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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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絶望の果てにNO.8
その声に答え、ある人物がやってくる。
 「お前に頼みたい事がある・・・」シエルは、人間だった頃と変わらない口調で、話掛ける。
 とても、「頼み」と言う優しい言葉ではなかったが・・・
 その人物は黙って、シエルの話を聞いていた。

 その頃セバスチャンは、自室で遣る瀬無く、切ない気持ちに支配され、シエルと、ある人物のやり取りにまったく気付かない。
 否、気付けない程、悪魔としての感知能力が鈍っているのだ。
 三年、シエルの魂を楽しみにしていた為、誰の魂も喰っていない。
 潜入調査で抱いた女に己を埋め、精気を吸い取れば良かったのだが、只、指でイかせて、魔力で抱いた様に見せ掛けただけ・・・シエルに義理立てしたつもりはなかったが・・・
 シエル以外に反応しないのだから、どうしょうもない。
 「はぁ・・・私はどうすれば良かったのでしょうか?坊ちゃん・・・」セバスチャンは、八方塞で、どうしていいか、解らなくなっていた。
 悪魔の本能に従い、シエルを抱けばいいのか?
 しかし、シエルに拒絶されたら、辛い・・・
 ゜フフ・・・何て愚かな悪魔でしょうね、私は・・・クロードもハンナも遊んでないで、さっさと殺しておけば良かった・・・」そう、セバスチャンはレーバァテイン等、持ち出さなくとも、二人を殺せる高位の悪魔なのだ。
 シエルの命令を遵守していれば、今の状況には、ならなかったのだ。
 セバスチャンが自室で悩んでいる時、シエルはある人物と話を進め、相手がその頼みを実行するべく動き出す。
 「頼んだぞ、それしか、もう、僕の取るべき道はない・・・」シエルは俯き加減で、相手から目を逸らせた。
 「解りました、では、その様に・・・宜しいのですね、その結果どうなろうとも?」相手は再度、確認を取る。
 「くどい!僕がいいと言ってるんだ!」シエルは、先ほど、セバスチャンとのやり取りで泣いていたとは、思えない程、凛として言い放つ。
 「それでこそ、シエル・ファントムハイヴ。あの害獣、貴方が悪魔になったから、ああも、うろたえるとは愚かな事だ。貴方は人間だろうが、悪魔だろうが変わらない。魂を取り出すのが、不可能になっただけ・・・実に愉快だ。貴方の頼み、聞き届けましょう・・・しかし、すぐにとはいきませんよ、少しお待ち頂きますよ、構いませんか?」ある人物は、シエルに何度も確認を取る。
 「ああ、構わない。どうせ、僕の命は終わらなかったのだろう?セバスチャンに僕の魂を食べる事が、出来たのかどうか?どの道、僕はすぐ死ねないんだからな。望みが叶う日を楽しみにして待っている。」シエルは、ほうっと、ため息をついた。永遠の命など、終わらぬ生等、欲しくなかった。
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