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九条静音の黒執事妄想劇場
セバスチャンxシエルのBL中心の日記です。九条静音の黒執事個人誌の紹介もあります。その他ネタバレの配慮は致して居りませんので、ご注意18禁有り
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　携帯のブログで拍手たくさん頂きましてありがとうございます。
　コメント下さい。
　お名前ペンネームで構いませんので、お書き下さいませ。お礼の言葉を送らせて頂きたいので♥では、シエセバ小説続きいきます。個人誌三冊目は漫画で、4/12からページ数合わせになります。
　　　　　　　　　　　　　　　　「束縛の鎖」　　　　　　　　　　　　　　　　　NO.2
　「恥ずかしいだと?僕にそんな事、毎日したくせにお前は嫌がるのか!」シエルの怒りは頂点に達していた。
　「ですが、坊ちゃんに差し上げた魔力は殆ど、取り戻しました。そんな行動を取られ、病気にでもなられたら、後で厄介な事になるのは坊ちゃんですよ・・・」愛撫を中断したシエルにセバスチャンは冷静に見え、火に油を注ぐ行為だとセバスチャンは気付かない。
　「その為のお前だろうが、何の為の再契約だ?主人の身も守れんのか・・・」シエルは元の執事に程遠い今のセバスチャンが頭痛の種だった。
　今のセバスチャンは女体なのだから・・・
　セバスチャンの失った左手を取り戻す為、シエルから魔力を取り戻す為に身体を重ねた時は、確かに男性体だったのだ。シエルが一方的に攻めて、無事に左手は戻ったものの、悪魔の本性に近いセバスチャンの長い髪を鬱陶しく思ったシエルが言った言葉「いっその事女になれ!」それが引き金になった。　　　　　NO.3へ
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　 NO.3
　お互いの汗と精液でべとべとになったシエルはぐったりしたセバスチャンをそのままにして、一人でシャワーを浴びて戻ってきたら、今の状態のセバスチャンになっていたと言う訳だ。
　悪魔は男でも女でも、年齢さえ、自由自在だとセバスチャンに聞かされても、納得出来ない。
　「僕は命令した訳じゃないぞ・・・女のお前しか抱きたくないと言った訳でもないし・・・」シエルはセバスチャンを傷付けた事に今更ながら気付いたのだ。
　「今の私は仮死状態から復活した様なものです・・・自分で自分の身体を変化させた訳ではありません。責任取って下さいね、マイ・ロード♥」まさに悪魔の微笑のセバスチャンだった。
　何度も抱くうち、セバスチャンは理性を取り戻し始め、今に至るのだ。
　セバスチャンが女体である事を除けば、シエルの身体もセバスチャンの髪の長さも元通り・・・只、ミイラ取りがミイラになった状態のシエルが残された・・・
　シエルは女体のセバスチャンの虜になったのだ・・・
　人間の女の蜜は酸味を帯びているが、何故かセバスチャンの蜜は甘いのだ・・・
　元の自分達を取り戻すのに夢中の二人には、優雅に茶を飲む暇など存在しない・・・
　手頃なスイーツが目の前に用意されているのだ、食べない手はあるまい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　NO.4へ
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[2010/04/07 22:00] | 小説 | トラックバック(0) | コメント(0)
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