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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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淫獄の罠NO.1
 「坊ちゃん、お目覚め下さい。」いつものセバスチャンの声・・・
 只、違うのは、今のセバスチャンは、人間界に在った時と違い、シエルを見ていないと言う事・・・
 否、見てはいるのだが、シエル自身に向き合っていない、シエルに興味を失ったから、生気のなくなった目で、見ているだけなのだ。
 それに比べ、「女王の番犬」の肩書から、只の「シエル」と言う名だけの悪魔になったシエルは、自由を満喫しているのだった。
 セバスチャンを執事として従え、日がな一日、読書して、夜になると寝るだけの毎日・・・
 紅茶すら飲めないシエルの世話は、至極簡単で、朝起こして、着替えをさせ、只、傍にいるだけのセバスチャン。会話は、以前に比べ、減っていた。
 嫌味を聞かないで済むシエルだが、寂しいとさえ、感じてしまう・・・
 (変わり過ぎだ・・・私の坊ちゃんと言ったり、移動する度に、姫抱っこしたのは、何処のどいつだ!)ほぉっとため息をついても、以前と違い、セバスチャンは、無言なのだ。
 (クロードなら、確実に魂喰らってくれたかも?変態だったが、こんな事なら、あいつと契約しとけば、良かったのか?)シエルの頭の中では、後悔で一杯だった。
 シエルの思考など、その気になれば、このくらいなら、セバスチャンには、解ってしまう。
 只、読めないのは、シエルが自分を愛していると自覚したシエルの覚悟。
 (もう迷わない、どんな事をしても、セバスチャンを取り戻してみせる。但し、楽にさせてやらん、僕を騙し、罪のない人間を殺させた罪は償って貰うぞ、セバスチャン。)シエルは、セバスチャンにお仕置きするつもりなのだ。
 「悪魔の美学」とやらのいい加減さは、身をもって思い知った。
 ならば、主として、使用人でしか過ぎない執事のセバスチャンの躾は、みっちりと行わなければならぬ。
 (愛しているから・・・クロードに記憶を塗り替えられ、セバスチャンを復讐の相手と思い込んだ僕は、気付いてしまったから。魂の器であったから、セバスチャンが抱いてくれたけど、あいつの腕の中で、僕は、自分を取り戻せたから・・・シエル・ファントムハイヴとして生きてこれたのだから。あいつを僕の悪魔、セバスチャン・ミカエリスとして取り戻してみせる。僕は、セバスチャンが悪魔だから、愛したのではない。セバスチャン自身を愛したのだから・・・)シエルは、心を鬼にする。
 愛しているなら、真綿に包む様に愛し、可愛がれは良い。
 しかし、セバスチャンは、自分と肌を合わせる事すら、拒否したのだ。
 黙っているつもりはないシエルだった。
 (飼い犬に馬鹿にされたまま、黙っていられる僕じゃない!)そう、それこそが、ファントム・ハイヴの血なのだから・・・人間でありながら、時には、冷酷に罪を断罪し、人を殺めた者には、死の制裁を・・・
 シエルは行動に移る。
 セバスチャンを手招きして、自分の傍までこさせた。
 ナイティを脱がし、着替えさせる為に、跪こうとした時、シエルにネクタイを引っ張られ、唇が重なる。
 「ごっくん」セバスチャンは、口移しで何かをシエルに、飲まされたのだ。
 「坊ちゃん?何を・・・」クラっとなり、意識を失ったセバスチャンは、シエルに抱きとめられていた。
 「フフ・・・セバスチャン、お仕置きの始まりだ・・・」シエルの目は、悪魔の色に輝いていた。
 悪魔のピジョン・ブラッドな紅い目に・・・
 毛布を剥がし、セバスチャンをベッドに横たえ、ネクタイを抜き取り、ババッと目にも止まらぬ速さで、全裸にしたシエルだった。
 悪魔になった今、魔力を使用すれば簡単なのだが、ある理由があり、無駄な魔力は、抑えているのだ。
 セバスチャンの全裸を目にし、愛しさから、愛撫して、身体中、舐めつくし、早く己を挿入したい欲望に駆られるシエルだった。
 しかし、眠ったままのセバスチャンを抱いても、面白くない。
 自分のモノである自覚を植え付け、自分を裏切った代償を払わせてこそ、セバスチャンを傍に置く意味も、意義もあると言う物だから・・・
 指をパチンと鳴らし、準備を整えてから、シエルはセバスチャンの唇を奪う。
 激しく口付け、口腔内を蹂躙しても、まだ、目覚めない。
 唇を首筋に移動して、所有印の薔薇の様な、痕を無数に残す。
 白すぎるセバスチャンの肌に、赤い薔薇が咲いた様で美しい。
(早く目を覚ませ、もっともっと楽しませてやるぞ・・・)シエルは、与えられたオモチャの様に、セバスチャンを愛玩するつもりなのだ。
 但し、裏切りには、制裁を・・・愛しているから、命は、奪うつもりは、毛頭ない。少しは、血を見る事には、なるだろうが・・・。
 シエルの唇は、セバスチャンの胸の突起を舐め上げ、反対側は、キュッと摘まんでみる。
 未だに、セバスチャンは目覚めない。
 唇は、胸から、腹に移動して、べろべろと舐め、セバスチャンの滑らかな肌を堪能する。
 眠っているせいか、セバスチャンの性器は、力なく、萎えたままだった。
 唇で丹念に舐め、快楽の果てに、目覚めさせ様と愛撫しだした。
 力ないソレは少しずつ、鎌首を擡げ始めていた。
 時折、ピクンと、反応するセバスチャンが愛おしい。
 何度も舐め上げ、其の度に、反応するセバスチャンの虜になってしまう。
 地に堕ちた堕天使アンジェラは、女として、セバスチャンに抱かれるのを望んだ。
 魔犬と交わっても、身体は満たされなかったから、シエルを殺してでも、セバスチャンを手に入れるのを望んでいた。
 男のアッシュとしてセバスチャンの左手を切り落としても、セバスチャンは手に入らなかった。
 (僕は、天使の様にセバスチャンを見失わない。快楽の果てに、セバスチャンを手に入れる。)しかし、それは、逆にシエルがセバスチャンに反撃され、殺されてしまう可能性も秘めていた。
 それこそが、シエルの狙いの一つだ。
 セバスチャンが手に入らないなら、死んだ方がマシ・・・なのだから。
 人であったシエルは、セバスチャン自身を口で愛撫するのは、嫌だった。
 セバスチャン自身を、ソレを口に含むのが、嫌なのではなく、過去の凌辱を思い出す行為だったからだ。
 シエルは、迷わず、セバスチャンのソレを口に含む。
 眠っている筈なのに、官能は、セバスチャンの意識の覚醒へと繋がり始めたのだ。
 「う・・・んっ」セバスチャンの目覚めの声には、艶が含まれていた。
 「坊ちゃん・・・何を・・・」セバスチャンは、ベッドボードに置かれたクッションに身を預け、上半身を起こす形で、寝かせられていたのだ。
 当然、下肢で自身を口に咥え、愛撫するシエルの姿は、目に入る。
 シエルを見ていない冷めた目は、官能の色を濃くしていた。
 寝ている間の快楽でも、悪魔であるセバスチャンを煽る結果に繋がった瞬間だった。
 ジャラ・・・聞きなれない、硬質な音・・・
 セバスチャンの手首は、鎖の着いた手枷で拘束されていた。
 しかも、鎖の先端はないのに、まるで、途中から生えている様な感じを受ける。
 「さぁ、セバスチャン、目覚めたなら、お仕置きタイムだ。」シエルは、悪魔の紅い目で、セバスチャンを見つめる。
 「坊ちゃん・・・」セバスチャンは、シエルの意図を瞬時に悟った。
 (もう、逃げられない・・・後ろめたいから、見ない様にしていた。坊ちゃんに冷たい目を向けていた。私は、悪魔だから、愛等と言う生ぬるい感情は、理解出来ない。)欲しいモノを手に入れる為なら、人の命を奪ってきた、冷酷無比な悪魔のセバスチャンでも、シエルには、叶わない、勝てないのだ。
 それこそが、愛だとはセバスチャンは気付かない。
 「僕を拒絶した哀れな悪魔・・・僕は、お前が欲しい・・・この意味が解らない、お前ではないだろう?代償にせめてお前の身体だけでも、堪能させてもらうとしょう・・・僕を要らないお前等、僕は、要らないからな・・・」シエルの言葉は、セバスチャンの胸に深く、突き刺さっていた。
 シエルは、指をパチンと鳴らした。
 途端に、ザワっと何かの音がした。
 這いまわる無数の気配を感じたセバスチャンは、ソレが姿を現した時、恐怖に身が竦む感覚を味わった。
 
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