを脱ぎ、ブラックタイも外し、執事としての手袋も脱ぎ棄てていた。
 この手と唇で、毎夜の如くシエルを翻弄し、蹂躙する悪魔・・・
 いつから、この悪魔に陥落してしまっていたのだろう・・・
 復讐の為だけに、悪魔の手を取った筈だったのに・・・
 「僕の悪魔・・・僕だけの・・・」
 シエルはそっとセバスチャンの唇に、触れるだけのキスをした。
 触れただけなのに、濡れたモノがシエルの唇に入り込む。
 いつの間にか、背中はがっしりとした腕が絡みつく。
 「んっうんっ・・・」
 ディープキスされて、ゼイゼイハァハァ・・・と荒い息のシエル。
 

「もう・・・起きてたならそう言え!!!この馬鹿・・・」
 「仕方ないでしょう?貴方がキスして下さるなんて、滅多にないですからね。私の寝た隙を狙うとは・・・意外と坊ちゃん大胆ですね♥」
 「はぐらかすな・・・所でどうするんだ?日付は変わったが、するのか?ポッキーゲーム?」
 「ええ・・・勿論ですよ。但し今回は、少々趣向を変えてみましたが・・・」
 何時の間に用意されたのか?
 大きなブランデーグラスの中には、氷の上に乗せられた色とりどりのポッキー。
 「素材はフルーツが元で、ストロベリー、キーウィ、マンゴー、バナナ、オレンジ、スイカ、マスカット、マロン、パイナップルでポッキーを作ってみました。但し、色と味は別物ですから、貴方が当てられたら、宜しいのですけど・・・」
 「外したら何か、罰ゲームがあると言う事か?」
 「ええ・・・貴方が私にキス下さるとか、本音を言って下さるとかが、宜しいかと?」
 「いいだろう・・・受けて立つ!!!」
 ゲームの天才と言われるシエルは、負けていられないと思う。
 セバスチャンは悪魔だから、真っ赤なスイカ色のマンゴーのポッキーを作ったかも知れない。
 どこまで捻くれてる悪魔かと思う。
 自分を満足させてくれるなら、市販のポッキーでも良いのに、色と味の違うポッキーを食べさせられて、悦ぶ子供がどの世界にいるんだと、シエルは内心で舌打ちしていた。
 「では第一問目・・・この濃いグリーンのポッキーをどうぞ・・・」
 セバスチャンはチョコの掛かってない部分を咥え、チョコの部分をシエルに差し出した。
 シエルは黙々と食べ始めた。
 見た目ならキーウィなのだが、どう味わっても、マロンの味なのだ。
 グルメを自称するシエルは迷わず、口にする。
 「これはマロンだ!」
 「正解です!」
 「では第二問です。このオレンジの鮮やかなポッキーは?」
 茶番だと思いながらも、嬉々として聞いてくる愛しい悪魔の質問に、誠意で応えるシエル。
 「んっ・・・これは・・・まさか・・・」
 セバスチャンは二ヤリとする。
 (流石の坊ちゃんも、この味は判別出来かねますかね?)
 外せは、キスかシエルの本音・・・まぁ、指定してない以上シエルが選ぶのだが・・・
「ストロベリー!!!」
「せ・・・正解です・・・」
とセバスチャンは、がっくりと肩を落とした。
 味の理解出来ない自分なら兎も角、グルメのシエルでは、セバスチャンには勝ち目はない。
「フフ・・・どうせ僕が勝つんだ。褒美を貰おうか?」
 言うと落ち込むセバスチャンに自分から、キスするシエル。
 「ぼっ・・・坊ちゃん・・・」
目を見開き、驚きを隠せないセバスチャン。
「僕が勝ったら、どんな褒美を貰えるか、決めてなかつたからな・・・甘く蕩けさせろ・・・ポッキーの様に・・・」
 「イエス・マイロード・・・」
 セバスチャンは、シエルをベッドに押し倒す。
 ポッキーの日の翌日は毎年、主と執事が寝坊をする事を理解している使用人達は、バタバタする事もなく、お昼頃しか起きないだろう・・・
 甘い甘い朝が誘とずれる。
 『甘く蕩けて』

           H24.11.12    P11:10
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