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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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甘い誘惑NO.1
 仕事、復帰二日目にして、無謀にも、また、小説、浮かんじゃいました(・_・;)
 短編かも、知れませんが、兎に角いきます(・_・;)
 勿論、九条のブログは、アダルトサイトで、18禁ですので、OKなお嬢様のみ、ご覧下さいね♥
 
       「甘い誘惑」
 「んっ・・うう・・」シエルのくぐもった声・・・
 ここは、地下室の一角、シエルが、セバスチャンに命じて、改造した図書室なのだ。
 今は、会社の仕事もなく、女王の手紙も届いていない。
 新しいこじんまりとした図書室に二人っきり・・・
 セバスチャンが、シエルの耳元で囁く「坊ちゃん・・・折角、二人っきりですので、ご褒美頂けませんか・・・」セバスチャンの声は、シエルの聴覚を刺激し、マトモな思考を遮断していく・・・
 ここの所、使用人達の不始末に奔走していたセバスチャンは、シエルに触れていないのだ。
 そろそろ、我慢の限界だった。
 今までの契約者を自分から求め、抱いた事のないセバスチャンなのだ。
 如何に、シエルが特別な存在なのかが、良く解る。
 「もう、仕方のない奴だ・・・お前には、余り、給金は与えてないからな・・・いいだろう、ボーナス代わりだ、許す!」「イエス・マイロード、では、坊ちゃん・・・」セバスチャンは、部屋の中央に設置してある背もたれを排除したソファーにシエルを押し倒した。
 ここでは、シエルが寝そべって、本を読める様に、セバスチャンが特注で、ベッド型のソファーを作らせていたのだ。今の様にシエルを誘う目的が、下心としてあるからだ。
 「ああっ・・・もう・・・」シエルの舌を絡め、縦横無人にシエルの口内を蹂躙していく。
 「はぁっ・・んんっ」まだ、子供であるシエルには、セバスチャンの仕掛けたディープキスは、確実にシエルを昂らせていく。
 「坊ちゃん・・・こちらを、触っても、宜しいでしょうか?」セバスチャンは、こんな時でも、執事としての態度を崩さない。
 「もう、イチイチそんな事・・・聞くな・・・触ればいいだろう・・・」シエルは、呆けた顔をして、それだけ言うのが、やっとだった。
 さっと下着ごと衣服を剥ぎ取り、フニフニとシエルの幼い茎を弄ぶセバスチャン。
 「ああん・・・」シエルの声は、あまったるいモノへと変わっていく・・・
 (ああ・・・お可愛いらしい・・・このまま、蜜を舐め取って、イかせて差し上げましょう・・・)セバスチャンは、瞳をピジョンブラッドに変え、シエル自身を口に含む。
 「はぁん・・・」シエルの喘ぎ声が、室内に響く。
 セバスチャンも、そんなシエルの痴態を見て、我慢出来なくなる。
 解してもいないのに、自身をシエルの体内に収め様と慌てた。
 その時、だった・・・
 ドンドンドン・・・
 地下室と屋敷を隔てる鉄のドアを叩く音がした。
 チッ、セバスチャンは、珍しく舌打ちしていた。
 「セバスチャンさん・・・」「おーいセバスチャン・・・」「セバスチャンさん、ここを開けて下さい、ですだ。」使用人三人の自分を呼ぶ声が、聞こえたからだ。
 (まったく、使えない・・・あれほど、こちらから戻るまで、呼びにくるなと申し上げたのに・・・)溜息を吐くセバスチャン・・・
 「坊ちゃん・・・少し耳を塞がせて頂きますよ・・・」「えっ?」セバスチャンは、シエルの耳を塞ぐと、とても奇妙な声を出す。
 「ダダダ・・・」と言う階段を駆け上がる音を出し、まるで、ドアの前に立って、使用人達とドアを隔てて、話している様子をソファーの上、シエルに覆いかぶさったままで、再現していると言う状態なのだ。
 「何ですか?騒々しい!あれほど、戻るまで、呼びにくるなと申し上げたでしょう!坊ちゃんは、やっと寛ぐ事が御出来になられて、ウトウトされていたと言うのに・・・邪魔しないで頂けますか?」セバスチャンが、ドアの前で使用人達に怒鳴りつけている雰囲気なのだ。
 「だってよぅ・・・厨房が・・・」「えーん、庭が・・・」「セバスチャンさん、食器が・・・」三人は、いつもの様にセバスチャンを頼りに来たのだ。
 「いい加減に懲りたらどうなんですか?まったく・・・ちゃんと確認してから、行動しなさいと、言っているのに・・・こまった方達ですね・・・ですが、何処がどう悪いのか、ちゃんと確認してから、来なさいね・・・」セバスチャンの言葉に「?」となる三人だった。
 フィニが何気なく、破壊した筈の庭に目をやると、元通りになっているのだ。
 「えっ?庭が元通りに・・・僕、破壊したのに・・・」(やっぱり、そうだったのですか・・・)セバスチャンは、シエルの上、耳を抑えたままで、ハァと溜息を吐く。
 下のシエルの頭の中も、?マークが飛び交っているのだ。
 「ええっ、割れた食器も元通りですだ・・・」メイリンも、フィニの言葉を聞いて、一応、確認に行っていたのだ。
 「それじゃ、俺も・・・」パルドも厨房に走っていた。
 火炎放射器を使用した厨房は、真っ黒焦げだったのに、普通のいつもの厨房なのだ・・・
 「大変だ?焦げた厨房が元通りに・・・」戻って来たパルドに三人は、首を傾げるばかり・・・
 「兎に角、何ともなかった様ですから、三人共、持ち場に戻りなさい・・・いえ、折角、破壊されなかったのですから、タナカさんにお茶でも入れて頂いて、休憩していて下さいね。お茶菓子は、いつもの所に用意してありますので・・・もう少ししたら、私も戻りますので・・・。くれぐれも、余分な行動は、二度となさらない様に・・・いいですね!」「はーい」三人のいい返事が聞こえ、バタバタと離れて行く足音・・・
 「セバスチャン、お前の仕業か・・・」シエルは、自分の耳を塞ぎ、事態を知らせなかった行動に、怒りを感じていた。セバスチャンの気付かぬ間に、手を僅かにずらし、三人とのやり取りを一部始終聞いていた。
 セバスチャンが魔力を行使して、事態の収拾を図ったからだ。
 「らしくしていろ、との御命令に背いた訳では、ないでしょう?使用人達の前で、魔力を使った訳ではありませんし・・・」セバスチャンは、言い終えない内に、シエルの耳に舌を這わす。
 「もう、そうやって、すぐ誤魔化す。んんっ・・・」セバスチャンの愛撫に蕩けた身体は、素直に反応する。
 「ですが、もう、ここはこんなですよ・・・このままでは、御辛いでしょう・・・」鈴口から、トロトロと零れる蜜に、セバスチャンは舌を這わすと、そのまま、パクリと咥えこむ。
 「ああっ」呆気なく、口内にシエルは、欲望を放ってしまっていた。
 ハァ、ハァと肩で息をするシエル。
 「甘いですよ、貴方の蜜は・・・」セバスチャンの息も乱れていた。
 「坊ちゃん・・・このまま・・・」セバスチャンにも、余裕がない。
 口で受け止めたシエルの蜜の一部を舌に乗せ、シエルの太ももに手を掛け、足を持ち上げる。
 「やぁ・・・」シエルの抗議の小さな声を無視し、蕾に舌を差し込みながら、唾液と共に、シエルの蜜を流し込む。ヌルッとした感触に、これから起きる衝撃を想うと、シエルの身体は、心は、歓喜に震えた。
 悪魔と人間、執事と主、種族を越え、身体を重ね、今の二人は、ここでは、この空間だけは、恋人同士の甘い戯れに身を焦がすのだ。
 シエルは、魂の終焉を望むが、セバスチャンの心は、自分を手放せないだろう事も、察しているシエルだった。
 「女王の番犬」として、時には、人を殺めた「人間」に、「悪魔」を使い、死を与える「人間のシエル」
 どちらが、穢れているのだろう・・・
 「人間なのに」人を殺す「人間」と、「子供なのに」悪魔に「人間を」殺させる自分と・・・
 「考え事ですか?シエル・・・」セバスチャンは、ベッドの中でしか、自分の名前を呼ばない・・・
 「煩い!」セバスチャンの首に腕を回しキスするシエル・・・
 「不味い・・・苦い・・・」セバスチャンのキスは、自分の精液の味しかしない・・・
 「そうですか?私のは、ともかく、坊ちゃんの蜜は、私には、充分甘いですし、私の活力源なのですがね・・・」さらりと言うセバスチャン。
 「もう、いい・・・恥ずかしいから、早く・・・」「ええ・・・私を差し上げましょう・・・」セバスチャンは、手早く自身を取り出し、シエルの蕾に擦り付けた。。
 「ああっ・・・」ズプッとシエルの秘所に潜り込むセバスチャンの牡。
 グチュ、グチャ・・・卑猥な水音が、シエルの思考を支配し、陶酔していくシエル。
 「坊ちゃん・・・ああ・・・シエル・・・快い・・・」珍しい言葉を発するセバスチャン。
 「僕の身体は・・・快いか?セバスチャン・・・」シエルは、嬉しくて、セバスチャンの首に回した腕で、必死にしがみつく。
 「ええ・・・最高の身体ですよ・・・あっ・・・そんなに締め付けたら・・・私も・・・もう・・・」セバスチャンは、眉間に皺を寄せ、吐精してしまいそうなのを耐えているのだ。
 「ああっ・・一緒に・・・セバスチャン・・・」「ええ・・・シエル・・・」セバスチャンは、シエルの腰を掴むと、注挿のスピードを上げていった。