2ntブログ
rukifel
  • Author:rukifel
  • FC2ブログへようこそ!
  • RSS
九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
黒執事イラスト

黒執事のカラーイラスト色々


ミニ薔薇色々

ミニ薔薇の写真


リンク

このブログをリンクに追加する


フリーエリア

クレンジングマッサージクリーム


FC2カウンター


アクセスカウンター


楽天バナー

 色々、楽しみな商品


花と猫

DSC_0371
DSC_0371 posted by (C)rukifel


フリーエリア

コンタクト


アクセサリーと本人後ろ姿

趣味のビーズアクセサリーと本人後ろ姿


最新記事


カテゴリ


今日の天気は?


-天気予報コム- -FC2-


最新コメント


COOK PAD

ホットミックスでメイプルクッキー

Cpicon ホットケーキミックスでメイプルクッキー by HAKOにゃん


ご連絡はこちらから

ご意見、ご感想、問い合わせ等にご利用下さい。

名前:
メール:
件名:
本文:


QRコード

QR


月別アーカイブ


カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

04月 | 2024年05月 | 06月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



最新トラックバック


ブログ・ランキング

ランキングの紹介


プロフィール

rukifel

Author:rukifel
FC2ブログへようこそ!


スムージー

飲んでみたい♥


フリーエリア


QRコード

QR


楽天

楽天の紹介です。


RSSリンクの表示


検索フォーム


おすすめ

かわいい子犬の販売紹介


FC2チャット


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる


動画

FC2動画


『スーモ』オリジナルブログパーツ

不動産・住宅サイトSUUMO(スーモ)


絶望の果てにNO.7
セバスチャン以外に抱かれるのも、抱くのも嫌だった。
 エリザベスは、自分より一つ年上ではあるが、天真爛漫で、穢れきった自分には、勿体無い程、清らかな存在だったから。
 セバスチャンしか、いらない・・・それならば、シエルの進むべき道は、破滅しかないのだ。
 セバスチャンは、抱き締めるシエルが、疲れきって眠ってしまったのに気付いた。
 (良かった・・・やっとお休みになられたのですね・・・しかし、悪魔になられても、寝てしまわれるとは・・・やっぱりお子様ですね・・・)セバスチャンは、シエルに見せなくなった笑顔を向け、そっと唇にキスした。
 実は、シエルが悪魔になっても、寝てしまったら、そっと唇にキスしていたセバスチャンだったのだ。
 愛せなくなった訳ではない。
 愛しては、いけなくなっただけ・・・
 シエルから、離れがたいセバスチャンだったが、散々、シエルを抱きしめて自身は煽られてしまった。
 滾った自身を慰めねば、シエルを襲ってしまうかも知れない・・・
 「嗚呼・・・坊ちゃん、本当は貴方を抱いてしまいたい・・・でも、貴方をこれ以上、苦しめたくない・・・貴方に私の子を孕ませる訳には・・・」セバスチャンは呟きながら、静かに、部屋を後にした・・・
 不意に丸まって眠っていた筈のシエルが、起き出した。
 「馬鹿、それならば、何故、キスをする・・・」シエルは寝ていなかったのだ。
 「悪魔のカン」クロードが指摘したセバスチャンが、鈍っていると言われた能力。
 シエルが何か行動を起こす事に、気付いてはいたが、アロイスと決闘するのに気付くのが遅く、クロードにシエルの血の味を知られてしまった。
 結果的にクロードとハンナにシエルを奪われ、自分は近寄れなくなり、グレルに八つ当たりしたセバスチャンだった。
 もし、「悪魔のカン」が鈍っていなければ、シエルを奪われなかっただろうか?
 シエルは自分のモノだと、驕り昂る当時の自分が、シエルをシエルでない存在にしてしまったのだ。
 悔やんでも悔やみきれない・・・
 シエルは決意していた。
 セバスチャンが自分を求め、自分と共に生きる道を選んだら、止めていた決意。
 しかし、シエルは、セバスチャンが何も言わず、真実を告げる事なく、シエルに触れるのを拒んだ事に腹を立てたのだ。
 シエルには、セバスチャンの子を孕もうが構わなかったのだ。
 セバスチャンと生きられないのなら、死んだ方がマシ。
 只、セバスチャンに魂を喰われたら、消滅出来ると思っていたから、契約したのに・・・
 ルカは三年、ハンナの中で生き続けたのだ。
 どの道、シエルと言う存在は、消えないのだ・・・
 シエルは口にしてはいけない存在を呼び出す。「     」
 
関連記事
コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://culos.blog.2nt.com/tb.php/232-4fd52bda
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ぜつぼう 本谷有希子

演劇と小説を舞台に2000年代カルチャーを縦横無尽に疾走する若手女流作家の長編。強烈な登場人物が醸し出す、新感覚の文学!。鬼才・本...
[2010/10/27 02:04] 粋な提案