2ntブログ
rukifel
  • Author:rukifel
  • FC2ブログへようこそ!
  • RSS
九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
黒執事イラスト

黒執事のカラーイラスト色々


ミニ薔薇色々

ミニ薔薇の写真


リンク

このブログをリンクに追加する


フリーエリア

クレンジングマッサージクリーム


FC2カウンター


アクセスカウンター


楽天バナー

 色々、楽しみな商品


花と猫

DSC_0371
DSC_0371 posted by (C)rukifel


フリーエリア

コンタクト


アクセサリーと本人後ろ姿

趣味のビーズアクセサリーと本人後ろ姿


最新記事


カテゴリ


今日の天気は?


-天気予報コム- -FC2-


最新コメント


COOK PAD

ホットミックスでメイプルクッキー

Cpicon ホットケーキミックスでメイプルクッキー by HAKOにゃん


ご連絡はこちらから

ご意見、ご感想、問い合わせ等にご利用下さい。

名前:
メール:
件名:
本文:


QRコード

QR


月別アーカイブ


カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

11月 | 2010年12月 | 01月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



最新トラックバック


ブログ・ランキング

ランキングの紹介


プロフィール

rukifel

Author:rukifel
FC2ブログへようこそ!


スムージー

飲んでみたい♥


フリーエリア


QRコード

QR


楽天

楽天の紹介です。


RSSリンクの表示


検索フォーム


おすすめ

かわいい子犬の販売紹介


FC2チャット


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


動画

FC2動画


『スーモ』オリジナルブログパーツ

不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)


闇の中のピジョンブラッドNO.1
 もうすぐ、坊ちゃんの誕生日ですね♥
 その前に、セバスチャンを振り回すシエルの小説、お届け致します♥18禁で、セバシエですが、考えてるラストが、またしてもニ通りなので、どうなるコトやら・・・
 それでは、結婚前に九条が、コミケに行く気分にさせてくれた切っ掛けの漫画を元にした小説いきます♥ 
 
            「闇の中のピジョンブラッド」 
           NO.1
ファ・・・カーテンが風に揺れる・・・
 カタン・・・窓が開く音・・・
 トン・・・何かが、降りた音がした・・・
 ここは、ファントムハイヴ邸・・・当主シエルの寝室だった・・・
 闇の中に浮かびあがる、禍々しい深紅の目・・・悪魔で執事セバスチャンのピジョンブラッドの瞳・・・
 しかし、長身を誇る執事の目の高さではない、その瞳・・・
 そう、まるで地を這う獣の様な低さにある紅い目・・・
 闇に紛れ、同化している黒の悪魔・・・「うっ・・・」セバスチャンの呻きと共に、身体が変化しだす。
 獣の姿から、本来の執事としてあるセバスチャンへの「人間らしい」姿へと・・・
 変化は、アッと言う間だった・・・
 セバスチャンは、両手を床についたまま、ハァ、ハァと荒い息をつく・・・
 悪魔と言えど、長く人の魂を喰っていない今のセバスチャンは、人型から、変化した場合、消耗が激しいのだ。
 だから、ここに、シエルの寝室にいる・・・ご褒美を貰う為に・・・
 シエルの望みに答え、獣となり、「女王の番犬」としての任務を果たそうとする主の為に、調査をしてきたばかりなのだ。
 主の望みは、セバスチャンの長身を生かし、黒豹になり、闇に紛れ、調査せよとの事だった・・・
 (どうせなるなら、白クマの方が良かったですね・・・)そう、予定に反し、雪が降ってきたからだ。
 シエルからは、ご褒美として、「この身体を好きにしろ」との事だった。
 魂を与えられなくても、せめて精気は与えられなければ、弱るとシエルを説得したセバスチャンだった。
 シエルは、まだ、子供だ。悪魔の主とは、言っても、寝なければ身体が持たない。
 セバスチャンが戻るのを待てないのは仕方ないので、戻ったら、シエルが寝ていても、身体を自由に出来るのだ。反応が見たければ「起こしても構わない」とシエルは、セバスチャンに命じた。
 主の眠りを妨げぬ様にセバスチャンは、慎重にシエルの元に行く。
 抱きたいのは、ヤマヤマだが、明日の朝、早く起こして、コトに及んでもいいのだ。
 もう少しで、シーツに手が届きそうだった。
 「待て、セバスチャン!」シエルの声・・・
 そう、シエルは雪が降って来た事に気付き、セバスチャンが寒がっていないだろうかと心配で、眠れなかったのだ。セバスチャンは、悪魔なのに・・・
 「手と足を見てみろ?汚れているだろう・・・まずは、フロだ・・・僕も一緒に入る・・・何だか、眠れない・・・・」シエルは、誕生日が近付くと気弱になる。
 白い雪・・・紅蓮の炎・・・恐怖を呼び起こすシエルのキーワード
 「イエス・マイロード」では、っとセバスチャンは、シエルを抱き上げ、浴室に向かった。
 バスには、温かい湯が張られていて、セバスチャンは驚く。
 「まさか・・・坊ちゃん・・・」シエルの右手は、火傷していたのだ。
 シエルの浴室のみ、最新の技術を使って、蛇口から湯が出る様に加工されていた。
 しかし、当時の技術には、限界があり、鉄製のコックを素手で触れば、火傷するのは、当たり前・・・
 セバスチャンは、執事の手袋をはめていたから、熱さを緩和していた。
 自分から、バスに湯を張り、止める時、火傷してしまったシエルに愛しさが募るセバスチャン・・・
 「坊ちゃん・・・私の為に湯を・・・とても、嬉しいですよ♥さぁ、火傷を治しましょう・・・」セバスチャンは、シエルの右手の手の平を舐め出した。
 「つっ・・・」シエルは、痛みに顔を顰めた。
 「最初は、痛いですけど、少し我慢を・・・大丈夫ですか?坊ちゃん・・・」涙目のシエルを気遣うセバスチャンだった。
 「気・・・にしなくていい。僕が、悪かったのだから・・・」シエルは、せめて外から、戻ったセバスチャンに温かいフロに入って欲しかっただけ・・・
 「ああ・・・坊ちゃん・・・私の事を気にかけて下さって、嬉しいですよ・・・」シエルの火傷を完治させたセバスチャンは、シエルをギュっと抱き締める。
 チュ、チュと優しくシエルの唇を奪う。