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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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ストライキNO.14
しつこい悪魔の愛撫は何時までも続けられた。
 「ああ・・・んっ、セバスチャ・・・もう、止め・・・」シエルは快楽に四肢を震わせていた。
 胸の突起を擦られたり、舌で愛撫されて、もう、シエルの思考回路はショート寸前だった。
 何度抱いても、穢れない・・・身体に染みついた悪魔の匂いでさえ、シエルの心までは支配する事はない。
 自分の首に抱きついて、喘ぎ続ける小さな子供は、どんなに喘いで自分を喜ばせても、一時の夢となる。
 シエルは朝になれば、身体の痛みはそのままに、凛とした態度を崩さなかったからだ。
 それが、悪魔のセバスチャンには気に入らない。
 否、ない筈の心を軋ませるのだ。
 どんなに手酷く抱いたとしても、シエルは主でい続ける。
 (何故、私に縋ってくれないのです、貴方をこれ程までに愛していると言うのに・・・)セバスチャンは切なそうな顔をシエルに晒してしまった。
 「馬鹿悪魔・・・そんな顔するな、僕まで辛くなるだろ、もういい加減認めろ、悪魔だって感情はあるんだろうが?僕がいなきゃ駄目なくせに。何年生きてたって、僕の本心までは、読めないんだろうが・・・認めてしまえ、大人の余裕ぶったって、僕に溺れてるんだろうが?もう、僕も自分の心を偽るのを止める。お前に笑われ様が、お前の望む魂で有り続けたくて黙っていた真実の心を晒そう。お前が好きだ・・・お前に溺れたくなくて、素知らぬ振りをしてきたが、もう限界だ。お前に嫌われて、このまま、魂を喰われても構わない。愛している。離れたくない、だから誓え、僕だけだと、僕の傍から二度と離れぬと・・・」シエルの心の叫び。

 「嗚呼・・・反則ですよ、坊ちゃん。そこまで言われて、私が喜ばぬとお思いですか?何度でも、申し上げてる筈ですが、貴方を愛していると・・・貴方は私を溺れさせるだけで、朝には平静を保ってらっしゃるから、悪魔だから、穢れた存在と蔑んでらっしゃるとばかり思っておりました。嬉しいですよ、坊ちゃん・・・」セバスチャンは、益々、切なそうな憂いのある顔をシエルに向ける。
 母性本能を擽る様な悪魔の微笑・・・これに落ちない人間はいないのだ。
 「もう、いい・・・、さっさとこい、焦らすな、もう入れろ。」シエルは素直になった。
 「嗚呼・・・だから貴方から離れられない・・・すみません坊ちゃん、貴方を試したくて、ストライキしようとしました。でも、貴方の方が一枚上手でしたね、焦らしてる訳ではありません。只、嫌われたくなくて・・・」セバスチャンはシエルをギュっと抱き締めた。
 「フフッ、お前のそんな顔見れただけで、満足だ。どうせ、お前は僕に捕まった下僕なんだから、精々僕を楽しませろ。ご褒美は目的を果たした後の、僕の魂なんだから、それまで、いつまで続くかわからん命のやり取りだ。僕を一人にするな。お前が力尽き死ぬ前に、僕の魂を喰らえ、せめてお前だけでも、生き残って欲しい。いつか、同化されたとしても、僕はお前の中で生き続ける。お前は一人じゃない。いつまでも、僕はお前の中にいるから。」シエルの究極の愛情表現だった。
 「イエス・マイロード」セバスチャンは一言、告げ、シエルの言葉に従った。
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