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セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「溺れて酔わせて2」R-18セバシエ酒に酔うシエルネタ
一種のプレイですが・・・
本文に書き忘れました((+_+))
セバスチャンはスポンジだけでなく、生クリームにも、ブランデーを仕込んでました。
イチャイチャセバシエをお届けします。
明後日からは、漫画に挑戦するかもで、ブログ更新は当分ないかもです。
と・・・言いつつ、更新してますので、TLにて確認宜しくです((+_+))





 「溺れて酔わせて2」
 火照る身体に濃厚なキス・・・
 シエルがセバスチャンに陥落するのは、後僅か・・・
 セバスチャンの手がシエルの着衣をはぎ取って行く。
 次第に露わになるシエルの白い肌。
 セバスチャンは待ち切れずに、喰らいつく・・・
 カプッ・・・
 「ああんっ・・・」
 シエルの甘い声・・・
 明らかにブランデーで、酔っているのだ。
 首筋に甘噛みし、痕を残したかと思うと、セバスチャンの愛撫は、下に下がっていく。
 赤く色付いたベリーの如き二つの果実が、セバスチャンを誘う・・・
 悪魔の誘惑に勝てる人間などいない。
 拒んでも、身体を心を開かれ、快楽に溺れさせられ、堕落させられる。
 セバスチャンの舌がシエルのソレを舐める。
 「はっ・・・あっ・・・」
 酒に酔っても、嬌声らしい声を上げない、強情なシエル。
 それでは・・・とセバスチャンは、責める場所を変える。
 行き成り、シエルの蕾を舐め始めたのだ。
 しかも、羞恥心を煽る為に、仰向けのまま、足をM字に開いて・・・
 「なっ・・・やめ・・・」
 シエルは自分の体勢に拒否の姿勢を見せたが、それで許してくれるセバスチャンではない。
 「もっと・・・もっと私に溺れて酔わせて差し上げましょう・・・」
 秘部を舐めながら、魔力でケーキを近づけると、ツプッ・・・と指を生クリームに突っ込んだ。
 たっぷりと指に絡めた生クリームを、蕾に押し込んでいく。
 「やぁぁぁ・・・冷たい・・・」
 過去の凌辱の記憶が蘇る。
 10歳の子供であった自分を凌辱する為、ありとあらゆる方法で抱かれた。
 媚薬の類から、官能を呼び起こすオイルの類など・・・
 しかし、恐怖と怒りから、感じる事も、射精する事もなかったシエル。
 その為、生贄にし、悪魔を召喚する道具にされたのだ。
 ひっく・・・ひっく・・・と泣きじゃくるシエル。
 それでも、セバスチャンは指を進めた。
 何度も、何度も同じ繰り返し・・・
 アルコールは飲むよりも、秘部に直接塗り、摂取させた方が、シエルの理性をはぎ取るからだった。
 本能のまま自分を求めて欲しい・・・
 シンプルな感情の悪魔セバスチャンだったから・・・
 何度も繰り返された努力が実ったのか、シエルの反応が明らかに変わってきた。
 ハァハァと荒い息を吐き、涙を零し、官能に身をくねらせ始めたのだ。
 シエルの蕾は、生クリームとセバスチャンのモノを欲し、自身から零れた蜜とで、既にぐちゃぐちゃになって、その時を待ちわびていた。
 「セバスチャン・・・」
 「坊ちゃん・・・」
 シエルを苦しめたい訳ではない。
 只、純粋に己を欲して欲しいだけ・・・
 この身は全てシエルのモノなのに、シエルは決して自分のモノには、ならない。
 否、なってはくれないのだ。
名を呼ばれたら、傍にいかなければならない。
例え、後僅かでシエルが完全に理性を失くす筈だとしても・・・
「もう馬鹿・・・さっさと来い!」
これが理性を失くした人間の態度かと思う程、シエルは冷静で、セバスチャンはやるせない気持ちにさせられる。
でもシエルはセバスチャンの首に手を回し、抱き締め、キスしてくれた。
それがシエルなりの精一杯の気持ち・・・
悪魔なのに、自分の復讐の為だけに存在したセバスチャン・・・
只の駒で道具の筈だったのに・・・
セバスチャンだけが欲しがるのではなく、シエルも欲しいのだ。
安らかに眠る為の方法ではなく、自身の心に素直になる瞬間の為に・・・
「イエス・マイロード・・・」
セバスチャンはシエルの命令だけを実行する為だけの存在・・・
「はっ・・・ああっっ」
熱い楔が蕾を貫き、熱に浮かされるシエル。
「坊ちゃん・・・坊ちゃん・・・」
セバスチャンすら余裕などない・・・
それでも、燕尾服しか脱がないセバスチャン。
悪魔としての己を動かす美学の為に・・・
「はっ?悪魔のくせに執事の美学か?僕ばかり欲しがって不公平だ!服なんて脱いでしまえ!!!」
シエルの前には、アルコールすら効かないのか?
「はっ・・・ただいま直ぐに!」
 その凛としたシエルの命令に、セバスチャンは器用に繋がったまま、服を脱ぎ捨てた。
 シエルとは違う青白い肌・・・
 セバスチャンの隠された真実・・・
 「んっ・・・セバス・・・」
 とろんとした顔でキスを強請られ、無理な体勢で、シエルに口付ける。
 身体の小さいシエルと繋がったまま、キスするには、正常位は辛い・・・
 人でないセバスチャンには、造作もないが・・・
 シエルの火照った身体に、ひんやりとしたセバスチャンの体温が心地良い。
「もっと・・・もっとだセバスチャン・・・」
「ええ・・・たっぷりと私を差し上げましょう・・・」
 セバスチャンの思惑が外れた感は拭えないが、取りあえず、セバスチャンは行為に及べて満足だった。
 (まだまだだな・・・)
 シエルが心の中で呟いたとは知らずに・・・

 あれから何度も行為に及び、濡れタオルで拭き取るだけでは、処理しきれず、シーツは廃棄処分、二人で風呂に入ってもコトに及び、シエルはホクホクのセバスチャンの腕の中、ぐったりしていた。
半分は自分のせいなのだ。
酒に酔ってセバスチャンを際限なく求めた自分。
それはシエル自身の心の声・・・
本心かも知れなかった。
 「お前・・・どうするんだ・・・夕食の用意すらしてなかっただろう?使用人達がここに来たりしたら・・・」
 「大丈夫ですよ、抜かりはありませんから・・・坊ちゃんとの時間を邪魔されたくありませんので・・・」
 ニコニコとセバスチャンの笑顔は消えない。
 コンコン・・・
 ノックに慄くシエルを尻眼に
「入りなさい」セバスチャンの声。
 カラカラとカートを引いて入って来た人物。
 それは紛れもなく、セバスチャンで・・・
「どうぞ坊ちゃん・・・夕食の用意をさせましたので」
ニコリと微笑むセバスチャン。
 自分が不在の理由も既に、使用人達には、伝わっているのだろう・・・
 「んっ・・・」
 ベッドで食べるのはマナー違反かも知れないが、今のシエルはセバスチャンの介助がなければ、起き上がれない程だった。
 「アーン」
 いつかのセバスチャンがそこにいた。
 苦虫を噛んだ様な表情のシエル。
 「坊ちゃんお食事は、ニコヤカナお顔で召し上がられた方が、美味しいのでは?」
 結局、ベッドの中だけなのか、甘い時間は・・・
 「もういい・・・自分で食べる・・・」
 益々、不機嫌なシエル。
 「いいえ、私が貴方を貪り、無理させましたから、責めてこれくらいのお世話はさせて下さいませんか?坊ちゃんはお嫌なのですか?」
 ウルウルと潤んだ瞳をするセバスチャン。
 勿論、芝居だろうが・・・
 「解った!好きにしろ!」
 「はい、畏まりました」
 一緒にお風呂に入った為、バスローブ姿のセバスチャンの介助で食事をし、紅茶を淹れてるのは、いつもの燕尾服姿のセバスチャンで・・・
 「アレは何だ?」
 「ああ・・・あれは私の分身の様な者・・・お嫌でしたら、消しますが?」
「いやいい・・・微妙だと思ってな・・・本来なら、こっちのお前が本当の姿だろう?僕と契約してなかったら、次から次へと蜜を求めて渡り歩く蝶の様なお前。お前の羽根を毟り取ったのは、僕だ。それでも構わないのか?」
 珍しく、饒舌な主にセバスチャンは、目を丸くする。
 「それが、私が愛したシエル・ファントムハイヴですから・・・」
 答えになってないセバスチャンの答え・・・
 チュッとシエルにキスすると黙々とスプーンを運ぶ。
 二人には答えは出ていた。
 これから二人はどんな未来を辿る事になつても、お互いしか見ていないと言う事。
 ベッドサイドのテーブルに紅茶を置いたセバスチャンは、そんな二人を微笑んで見つめていた。
                                  FIN
                    H24.9.30   A10:40
「溺れて酔わせて1」
 今日仕事で突発的に閃いた小説。
 長くなりそうで、書けた分だけ更新します(*^_^*)





   「溺れて酔わせて」
 ガラガラ・・・
 セバスチャンがカートを押して、主の為に用意したアフターヌーンティーとイチゴのホールケーキを運んでいるのだ。
 書類の山と格闘しながら、疲れ果てている主人の為の癒し・・・
 しかし、悪魔で執事のセバスチャンが素直に、癒す事など有り得ない。
 愛する事は出来ても、悪魔なのだから・・・
 シエルを傷付けるつもりは毛頭ないが、少しくらい良い目をみても罰は当たらないだろう・・・
 悪魔である自分がたかが、人間のガキに仕えているのだから・・・
 執事であるが為、ノックもなしに入室する事があっても、咎められる事ではない。
 人間同士であれば、話は違うのだが・・・
 「坊ちゃん・・・良く頑張られましたね・・・お疲れでしょう?アフターヌーンティーを御持ちしました。」
 「んっ・・・もうそんな時間か?」
 「ええ・・・今日の予定の書類の処理は終わられましたね。休憩なさってから、後はゆっくり処理なされば宜しいかと・・・」
 言いながらも、セバスチャンは、シエルの為の紅茶を用意し、ケーキを切り分けた。
 「珍しいな・・・お前がホールごとケーキを持ってくるなんて・・・」
 「ええ、偶には、甘い物をたっぷり召し上がって頂こうかと・・・」
 そういつもなら、使用人の分も兼ねている事もあり、ホールのまま持ってくるのは、珍しいのだ。
 二人だけで過ごした二年間とは違う日常だから・・・
 セバスチャンはジッとシエルの口元を見つめていた。
 主がきちんとケーキを食べるか、否か・・・
 ゴクリ・・・
 と喉がなり、ケーキが咀嚼された事を確認したセバスチャンは、口元に笑みを浮かべたのに、シエルは気付かない。
 「美味しい・・・甘いのに微かな苦みがある・・・って感じで・・・初めの頃は、どうなるかもと心配だったが、スイーツ作りも上達したな。流石は、ファントムハイヴの執事だ。」
 「光栄でございます。坊ちゃんから褒めて頂けるなんて・・・精進した甲斐がありました。」
 敢えて、珍しいとは口にしないセバスチャン。
 この後の楽しみの為には、無粋な言葉は不必要だから・・・
 「しかし・・・なんだか、暑いな・・・アイスティーだったら良かったな・・・」
 シエルの顔は火照り真っ赤だった。
 セバスチャンの悪戯・・・
 仕事が忙しく、夜の相手をここ暫くしていなかった。
 珍しく、シエルの許しが出たとしても、腕の中でスヤスヤと安らかに寝られては、気分も萎えると言うもの・・・
 自分を求めて欲しいと想う。
 愚かだとは解っている。
 悪魔を愛する人間など存在しないのだから・・・
 シエルだってセバスチャンに愛されている事など、気付きもしないだろう。
 (それでも私は貴方しか愛せない・・・)
 服をばたつかせ、暑さをやり過ごそうとするシエルだが、暑いから火照っている訳ではないのだ。
 (坊ちゃん。貴方が私を求めて下さらないから、仕掛けさせて頂きましたよ。)
 セバスチャンはシエルを煽る様に、ある仕掛けをしたのだ。
 スポンジケーキをしっとりさせる為に、シロップと香り付けに、ラム酒などのリキュールを塗り、隠し味とする為と、ふんわりとした触感を楽しませたりする方法がある。
 しかし、セバスチャンはラム酒ではなく、何と、ブランデーを使用したのだ。
 如何に、大人びたシエルと言えど、まだ13歳になったばかり・・・
 過度のアルコール摂取は厳禁だ。
 しかし、酔ってしまえば、大胆になって自分を求めてくれるかも知れない。
 そんな浅はかな望みに賭けなければならないほど、獲物に執着する自分。
 滑稽ではあっても、悪魔だから何の問題もないのだ。
 モラルなど悪魔には有り得ないのだから・・・
 「暑い・・・何とかしろ・・・セバ・・・ス・・・チャ・・・」
 呂律が回らず、言葉もたどたどしいシエル。
 「イエス・マイロード」
 嬉々として、シエルの傍に行くセバスチャン。
 上気した顔に近づき、口付ける。
 「んんっ・・・」
 抗議したくても、抵抗も出来ないシエルだった。
 「ふっ・・・んんっ・・・」
 深くなる口付けに理性など、消え去ってしまう。

「甘いスイーツを貴方に」甘いセバシエR-18びみょ~
 蛍さんのTL見て、滾って書いたSS
 蛍さんに捧げます(*^_^*)
 びみょ~ですが・・・
 
 「甘いスイーツを貴方に」
 「如何ですか?坊ちゃん・・・」
 毎日の日課のアフタヌーンティー・・・
 今日はアールグレイのストレートに、甘い甘いイチゴのタルト。
 タルトを甘めにした為、ストレートのアールグレイが、すっきりして美味しい。
 勿論、主が素直にお礼を言う筈もなく、黙々と食べている。
 『執事とは、影の様に主人に付き従う者』
 いつかグレルに言った言葉・・・
 シエルと契約する時、自ら執事と変化したのだ。
 勿論、不服などはない・・・
 只、少しくらい甘い想いをさせて貰っても、罰は当たらないだろう・・・
 そんなセバスチャンの心を込めて作ったスイーツ・・・
 思わず知らず、セバスチャンは銀のトレイをギュッと握っていた。
 そんなセバスチャンをシエルはジーッと見つめていた。
 主と執事、契約者と捕食者、人間と悪魔、二人の関係は、今やそんな言葉では済まされない関係・・・
 「恋人」なのだから・・・
 シエルにしたら、飢えさせ、暴走させない為に、精気を糧にする為に身体を差し出したに過ぎないだろう・・・
 自分はセバスチャンに取っては、唯のエサに過ぎないのだから・・・
 しかし、貪欲で独占欲の強い悪魔は、そんな関係では物足りないのだ。
 いつからか、ベッドを共にし、禁断の恋を享受する様になっていた。
 勿論、シエルが10歳の誕生日に、既に穢されていた事を了承しての行為。
 悪魔に取って器である筈の身体が穢されていようが、関係はない・・・
 所が、セバスチャンに取っては、その事実すら許されなくなってきた。
 三日前、貪欲に求め、現在は別々のベッドで休むのだ。
 元々、悪魔には性欲などはない筈なのだ。
 人間の精気を糧とする淫魔ですらも、唯食事をする為に、身体を重ねるだけに過ぎないのだから・・・
 (私はいったいどうしてしまったのでしょうか・・・)
 セバスチャンは苦笑するしかなかった。
 シエル以外の人間の身体が欲しいなどと思った事など、一度としてない。
 手段に過ぎなかったから・・・
 しかし、シエルは違うのだ。
 快楽も感じさせて貰えず、恐怖で身体を自由にされていたシエル。
 今は自分が与える愛撫に応え、悶え、心地よい嬌声を聞かせてくれるシエル。
 思いは同じかも知れない。
 シエルを穢した奴らと・・・
 セバスチャンが悶々と思考に嵌っていると
「おい、セバスチャン今夜は僕の部屋で休め・・・」
「えっ?坊ちゃん・・・今何と・・・」
 シエルの言葉にセバスチャンは耳を疑った。
 確かに主は、夜寝室に来いと・・・
「ですが、お許し頂けたら、夜まで待てません・・・」
 そのまま机にシエルを押し倒す。
 硬質な机は、シエルの心を過去の恐怖を呼び起こす。
 自分の下で震えるシエルに気付くセバスチャン。
 「ああ・・・申し訳ございません・・・では・・・」
 あっと言う間にシエルは自室のベッドに移動していて、ドサッとセバスチャンに押し倒された。
 「もう・・・魔力を使うなんて・・・空腹のお前の力が消耗したらどうするんだ・・・」
 「ですから貴方で補給させて下さい・・・」
 優しく微笑まれたら抵抗出来ない・・・
 「もう・・・待てを覚えろ・・・」
 「躾て下さい・・・」
 言葉と裏腹にセバスチャンの首に回されたシエルの手・・・
 それはOKの愛図なのだ。
 「はぁ・・・セバスチャン・・・」
 「坊ちゃん・・・」
 たった三日肌を合わせないだけで、昂ぶる身体・・・
 もう理由などセバスチャンに取ってどうでもいい事だった。
 シエルを腕にしたら理性は失われるのだから・・・
 シエルもそうだった。
 いつまでも、恐怖に震える子供でいられない・・・
 ファントムハイヴ伯爵として振る舞う為には、恐怖を克服させなければならず、セバスチャンに求められるまま、身体を開いた。
 シエルに取っても、自分の身体は意味を持たない。
 セバスチャンを繋ぎとめる道具であれば良かったのだから・・・
 しかし、情報を得る為に、セバスチャンが女を抱いているかも知れないと思ったとき、自分の心に気が付いた。
 自分以外に触れて欲しくないと・・・
 どちらからともなく始められた行為は、二人だけのモノだと・・・
 想いを告げた時、二人は真に結ばれた。
 同性であろうとも、二人には関係がなかった。
 「あっ・・・セバス・・・」
 「んんっ・・・貴女の内・・・熱い・・・」
 体温の低い筈のセバスチャンが、シエルを抱いた時だけ、汗を滲ませ、迸らせ、服を脱ぎ捨て、全身で全裸で、シエルを求める。
 重なる身体は、灼熱の熱さで、二人の身体を蕩かす・・・
 グチュッ・・・グチュッ・・・
 互いの精液で潤んだソコの卑猥な水音ですら、二人には、快感を与えるメロディーでしかなく・・・
 「ああっ・・・」
 「くぅ・・・シエル・・・」
 殆ど同時に欲を放出して・・・
 繋がったまま、ベッドに身体を預け・・・
 ハァハァと荒い息で・・・
 「フフ・・・この駄犬・・・そんなにがっつくな・・・」
 「仕方ないでしょう・・・貴方が好きなんですから・・・」
 再び、唇は重なり、シエルの胎内で、熱く大きくなるセバスチャンのモノ・・・
 「ねぇ・・・坊ちゃん・・・」
 切れ長の目で紅い悪魔の瞳で誘惑されて・・・
 「仕方ないなぁ・・・僕もお前が好きだから・・・」
 クスクスと笑ってシエルはセバスチャンに口付けた。
 行為は再び始り、その後二人は大変な目に合うのだ・・・
 
 セバスチャンを離さなかったシエルのせいで、夕食の時刻にあり付けなかった使用人S三人に彼是と詮索される二人・・・
 そんな二人を微笑ましく見つめる家令のタナカ・・・
 今日もファントムハイヴ家は平和です・・・
                 FIN                 
                  P12:15
       あとがき
 またもやSSで・・・
 甘いセバシエ・・・
 びみょ~なR-18
 たまにはシエルも告白を・・・
 そんな感じの二人の突発小説でした(*^_^*)




「たまには甘えて」セバシエSS
 寝室に運ばせたイチゴのホールケーキ
 甘いセバシエの短編
 眠いので少しですが・・・



       「たまには甘えて」 
 ガラガラ・・・
 「坊ちゃんお待たせしました」
 セバスチャンがシエルの寝室に運んできたのは、イチゴのホールケーキだった。
 昼間、執務室で大量の書類と格闘するシエルの命令で、作る約束をしたから・・・
 大切な主の身を守る為、寝る前の甘いものは厳禁なのだが、イライラするシエルの心を癒したかった・・・
 悪魔らしからぬセバスチャンの想い・・・
 「ありがとうセバスチャン」
 にっこりと返されては、流石のセバスチャンも
 「どうぞ、ゆっくりお召し上がり下さい」
 としか言えなかった。
 まさかシエルがあんな事を・・・
 満面の笑みでケーキを食べ始める主・・・
 何やら、自分を手招きする。
 傍によってみると、シエルはイチゴを摘まみ、口に摘まんで、セバスチャンに口付ける。
 シエルの口から、セバスチャンの口の中に押し込まれたイチゴはゆっくりと、咀嚼された。
 悪魔の喉がゴクリと鳴った・・・
 「どうだ?美味いか?」
 「ええ・・・貴方の唇が・・・」
 セバスチャンはシエルを押し倒す。
 「ねぇ・・・坊ちゃん・・・私に口付けたのは、御誘い頂けたと解釈して宜しいのですか?」
 「ああ・・・たまには、ご褒美をやらんとな・・・」
 「流石は、我が主・・・ですが、今この時は、貴方は私の恋人です。たまには甘えて・・・」
 「フフ・・・お前も随分と甘くなったものだな・・・」
 「ええ・・・悪魔で恋人ですから・・・」
 そこで二人の会話は途切れる。
 後にあるのは、互いの唇を重ね、舌を絡め吸いあう淫靡に音だけだった。
                                FIN
               H24.9.7    P11:07

「レゾンデートル3」嫉妬編
 TLで予告していた夢で見たセバシエ。
 何と私がシエルで、旦那がセバスチャンの素敵な夢。
 夢ではR-18一切ありませんでした・・・
 付け足したセバシエ
 甘いばかりではありませんが・・・



「レゾンデートル3 嫉妬編」
 「もう・・・だめ・・・」
 「何をおっしゃいます・・・これはお仕置きなんですから・・・さぁ・・・もっと」
 言いながらも、セバスチャンにも余裕はなかった。
 お仕置きの為に、シエルに主導権を握らせたと言うのに・・・
 互いに限界を感じる。
 「くうっ・・・」
 「ふっあぁぁぁ・・・」
 セバスチャンはシエルの中に、欲望を放つと、シエルは気を失っていた。
 シエルはセバスチャンの胸に倒れ込む。
 そうシエルは、騎乗位で、セバスチャンの上で、腰を振っていたのだ。
 勿論、今のシエルは女性・・・
 男の子であった時より、体力もない。
 それでも、シエルから自分を求めさせたかったセバスチャン。
 嫉妬してくれたのだから・・・
 自分は悪魔だ。
 それは変える事の出来ぬ事実。
 優しくする事も可能なのだが、シエルは誑かせない。
 まるで心を読まれた様に、シエルに指摘される数々の出来事・・・
 愛するとは、こんなにも心を熱くする事なのか?
 腕の中で、疲れて眠るシエルの瞼に口付けた。
 もう既に契約印は移動されていた。
 どんな場合でも対処できる様に・・・
 正面から抱き合った時、肌を合わせ、契約印が重なる様に、セバスチャンが移動したのだ。
 繋がる秘所のすぐ上に・・・
 セバスチャンが「女王の番犬」の名と仕事を受け継いだ為、シエルを屋敷に残し、一人で事に当たる時、シエルの瞳に契約印があってはマズイと判断した為だった。
 しかし、そんなセバスチャンの心配は無用だった。
 例え、身体は女性に変えられても、シエルはシエル。
 セバスチャンから離れる事など、出来はしない。
 シエルは嫉妬から、今朝の女王主催の式典に出ないとダダを捏ねた。
 勿論、そんな我儘を通す事などセバスチャンには、出来ない相談だった。
 正式な式典でも堅苦しい式典でもないが、「ファントムハイヴ伯爵夫妻」の招待状を女王から送られては、二人で参加しなければならない。
 理由は解っていた。
 前日の夜会で、女性達に囲まれていたばかりか、幼いシエルは不釣り合いだと、シエルを罵る女達の声を耳にしていたから・・・
 シエルはそんな事くらいで、嫉妬などしないだろうと、セバスチャンは思っていた。
 欲しい者は欲しい・・・
 悪魔としての感情から、シエルの初めてが欲しかったセバスチャンは、シエルを女体にし、処女を奪った。
 誤算は、シエルがセバスチャンを求めるあまり、わざと作られなかった子宮が存在した事だっただろう。
 初めは、シエルへの配慮から、最奥まで自身を挿入出来なかったから、気付かなかったが・・・
 「シエル・・・貴女は私が生まれて初めて愛した大切な方・・・そんな貴女が、私だけを残して、行動しょうなんて、許しませんよ・・・」
 セバスチャンは疲れて眠っている筈の汗に塗れた、シエルの髪を梳く。
 ガッと腕を掴まれた。
 「だったら、僕を夢中にさせてみろ!僕が他所見しない様に・・・」
 「貴女は悪魔以上に、悪魔らしい・・・でしたら私に溺れさせて見せましょう・・・」
 「楽しみにしてる・・・」
 どちらともなく唇を合わせ、再び重なる身体・・・
 セバスチャンはシエルを組み敷き、熱くなる自身を解放すべく、行動を開始した。
                                FIN
               H24.9.2   P10:01
          あとがき
 夢で旦那がセバスチャンで、私がシエルの夫婦ネタを見ました。
 実際の夢は、現代バージョンで、シエルがTシャツにキュロットで、セバスチャンに「式典には一人で行け!」と言うのに、魔力でドレスに着替えさせてシエルをセバスチャンが引きずる夢でした。
 妄想と捏造でびみょ~なR-18で書いてみました。
 「レゾンデートル3」はシリーズとして書いてく予定ですので、少しでも楽しんで頂ければ、幸いです。

「密 着」TLで予告のセバシエ微妙R-18
 短編です。
 只、びみょ~にH
 では、いきます(*^_^*)



      「密  着」 
 「ふっ・・あぁぁぁ・・・もう・・・」
 「何をおっしゃいますか・・・これくらいで・・・」
 言いながらも、セバスチャンさえも余裕がなかった。
 「女王の番犬」としての任務の為、お預けを喰らっていた二人だから・・・
 任務完了したら、縺れる様に、ベッドに倒れ込んだ二人・・・
 シャワーすらも浴びずに、シエルは羞恥で頬を染めたが
「私は悪魔ですから、問題ありません」
そんな事を言われてしまえば、何も言えないシエル。
(僕が嫌なんだ!お前には、綺麗な体で抱かれたいのに・・・)
10歳の誕生日に既に穢されていた身体・・・
何度洗っても、セバスチャンに抱かれても、穢れは拭えない。
悪魔であるセバスチャンに取って、魂の器に過ぎぬ身体が穢れていようが、関係のない事・・・
それでも、セバスチャンを愛してしまった自分に取っては、行為の前はせめてシャワーを浴びて、見た目だけは綺麗にしたかった。
「坊ちゃん・・・余裕がないのですから、考えごとも大概になさいませ。もうガンガンいかさせて貰いますよ。私と抱き合ってて、考えごとなど、許しません!」
悪魔の独占欲丸出しのセバスチャン。
「ああ・・・悪かった・・・お前を見てなかった訳じゃない・・・」
シエルは詫びのつもりで、自分からキスした。
「坊ちゃん!坊ちゃん!!!」
余裕のない悪魔は、何度もシエルを攻め立てた。
気を失うまで・・・

次の朝
「この馬鹿!やり過ぎだ!一週間、お預け!」
「そんなぁ・・・坊ちゃん・・・ごめんなさい。無茶は二度としませんから・・・もう少しお預けを短く・・・」
耳を畳んで、シュンとしている飼い犬の様なセバスチャンがいた。
「ダメだ!躾なんだから、我慢しろ!!!」
腕を組みお怒りのシエルには敵わないセバスチャン。
「イエス・マイロード・・・」
その日から一週間・・・
シエルの言葉にショックを受けたセバスチャンは立ち直れず、使えない使用人より、やる事なす事、失敗ばかりで、屋敷の破壊が進んだとか・・・
 タナカはこれ以上屋敷を壊されるのは、困るので、シエルに進言し、セバスチャンの思い通りになった日から、ルンルンで、自分が壊した屋敷があっと言う間に修復されたとか・・・
 「何か・・・僕ばかり損してるみたいだ・・・」
 「いいじゃありませんか・・・いつも通りで・・・」
 一週間のお預けを待たずして、再びシエルを組み敷くセバスチャン。
 今日もファントムハイヴ家は平和です。
                               FIN
                     H24.8.29   P8:29

             あとがき
 セバスチャンに翻弄されるシエル。
 あっ・・・密着のタイトル活かせてない!!!
 まっ・・・いっか・・・
 こんな性格です、わたくし(*^_^*)
 只、シエルを求めるセバスチヤンと、それにより、体調を崩し、お預けをするシエル。
 次回からは
「過去からの呼び声」
本気出さなければなりません。
こんなの書こうかなとTLで呟いたのが、きっかけだった様な・・・
もう少し明るいバージョンをFC2の小説サイトで書いてましたが、ラストは暗くなるので、途中まで・・・
ブログの続きは、果てしなく暗いストーリー、意外な人物達の正体は・・・
謎を明らかにしたいと思いますので、お楽しみに(*^_^*)
苦情は一切、お受け致しませんので、ご了承下さいませ(*^_^*)

「目には目を悪戯には仕返しを4」FINリベンジの部分もR-18
 とうとうラストになりました(*^_^*)
 リベンジ部分のHがっつりいきます(*^_^*)
 H苦手なお嬢様は、御戻り下さいね。
 少しでも楽しんで頂けたら幸いです。



          「目には目を悪戯には仕返しを4」 
 「どうぞ執務室へ・・・坊ちゃんとセバスチャンは、執務室にてお待ちしてます」
 ジェフを出迎えたのは、コックである筈のバルドだった。
 それだけで大抵の者は解ってしまう。
 執事であるセバスチャンに、執事失格の振舞いをさせる程に、シエルが
怒っていると言う事なのだから・・・
 無言のまま、ジェフは執務室を目指す。
 (だから嫌だったんだ。あの執事を見ていたら、どう言い訳しても、伯爵を想っている事は明白だ。権力をカサに着る重役でも、社長である伯爵に背く事など、出来はしないのに・・・)
 そう重役と言えど、雇用されている身・・・
 社長が切ろうと思えば切れるのだから・・・
 コンコン・・・
 「入れ!」
 許可の声も、怒っている様だ・・・
 「失礼します。」
 ジェフは気が気ではない。
 恐る恐る、入室してみた。
 「良く来たな・・・まぁ紅茶でも飲んで、それからの話だ・・・」
 一言も執事は挨拶すらしない。
 なんだか、居心地が悪いが、用意された席に着き、社長と同席を許されたジェフ。
 コポコポ・・・
 小気味良い紅茶が注がれる音・・・
 優雅だと思う。
 子供の伯爵が見つけたと言う執事セバスチャンは・・・
 それだけでなく美しい・・・
 歳の頃は27歳くらいの青年だろう・・・
 ジェフは30歳で、少し年上だった。
 ちゃんと妻を娶り、子供も息子が一人いるジェフ。
 英国の執事は、主人が許可しない限り、結婚は許されていない。
 365日、主人に捧げる日々・・・
 性的な快感は満たされず、主の慰み者になっている執事もいると聞いている。
 それが、貴族と言う者だから・・・
 「どうぞ、坊ちゃんのお好きなガトーショコラでございます。」
 執事は満面の笑みで、給仕する。
 それが怖いのだとは知らないジェフ。
 たかが人間に嬲られて・・・
 それが、セバスチャンが怒る理由だろう。
 シエルが自分の意志で、セバスチャンを抱きたいと願うなら契約上も、それ以外でも、無条件で身体を差し出しただろう。
 しかし、今は違う。
 会社の為だけと言うセバスチャンに取っては、くだらない理由で、自分を嬲ったのだ。
 ジェフに八つ当たりしても罰は当たらないだろう。
 だが、契約がある限り、シエルに命令されなければ、無闇に人の命は奪えない。
 「社長・・・この間のお話は・・・」
 「ああ・・・あれか・・・あんなモノに頼らずとも、僕には大切なモノがあるからな。僕がもっと大人だったら、良かっただろうがな。やはり、生身の身体が一番だ。」
 二ヤリとシエルが笑う。
 「ええ・・・無機質なモノよりも、生身の身体が一番ですね。貴方達は違うのでしょうか?」
 セバスチャンがジェフに微笑み、尋ねる。
 悪魔であるセバスチャンを知らないとしても、今のセバスチャンのオーラを感じたなら、どんなに強い存在でも裸足で逃げだすだろう・・・
 「わ・・・私は、只、重役達に言われて、彼を守りたかっただけで・・・」
 ジェフの言葉に、嘘はない。
 重役達は、あわよくば、セバスチャンを玩具で嬲ろうとしていたのだから。
 ジェフは開発スタッフのチーフと言う立場を利用し、独断でシエルに採決を仰いだだけなのだ。
 貴族は、暇を持て余し、自由と金で人の心さえ踏みにじる者が殆どなのだ。
 シエルの様に、禁欲的な伯爵など存在しない。
 例え、シエルが社長であっても子供・・・言葉巧みに操り、セバスチャンを手に入れるのが、重役達の本当の望みだった。
 ジェフは、背中に汗が流れるのを感じていた。
 (怒っている・・・しかし、彼は美しい・・・)
 まるで、自分までセバスチャンの虜にされた様な・・・
 もしかして、社長は自分の執事に魅入られたのではないだろうか?
 妖艶な存在の彼に・・・
 「なら、もういい・・・この件は二度と、僕の判断により、開発される事も、玩具として売り出す事も許さん!重役達には、お前から伝えろ!不服なら、直接僕に抗議に来る様にと・・・お前の適切な判断で、コト無きを得た。感謝する。これからも、我社の為に尽力してくれ。御苦労だった。下がっていいぞ」
 シエルはジェフを労った。
 社長として、褒めるのも大事な事だ。
 「それでは、これで失礼します。私は、社長の為に、御役に立てた事が喜びですから」
 これ以上、セバスチャンを見ていたくなかった。
 シエルのモノである事を強調された気がして・・・
 自分は貴族ではないが、きちんと女性と結婚した男なのだから・・・
 断じて、男色などではないのだ。
 セバスチャンに取り、ジェフは使用人達と同列だ。
 客とは呼べない者を見送る事などない。
 ドアを閉めて退出する瞬間、シエルに覆い被さるセバスチャンを見た気がした。
 全ては夢幻・・・
 貴族達の世界は幻想の世界・・・
 ジェフは、ファントムハイヴの屋敷から出て行った。
 愛する妻と子供のいる世界こそが、自分の世界なのだから・・・
 
 「んっ・・・ふっ・・・」
 角度を変えて、セバスチャンはシエルに口付ける。
 社長であるシエルの立場を守るのも、自分の仕事だろう。
 しかし、貴族である一部の重役達の自分に向ける目が許せない。
 シエルが子供である為、未だ彼らの欲望の対象が、自分である事は幸いだった。
 シエルが真の目的であったなら、命令など聞かない。
 彼らを八つ裂きにしていただろう。
 「セバスチャン・・・僕は大丈夫だ。そんなに怒らなくても・・・」
 深いキスの後、やっとセバスチャンに解放されたシエルは、ぎっと抱き付いた。
 首に手を回し、耳元で囁く・・・
 「そんな貴方だから、私は心配なのですよ・・・貴方は、私をどこまでも虜にする。」
 セバスチャンは、シエルを組み敷いた。
 明るい陽光の中、シエルが嫌がるであろう行為をこれからするのだが、もう、止める事は誰にも出来ない。
 「フフ・・・僕の身体で、悪魔のお前を虜に出来るのだったら、何度でも差し出そう。僕だけの悪魔セバスチャン・ミカエリス」
 シエルは、愛した悪魔に食われるのを許した。
 どこまでも、一緒に、一つに溶けて・・・
                                   FIN
            H24.7.29      P9:53

 リベンジ部分
 半分寝てて、書けなかった所を書いてみます。
 シエセバ部分がありますので、苦手なお嬢様は、ご遠慮下さいね(*^_^*)

 

 グチュ・・・ブチュリ・・・
 卑猥な水音がする。
 「もう坊ちゃん・・・ああっ」
 ヴヴヴ・・・無機質なバイヴがセバスチャンの蕾にねじ込まれていた。
 ジェフがローションを用意してくれれば良かったのだが、代用品として使ったオリーブオイルがまずかった・・・
 透明な黄緑色の液体が、シエルがバイヴを動かす度に、セバスチャンの蕾からタラタラと零れるのだ。
 「あっ・・・ダメッ」
 セバスチャンは焦った。
 シエルは何と、セバスチャンの蕾から溢れるオリーブオイルを舐め取ったのだ。
 セバスチャンは顔を赤らめ、羞恥に染まる顔は美しい。
 人を誘惑する為だけの存在である悪魔・・・
 しかし、今はまだ13歳の子供に、翻弄されているのだ。
 「んんっああっ・・・離れ・・・もう出る・・・」
 セバスチャンは、息も絶え絶えに、シエルに伝えたが、シエルは甘んじて受けとめた。
 ドクンドクン・・・
 大人の男であるセバスチャンの射精の量は生半可ではない。
 秘部に舌を這わせていた筈なのに、多少なりとも、シエルの顔面を汚していたのだ。
 「申し訳ございません・・・坊ちゃん・・・」
 セバスチャンは、自分の精液で汚れたシエルの顔を舐め取る。
 それだけでシエルは、幼茎を昂ぶらせた。
 「お前が欲しい・・・セバスチャン・・・」
 セバスチャンが『?』となっていた間に、シエルはセバスチャンを押し倒していた。
 「はっああっっ」
 ズプン・・・
 セバスチャンの蕾にシエルのモノが挿入された。
 「動くぞセバスチャン」
 「どうぞシエル・・・キスを・・・」
 セバスチャンは、シエルに抱かれ、喘ぎ声を聞かれたくなくて、キスを求めた。
 身長差がある為、組み敷かれているセバスチャンは、背中を丸めてシエルとキスをしなければならないが・・・
 身体を重ね、熱を共用し、一つに溶け合う瞬間・・・
 高みを求め、シエルは腰を使う。
 (私の初めては貴方だったら良かったのに・・・)
 『愛してる』と素直に言えない悪魔は、バイヴでなく貴方自身で愛して下さいとも言えず、空回りをし、遠回りするのだ。
 後悔しても、もう遅いのに・・・

     あとがき 
 TLで小説書きます。 
と言ってて焦らしプレイさせて頂きました(*^_^*)
 ソラスチャン様に捧げます。
 どんな内容でも好物とおっしゃって下さり、ありがとうございました(*^_^*)
 次回は女体セバスチャン
 「セバスチャンの誤算」シリーズか、
 過去のセバシエのリクエスト
 「過去からの呼び声」シリーズのどちらか行きます(*^_^*)

「目には目を悪戯には仕返しを3」R-18セバシエ
 昨日の続き・・・また眠くて途中です・・・
 少し頭まわってる程度で、なぜだか、最近A1まで起きてられません・・・
 ぱっちりエロエロです!
 大丈夫なお嬢様だけどうぞ(*^_^*)




 「目には目を悪戯には仕返しを3」
 ズプン・・・
 「ひっ・・・ああっ・・・いきなり・・・」
 「貴方だって何の説明も下さらなかったではないですか?」
 (こいつ怒ってる・・・)
 シエルは本能的に察していた。
 社の為と言われれば、社長である以上、重役達の意見を取り入れ様とするのは当たり前・・・
 如何に悪魔と言えど、シエルの為だとは理解出来た。
 しかし、重役達のドロドロとした性欲は自分に向けられていたのだ。
 セバスチャンはシエルの為なら、どんな事でも出来る。
 それを見越しての一種の罠・・・
 何とかしてセバスチャンと接触しようとする一部の奴らの策略。
 そんな事で、シエルを嫌ったりはしない。
 只、虚しいだけ・・・
 そんな感傷的な感情など悪魔であるセバスチャンは、持ち合わせてなどいない。
 シエルが踊らされ、馬鹿にされたと思うと、怒りが湧き上がる。
 セバスチャンが本気になれば、シエルを騙した者が誰なのか特定出来るだろう。
 重役達の殆どは貴族ではあるが、表の人間ばかり・・・
 よもや社長が噂でチラッと聞いた
『女王の番犬』であるとは気付かない。
 最も、表の人間には、滅多な事ではシエルでさえ、手が出せないのだが・・・
 「はっぁぁっ」
 セバスチャンは怒りのままにシエルを抱いた。
 「坊ちゃん・・・貴方は・・・」
 言葉を濁し、シエルを翻弄する。
 「んんっ・・・」
 激しい突き込みに、シエルは呆気なく射精してしまった。
 セバスチャンの腹は、シエルの白濁で汚された。
 「いっぱい出ましたね・・・でもまだまだこれからですよ・・・」
 シエルの白濁を指で掬い、セバスチャンは妖艶な赤い舌で、ペロッと舐めた。
 「そんなモノ舐めるな・・・」
 シエルは真っ赤だった。
 「どうして?悪魔に取っては、貴方の蜜は何よりの好物・・・甘いスイーツなんですよ」
 「だったらもっとしっかり味わえ!」
 「イエス・マイロード。もっともっと味あわせて頂きましょう・・・」
 秘部は繋がり、グチュグチュと卑猥な水音が、シエルの聴覚を犯す。
 悪魔の黒い翼に抱かれて、高みに登り、堕ちていく・・・
 

 「何故?あの方のいいなりになったのですか?」
 「もしジェフが、嘘を吐いているなら、面白いと思って・・・」
 「面白いですか・・・本当に貴方はゲームがお好きな方だ。どうなっても知りませんよ。私は何があっても、貴方にお仕えするだけ・・・ですが、重役達に馬鹿にされたままでは、気が済まないのですが・・・」
 「そこはスル‐しろ!奴らには、お前に指一本触れさせん!僕の悪魔であるお前は、僕だけのモノだ。契約が続く限りだが・・・」
 ニャッと笑う主の顔が好きだ・・・

 今は二人、汚れたシーツを取り替え入浴して白いナイティに着替えて、抱き合いベッドの中・・・
 先ほどまでの激しい行為は終わり、寄り添う。
 「ああっ・・・月があんなに高い。お身体に障ります。もうおやすみなさいませ
、坊ちゃん・・・」
 セバスチャンの妖艶な声音・・・
 それだけでシエルは、眠りに引き込まれてしまう。
 「おやすみセバスチャン・・・」
 一言言うと、シエルは寝息を立てていた。
 「どうあの方達を料理して差し上げましょうね・・・」
 セバスチャンの目は、まるでルビーの様に、ランランと赤く輝いていた。



 翌日・・・
 電話で呼び出されたジェフは、二人の待つ執務室に急いだ。
             4に続く・・・
「目には目を悪戯には仕返しを2」
 昨日の続き書いてみました(*^_^*)
 今日中で終わる予定が、凄い眠気が・・・
 闘いながら書いたので、誤字脱字がないと宜しいのですが・・・
 当初、書く予定が無理でした・・・






             「目には目を悪戯には仕返しを2」
 よもや、自分が弄ばれる方だとは夢にも想わずに・・・
 「はっ・・・もう・・・坊ちゃん・・・」
 冒頭に戻るのだ。
 セバスチャンは悪魔の筈なのに、シエルからの夜のお誘いは久し振りで、ウキウキしてしまった。
 ルンルンで夕食の片付けをするセバスチャンにバルド達は引いていた。
 いつも厳格で、厳しいセバスチャンの胡散臭い笑顔しか知らない使用人達・・・
 突っ込みたい気分はあっても、セバスチャンの怒りが怖くて、笑顔の理由は聞けないのだ。
 「さぁ、これで夕食の片付けは終わりましたね。ああ・・・貴方達、坊ちゃんが早めに休んで良いとの事でしたので、ここは良いですよ。順番にお風呂に入って、私室に下がって下さいね。私は明日の朝食の下拵えだけしますので・・・」
 「「「「では、セバスチャンさんおやすみなさい」」」」 
 4人は声を揃えて挨拶し、退出して行った。
 「さて、邪魔者を追い出したし、さっさと終わらせて、坊ちゃんの元へ・・・」
 浮き足だった悪魔は、自分の身に起こる体験には、気付かないでいた。

 
 ヴヴヴ・・・
 細身のバイヴがセバスチャンの内部で、怪しくくねっていた。
 「ああっ・・・」
 白い顔が朱に染まる。
 体温の低い身体がほんのり赤く染まる。
 美しい・・・
 そんな感嘆がシエルの心に湧き上がる。
 シエルはセバスチャンに全裸を要求したが、拒否され、シャツだけで、しっかりと肌は隠されていた。
 一番見たかったのに、拒否され、今は半ば、八つ当たりの領域だ。
 しかし、セバスチャンがシエルを気に入っている様に、シエルもセバスチャンを気に入ってるのだ。
 過去の凌辱の記憶は、シエルから消える事はなく、今も残ってはいるが、セバスチャンに抱かれる快楽に翻弄されたシエルに取っては、何もかも忘れさせてくれる行為だった。
 只、それだけだった・・・
 「あっ・・・坊ちゃん何を・・・」
 セバスチャンが驚くのは、無理もない。
 右手はバイヴで蕾を攻め立て、カプッとセバスチャンのモノをシエルが咥えたからだった。
 堪らなかった・・・
 めったに自分のモノを愛撫などしてくれぬ冷たい恋人・・・
 今まで出会った女性の誰よりも、可憐で奥ゆかしいシエル。
 嬲られている方だと言うのに、心が温かくなる様な・・・
 グチュ・・・ヴヴヴ・・・
 セバスチャンの内部のバイヴの振動が激しくなる。
 「ああっ・・・もう口を離して!・・・出る・・・」
 セバスチャンはシエルを気遣い、限界を伝えたのに・・・
 グチュ・・・グチュ・・・
 ドクン・・・ビュクッ・・・
 シエルの口内に、白濁が放たれた。
 コク・・・ゴクン・・・
 それは悉くシエルの喉に飲み込まれて行った。
 「坊ちゃん・・・」
 セバスチャンは身を起こしシエルに抱き付く。
 「苦しい・・・まだまだ試作品はいっぱいあるんだぞ。夜はまだまだこれからだ」
 「いいえ・・・これは私に取っては、坊ちゃんの悪戯程度ですよ。しかし、貴方もこっち方面では学習能力ないですね・・・私を愚弄するとどうなるか・・・」
 ドサッ・・・
 形勢逆転・・・
 シエルはセバスチャンに押し倒され、唇を奪われる。
 「もう・・・こんなじゃないですか・・・」
 先ほどまで、シエルにバイヴで、弄ばれていた筈なのに、セバスチャンはシエルを組み敷いた。
 「なっ・・・何をする!」
 「それはこちらのセリフですよ。あんな人間どもに踊らされて・・・」
 「どう言う事だ?」
 「それは何れ・・・今は私を弄んで下さったのですから、仕返しさせて頂きます」
 セバスチャンは未だナイティのシャツを着ていたシエルを全裸にした。
 ガバッと足を広げ、蕾に舌を這わす。
 「やぁ・・んんっ・・・な・・・舐めるな・・・」
 力ないシエルの抗議の声・・・
 「手っ取り早いのですから、我慢なさい。」
 シエルの内部で蠢くセバスチャンの舌・・・
 生き物の様に這いまわるが、身体の冷たさとは違う温かい舌。
 シエルはゾクゾクしていた。
 何度も抱かれ、悪魔の所有の証としてか、最奥まで突き込まれ、白濁を注がれた。
 「もうそろそろいいですね」
 「んんっあっ・・・」
 シエルの秘部は、去り際のカリが出ていく快感に喘いていた。
                           3に続く・・・
           H24.7.26    P11:06
         

「目には目を悪戯には仕返しを」R-18びみょ〰
 かっこいいセバスチャンはいません。
 OKなオジョウサマのみどうぞ(^◇^)
 PCおかしい・・・
「目には目を悪戯には仕返しを」
 ギシッ・・・ギシッ・・・
 ベッドが揺れる・・・
 「はっ・・・もう・・・坊ちゃん・・・」
 「フン、こんなくらいでか?」
 シエルの勝ち誇った顔。
 セバスチャンは快感の中、蕩ける様な、誘惑する様な眼差しをシエルに向けた。
 「セバスチャン・・・」
 引き寄せられる様に、シエルは口付ける。
 何でこんな事になったのか・・・
 昼間の開発スタッフのジェフ・オリバーのせいだった。


 「社長・・・今やファントム社は急成長を遂げていますが、要望によりアダルト部門を立ち上げてはどうかと・・・ですからお人払いを・・・内密に重役様達からご指示を受けておりますので・・・」
 チラッとセバスチャンを見るジェフ。
 「構わん、セバスチャンは僕の執事だ。余計な事を言う訳でもない。指示とやらを聞かせろ」
 ジェフは開発スタッフのチーフである為、シエルが社長であるのを知っている数少ない社員だった。
 「ですがあの・・・その・・・」
 「歯切れが悪いな・・・解ったセバスチャン、僕が呼ぶまで、下がってろ!」
 「御意」
 退出する執事の不機嫌な表情をジェフは見逃さなかった。
 「彼といると疲れます。美麗過ぎて壮絶過ぎる美しさ・・・コホン!しかし社長には、アダルト部門設立の為に、頑張って頂かなくては・・・」
 シエルにはジェフの意図が計り知れない。
 アダルトなどと、シエルに一番無縁の話なのだから。
 最も凌辱された経験も、セバスチャンに翻弄された経験もあり過ぎるシエルなのだが・・・
 「それではこれを・・・」
 ジェフはシエルの目の前にドサッと段ボールを置いた。
 徐に封を切る。
 「なっ・・・これは・・・」
 シエルが驚くのは無理もない・・・
 そこには大人のおもちゃと言われるバイヴの数々が・・・
 しかも何故か細身で・・・
 所謂、アナルバイヴ・・・と言う訳だ・・・
 しかし、そんなモノを使ってセバスチャンに抱かれた事のないシエルは???が飛び交って、キョトンとしてしまう。
 「やっぱり社長はウブでいらっしゃる・・・しかし、社長であられる以上、これくらいで怯んでられては困ります。これは試作品でしかないのです。実際に試して頂いて、感度を確かめて頂かなくては・・・ああ、勿論、貴方ではありませんよ。アダルトと言えば彼でしょう・・・」
 「だから人払いか・・・本人に聞かせたくなかったと・・・」
 「流石は社長・・・話が早い。素晴らしい理解力ですね。彼は執事、主の為には、どんな事でもなされるでしょうからね。しかし、頭の固い重役達がそれを勧めるとは思いませんでしたが・・・」
 ジェフも意外だったのだ。
 いくら社の利益の為とは言え、使用人も人間。
 ましてやセバスチャンは抱く側の男だろう・・・
 玩具の開発の為に、その身を捧げる事すら滑稽だ。
 茶番でしかない・・・
 しかし、敢えて重役達がセバスチャンを選んだのは、彼を抱きたいと思う重役の意図が含まれている事にジェフは気付いてしまった。
 だから、社長であるシエルに聞いてみると話を濁し、今に至る。
 「本当はセバスチャンで試して、奴を抱いてみたいと思う重役の意図が含まれているんじゃないのか?」
 シエルは溜息をついた。
 セバスチャンは、男も女も惹き付ける。
 シエルの嫉妬さえ無意味・・・
 契約を終えれば、今までの甘い関係も終わりを告げ、セバスチャンは只の悪魔に戻る。
 自分の知らぬ所で女を抱き、その魂を喰らう悪魔・・・
 その時、セバスチャンはセバスチャンではないのだ。
 「そうです、ですから私は貴方がお試しになられると良いと、こちらにお伺いしたのです。如何に子供と言えど社長である貴方を差し置いて、彼を自由にする権利は、重役達にはないのですから・・・」
 ジェフは彼なりに、セバスチャンを守りたいと言う事なのだろう・・・
 「よくやってくれた。お前の気遣いに感謝する。では僕が検討して、結果を連絡する。暫く時間をくれ・・・」
 「では、私はこれで・・・社長、良い決断をお待ちしてますよ。」
 ジェフは退出する前に、段ボールの封をし直した。
 悩むシエルを尻眼に、刻は刻む。
 夕食の時間になり、シエルはセバスチャンを呼び
「今夜は早めに使用人達を休ませろ。お前に重要な命令を与える。全ての
支度が終わったら、僕の寝室へ来い」
「はい解りました。ではその様に・・・」
 シエルに呼びつけられるのは、久し振りだった。