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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「夢の中から・・・」NO.5・6
 どんなに抱いても穢れないシエル・・・いつまでたっても慣れない行為をしているみたいで、悪魔であるセバスチャンを飽きさせない。
 「嗚呼・・・シエル貴方はいつまでたっても、初々しい処女みたいですね・・・いつでも恥ずかしがって・・・たまには私を欲しがって、乱れて下さるのもOKなんですよ♥」セバスチャンは、益々シエルの頬にスリスリして離れない。
 「昼のお前と違い過ぎる・・・もう甘えるな。そのヤニ下がった顔どうにかならんか?使用人達に今のお前見せてやりたいくらいだ。もう、寝るぞ。いつまでも起きてるとお前に何されるかわからんし・・・」シエルはうんざりとしていた。
 セバスチャンに愛されてるのは自覚していた。
 契約だけだと、愛してはいけない存在だと、自分は人間でセバスチャンは悪魔だから・・・自分は幸せになってはいけないと想い込んでいた。
 しかし、お互いの気持ちに気付いてしまった。
 契約の為、紋章を刻む為に、シエルはセバスチャンと身体を繋げた。
 過去、誘拐され、人間の男女に凌辱され、セバスチャンと契約してからも、その悪夢はシエルに襲いかかった。

 セバスチャンは過去に囚われ、自分を見ないシエルに苛立ち、手荒く抱くだけだった。
 自分の獲物が、自分以外見る事は許されない。
 自分の美学に反する・・・悪魔の自分を無意識に呼び出し、契約させたシエルは身体は穢れても、魂は崇高で清らかなまま。そんなシエルだから契約したのに。
 苛立ちは日々募り、シエルの身体の傷は癒えぬまま、セバスチャンと不毛なセックスを繰り返すだけだった。
 セバスチャンは悪魔だから一度や二度では満足しなかった。
 それでも、シエルは文句一つ言わなかった。
 毎日行われる行為に身体は悲鳴をあげていた。
 そんな毎日に先に根を上げたのは、セバスチャンの方だった。
 「何故、私を拒否なさらないのです?身体はとっくに限界を超えているのに・・・ここは、切れていて痛いのでしょう?私は悪魔です。自分の獲物である貴方が私以外見ているのは、許さない。貴方ほどの方が何故、抵抗なさらないのです?執事らしくない私は、貴方の命令に背いてると言うのに・・・」セバスチャンは何故か神妙な面持ちでシエルを見ていた。
 いつもと変わらない紅い目で・・・

 「愚問だな、セバスチャン。お前は悪魔だ。僕を抱くのだって、只、契約の為だけだろう?お前と身体を繋げるのは、僕にとってもどうでもいい事だ。お前と契約で繋がっているだけの手段にすぎない。僕は復讐を果たすまで、どんな事でもする。人間に穢されたこの身体をお前が玩具として扱おうが、構わん。お前、身体を繋げる度に、僕の傷を治して、僕の負担をかけない様にしていただろう?何故、悪魔のお前が優しくするのか、そっちの方が疑問だ?」シエルは感情のない声で告げる。

 「嗚呼・・・やはり貴方は私が契約しただけの事はある、素晴らしい魂の持主ですよ。私は悪魔で執事ですが、ご主人様のお身体を一番に考えてますからね。傷ついた貴方を犯すだけでは芸がありませんからね。」セバスチャンはシエルに心惹かれてる事にまだ、気付いていないのだった。
 もちろんシエルもだが・・・
更新日:2010-05-16 22:55:14


<<前のページ次のページ>> 「フフ・・・」ふとシエルが思い出し笑いをしていた。
 「どうしたんですか?思い出し笑い何て・・・珍しい事ですね。」セバスチャンは腕の中のシエルを抱き締めて楽しそうに微笑んだ。
 「いや、お前と出会った頃を思い出していたんだ。お互い相手の事を考えず、傷つけ合って無駄な事をしたなと・・・」シエルはセバスチャンの胸に抱かれ、甘えていた。
 「仕方ありませんよ。貴方が悪魔の私を愛して下さるとは夢にも思いませんでしたから。今でも貴方を腕にしているのは夢ではないかと・・・私も随分、臆病になりましたね・・・」セバスチャンはいつでも不安だった。
 シエルはセバスチャンが自分に飽きて去ってしまうかも知れないと思っていた。それと同時にセバスチャンにも、同じ考えがいつも頭の中をよぎっていたから・・・。
 
 不安で仕方なく、子供だったシエルを穢すしか出来ないセバスチャンだったから・・・

 「もっと優しく抱いて差し上げていたら、貴方の本心に気付けたかも知れませんのに・・・坊ちゃん、申し訳ございません。」セバスチャンは過去の自分の行動を恥ずかしいと思っていた。
 「僕も同じだ・・・お前が悪魔だから、愛する心を持っていないだろうと偏見の目を持っていたからいけないんだ。許してくれるか?セバスチャン・・・」シエルはいつになく大人しく謝罪の言葉を口にする。

 「どうしたんですか?いつもの坊ちゃんらしくない・・・」セバスチャンは目を丸くした。
 
 「いや、夢を見たんだ・・・」シエルは夢の内容を語り出した。

 「僕は、完全な女で、見た目はお前で、髪を長くして、ランドルの様にリポンで束ねてるミカエリス公爵と前に呼ばれてた夫の妻だった。夜会から屋敷に戻って、ベッドに入った僕はお前に襲われた・・・首筋を咬まれて・・・そこで目が覚めたんだ。」シエルはその時の恐怖で身体が震え出す。

 「嗚呼・・・だから先程、私の首に咬みつかれたんですね。坊ちゃんの話によれば、私は吸血鬼で貴方の夫で、妻である貴方を襲ったと言う訳なんですね。」セバスチャンは冷静に判断した。

 「夢なのにリアルでお前を見ていたら、腹が立ってきて、仕返ししたかっただけだ。痛むかセバスチャン?」シエルはいつになく、セバスチャンを気遣う。

 「大丈夫ですよ、私は悪魔ですからね。貴方に付けられた傷を治すくらい訳ありませんから。しかし、それは只の夢ではないかも知れませんね。ひょっとしたら、過去の私達かも知れませんよ?」セバスチャンの言う事が理解出来ないシエルだった。

 「もし、どちらかが、その夢の続きを見る事が出来たら、それは真実なのですよ。過去の記憶・・・前世の出来事の一つの可能性がありますから。」セバスチャンの言葉にシエルは納得するしかなかった。

 悪魔であるセバスチャンの能力にも限界はある。

 人の生死に関わる事で、手を出せない事もある。

 例え、悪魔であっても、過去を見る事も人の運命を故意に変える事すらも出来ない。シエルの破滅する運命すらも止める事すら出来ないかも知れない。
 しかし、人間であるシエルを愛してしまった以上、シエルを失いたくはない。
 破滅するとは解ったとしても、運命に立ち向かうしか道はないのだ。
 自分だけで、いつ果てるとも知れぬ孤独な刻を刻む事など、最早出来ないのだ・・・

 シエルが自分の隣にいなければ・・・

 生きているのも嫌になる・・・飽きてしまうのだ・・・

 シエルを失ったら、魂を喰らう事など止めて、飢えて干からびて、死ぬ事すら夢見ているのだから・・・シエルには到底話せない自分の本心だから。
 何故なのか理由が解った気がする・・・自分とシエルの過去が繋がっていたと考えれば、理解出来る話だから。
 それが事実ならばの話だが・・・
 

 
更新日:2010-05-22 22:41:15


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