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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「過去からの呼び声 第四章 別離」~中編~
 過去のセバシエ、パラレル
 R-18バリバリのHなので、苦手なお嬢様は御戻り下さいね(*^_^*)
 過去のセバシエ、シエル女体、捏造・妄想ストーリー
 収拾つかなくなり、凄い脱線しましたが、取り敢えず更新致します(*^_^*)
 次回では、色々、核心に近づきたいのですが、まだまだ続きます。
 どんなセバシエでもOKのお嬢様のみお読み下さいませ(^-^)
 
   
    
    「過去からの呼び声 第四章 別離」~中編~
 
 深くのめり込む互いの身体に苦笑するしかない。
 「もう・・・セバス・・・」
 何度シエルは、セバスチャンに求められても、慣れる事はなかった。
 黒ミサを迎える前に、同族であった『人』に凌辱されていた筈なのに・・・
 「ですが・・・貴方の身体は・・・こんなにも・・・私を求めて・・・」
 悪魔になってからと言うもの、シエルの身体は、以前と何ら変わらず、セバスチャン自身を締め付けた。
 「僕はそんなつもりは・・・くっ・・・」
 シエルの内部で大きくなるセバスチャン。
 「そんな・・・大きく・・・」
 「し・・・仕方ないでしょう・・・貴方の身体が貪欲なのだから・・・」
 「はっあっっっ」
 セバスチャンも珍しく余裕のない表情を見せた。
 汗に塗れ、シエルの内部の締め付けに、喘いてさえ見えた。
 「もっと僕を欲しがれ・・・これは罰・・・なんだから・・・」
 「イエス・マイロード・・・私は・・・はっ・・・くっ・・・貴方が欲しい・・・」
 「ああんんっっっ」
 シエルの締め付けに、欲望を放ったセバスチャンも、疲労感からシエルに凭れ、気を失う様に眠ってしまう。
 過去が二人を呼んでいるのだ・・・

 「ふっああ・・・」
 過去の少女のシエルが目覚めたのだ。
 現在のシエルと違い、目覚めは頗る良い方だ。
 トントン・・・
 「どうぞ・・・」
 「失礼します、シエルお嬢様」
 シルバーとメイリンが入ってきた。
 目覚めの紅茶と着替えの為に・・・
 コポコポ・・・
 カップに紅茶が注がれる心地良い音・・・
 昨夜の出来事を労う為に、ストレートのダージリンにミルクを添えて・・・
 一族を背負う為とは言え、人外の身を夫に迎えようとする主に、執事でしかない身では、美味しい紅茶を供するしか出来ないシルバーは、我が身が歯痒かった。
 コクッ・・・
 シエルは一口飲み、脳を活性化させる。
 時期当主として、生きていかねばならぬ身では、のんびりとした貴族の娘でいられないシエル。
 今日からは、セバスチャンの婚約者となり、王の許可が下りれば、近々には、婚礼の運びとなるだろう。
 後悔はしない。
 今ここで生きていく為には、これしかないのだから。
 「お嬢様、御婚約おめでとうございます。ミカエリス公爵は、社交界でも有名な御方・・・御婚約されるには、素晴らしい御方ですよ」
 ニコニコと微笑むメイリン。
 無邪気だから仕方のない事なのだが・・・
 「ありがとうメイリン、あの方と婚約出来て嬉しいわ」
 内心からの言葉・・・
 自分では気付いてないシエル。
 恋など知らなかったのだから・・・
 初めは、一族を継ぐ義務として、子を成すのに、最適な相手が、ダンピールだったセバスチャンだっただけ・・・
 それが、何時しか恋する相手になっていたとは・・・
 セバスチャンとシエルは何時の時代も、平凡な生活を送る事は叶わない・・・
 過去の因縁、運命・・・
 愛し合いながらも、互いに刃を向け、根首を掻こうとするのは、今の二人から始まっているのだ。
 種族を越えた愛・・・
 時には破滅を齎す関係・・・
 今のシエルは女性で何れ、ダンピールであるセバスチャンの子を産むのだ。
 シエルの内心は荒れ狂っていた。
 セバスチャンがダンピールで、未だ人体からの吸血はしていないものの、自分を抱いた時、変化するかも知れないと・・・
 しかし、父は魔術を操る。
 それにより、不完全な吸血鬼であるセバスチャンを抑え込むくらいは、朝飯前だった。
 メイリンが、シルバーが退出してからのシエルの支度を着々と進める中、シエルはずっと考えていた。
 前の自分なら、ダンピールであるセバスチャンに、遅れをとるなど有り得ないからだ。
 (何故、殺せなかった?)
 ダンピールであろうがなかろうが、吸血鬼の血を受け継ぐ以上、セバスチャンは敵なのだから・・・
 それが運命と気付かぬまま・・・
 どんなにシエルが悩もうと運命は否応なしに、二人の歯車を狂わせ、現在の二人の未来を迎えるのだ。
 それが、どんな結果を導くのかは今の二人次第・・・
 「お嬢様、お綺麗ですよ。奥様が生きていらっしゃればさぞ・・・」  
 シエルを産み落とし亡くなった母・・・
 父はシエルを愛し、次期当主にするべく厳しく教育した。
 その甲斐あって、シエルは美しく、たおやかで、剣さばきにおいては、一流の剣士となった。
 社交界では、シエルの求婚者が後を絶たず、現ファントムハイヴ伯爵の頭痛のタネだった。
 その悩みは一応解決したのだが、その存在が新たな悩みの種だろう。
 「お父様、おはようございます。今日は、改めてミカエリス公爵が、ご挨拶にこられます。正式に婚約し、わたくしとの結婚を認めて頂きたいと、おっしゃられました」
 「おはよう、シエル。ああ・・・遂にその日が来たんだね・・・私は構わないよ。シエルは次期当主・・・その決定は絶対だからね・・・でも良いのかい?彼がダンピールだと知っているのに・・・」
 「はい、わたくしは強い子を得る為だけに、あの方に身を任せるつもりでしたが、大人の男の怖さをみせつけられただけでした。でも、あの方は、わたくしと正式に結婚するとおっしゃった。ですから、わたくしはその道を選ぶ事に致しました。お父様は、ご了承下さいますのね」
 「お前が決めたのならね・・・本当は、お前を人外に任せるつもりはなかったが、こうなった以上、認めざるを得ないだろう。それに、彼と結婚する為には、ヴァンパイアを殲滅する口実にもなるしね。彼の命を守る為には、奴らを狩らねばね」
 「はいお父様、ありがとうございます。これからも、宜しくご指導下さいませ」
 「そうだねシエル。もっともっと強くならねば、彼を守れないだろうしね。さぁ、折角の朝食が冷めてしまうよ。午後には、彼がくるのだろう?」
 「ええ、お父様。これからは、戦いになりますから、しっかり頂きますね」
 二人はシルバーに給仕されながら、朝食を摂る。
 忠実なる下僕・・・シルバーは只、それのみの存在だった。
 例え、ライカンの王族の出であろうとも、素姓の知れぬ身では、それ以上の存在にはなれない。
 セバスチャン・ミカエリス・・・彼が現れるまでは・・・
 シルバーは男としてシエルを意識してしまったのだ。
 シエルをセバスチャンに穢されたと思った時、怒りのまま牙をむこうとした。
 しかし、それは完全な誤解だった。
 セバスチャンに嬲られたものの、まだ処女であった。
 もう手遅れなのだが・・・
 「シルバー、お前はよくやってくれている。本来ならお前をシエルの相手としても良かったのだが、既に私が契約してしまった以上、お前の力は解放されない。それでは、いざとなったら、シエルを守る事は出来ないのだ。解ってくれ」
 「お父様!その様な事・・・今言わなくても・・・」
 「いいえ、お嬢様、私は貴女の忠実なる下僕。貴女に命を救われなければ、今ここにいる事など出来なかったのです。旦那様のお気持ちは嬉しいのですが、私の望みは貴女の幸せのみ。御気になさいますな・・・」
 「シルバー・・・」
 シエルは悲しい気持ちになる。
 出会って自分の気紛れで、屋敷の執事となったシルバー・・・
 シルバーに出会わなければ、彼は別の生き方が出来たのでは?と・・・
 スープを掬う手が止まるシエル。
 「お嬢様、どうなさいました?パンプキンスープは、御口に合いませんでしたか?」
 どこまでも優しいシルバー。
 「いいえ、只の感傷よ・・・いざとなると色々考えるから・・・」
 シエルはまだ16歳・・・
 現在なら、まだまだ遊びたい盛りだが、当時の少女は王族であれば、14歳で他国の王妃として嫁いでも当たり前の年齢だ。
 ヴェルサイユの薔薇と謳われた、かの有名なフランス王妃マリー・アントワネットが後のルイ十六世に嫁いだ歳でもあった。
 貴族の娘も、王族の王女も可愛そうだったかも知れない。
 自分の意思で結婚を決める事など、稀だったから・・・
 イギリスの王室の王は代々、実直で、キビキビとした執務を行う者が多かった。
 そこがフランスと違っていた。
 フランスで有名な太陽王ルイ十四世は無類の女好き。
 フランス宮廷では当時、午後からの貴族の集まりが持て囃されていた。
 もし、今のシエルがフランス宮廷にいたら、即、愛妾にされていただろう。
 当時の女性は、自由恋愛など許されなかったから。
 自分は幸せだとシエルは考える。
 何時のシエルも前向きなのだ。
 落ち込むのは、セバスチャンの方・・・
 現在のセバスチャンがシエルを悪魔に変えられた当時、絶望していた様に・・・
 二人の歯車は確実に動き出す。
 シエルは、午後から来るであろうセバスチャンに想いを馳せた。
                         後編に続く・・・
            H24.4.5 P10:06
       あとがき
 脱線しまくりで、焦らしプレイ中のストーリー
 兎に角、現在のセバシエのイチャイチャ書けて満足しています(*^_^*)
 核心に近づきたいのですが、中々、進みません。
 TLに嵌ってて、中々、腰を上げれませんでしたが、今回は頑張りました。
 ラストが二転三転して、どうなるか、まだ未定ですが、少しでも、お楽しみ頂ければ、幸いです(*^_^*)