2ntブログ
rukifel
  • Author:rukifel
  • FC2ブログへようこそ!
  • RSS
九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
黒執事イラスト

黒執事のカラーイラスト色々


ミニ薔薇色々

ミニ薔薇の写真


リンク

このブログをリンクに追加する


フリーエリア

クレンジングマッサージクリーム


FC2カウンター


アクセスカウンター


楽天バナー

 色々、楽しみな商品


花と猫

DSC_0371
DSC_0371 posted by (C)rukifel


フリーエリア

コンタクト


アクセサリーと本人後ろ姿

趣味のビーズアクセサリーと本人後ろ姿


最新記事


カテゴリ


今日の天気は?


-天気予報コム- -FC2-


最新コメント


COOK PAD

ホットミックスでメイプルクッキー

Cpicon ホットケーキミックスでメイプルクッキー by HAKOにゃん


ご連絡はこちらから

ご意見、ご感想、問い合わせ等にご利用下さい。

名前:
メール:
件名:
本文:


QRコード

QR


月別アーカイブ


カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

04月 | 2024年05月 | 06月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



最新トラックバック


ブログ・ランキング

ランキングの紹介


プロフィール

rukifel

Author:rukifel
FC2ブログへようこそ!


スムージー

飲んでみたい♥


フリーエリア


QRコード

QR


楽天

楽天の紹介です。


RSSリンクの表示


検索フォーム


おすすめ

かわいい子犬の販売紹介


FC2チャット


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


動画

FC2動画


『スーモ』オリジナルブログパーツ

不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)


淫獄の罠NO.4
(ならば、僕は心を鬼にして、前のセバスチャンを取り戻してみせる。二度と、僕を裏切らない僕だけのセバスチャンを・・・)シエルは、触手に命じ、触手は、セバスチャンをベッドに横たえさせた。
 ベッドは、何故か、ビニール製で、ガサガサと硬質な音がして、体温の低いセバスチャンでさえ、震える程の冷たさだった。
 ?となるセバスチャンだが、尿道口と蕾をサワサワと嬲り、熱くなった身体に翻弄される。
 「はぁ・・・んんっ・・・」理性を総動員して、取り乱さない様に、唇を噛み締める。
 「どうだ?触手の味は・・・我慢しなくていいんだぞ?素直になって、感じたまま、啼いてみせろ。僕を散々、嬲ってきた貴様が、僕に嬲られるとは、滑稽だ・・・お前だけは違うと・・・信じてきたのに・・・やっぱり、お前も悪魔なんだ・・・」何度も、シエルから言われる言葉・・・
 嘘の復讐相手を宛がったのは、シエルの魂を喰らう為・・・しかし、セバスチャンは、シエルに肝心な事は伝えていなかった。
 悪魔に魂を喰われ、肉体は失っても、悪魔の中で、魂だけの存在となり、生き続ける事・・・
 悪魔の執着が深ければ、深い程、獲物は、吸収されず、魂だけの存在となって、生き続ける・・・
 ハンナの中で生きるルカでさえ、三年生きていた。
 シエルは、セバスチャンの執着により、それ以上生き続けるだろう・・・
 シエルの望まないままに・・・
 セバスチャンは言わなかったのではない・・・言えなかったのだ・・・
 シエルは、セバスチャンを自分に死を与え、シエルと言う人間として、消滅させてくれる存在だとしか、見ていなかった・・・
 記憶を失う前までは・・・
 しかし、シエルは、クロードの元で、セバスチャンと引き離された時、気付いてしまった。
 自分は、セバスチャンを愛してしまった事に・・・
 一方のセバスチャンは、過去のシエルを取り戻す事のみに執着していた。
 シエルに嫌われたくなくて、記憶を失ったシエルを以前の様には、毎晩、抱けはしなかった。
 アロイスを殺す為に、素手で剣を握り、傷ついた掌の傷を癒す為に、傷を舐め、血の匂いに煽られ、興奮し、無理強いしたりはしたが・・・
 シエルの肌に触れるのを躊躇う様になっていたセバスチャン・・・シエルを騙し、嘘を吐いている事への罪悪感なのだ・・・
 シエルは突然、有り得ない行動に出た・・・
 自分の右手の手首に悪魔の牙を立て、傷つけ、血を口に含むと、セバスチャンの口に流し込む・・・
 「んんっ・・うっ」突然、唇を塞がれ、血を流しこまれ、ビクッとするセバスチャン。
 (坊ちゃん・・・まさか・・・)セバスチャンの心配は、やがて現実の物となる・・・
 次にシエルは、セバスチャンの紋章のある左手の手首に喰らい付く。
 「いたっ」顔を顰めるセバスチャン・・・
 流れる血をゴクっと一口飲むと、自分の傷付いた右手の手首と、セバスチャンの左手の手首の傷を合わせ様とする。
 「いけません!坊ちゃん、そんな事をしては・・・」セバスチャンの叫びは虚しく部屋に木霊した。
 「あああ・・・」途端に、二人の叫びが重なる様に発せられた。
 傷口から、二人の血は混じり合い、お互いの身体を巡り、熱くした。
 全裸の二人の身体は、重なり合い、二人に果てしない快楽と、享楽を与えた。
 「血の契約」
 悪魔同士がお互いを縛り合い、二度と逃れられない様に、お互いの存在が枷となる契約。
 どちらかが先に死んだ場合、相手の悪魔も、消滅し、二人共に死に至る魂の契約・・・
 「伴侶の契約」とも言う。
 セバスチャンがシエルを止めたのは、シエルのしょうとしていた事が、解ってしまったから・・・
 既に、セバスチャンは、500年程、生きている・・・
 悪魔として蘇ったシエルの寿命は、セバスチャンを大きく上回る・・・
 つまり、セバスチャンよりは、永く生きられるのだ。
 500年は、軽くセバスチャン以上、生きられるのを放棄したと言う訳だ・・・
 「坊ちゃん・・・貴方は何故・・・」悪魔の心のセバスチャンには、理解出来なかった。
 自分を執事として、隷属させ様としているシエルが、自分を伴侶に選んだ事が・・・
 「解らないのか?解らないだろうなぁ?解るまで、その身体に教えこむまでだ。」シエルの真意は、読めないセバスチャンだった。
 マダム・レッドこそが、切り裂きジャックの正体だと知れ、グレルに大事な叔母を殺され、打ちひしがれたシエルなのに、セバスチャンの、悪魔の誘惑の手を振り払ったのだ。
 契約の時、契約書を嵌め込む時、セバスチャンは、わざとシエルを抱いた。
 獲物にマーキングする意味もあったが、第一は傷を治し、命を繋ぎ止める為に、一番てっとり早いからだった。
 当時は、シエル自身に執着はしていなかった。
 いつの頃からか、シエルに触れる者全てに嫉妬し、女であり、婚約者であるエリザベスにさえ、苛立ちを覚えていたセバスチャンだった。
 悪魔としての美学は、シエルに執事として仕え、与えられた任務を遂行する事のみ・・・
 シエルと肌を合わせるのは、魂を喰うまでの代替え品にしか、他ならない筈なのに、シエルの身体に溺れたのは、セバスチャンの方・・・
 シエルは凌辱された記憶が勝り、どうしても、行為に没頭は出来なかったのだ。
 感じる事は、出来ても、心は冷めきり、溺れる事はなかった・・・
 身体は、心と裏腹に貪欲にセバスチャンを求め、強請った事もあったが、今の様にセバスチャンの身体を感じたいとは、想わなかったシエルなのだ・・・
 (僕は、セバスチャンを愛している・・・)自覚した時から、シエルは、セバスチャンでなくては、満たされない身体に、心に気付いてしまった・・・・
 セバスチャン以外は要らないと・・・
 エリザベスは、周りが決めた婚約者・・・愛情なんて一欠けらもなかった・・・
 人間であり、両親を失う事がなければ、伴侶としていた相手・・・
 運命が変わってしまった今、永遠に触れる事のない無邪気な従妹でしかない存在・・・ 
 女性としては、愛せないエリザベス。
 済まないと思うが、セバスチャンと比べる事はない。
関連記事

コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://culos.blog.2nt.com/tb.php/268-57b91348
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)