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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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KISSしてNO.7
そんなセバスチャンの頬笑みに、シエルはドキンとする。
 繋がったままの下肢は疼き、セバスチャンを締め付ける。
 「うっ・・・坊ちゃん・・・くっ」セバスチャンは、シエルを組み敷いたまま、喘ぐ。
 子供である筈のシエルに翻弄されるのだ。
 「悪魔で大人」のセバスチャンが・・・
 今まで、どんなにシエルと抱き合っても汗すらかかないセバスチャンだったのに、今はうっすらと汗を滲ませ、整った顏を歪め、シエルの内部の締め付けに耐える。
 ブライドがあるから、悪魔としての・・・
 人間を誑かし、自分を求め、縋りつかせなければならないのに・・・
 「セバスチャン・・・」シエルはそんなセバスチャンの唇を求める。
 セバスチャンに愛されているのは、魂だけ・・・でも、この一時は夢を見たい。
 それは、シエルの本音だった。
 10歳の時に「人」を見限ったのだ。
 今更、幸せな結婚など望まない・・・自分は、決して幸せになってはいけない。
 それが、セバスチャンとの契約で、払った犠牲の為だから・・・自分への枷として・・・
 ピチャッピチャッ・・・セバスチャンの唇を求め、キスを求め、淫靡な水音をさせて、深く口付ける。
 「坊ちゃん・・・私は・・貴方を愛しています・・・私には貴方だけでいい・・・貴方以外何も欲しくありません・・・」セバスチャンは、律動を再開しながら、シエルに誓う。
 「んっぁぁっ・・・僕もお前だけしかいらない・・・この魂はお前のモノだ・・・」愛してるとは、言わないシエル。
 「愛してるとは、おっしゃって下さらないのですね?それでも、貴方の命が続く限り、貴方との契約が続く限り、私は貴方のお傍に・・・飽きないで下さいね・・・くぅ・・・」セバスチャンはシエルの再奥で果てた。
 ぐったりとシエルに倒れ込むセバスチャン。
 「セバスチャン・・・お前は僕の傍にあってこその存在・・・僕だけの悪魔・・・」シエルは自分に、身体を預けるセバスチャンが愛おしかった。
 いつも余裕で、自分を翻弄するだけなのに、今夜のセバスチャンは少し違ったから・・・
 セバスチャンの肩に咬み付いた時の血の味は、多少口の中に残っているが、其れすらも不快ではなかった。
 ドクンドクンと早鐘の様に、セバスチャンの心音を感じ、シエルは眠気を覚えた。
 「坊ちゃん、私はいつまでも貴方のお傍に・・・私が「人」を愛したなんて初めての事ですから、責任取って下さいね。」セバスチャンはニッコリと笑う。
 「ああ・・・お前の主だから、責任を取ってちゃんとエサは与えてやるさ。途中で飽きたと言って、けっして僕の傍から離れるな・・・いいな・・・」殆ど、眠気に襲われ、シエルはボウッとしてるが、セバスチャンに釘を刺しておくのは、忘れない。
 「イエス・マイロード」セバスチャンの常套句を聞き、眠りに落ちるシエル。