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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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「貴方は私のモノお前は僕のモノ」SS
  フッと浮かんだSS
  微妙なR-18
  一応シリアス
 行き成り始まるセバシエ
 



  「貴方は私のモノお前は僕のモノ」
 漆黒に染まる・・・
 闇に堕ちる・・・
 悪魔と契約者の間にあるモノは、お互いを束縛する契約しか存在しない。
 普通の契約ならば・・・
 ハァハァ・・・
 寝室には、荒い息の二人がいた。
 主であり、獲物である筈のシエル・ファントムハイヴと、執事であり、捕食者の悪魔セバスチャン・ミカエリスの二人・・・
 執事が主を組み敷くなど、普通の主従ではあり得ない。
 最も、二人は人間同士ではないのだから、常識など、通用しない。
 ギシッギシッ・・・
 頑丈な筈のベッドが軋む。
 長身の執事は、幼い主を組み敷き、その身体を自由にしている。
 主の望みでもあり、執事である悪魔の望みでもあった。
 魂を食えねば、悪魔は飢える。
 飢えて、力を出せねば、復讐もままならない。
 その為の代替えとして、身体を求めた悪魔。
 それに同意した人間・・・
 只、それだけだった・・・
 いつしか、その目的は失われ、毎晩の様に、身体を重ねる様になった二人・・・
 相性が良すぎたのだ。
 つと、正面から抱き合った形で、セバスチャンの指が、シエルの背中の焼印に触れた。
 (忌々しい焼印ですね・・・)
 セバスチャンは無言で焼印をなぞる。
 ビクッとシエルは背を反らせた。
 「やっ・・・それ・・・セバス・・・」
 繋がったまま、火照ってる身体は、そんなさり気無い愛撫でも、限界を越えてしまう。
 ビクッビクッ・・・
 シエルは、白濁を互いの身体に放ってしまっていた。
 「フフ・・・悦かったのですか?」
 セバスチャンは嬉しそうに、シエルの白濁を指に絡め、口に運ぶ。
 赤い舌で、ねっとりと舐め取る姿の妖艶さに、ドキドキするシエル。
 「つっ・・・そんなモノ舐めるな・・・」
 「どうしてです?こんなに甘くて、美味しいのに・・・」
 悪魔の中には、淫魔と言われる人と繋がって、精気を奪い、人を殺す種類もいた。

 セバスチャンは、最高位に属する悪魔なので、そんな必要はないと言うのに、シエルと身体を重ねる事を望んだ。
 セバスチャンと出会う運命の日までに、シエルは人間に凌辱され、散々、穢されていた。
 契約の時、シエルの手を掴み、シエルの黒ミサまでの過去の全てを知ったのに、モノ好きな悪魔は、主を自分好みの嗜好に、主の身体を作り替えていった。
 抱かれたいと常に、セバスチャンを望むのではなく、拒絶しながらも、悪魔と肌を重ねる背徳感に苛まされながらも、快楽に溺れてしまう様に・・・
 『悪趣味』
 いつもシエルに指摘されていた歪んだ嗜好・・・
 「もうお前は・・・本当に犬だな・・・」
 「せめて、猫でお願いします。私は犬は好きではありません」
 そんな他愛無い平和な日々・・・

 過去を思い出し、微笑むシエル。
 「シエルどうなされたのです?貴方が微笑むなど、お珍しい・・・」
 セバスチャンは、過去の過ぎ去った日の様に、シエルをベッドに沈め、組み敷いている。
 只違うのは、もうシエルは、人ではないと言う事だけ・・・
 「いや・・・僕は変わっても、お前との関係は変わらなかったなと思って・・・まぁ、只、悪魔に変えられただけで、僕自身が変った訳ではないがな・・・」
 「フフ・・・貴方は元々、悪魔的な御心の持ち主でしたから・・・もっと早くに気付くべきでしたけど・・・」
 「僕に囚われる前か?それとも、溺れる前か?」
 シエルはクスクスと笑う。
 「両方ですよ・・・最も貴方もでしょう?」
 「そうだな・・・僕達は両方、愚かで、間抜けだったからな・・・」
 ゲームの天才、裏社会の王、女王の番犬・・・色々な肩書を持つシエルでも、自分の運命は予測出来なかった。
 『悪魔になる』とは・・・
 永遠に契約は続く・・・
 二人は孤独を失った代わりに、全てを失い、お互いに縛られ、溺れていく。
 闇に堕ちて・・・
              FIN
          H24.4.8 P10:20
              あとがき
 久しぶりの短編です(*^_^*)
 あんまりHなしで、とても珍しいです(>_<)
 シリアスっぽいストーリーで・・・
 最近、セバシエが定着してますが、シエセバも久しぶりに書きたい(>_<)
 二周年企画のタナカVSセバスチャンもそろそろ書きたいです(>_<)
 最近、デジカメで色々画像撮る事おぼえたので、そちらからも色々挑戦したいです。