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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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悪戯な指先NO.2
グチュ・・・卑猥な水音が寝室に響くが、シエルは僅かに呻いただけで、まだ覚醒していない。
 焦れるセバスチャンは、指を深く沈め、抜き差しを激しくし出した。
 ヌチュヌチュ、自然と濡れる様になったシエルの内部は、潤ってきた。
 「ああっ」シエルが激しく喘ぎだす。
 「フフ・・・眠ってらしても、身体は、快楽に貪欲だ・・・」もう少しだとセバスチャンはゾクゾクしていた。
 「んんっ・・・な・・・」シエルは起きているのか、眠っているのか?
 ハァハァとセバスチャンは、欲情して、夢中になっていた。
 シエルの内部の指は、激しさを増す。
 シエルは夢の中でセバスチャンに責め立てられていたのだ。
 現実におこっている事だと認識出来ないのだ。
 「ああっセバスチャン・・・」シエルは、呆気なく射精してしまっていた。
 セバスチャンは、寸前にシエルの性器を咥え、一滴も零すことなく、ゴクゴクと喉を鳴らし、精液を飲み干した。「はぁ・・・セバスチャン・・・」シエルは、過ぎた快楽に涙を浮かべ、覚醒し出した。
 「おや?貴方、今目覚めたのでは・・・」セバスチャンは、一生懸命、奉仕したのに、シエルが眠っていた事実に気付き、ガックリと肩を落とす。
 シエルは無理矢理覚醒させられた事に気付き「お前に夢の中で責められてたんだ・・・まさか、現実でも責められてるとはな・・・」ハァと溜息を漏らす。
 気まずい雰囲気になる。
 シエルは悪魔になっても、人間の時の感覚は失っていないので、自分の性欲に忠実で、「待て」が出来ない下僕で、執事で恋人のセバスチャンに溜息を付くだけだった。
 悪魔同士になっても、言葉の足りない二人・・・
 「申し訳ございません・・・出過ぎた真似を致しました・・・」本当は、シエルが欲しいのに、素直じゃないセバスチャン。
 そんなセバスチャンにフフッと笑うとシエルは、セバスチャンの髪を引っ張り口付ける。
 「坊ちゃん・・・」シエルの唇が離れると、セバスチャンはシエルの顔をじっと見詰めた。
 「本当にお前はムカつく。僕が人であった時も今も。僕が欲しいなら、もっと欲しがってみせろ!二度と、誰かに奪われるな。もっと僕を独占してみせろ!」シエルは凛として言い放つ。
 「イエス・マイロード。私は、貴方が欲しい・・・私が本気を出せば、如何に悪魔になったと言えど、身体が壊れるかも知れないのですよ?それでも、構わぬと?」「勿論、壊れたら直してくれるんだろう?人であった時も散々、抱かれて壊れなかったんだ。今更だろう?」シエルは、禍々しい紅い瞳で、セバスチャンを挑発した。
 セバスチャンに仕込まれた身体は、セバスチャン以外に抱かれたとしても、感じる事もなければ、身体が全身で拒絶してしまい、他のモノを受け入れる事さえ出来ないでいた。
 記憶を塗り替えられ、セバスチャンと引き離され、クロードの手に堕ちた時の様に・・・
 「フフ・・・貴方は悪魔と言うより、子悪魔ですね・・・いつでも、私を退屈させない。欲しい言葉をくれる。貴方には、極上の快楽を・・・悪魔に愛されると言う事の真実をお届け致しましょう。お望み通り、壊れても、直して差し上げましょう・・・」セバスチャンも、ピジョンブラッドに瞳を輝かせ、シエルを組み敷く。
 シエルに指摘されるまでもなく、長めのナイティを押し上げ、シエルの痴態で昂った己は反り返り、硬く熱くなっていた。
 シエルの内部に早く潜り込みたくて・・・
 大人の余裕でシエルを翻弄するつもりだったが、限界だった。
 指で解しただけで、シエルの蕾に己を宛がう。
 ズプッ・・・長大な牡は、なんなくシエルの内部に挿入された。
 「ああっんんっ・・・セバス・・・」シエルは涙を浮かべ、快楽に打ち震え、激しい収縮を繰り出していた。
 熱いセバスチャンのモノに歓喜して、ウネリ、絡み付き、締め付ける。
 「くっ・・・そんなに締めたら、シエル・・・うっ」我慢しきれず、セバスチャンはシエルの内部で白濁を放つ。「ああっセバスチャン・・・」呻きながらも、シエルの内部は、未だに熱くセバスチャンに絡み付き、最後の一滴まで絞りとろうとウネウネと蠢く。
 「んんっ・・・」セバスチャンは呻き、顔を顰める。
 眉間に皺を寄せ、端正な顔には、余裕など残っていない。
 イク瞬間のセバスチャンの顔が、シエルは好きだった。
 昼間の顔はムカつく程の冷淡で、華麗で、腹の立つ程、完璧な執事だったから・・・
 自分を際限なく求め、内部の快楽に酔い、堕ちてくる悪魔が好きだった・・・
 本当は、シエルは人のまま、セバスチャンに愛されたかった・・・
 自分の望まぬ未来・・・それでも、やっと欲しいモノを手に入れた・・・
 自分だけを求め、何度も身体を重ねても一つになる事はないが、自分に溺れてしまった忠実な悪魔を・・・
 騙され、謀られ、踊らされた時は、怒りしかなかったが、全ては、シエルの魂を喰らう為だけの手管なら、納得もしよう・・・
 本当はシエルは死にたかったのだから・・・
 両親が殺された時、一緒に死ねたら良かった。
 復讐を糧に、セバスチャンと契約したものの、余りに醜い人の心・・・
 自分が復讐するべき、価値はあるのかと迷いさえした。
 道を誤りそうな時、セバスチャンは正してくれた。
 人の感情など、悪魔であるセバスチャンには、理解出来ない・・・
 優しくは愛してくれなかったけれど、悪夢に魘され眠れぬ夜は、一緒のベッドで抱き合って眠った。
 怯えているシエルに手を出す事なく、優しく大きな手で包まれると、不思議と安らかに眠れた。
 最後の時は、この手で命を奪われると想うと、歓喜さえしたシエルだった。
 辛い人生を終えて欲しかった。
 自分が初めて、愛した存在だから・・・
 しかし、運命の悪戯でシエルに永遠の安寧は訪れる事なく、悪魔となり、永遠の命が約束されてしまった。
 完璧な執事のミスにより、生き続ける事を余儀なくされてしまったのだ。
 それでもシエルは、絶望などしない。
 運命は、自分で切り開く。
 例え、どんな状況にあっても、解決の糸口は見つかるものだ。
 愛しい存在と、もう二度と離れる事などないのだ。
 幸せかと問われれば、「そうだ」と返答出来ないとしても・・・
 「フン、こんな僕にモノ好きな・・・お前は可笑しな悪魔だ。最初に契約が完了した暁に、僕の魂をサッサと喰らっておけば、こんな面倒な事にならずに済んだのに・・・」悪魔になったシエルには、アッシュを倒した後、悪魔のサンクチュアリ「死の島」に自分を運んだ後のセバスチャンの行動など、手に取る様に解るのだ。
 キスしようとして、クロードに魂を掠め取られ、記憶をなくしたシエルに偽の復讐相手を宛がった事・・・
 「そうですね・・・でも、契約印の左手を失ったものですから、貴方と再契約する必要があったのです」セバスチャンは神妙な面持ちで、シエルに傅く。
 「契約は契約だ。美学を追及するなら、嘘はだめだ、セバスチャン」悪戯っぽそうなシエルの瞳。
 「ええ・・・貴方に固執し過ぎて、何も見れなくなっていた。貴方を騙しても、心が痛む訳などないのに・・・」セバスチャンは事実と違う事を言う。
 「もう隠すな!僕に溺れてるんだろう?命を奪う事が出来ず、共に生きて欲しいとも言えず、迷っていたんだろう・・・僕も素直になる。僕は、こうなったのは、仕方ないと想う。只、忠実に任務を遂行してくれたお前にこの魂を捧げ、辛い人生を終わらせたかったのも、事実だ。でも、僕はお前が欲しい。共に生きて欲しいとも、お前は嫌だろうが、セバスチャン、お前を愛している。」シエルは、顔を真っ赤にして、俯いていた。
 突然のシエルの告白にセバスチャンは、胸が一杯になり、呆けていた。
 しかし、すぐにシエルの身体を抱き締める。
 「ああ・・・契約したのが、貴方で良かった。私も貴方を愛しています。未来永劫、いつ果てる共知れぬ長い生・・・退屈するかも知れませんが、私と共に在りますか、ねぇシエル?」情事の最中しか、呼ばぬ名前・・・シエルにとってセバスチャンが特別なら、セバスチャンにとってもシエルは特別なのだ。
 「フン、言わずと知れた事。お前が僕から、離れ様としても、もう二度と離さない。誰かの手に堕ちるのは、二度とごめんだ。僕をこんなにしたのは、お前のせいだ。責任取ってくれるんだろう?」シエルは、セバスチャンに挑戦的だ。
 「ええ、勿論。どこまでも、共に在りましょう・・・きちんと責任も取らさせて、頂きます・・・」セバスチャンは、言うが早いか、再びシエルをベッドに押し付けた。
 深く互いの唇を求め、舌を絡め、濃厚なキスを繰り返す。